スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2022の投稿を表示しています

横浜駅ラーメンリポート2022秋

ハロウィンの朝、マリオで登校する中学生を見て心温まりました。いいね! さて。うどんより蕎麦、蕎麦よりラーメンということで、横浜駅周辺のラーメン屋さんについてまとめておきます。王様は家系ラーメン総本山の吉村家さん。コロナ最盛期でもノーディスタンス行列しててこの世にラーメンに勝るものはないのだと気付かされました。いつも並んでるので一度しか食べたことないです。見た感じ15〜16時がいちばん空いてますかね。 写真は9月に横浜駅の中にオープンした発酵ラーメンizuruさん。その名の通り発酵をテーマに無化調ラーメンを提供します。鶏ガラと魚介スープの太陽の鶏こうじ麺はダシが効いてて美味しかったです。発酵メニューの小鉢いろいろつきセットで1680円。安くないですが満足度高くたまに食べたくなりますね。手がけてるのはカフェカンパニー×園山真希絵さん。 いちばん好きなのは本丸亭さん。塩ラーメン好きなもので。鶏ガラと焼きアゴなど使った濃密だけどあっさりスープにちぢれ麺がたまりません。 その近く、ちょっと前に、はやし田さんの横浜店もオープン。こちらも美味しいですね。あと浜虎さんも鶏系人気店。しかしオーダー間違えられて少し嫌な思いして以来行ってない心の狭い僕です。 維新商店は濃いめの醤油系で、ときどき食べるんですが行くたびにちょっとしょっぱいなーと思ってしまう。なのにまたなぜか行く不思議。ちょうど一年前にオープンしたのは長岡食堂さん。生姜醤油ラーメンが名物。1日目醤油ラーメン、2日目塩ラーメンと連続で食べました美味しかったです。 鳳仙花さんは金目鯛ラーメン。さっぱりした透明感あるスープと細麺が好みです。白湯もあるけどそちらはちとくさみがあってやや苦手。ということを忘れてオーダーしちゃうこと2回ほど。 で、最近いちばん通ってるのが、鶏冠さん。こちらローストチキンが得意なお店が2年前くらいに出したうどん屋さんなのですが、うどん粉で作った中華そばの鶏白湯が絶品。特製は鶏ハムやチャーシューモリモリで満足度がうなぎのぼりです。鶏なのに。うどんそっちのけでこればかり食べてます。スープも完食。下の写真。 ということで、雑なレポートですが、鶏冠、本丸亭、鳳仙花が僕のハマラーベスト3ということになりました。どうでもいいですよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

日本シリーズ2022雑感

去年も言いましたが、野球のルールを説明するのがめちゃくちゃ難しいです。 さて。この土日は日本シリーズをテレビ観戦しまして、いい戦いでしたね。結果はオリックスの逆転勝ちということで見事でした。おめでとうございます。 2年連続の対戦カードということで、去年からのストーリーも相まって面白かったです。ヤクルトは奥川が不在、オリックスも山本が離脱という中で、それでも質を落とさなかったのは素晴らしいですし、やはり両監督の手腕も大きかったのでしょう。適材適所の戦術と、モチベーターとしての存在感が際立っていたように思います。村上封じ。 えてしてそういうものだと思うのですが、理性的なチーム同士の短期決戦て相手の長所の潰し合いになって、だいたい守りの接戦になっていくものだと思います。いつぞやの落合・中日vs西村・ロッテの時に強く思ったのですが、今回もそれに近い内容だった気が。その中で、オリックスのリリーフ陣がいい仕事をして、ヤクルトはマクガフが躓いた。時の運と言っていい微差だったように思います。 それにしても、高津監督には魅せられました。終戦後の涙、あそこまで悔しさをあらわした監督を僕は見たことがなくて、それだけ感情移入して戦っていたんだな、と。去年からその言葉力に度々フォーカスされていますが、今年の引退選手を送る言葉も見事でした(嶋選手への「底力」返しは泣いた)。選手時代は陽気なキャラクターのイメージでしたが、人の気持ちのわかるリーダーシップのある人なんでしょうね。本2冊出しているのか、読んでみようかな。 長男くんも横で見ながら一緒にオリックスを応援してくれました。いやほんとルールの説明が難しくて、ファールとか三振とか四球とか、いろいろ複雑すぎるぜ。でもだからこそ知性が問われるスポーツなんでしょうね。データも活用しやすくなる。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

僕も運動会に出たいんです。

4回目のワクチンいつ接種しようかな〜と思う今日この頃です。 さて。長男の運動会があったので見てきました。保護者の観覧は1人までかつ、前半は1、3、5年生、後半は2、4、6年生と学校を2つに分けての入れ替え制という体制でした。未だ元通りというわけにはいかないものですね。でもこれでもまあまあの混み具合だったので、フルでやるとギチギチだったろうなとは思いました。校庭の広さの問題もありますね。 各学年、ダンス一つと徒競走のみで、6年生だけはリレーをやったそうで、あっという間に終わっていきました。やっぱり物足りないけど仕方ないですね。息子くんは徒競走「練習だといつも3位だから1以か2位になりたい」と抱負を語ってましたが結果は4位。うん、でも頑張っていたと思うよ。普段その辺を走ってる時の方が速そうに見えるんだけど気のせいかな。 3年生、5年生の徒競走も拝見して、5年生にはまだ負けないなと確信。むしろみんな遅いな〜と思ったけど(コロナで体力低下してると聞くけど関係あるのかな)、あんなもんですかね。それ以上に気になったのは走り方で、まともに走れてる子は本当にちょっとしかいなかった気がします。基本的な走り方くらいは教えてあげたらいいのになと思いました。フォームなんて人それぞれでいいとは思うんですけど、いい体の使い方は教えるのは別の問題な気がします。 一方でダンスはみんな頑張っていました。自分が子供の頃は学校にダンスの文化はなかったと思いますが今は保育園も含めてスタンダードなんでしょうね。中学校では必修科目にもなっているようで、運動神経やリズム感を磨く以上に、仲間とのコミュニケーション能力を高めることが目的に掲げられているそう。あと自己表現力もなのかな。踊るの楽しいですよね。自分は全然ダメなので羨ましいです。長男くん出来栄えはともかくはつらつと踊ってたのは、体育会系習い事効果かなと思いました。 その他、中学年以上?からなる有志の応援団も、古典的な応援のみならずチアっぽいダンスもあって、これはこれで練習頑張ったな〜と思いました。 とにかく秋晴れの中、気持ち良く無事に実施できて何よりです。そして一番思うことは、オレも運動会してーなー!なんですよね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_僕は何度でも、きみに初めての恋をする。

