スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

7月, 2022の投稿を表示しています

LEGOスタンプラリー実況中継!

さて。JR東日本が実施している「LEGO スタンプラリー」に一家総出で参戦中。例年は横目に見てましたが、いざやってみるとなかなか楽しい。ですがハードでもある模様をリポートします。 今回は都心部の一都三県から選ばれた30駅に台紙&スタンプが設置されています。どこかで台紙をゲットして、まずは7駅分のスタンプを集めたうえで規定のNEW DAYSで台紙1枚につき500円以上買い物をすると、ミニフィギュア1体(3種からランダム)、シール、そしてネクストステージの30駅スタンプコンプ用冊子がもらえるという仕組み。我が家はとりあえず7駅巡ってミニフィグ獲得です。 各駅のスタンプにはミニフィギュのキャラクターが割り振られていて、なんとなく町の特性とリンクしています。東京駅は騎士で、おそらく皇居からイメージを引っ張っているのかと。横浜駅は赤ひげ船長。新宿のトウガラシマンはよくわかんない。さらにスタンプ絵柄には各町のランドマークが入っていて、いい感じ。普通に集めて楽しい絵柄だぜ。実際に大人単身で、台紙じゃなくてノートにスタンプ集めている方も見受けられました。わかるぜその気持ち。 30駅コンプで今度はオリジナルのレゴキットが6種類からランダムでひとつとコンプリート記念証がもらえて、さらにすごいレゴセットに応募する権利がもらえる仕立て。北は土浦、東は船橋、南は桜木町、そして西は国分寺と、一つひとつはまあそこまで遠くないけど、全部となると目が回りますな。しかも期間は8/21まで(景品引き換えは8/22まで)と短め。 大人が本気だしちゃえば1日かもうちょいで回れちゃうんだろうけど、子連れだとなかなか思い通りにはいきません。が、いけるところまで頑張ってみたいと思います。どの駅のスタンプ台に行っても親子連れで賑わっておりました。実は、NewDaysで500円以上の買い物がハードル高かったわ。4人で2000円て、そんなに買うものないですよね。仕方なく次男用に電車シールブックと総武快速線のハンカチを買って、思う壺感もすごかった! 楽しませてもらってるからいいんだけど、電車賃もそれなりよね。 なにはともあれ、LEGOって子供の頃はまったく縁がありませんでしたが、ここにきて無性にハマっております。ブランド力あるよな〜。 30駅、よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

町の蕎麦屋も消えないで

夏はカルピスソーダが飲みたくなるのですが、あんまり売ってないんですよね〜。 さて。 昨日、町中華の話をしましたが 、町の蕎麦屋さんはどうなんだろうとふと思いました。どっちのほうが軒数が多いのかわかりませんが、形態としては似ているような。中華のほうが直接の競合が多そうな気もしますが、蕎麦店が安泰てことはないですよね多分。 ということで、 横浜駅徒歩圏内の生野屋さん へ。こちら、蕎麦が美味しいのはもちろんのこと、オリジナルメニューが豊富なんですよね。「おそばやさんのタンタンめん」とかくり出してくるんですよ。で、いただいたのは、冷やしカルビ蕎麦(とろろ付き)。そんな組み合わせあり? ありなんですねーこれが