ラグビー日本代表、今週末はNZ戦! 楽しみ。 さて。沖田円『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』読了。両親の不仲に悩む高校生のセイは、学校から遠く離れた公園で一人の青年ハナに出会う。不躾にカメラを向けてきたハナは、戸惑うセイをよそに無邪気に話しかけてくる。程なく距離を縮める二人だったが、ハナには1日しか記憶が持たないという秘密があった。 実はこれ2015年に文庫で発売したものが単行本化されたもの。実は実は、僕は2015年当時に読んで、これはあかんと思ったのでした。記憶が持たない設定の物語っていくつかあると思いますが、僕の中では『50回目のファーストキス』と『ガチボーイ』が神作品すぎて、それと比べたら余りにもゆるく幼く感じたのが理由でした。 が、今回もう一度読んでみたら、意外とイケたんですよね。単行本化にあたって加筆修正がなされたせいかもしれないし、僕がこう言うキャラクター文庫と呼ばれる類の物語に慣れたのかもしれないし、はたまた他にも理由があるかもしれません。 もしも、自分が、記憶が1日しか持たなくなったとしたら。それを思うと潰れそうなほどに苦しいです。自分はそれを受け入れられるのか。ハナのように振る舞うことができるのか。想像するだけでも呼吸が浅くなる心持ちになります。人のつながりをつくるものの大部分に、記憶というものは関係していて、それをなくしても誰かと繋がっていられるのか。誰とも繋がらずに生きていけるのか。そこにはハナにしかわからない葛藤と、世界があるんでしょう。僕たちはそれに触れることはできないから、でもそれが壊れてしまわないように、優しく手を差し伸べ、抱き止めるのかな。セイがそうしようと決めたように。 ただ、記憶を維持できないハナが、毎日初見であるセイに惹かれる理由は見当たらないかったかな。ノートに書くだけでどこまで信じ込めるものなのか。理由もなく惹かれるというのはあり得ることだけど、セイの客観評価が少なすぎるんだよね。友達の三浦さんをもう少し働かせても良かったかもしれない。まあ、そんなのは大人戯言で必要ないのかもしれないけれど。 タイトルは、ハナの言葉として読むのが普通でしょうが、むしろこれはセイの誓いであり宣言だったように、今は思えます。毎日初めましてをしよう。何度でも、何度でも。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

日本橋兜町よりお届けします

なかなかゆっくりお昼ご飯できない日が多い今日この頃です。 さて。とか言いながら今日はいろんな意味で奮発して、茅場町にできたKABUTO ONEという複合施設の中の「KABEAT」という飲食店でお昼ご飯してきたのですが、これがとっても絶品だったのでご紹介します。 KABEAT -日本生産者食堂- なんでも6人の著名シェフが監修に立っているということで、ジャンル様々にこだわりの食材と調理を尽くしがお料理が頂けちゃいます。僕がいただいたのは鶏の幽庵焼きで黄身酢をかけたもの。これがもうとんでもない美味しさだったわけです。お肉柔らか絶妙焼き加減に黄身酢さっぱりのごはんがススムくん。ミニサラダも美味しい。 なんというか、この少し前に高級焼肉店に行って美味しかったんですが、なんとなくピンと来なかったのですが、こちらのご飯は心底美味しいなって思いました。真に手の込んだ料理ってことなのかもしれません。わかりませんが。肩書きやコンセプトはさておき、まっとうな食材と真摯に向き合うとこうなるんだろうなって想像しました。 他にも、丸善ジュンク堂さんが手がける有料ブックラウンジがあったり、他にも飲食店があったり、公式サイトに何故かないけど、HOPPERSという押上のspice cafeの2号店があったり、気になるところです、KABUTO ONE。近くにはease(の新店もあるらしいじゃない!)とかもあるし、俄然スノッブなこの界隈。 KABUTO ONE[カブトワン]|日本橋兜町の新たなホール・会議室 やっぱり東京は何かとレベルが高いなぁとひとりごちたランチタイムでした(同僚と一緒だったけどね)。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

自転車は楽しく安全に。

長男の自転車を新調しました。初代が2年で小さくなるとはねー。 さて。今年は自転車事故が多いらしく、罰則強化に動いていくというニュースを見ました。自転車を愛する1人としてこれは由々しき事態だ。 原因としては、自転車ユーザーの増加と宅配サービスの増加のダブルパンチが大きいそうで、まあそうかもなという感じ。少し前から自転車は車道左側通行と改めて啓蒙されてますが、浸透させるにはかなり時間かかるでしょうね。 まず乗る人の意識を完全に変えないといけない。ちょっとくらいなら大丈夫だろう精神が、ほとんどの自転車ユーザーにあるのが実情だと思うので、逆走も歩道走行も禁止てのは学校で小さい頃から教えるべきだし教習所とかでも教えた方がいいと思う。もちろん手本となるべき大人もちゃんと厳守しないとね。なので罰則強化はやむなしかと。どこまで適用されるのかはともかく。 と同時に自動車ユーザーのマインドも大事かもしれません。もし、自転車はちょっと邪魔くさいなという気持ちがドライバーにあると、それもまたうまくいかない原因の一つになりそうなので、道路シェアの意識はかなり必要かと。併せて、自転車道路の整備もマストですよね。これは行政のお仕事。 ただなー、小学校低学年くらいの単独走行と、幼児連れの二〜三人乗りは、例外的に守ってあげないとかなり心配でもありますが、ただこれも例外なく左側通行は守れるようにしないとですよね。逆走はとにかく危険だぜ。 素晴らしく楽しくて便利な自転車の事故が減りますように僕も安全運転心がけたいと思います。まずは空気を入れるところから! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

魔女の宅急便は北欧からやってきた

なんと東京リベンジャーズ終わるのか。どんなオチが待っているのか楽しみです。 さて。雑誌のFUDGEが素敵な企画をやっておりました! 写真左が10日発売のFUDGEで創刊20周年、右は25日発売のmen's FUDGEで創刊15周年。Wの周年を記念して、『魔女の宅急便』&スウェーデン特集を、ご覧の2冊並べて1枚絵というユニークな表紙で表現していました〜! 1冊だけじゃ不完全なこの表紙、2週間の発売日タイムラグがありながら攻めましたね! 魔女の宅急便の街のモデルの一つがストックホルムと言われているそうで(全然知らなかった)、そこと引っ掛けての特集でした。序盤はストックホルムロケによるファッション特集、からのストックホルムのお店ガイド、センターで『魔女の宅急便』を振り返りつつ、そこに題材をとったキキとトンボのファッションコーデ特集。これを、レディースと、メンズそれぞれの視点でやっています。中身も含めて2冊で1冊ですね。共通するカットももちろんある。 いやー、なんか全編通してスウェーデン熱、北欧熱が高まりました。あのカラフルな町並みを思い浮かべると胸高鳴ります。洒落てるし都会だけど、程よく落ち着きもあって行きたいな〜! そして『魔女の宅急便』も観たくなりましたよ(僕はジブリで一番好き)。長男に「魔法使いの女の子が宅急便をする映画なんだよ」って教えたら「宅急便? なんか普通じゃない?」って言われて吹きました。魔女のウーバーイーツの方が良かったか?(違う) でもその後、誌面の場面写真を色々見せたら「面白そう!」って興味持ってくれたので近々鑑賞会を開こうと思います。 ということで、楽しい企画をありがとう。FUDGE&men's FUDGEさん周年おめでとうございます! ちなみにFUDGEの方は売り切れ店出始めていて軽く入手困難でしたよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

名古屋よりみち記。2022秋おまけ お土産

スラムダンクの映画より『リアル』16巻を求めてる僕です。映画に合わせて出ないかな。 さて。昨日ポストしましたON READINGさんで2冊購入したのでそのご紹介で、名古屋よりみち記を〆たいと思いマス。 1冊目が、NOBUE MIYAZAKIさんの『See You Tomorrow』。大人向けの絵本ですね。絵本の体裁ですが、漢字に読みがながないので、これは子供には向けられていないといっていいと思います。中身は、日がな一日何をしているかよくわからない過ごし方を断片的に、観念的に刻み、最後は「またあした。」で終わります。 果たしてこの内容に意味があるのか。意味なんて求めちゃいけないのか。そもそも意味があってもなくてもどっちでもいいのではないのか。そんなことを問いかけているような気がします。便利や効率や理由を求めがちな僕たちをちょっとたしなめるような、まあまあと肩に手をのせてくれるような、そんな味わい。 僕は最近よくこういうことを考えるので、そうなんだよな~と思いながら浸りました。生産性もなければ建設的でもなく、別に投げやりでもなく自堕落でもない、何の気なしの自由というか。なんとなく、そうしたいからしただけ。というテンション。誰に言い訳する必要もないし、自分を納得させることさえも要らないんじゃないかと思ったりします。理由なんて知らないというか、そうしたかった以上の理由なんて、本当はないんですよねー。知らんけど。「後付けはいらないよ」って感じですかね。 ちなみに作者は姉妹でSTOMACHACHE.として活動されていて、横浜で言うとハンマーヘッドの館内のペイントやサインを手掛けてますね。雑誌や広告などご活躍で、僕の好きなテイストということもあります。 2冊目は、イラストレーターの箕輪真紀子さんによるリトグラフとペインティングによる作品集。素朴なタッチで何気ない風景を描いているのですが、そのさりげなさがなんとも映画的で、タイトルはまさしく『Film』。記録、というニュアンスもあるのかな。コロナパンデミック中に制作されたそうなので。 これも、何でもないことの肯定であるような気がしました。特別じゃなくたって全然いいし、そこにたくさんの人の営みが刻まれてもいるわけだし。なんかそういう普通だって普通に大事なんだぜ、という気持ちです。 何を言っているのかよくわかりませんけれど、僕自身は「あ

名古屋よりみち記。2022秋その3 ON READING

  NBAが開幕しまして、推しのNOPは快勝しました。勝負のシーズン。 さて。名古屋に限らず、僕が日本で一番好きかもしれない本屋さんのON READINGさんに足を運んできました。小さなマンションの一室にあるセレクト書店+ギャラリーです。到着したのはすっかり夜。 bookshop and gallery ON READING ここに来たのは3回目?とかなんですが、やっぱり今回も素敵でした。並んでいるのはしっかりセレクトされた本で、HPによれば「感じる、考える人のための本屋です。世界をみる目の解像度を高めて、多様な価値観を教えてくれる本を、新刊・古本問わずセレクトしています」とのこと。「世界をみる目の解像度を高める」とは言い得て妙ですね。納得の本が並びます。 必然的に、個人発信のZINEなどの類もたくさんあって、マジョリティにはならないかもしれないけれど、確かにそれは世界のありようの一つとして、シッカリした熱と輝きを持って存在しているのです。そしてON READINGはその居場所としてあってくれる感じ。別にこれが正解!というような押し付けではなく、あくまでこんな視点もあるんですよ世界には面白いですよね、という感じがします。 また、ELVIS PRESSという自主レーベルも持たれていて、クリエイターさんの本などをたくさん出しておられるのもユニークで、こちらも気になるタイトルがいろいろです。僕は以前購入した 「世界をきちんとあじわうための本」 が大好きで、ある種のバイブルにもなっています。この本と出会ったのは別の書店というのも良かったなと思っています。 ということで、ちょっと郊外にあるのですが、名古屋に来たら足を運びたいお店。今日もいい出会いがありました。本好きさん、本屋さん好きさん、クリエイティブ好きさんには特にオススメです。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

名古屋よりみち記。2022秋その2 喫茶七番

クルマから見たマジックアワーめちゃくちゃ綺麗でしたよ。 さて。今日も名古屋からのお届けです。宿泊したのは ホテル・アンドルームス名古屋伏見 さん。前回名古屋来た時、栄で泊まったホテルの系列です。栄は繁華街で賑やかすぎたので、ひと駅名古屋駅に近づいたところにしました。栄より落ち着いていて、でも周りにはいろいろお店があって正解だったような気がします。もちろんお部屋は清潔&スマートで快適でした。 で、朝ごはんは名古屋モーニングだろうといろいろ物色。Googleマップで検索すれば近所の喫茶店が次々ヒットして、どこに行こうか迷っていたところ、目に付いた「七番」というロゴ。ピンときてこちらにお邪魔することにしました。通りから路地を入った不思議な中庭的場所にありました。 錦二丁目 喫茶七番|2022年6月11日(土)グランドオープン おお、今年の6月にオープンしたばかりでしたか。高層マンションの1Fに入っていてシンプルモダンな空間でした。で、トーストとウインナーとサラダとコーヒーのセットをオーダー。前払い会計して着席すると一番乗りでした。サクサク、もぐもぐ、ウマー。 こちらのお店は、錦エリアマネジメントさんが手がけているそうで、かつてこの辺りにあった「会所」(街区の中央にあって路地経由でアクセスする公共空間のようなもの)を再現しているのだそうで、レンタルスペースやキッチンスタジオも併設しているとか。なるほど街のハブであり賑わいになるようにってことですね。どうりでちょっと不思議な立地だったわけだ。 ということで、良い朝ごはんで気持ちのいい始まり。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

名古屋よりみち記。2022秋その1 Y.M.BREWING

  名古屋は11/1のジブリパーク開業の話題でもちきりでしたよ。そりゃそうだよね。 ということで、名古屋出張の合間のよりみち記録です。まずは名古屋駅から徒歩10分くらい?の「Y.MARKET BREWING」。クラフトビールのブルーパブです。HPを見たら「とりあえずとは言わせない」というなかなか素敵なコピーがあるじゃない! Y.MARKET BREWING - 名古屋で初めてのクラフトビール醸造所 外から見たところ1Fが醸造女で2Fがパブレストランの形式。中に入るといい感じの賑わいで、僕はカウンター席へ通される。同じように一人で訪れている人も3〜4人。10種ほどのリストから早速オーダーして、おつまみ盛り合わせ頼みました。ごくごく、もぐもぐ。うまー! 料理はロティサリーチキンやメキシカン系でビールとも相性良しです。 こちらのビール、缶でも発売していてそれは何回か飲んだことあったのですよね。2杯目を頼み、3杯目とシメにタコスを頼んで、満腹&ほろ酔いの大満足。これは名古屋に来るたびに足を運びたいレベルでした。缶ビールも売ってるので、飲み足りなければ買って帰れるしな。 さらに3Fには飲み放題付きバーベキューができる柳橋TERRACEなる別店舗も。他、西区には新工場とタップルームもあるんだってさ。 名古屋の夜風も気持ち良く。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

日本ワインはさらに前へ

仲本工事さんの事故、残念すぎるよ。。。 さて。メトロミニッツローカリズムが本日発行、特集は「日本ワインの現在地2022」。定期的に行われるワイン特集の最新版です。日本のワイナリーは年々増え続けて今や440軒にものぼるとか。しかもそのうち200軒以上は2014年以降にできたそう(2014年に何があった?)。増えている数は長野、北海道、山梨の順に多いそうで、ここはイメージ通りですかね。山梨もっと多いかと思ったけど。 誌面では最新のワイン(というと語弊がありますが)を求めて、函館でナチュラルなワインとチーズと料理を作り出しているコミュニティを訪ねたり、髭男爵のひぐち君(ワインエキスパーの資格をお持ちだそうで、余市町ワイン大使をお務め。ルネッサ〜ンス!古)が余市のワイナリーを巡ったり、ワイナリーとレストランをコンビで紹介したり、見目麗しいです。 地産地消とか、オーガニックとか、この10年くらいで随分浸透したよなと、ワインを通して実感しました。遠くの珍しいものを持ってくるのもいいけれど、こんな風に身近な美味しいを地に足つけて生み出していくのも尊いものだなと。「つながり」って簡単に言うと安っぽいですが、つまるところ信頼関係なんですよね。この人の作るぶどうとワインは美味しい。だからそれを安心して料理できるし、お客さんに提供できる。 身近な信頼は、濃くて安定するのだな。年に1度しか会えない友人より、毎日顔を合わせられる関係の方がやっぱりね。いい悪いではなくて。 今宵は美味しいワインで乾杯といきますか。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

檸檬の実とはかく素晴らしき。

ナイススティックって45周年だそうです。同い年か。どうりで好きなわけだ。 さて。千駄木のレジェンド「檸檬の実」さんを訪ねてきました。今回は、 檸檬の実のHPで連載していたちぎり似顔絵エッセイの「たべる人」 の展示を観に行くため。何を隠そう私もそこに 登場させていただいた ので。ちぎり絵を作られたのは 渡辺えみさん 。 展示はお店のお二階で行われていて、たくさんのお客さんが入れ替わり立ち替わりやってきていました。中には私のようにモデルになった人もいて、不思議な交流が生まれていたのでした。ちぎり似顔絵とご本人を見比べられた貴重な機会。こうしてみると改めてちぎり絵の楽しさ、独特の味わいが感じられていいですね。そして、よく似ていることがなんと言ってもすごいこと! 絵を描くよりはるかに難易度が高いと思うのですけれども。 そしてそして、前回も書きましたが、檸檬の実の磁力の凄さよ。改めて出演者の皆さんが寄せるお店へのコメントを見ていると、どれも愛情あふれていて、そして何よりも「美味しさと喜び」がだだ漏れでした。わかるな〜、とにかく美味しいんだよね、ひと口目から完璧に、そして最後のひと口までブレることなく。それは店主イダマイコさんのプロフェッショナルな技術はもちろん、それを貫徹させる意志というか、人柄のなせる技だと思います。お客さんを満足させたい精神。 それなのに! 私ったらやんごとなき理由で食事を済ませてお店に来てしまったのでした。大失態!!(どうしようもなかったの) 改めてちゃんとご飯食べに行くぞ!と誓ったのでした。「たべる人」は冊子にまとめていただいていたので、こちらはちゃんとお持ち帰り。 なお、私のにがおちぎり絵を長男に見せたら「超似てる」と絶賛でした。ちょうど図工の授業でちぎり絵を体験していたのもグッドでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ホカオネオネで走ってみたよ

2023NYCマラソン出走権を持っている僕です。下がれ燃油代!収まれ円安! さて。そんなこんなで今話題のHOKAのシューズを買いました。この数年周りでも履いている人が増えていて、スニーカー好きがその性能を絶賛し、そして 決定的だったのはレガーシーハーフで履いているランナーが激増していた から。ちょうど先代のランシューがダメになりかけていたのと、ビジネス(カジュアル)シーンででも履けそうなルックスのものを探していたので。 で、レガシーハーフ帰りにスポーツショップに行って、早速試着。おお、なかなかいいじゃないか。しかし店員さんが一言「横幅きつくないですか?」。あれ、そう? 言われてみると小指の付け根の骨が見た目にわかるくらい浮き出てるな。そんなにストレスはないから大丈夫な気もするけど、見た感じはなかなかにエグい。「やはりこれはちょっと…」という店員さんの二言目で、そうだよねと引き下がることに。どうやら同じサイズの幅広モデルの設定があるそうなのだけど、店頭在庫は切らしていた。 フィッティングはわかったので、じゃあネットで買うよねってのが現代っ子。はい、すぐに出てきましたよ「CLIFTON」のワイドね、と。であっという間に到着したので早速履いて出かける。しっかりしたホールド感、軽やかなボディ、そして弾むように足が前に出る(ような気がする)。なるほどねー、カーボンプレートこそ入っていないけどこれが厚底(なんだよね?)の威力か。 そして走ってみる。5kmだけだし、たまたまかもしれないけど、いつもより推進力を得たような気がしたよ。と同時に普段と違う筋肉に負荷がかかっているような気もしたよ。なかなかワクワクしますねこれは。ただ、この第一印象だと、この靴にしっかり合わせてトレーニングしないと、20km以上のランは今の僕には厳しいかもと思いました。 道具にはあんまりこだわりがなくて、道具で差が出るようなレベルじゃないと自分では思っているのですが、こうして違いを実感すると楽しくなりますね。次はもう少し長く走ってみるか。 ところで、HOKAのサイトを見ると、こんなブランドポリシーのようなものがありました。 なぜなら、走ることには、 単に体を動かす以上のものがあるからです。 それは、新しいあなたに出会うことであり、 同時に我を忘れること。 すべてのひとは、動くことで魔法にかかります。

感想_東京レガシーハーフマラソン

  一夜明けて筋肉痛少々の僕です。多分明日はもっと筋肉痛。 さて。そんなこんなで東京レガシーハーフマラソンを走り終えたわけですが、走りながらぼんやり考えていたことなどを備忘録的にまとめておきます。 ■国立競技場周辺は素晴らしい 国立競技場の外周がとっても気持ちいいということを実感しました。きっと普通の週末は普通に外苑ランナーさんがいるんだろうな。道路が広くてとても気持ちいいです。ベンチもあるし、聖火台とかもあるし、とても居心地いいと思いました。そのほか神宮球場があり、秩父宮ラグビー場がありするわけで、もっとスポーツの聖地として押し出してもいいのではないでしょうか。これら競技場のほかに、飲食店とかがいい感じに揃い人の流れを生み出せるとさらに魅力アップすると思いました。 ■しかし参加費が高い 仕方がないとは思います。国立競技場を2日間貸切って、道路規制して、たくさんのスタッフさんがいて、おみやげもあって。今はPCR検査も追加されたし。でも、2万円オーバーを出せる層と言うのはどうしても限られてしまう。もう少しハードルを下げて、より多くの人たちが気軽に参加できるといいのだけれど。そう考えると、ハーフマラソン以外のコンテンツもほしいし、それらをなるべくなら無料で提供してほしいとも思います。すべての市民に開かれていてほしい。それでこそ、レガシーは受け継がれていくのではないかなと。 ■チャリティーランナー 今回、チャリティーランナーとしてエントリーさせていただきまして、フィニッシュ後に専用ラウンジを利用させていただきました。広い更衣スペースがあり、軽食とドリンクをいただけました。スタート前にもあったら嬉しかったですが(トイレだけでも)、それは望みすぎか。 ■厚底大ブーム スタート前にトイレに並びながら行き交うランナーの足元を見ていたら、厚底、厚底、厚底だらけ! ここ数年話題を振りまいていましたが、市民ランナーにここまで浸透していたとは。メーカーで見ていくと、ナイキとアシックスが圧倒的な二強で、あとはニューバランス、アディダス、ランバードあたりがちらほら。onもそれなりに見かけたかな。そして躍進していたのはHOKA。けっこうな数の人が履いていました。アンダーアーマーはほとんど見なかったな(ウェアは見るのに)。 ■ゴールはまだ先だ ということで、僕は12月の湘南国際マラソンにエントリ

完走_東京レガシーハーフマラソン2022

PCR検査は無事に陰性でした僕です。結果通知はちょっと緊張するぜ。 さて。本日は東京レガシーハーフマラソン! スタートが8時05分と激早なことに今更驚きつつ、朝6時に自宅出発。横浜駅ですでに目的地が同じと思しき人がちらほらいるのは東京マラソンと同じですね。お天気は曇り。暑くなくてちょうどよさそう。 国立競技場に到着して着がえて荷物預けて、準備完了。トイレがかなり混んでいてどうかな~と思いましたが、並んだのは15分程度で、スタートに遅れることはなかったから必要十分だったのかな。自分はDブロックに整列完了。競技場の裏通路みたいなところで、これもまたテンションあがるな~。そしていざトラックに入ってスタートです。これが憧れの国立のフィールドだ!!! コースは、競技場を出て四谷三丁目をすぎて靖国通り(だっけ?)を右に曲がり、水道橋~神保町~神田~日本橋で折り返し的な感じの21km。半分くらい東京マラソンとかぶっていて、MGCでも使用したコース。ところどころ沿道にお客さんがいて(ランナーの身内と思われます)、ほんと東京マラソン気分。東京マラソン走るのはいろいろハードル高いから、まずこっちに出るというのはいいかもしれません。 本日の目標は2時間切りたいけれど、あんまり練習できてないから難しいだろうな~というところで、2時間5分くらいで走れたら御の字。すなわち1kmほぼ6分ペース。序盤は6分切るくらいで入り、7kmくらいから折り返してきたエリートランナーを見ていると、ぐんぐんテンションが上がってきました。先頭のケニア集団がきて、日本人選手がきて、川内優輝さんに、俺たちの(?)猫ひろしさんも! みんな素晴らしい肉体で快走していて、見惚れました。アスリートって素晴らしい! オレもあんな風に走りたい…とか妄想していたら、ペースあがってました。暴走ともいう。 12kmくらいまでその調子でいって貯金ができたんですが、後半はじわじわ上りとなり、このあたりで足がなくなりペースダウン。まあ想定の範囲内ですね。バランスだけは崩さないようにマイペースで走って、残り3km、2km、最後の1kmはくだりでありがたい! わーい国立が見えてきたぞ~。カーブを曲がってスタジアムに入る瞬間は、テレビで見るマラソンレースさながらでこれまた最高! 最後のトラック3/4周はほんとご褒美ですね。満員の観客はいないけど、金

東京レガシーハーフマラソン前夜

市民マラソンが定員割れ起こし始めているそうで。大阪、京都、那覇…。 さて。いよいよ明日は第1回東京レガシーハーフマラソン出場です。ということで、ランナー受付に行ってきましたよ@国立競技場。もう"新"国立競技場とは呼ばない。 あらためて説明しておくとこの大会は、東京オリンピックのレガシーを受け継ぐために創設されたもの。東京都と陸連が主催なのかな。なので、ミニ東京マラソンと考えて差し支えないと思います。全体の流れはもろもろ東京マラソンとほぼ同じでした。エントリー15000人に対して倍率がどのくらいだったかは知らない。抽選にはなった模様? コロナ対策で、ランナー受付も事前予約が必要なのですが(東京マラソンと同じ)、時間に行ったら大行列でギョッとしましたが、10分足らずで入場出来てひと安心。QRで予約チケットを出し、検温+写真照合が同時に行われ、ゼッケン並びに参加賞のTシャツ受け取りや、PCR検査などは、一応スムーズだったかな。スマホ必須かつ、事前準備をちゃんとしておくことが前提で設計されてるので、なんにもしないでいくとえらく時間がかかると思われます。 無事に受付を済ませたら、プチEXPOが待っていました。アシックスや大塚製薬など主要スポンサーが小さめのブースを出していました。フォトスポットがあったり、グッズ販売があったり、このあたりも東京マラソンと同じ。アシックスと、公式グッズのブースはたいそうにぎわっていましたね。なんとレガシーハーフマラソン仕様のビールが売っていた(by石川酒造さん、梅酒もあった)のでお買い上げ。明日の完走後のお楽しみ。 さて、ハーフマラソンで前日受付は負担が重いな~というのが正直な感想ではありますが、国立競技場の中に入ることができたのはとっても嬉しい体験でした。やっぱりきれいだし、気持ちよかった。個人的には、ザハ・ハディドのプランも見てみたかったとも思いますが(予算度外視したたらればです)、隈さんの設計はとても日本に合っていると実感しました。時間を経て、あの木材がどんなふうに変化していくのも楽しみだな~。 ということで、明日がんばってきます。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

「誤り」のその先に価値がある

本屋さんをぐるぐる回るのは楽しいです。次々と新しい本が出ているから新しもの好きには最高。 さて。そんな前フリでご紹介したいのがこちらのXD MAGAZINE(クロスディーマガジン)。初めて見ましたが「日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン」だそうで、季刊。で、このvol.5の特集は「誤る」。人間は間違えるものだけど、間違えた後どうしますか?って話と、そもそも間違えるって何だっけ?って話がまとまっていました。 結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。なんせ誌面のトップバッターは加護亜依さんインタビュー。喫煙騒動に始まるあれこれを経た現在地と当時の心境を聞いていて、それはとても清々しかったです。なにしろ僕は加護ちゃん好き、てのは置いといて、とてもいい言葉がありましたので引用させていただきます。 「偽ることでしか加護亜依でいられないと思っていたから。だけど、今は自分にウソをつくことこそ『誤り』だと思うから、逆に自分に正直でいる以上は『誤ること』なんてないんです。」 本質はここにあるなって思いました。失敗や間違いがいけないのではなくて、「ウソをつくこと、偽ること」こそが良くないことの根源なような気がします。つい本心にないことを言ってしまったり、周りに合わせたりというのは避けて通れないけど、やりすぎないようにってことですかね。 次に登場した言語学者の金田一秀穂さんも、正しい言葉や日本語の誤りというテーマからこう言っています。 「正しい・正しくない、乱れている・乱れていない、じゃなくてね。正直な言葉なら『りょ』だって、『ぴえん』だっていいよね。ことばって誰かのものじゃなくて、誰でもない全員のもの。一人ひとりのものなんだからさ。それが健全ですよ」 失敗を恐れ、不正は隠蔽され、とにかく間違えないことが重視されがちな空気の世の中ですが、多分誤ることなく生きるのは不可能なわけで(不可能ですよね?)、正論すぎますけど、間違えた後どうするかが大事ってことを、あらゆる角度で教えてくれる特集でした。 思想家の東浩紀さんの言葉も引用させていただきます。 「なにかが成功した、間違ってなかったといえるときは、たまたま自分の思った通りになった結果から逆算してそう感じられているだけです。大体のことはうまくいかない。生きることは誤ること。その副産物から次のステージに進めていくもの。正しく予想通

瀬戸芸に行けなかったよ2022

来週出張のしわ寄せで小忙しくしております。 さて。現在瀬戸内国際芸術祭2022の秋会期が開催中です。11/6までなのであと少し。僕は行けそうになくとても残念2022。ご存知の方も多いと思いますが、瀬戸内海の12の島を中心に行われる芸術祭で国内外の様々なアーティストの作品を楽しめます。写真の草間さんの南瓜のように、最大の特徴はロケーションを生かしたサイトスペシフィックであること。とにかく素晴らしいとしか言いようのない体験が、ここにはあります。 瀬戸内国際芸術祭 行きたいなぁと思っていたところに、ベネッセアートサイト直島の広報誌が届きました。季刊ペースで発行されているもので、ここに芸術祭の総合プロデューサーである福武さん(ベネッセ代表)のコメントが載っているのですが、とても良かったです。ウェブでも読めるのでよろしければ。 Benesse Art Site Naoshima PERIODICAL MAGAZINE 曰く、「経済は文化のしもべ」であると。つまりは文化的な豊かさなくして、繁栄はないと言い切っています。日本は経済成長を優先してきたけど文化的成長に乏しかった。その反動が今きていると。だから、この芸術祭はその流れに対抗するためにも必要だったと(かなり意訳)。 少なくとも、この芸術祭の島々には唯一無二の体験が待っていることは確かで、アートをきっかけにして人々が集い、過疎化した島に明かりが灯り始め、経済的にも発展を見せていることを考えると、福武さんの言葉にも説得力があります。今僕たちが求めているのは、あるいは人類に求められているのは、文化的交流なのかもしれません。 と、小難しいことを言いましたが、とにかく瀬戸内海の静かな海、おおらかな島の人々、のどかな集落の風景、それら全てが最高なんですよね。 芸術祭は間も無く幕を閉じますが、それ以外の時期もまた落ち着いていていいんですよね。来年の夏休みあたり、子供たち連れて遊びに行こうかな。直島で海水浴すると、冒頭の南瓜を海から眺めることができるんですよね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年11月号「新宿・中央線さんぽ」

中央線よりも総武線になじみのある千葉出身の僕です。 さて。オズマガジンの最新号「新宿・中央線さんぽ」特集が発売になりました。いつだって人気の中央線沿線の街を紹介しつつ、後半は新宿界隈をガイドするハンドブックに。沿線ユーザーはもちろん、お出かけに行くにも楽しい内容がいろいろ。トップバッターの吉祥寺には気になるお菓子屋さんや雑貨屋さんが続々! 二番手の西荻は、文筆家・甲斐みのりさんと写真家・衛藤キヨコさんがコラボレート。ページ数は少ないけれど、西荻散歩に想いが募る内容で美味です。そして高円寺、東中野、中野のクリーンナップ(?)に続いていく! 本当、東京はなんて気になるお店ばかりなんだ(横浜にはこんなにないと思うぞ)。 クローザーは新宿ハンドブック。中央公園と、新宿御苑という二大憩いの場周辺を手始めに、オススメのカフェとグルメを網羅して、新宿のイメージを一新するような内容でした。公園散歩したいね。個人的にはSOMPO美術館や東京オペラシティアートギャラリーと合わせたアート散歩もオススメです。 最後にもう一つニュースを。リニューアルしたばかりの新宿紀伊国屋さんでオズマガジンを買うと粗品がもらえるそうです! そして中野のブックファーストさん2Fのカフェではオズマガジンのミニ写真展を開催中。どちらも11/10までなのでお楽しみに。 来月は「銀座・丸ノ内特集」! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

お父さんのキャリアデザイン

マッチング拠出がよく理解できていない僕です。ちゃんと考えねば…。 さて。去年の9月に部署異動してはや1年ちょっとが立ちました。なんとなく一人前ぽくなれたのかどうか微妙なところではありますが、とりあえず一通りの仕事は覚えたけど、まだまだ、初めてのこともできていないことも多いという現在地。引き続きがんばります。 あらためて、どんな仕事であれまずは目の前で求められていることに全力でアジャストしていくタイプだったんだな自分はと振り返っております(普通だな)。 小学生もキャリアデザインを考える時代 ですが、恥ずかしながら約45年の人生で一度も将来のプランを考えたこがもなく、でもこのタイミングでこの先何をどうしていくのか考えると、なかなか途方に暮れてしまうような焦りもあったり。自分は何がしたいんだっけ? 何になりたいんだっけ?? 正体は、「このままで大丈夫なのか?」という漠然とした不安ですね。 ただただ今がよければそれでいい、が基本方針だったと思います。方針と言っても意識的に考えたことはなく、ただ成り行き任せ、流れるままにのほほんと来ただけ。それでやってこれたのはラッキーだったと思いますし、でもそれで最後までやってけいるのかはちょっと怪しいよな、と思う今です。リスキリングの時代。 でも、一つ言えることがあるとすれば、偶然の産物でしかないとしても、仕事として本に関われていることの喜びは感じています。なんとなーく出版業界に入れてもらい、雑誌編集を長く続け、今は営業というまた違った角度から本の流通に携わっている。自分の代わりはいくらでもいるとしても、これが自分のやりたいことなのかどうか確信を持っては言えないけれど。少なくとも、やりたくない仕事なんかではない。でも、この先20年、30年、これで食べていけるのか(いけるのか)はわからないから悩ましい。 他の人がどのくらいキャリアのことを考えて、将来の見通しをどこまで持っているのかわかりませんけれど、時にはちゃんと振り返っていきたいと思います。全然違うけど、スポーツにも興味があるし、地域やまちづくりにも興味はあります。なんとなく。 日々しっかり向き合っていかないとな。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

6歳から始まるキャリアデザイン ~長男6歳10ヶ月、次男2歳3ヶ月~

知らない間に位置情報アプリのzenly、サービス終了していました。。 さて。長男君の小学校は二期制のため(夏休みまで知らなかった)9月で前期修了とのことで、通知表的なものをもらってきました。国語や算数など各教科ごとに「オッケー」と「もうちょい」の2段階評価(注:かなり噛み砕いています)。予想以上にざっくりでした。あとは学校生活全般に関しての先生の所見が文章で記されてました。これを見る限りはおおむね問題なく1年生ライフを送れているようでひと安心。 さてさて、本題はここからです。2020年度からキャリア教育がスタートしたそうです。国を挙げた教育施策で、小学校からキャリア教育を実践していくとのことで、「キャリアパスポート」なるものが作られ始めました。僕は全く知らなくて、最近の学校はいろいろやるんだな〜くらいに受け止めていましたが、もっと大きなプロジェクトだった。旗振りは文科省。 小学生にキャリアデザイン??て感じですが、もちろん段階を踏んでいるので、まずは「自分が前期に好きなことや頑張ったこと」を振り返り、来期の目標や、大きくなったらなりたいものなどを記録し、これを継続的にまとめていくのだそう。半期単位でこれを実施して、なんと小学校で終わらず卒業後は中学校、さらには高校にまで引き継がれていくのだとか。思った以上にスケールが大きかった。 キャリアデザインという言葉はちょっと大人びているし、小難しくも考えてしまいますが、もちろん年次と発達段階に合わせて調整していくと思うので、良いことではないかと思います。とりあえず長男の目標は「漢字を頑張る」でしたし。少なくとも自分には全くなかった発想と体験であり、これからの時代を生きていくには必要なことなのかも。と、とりあえずは好意的に受け止めてみる。始まったばかりですし、修正しながらよりよくしていくしかない。 つまるところは「キッザニア(行ったことないけど)」であり「13歳のハローワーク(読んだことないけど)」でありを体系的にやりましょうってことですかね。知ることは大事だし、選択肢があることも大事。昔のようにある程度のレールに乗っておけばそれなりのところに連れてってもらえるという時代ではないだけに。常々、子供たちにはなるべく広い世界を見せてあげたいというのが、我が家のざっくりした教育方針、てほどのものじゃないですが、心がけです。 そんなわ

目を凝らせば見えるもの

電気の点検で1日停電でした。冷蔵庫カラにするの大変。 さて。資生堂ギャラリーで行われている「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 2nd season」を観てきました。こちら昨年に続く2回目で、気鋭のアーティストたちによるグループ展。メンバーは固定で来年まで全3回行われるのが特徴です。 去年も良かったですが、今年も良かったな〜! 地下への階段を降りるとき、謎のロープ綱があることに気づきつつ、薄暗い展示室へ。暗いのでよく見えないため、必然的に目を凝らすことになります。ああ、これも現代社会へのメッセージなのかもしれません。キミハセカイヲヨクミテイルカ? 展示室内も引き続きロープが存在し、安直かもしれませんがこれが分断の象徴のようであり、見えない国境線を可視化しているようにも感じました。簡単に変更されてしまうし飛び越えられてしまうロープの心もとなさ。失ったら取り戻せない一線。 大きなディスプレーにはほぼ真っ暗な画面の中を小さな光が移動しています。最初はデジタルの信号かなと思いましたが、途中で車のヘッドライトだと気付きます。これも目を凝らす行為だ。動いていく光と留まり続ける光。その僅かな明滅とほんの少しの言葉から目が離せなくなる。 前回よりも作品同士のクロスオーバー感があって、また作品未満とされる私物も展示されていていろんな境界が曖昧でした。それは大きな変化のただ中にある今っぽいとも思うのでした。目を凝らすこと、思考を巡らせることで感じられることがある。12/18までの開催。 これは今から来年が楽しみです。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

スマホの画面は小さいな。

半袖半ズボンの季節が終わりつつあって寂しい今日この頃です。 さて。京橋駅~東京駅周辺で、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が開催されています。僕は去年に続いての鑑賞ですが、今年もとても良かったです。お近くの方はもちろん、わざわざ足を運ぶ価値もあると思う。 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 東京スクエアガーデンや、東京駅のグランルーフ、大丸東京に東京ミッドタウン八重洲と、このエリアの商業施設などに大きくプリントされた写真が掲出されているのですが、単純に迫力があっていいです。それから戸田建設の工事囲いにもプリントがあって、工事現場とのコントラストが美しい。ただただ素直に大きい写真っていいな~って思えます。スマホの画面は、やっぱり小さいですね。 街は生き物で、通行人もいれば、朝と昼と夕方と夜では光の当たり方も影の伸び方も違うので、写真の雰囲気もそれぞれずいぶん違っていて面白い。ついついその様子の写真を撮りたくなってしまって、パシャリ、カシャリ。町からすれば異物なんだけど、でも溶け込んでいるのは写真家のチカラでしょうか。町の懐の深さなのでしょうか。 もちろん、写真そのものにも注目したいところで、それぞれのフォトグラファーのテーマや世界観をじっくり足を止めて深堀します。僕が好きだったのは京橋通郵便局で展示されていた臼井達也さんの作品。不思議なスタジオをガラクタのようなもので表現していて、なんと写真の裏にはセットに使われていた小道具のインスタレーションも。その遊び心にワオです。 やっぱりこういう誰かの視点を映し出した作品というのはいいものですね。これからもどんどん大きく育っていってほしいイベントです。また来年会いましょうね。会期は10/30まで。急げ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

「木曜日は本曜日」始まる。

プレミアムフライデーさん、お元気でしょうか。あなたのことが大好きです。 さて。「木曜日は本曜日」なるプロジェクトが昨日の木曜日から始動したそうです。これは東京都書店組合によるもので(なので東京のお店だけ)、毎週木曜日に著名人が「人生を変えた10冊」を挙げ、書店ではその書籍の棚を作り展開するもの。 週替わりなので、週に1度、書店に来て欲しいという願いが込められています。10/6にスタートした第一弾は、上白石萌音さんのセレクト。購入者には限定しおりもあるようです。選んだ10冊は、サイトでも見られますよ〜。プロジェクト名、ウィットがあって好きです。 #木曜日は本曜日 週に1度はちょっと忙しないなと思ってしまった部分はあるものの(作る方も大変だろうし)、楽しい試みなので、陰ながら応援させて頂きたいなーと思っています。本を買わないまでも、書店をぶらぶら眺めるのはなかなか発見があるものです。書店の店頭は世相を反映しているから、今世の中で起きていること、流れがきているものがわかります。メタバース本が出まくっているなとか。 また、それとは別に自分のアンテナに響くものが何なのか、という自分の中の「今」を知ることもできるはず。軽い読み物を読みたいと思うのか、自己啓発本が気になるのか、ふと目に入った雑誌の特集に食指が動くのかとかとか。 いうまでもなく書店は減り続けていて、町の小さな書店はどんどん淘汰されています。それでも、CDショップを目にすることはほとんどなくなりましたが、本屋さんはまだまだあるとも言えます。もしかしたら今までが多すぎたのかもしれません。 この1年、たくさんの書店さんを訪れましたが、いい本屋さんだなと思うお店は、棚に血が通っているのがわかります。書店員さんの情熱とか、丁寧さとか、そういう姿勢が、やっぱり伝わってくるんです。心地いい飲食店はトイレが清潔とか、そういう次元の話ですが、要するに手をかけられているものは、伝わるんですよね。 木曜日は本曜日が、どんな風につながっていくのか。それは、このプロジェクトを推進する人たちの熱量次第なのかもしれません。少なくとも選者の知名度とか、そういうことではないような気がします。読んで欲しい本があるとか、このお店でお客さんを楽しませたいとか、そういうことなんだろうなと、個人的には思うのでした。 部外者が偉そうにすみません。よりみちしなが

ドーナツの森に迷い込む

7月に捕獲したカブトムシのメスがなくなり、後を追うようにオスも旅立ちました。2ヶ月ちょっとの間、ありがとう。クワガタ君はまだ元気そう。 さて。ずいぶん前から行きたいと思っていた、神楽坂のドーナツショップ「ドーナツもり」さんにお邪魔してきました。赤城神社の横を入っていった路地にひっそりと佇む小さな小さな古民家。 先日のブルータスのドーナツ特集 にも大々的に載ってたよ。 とっても小さいので入店は1組ずつかつ、記事によるとやはり並ぶっぽかったのですが、この日はすんなり入れてラッキー(だったのか、最近は特に並ばないのかは知らない)。ショーケースの中に見目麗しいドーナツたちが並んでいます。 こちらのお店は、フランス菓子の製法で作られたスイーツ色の強いドーナツたち。とりあえずオールドファッションのオリジナルグレーズと、季節限定のモンブランのベニエ(写真2枚目)と、フランボワーズのを買いました。もっと買いたかったけれど。 いやもう、それはそれは美味しかったです。オールドファッションはしっかりした生地だけど重さはなくて、グレーズも甘いけどしつこくなくて、これはかなりの絶品。ベニエはもはやケーキですな。お髭がクリームだらけになりました。もちろんフランボワーズも最高さ。とにかく素材にも製法にもこだわってらっしゃることは記事を読んで存じてましたが、生地からももちろん伝わりましたとも!(ドーナツを穢すひどいダジャレ) ところで、このお店の場所は以前スイーツのデセールのお店だったのですが、店主の森さんはそのお店のパティシエのお弟子さんだそうです。で、その師匠の師匠はオーボンヴュータンの河田さんということなので、河田さんの孫弟子ということになりますね。美味しさのDNA遺伝しまくり。 とても期待していったお店でしたが、期待以上のカウンターを浴びて、とっても幸せでした。ぜひお近くにお越しの際は、いや、無理やりお近くにお越しの上、訪ねてみてください。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

BeRealというアプリが注目らしい

「zenly」というアプリを使ってみようとしたけど放置しています。 さて。「BeReal」ってアプリご存知でしょうか(ビリールと読むそうですが、みんななんて読んでいるんだろう)。近頃注目度急上昇中のSNSだそうで、僕は新聞だったかのメディアで目にしました。 特徴は、通知が来たら2分以内に写真を撮影して投稿するというルールで、この制約によって「映え」や「盛る」ことが事実上不可能で、リアルな日常が共有されるのだそう。さらに前面と背面の両方のカメラが起動するらしいので、寝癖の自分&散らかったままの部屋、みたいなことにもなりかねないのだとか。もちろん投稿したくなければスルーするだけ(スルーすると友達の投稿が見られないそう)。そして投稿は1日だかで消えるんだって。 あくまで親しい間柄で使われているそうですが、これがZ世代にウケているとかなんとか(本当にウケているのかは知りません。今度会社のZ世代に聞いてみよう。誰だっけ、Z世代? 記号的に使ってるわりに、実像と結びつかないあるある)。でもこの、SNS疲れを逆手に取る発想は、割と共感できます。 気づけば僕はSNSをあまり触らなくなっていて、FBを時々覗いてたま〜に投稿して、インスタはもっとたま〜に投稿するけど誰のこともフォローしてないのでタイムラインは全然見ていません。クラブハウスは……あんなに招待してくれ〜!ってわめいたのに一度も使いませんでしたごめんなさい。 投稿するときはやっぱりそれなりに見栄えのするものを選んでしまっている自分なので、いやらしいな〜と自分でも思うのですが、地味な投稿は案の定いいねがつかないので、それはそれでちぇって気持ちにもなるし、「地味な投稿をあえてスカしておりまぜているオレってやっぱ意識高いじゃん」てことを見透かされていたのかもしれません。いや、ただセンスがないだけか。 そういう無駄な自意識を削ぎ落としてくれるこのアプリのあり方ってのは確かにいいですね。つながるという目的に関してはとても自然に果たしてくれそうな気がします。どこまで日常を晒すのかってのはありますが、普通の毎日を普通に共有できる関係ってとても健全。学生時代の、約束しなくても毎日学校で会えるあの感じなのかな〜。 自分がこのアプリを入れる予定は今の所ないですが、とても興味深いと思うのでした。欲しいのはつながりというより、信頼関係なのかもしれま

感想_SPY×FAMILY(1~3巻)

チェーンソーマン、アニメ化ってすごいな。どんな感じになるんだろ。 さて。こちらもアニメ化で大ヒット中の『SPY×FAMILY』を3巻まで読了。凄腕のスパイ「黄昏」は戦争を未然に防ぐため、敵国の首脳に近づくミッションをアサインされる。そのため、疑似家族を作り、とある学園に侵入しようとするのだが、娘はエスパー、妻はアサシンだった。。秘密だらけのこの家族は、世界の平和を守れるのか!? タイトルがすべてで、スパイと家族というまったく違うテーマを掛け合わせてしまった設定が素晴らしいですね! そしてそこに学園ものと言う要素までぶちこまれて、スパイもエスパーもアサシンも学園も家族も、単独でも成り立つテーマを全部ミックスして、極上エンタメに。上手いな~! まだまだ物語は序盤なので、この先どうなるのか。次の話で登場するイヌの役割もめちゃくちゃ気になります。 余談ですが、「エレガンスが伝統を作る」ってセリフありましたが、これ絶対キングスマンの「manners makerh man」へのオマージュですよね。ある意味のスパイファミリー。 ところで、こちらはジャンププラス発かと思いますが、とっても少年マンガっぽいな~とは思いました。怪獣8号とか、鬼滅には、感じなかったんですけど、なんでしょうね。作品のテイストがライトだから? コメディ感が強いからかな。鬼滅のギャグには大人の妙味を感じたよ。 何はともあれ、マンガってほんとすごいカルチャーだ。どれもこれも面白くて沼というか広大すぎる海、いや、宇宙か。僕が読んだ数なんてほんの一握りだからな。次は『葬送のフリーレン』を読んでみようかなと思います。 全然考察になってなくてすみません。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ローカル線はどこへ行く

横浜駅近くで小一時間電車ウォッチしてたら黄色い京急も、青い京急も見れて大満足です。 今年は鉄道150周年てことで、あちこちで記念イベントやってますね。次男が電車好きまっさかりなこともあり、いろいろと楽しそうで気になっております。 一方で全国のローカル線の状況は厳しく、廃線か存続かという議論があちこちから聞こえてきています。その報道の中でひっかかったのが「情緒価値を過大評価しすぎている」という識者のコメント。 僕なんかつい、ローカル線残してほしい!と感傷的に思ってしまうのですが、当然のことながらそれには維持コストがかかり、収支という現実が立ちはだかります。それを差し置いて「そうだね、思い出いっぱいだし、なくなると寂しいから残しておこう!」となるはずもなく。実際問題、存続アンケートにはたいていの人が残したいと答えるも、じゃあ利用するのか、お金出すかと言われると閉口してしまうのが実状だそうです。利用者も、自治体も。 話は少し変わりますが、あるお店が閉店となると急にお客さんが押し寄せて「なくならないでほしい」とコメントしたり、あるいは大改革でリニューアルをすると「前のほうがよかった」と言われたりする光景があります。でも、やっぱり情緒だけじゃやっていけないことはたくさんありますよね。オレのセンチメンタルのために負担かけるわけにはいかないぜ。 ところで、鉄道が失われたあと、廃線を利用したBRT(高速バス輸送)というのもでき始めているそうで、鉄道よりもはるかに低コストで輸送力を維持する方法として注目されているそうです。鉄道じゃないけど、そういえば東京もオリンピックがらみでスタートしてましたね。結局まだ本格運行いていませんが。 150年前と今では何もかもが違うのは当たり前の話で、鉄道の在り方、求めるものは日々変わっていくのですね。観光列車はどんどん増えていて、鉄道の未来は日常の足から、エンターテインメントに変わっていくのかもしれません。自動運転とか空飛ぶ車とか出てきたらますますそうなのかも。 200周年の頃にはどんな未来が待っているんでしょうね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。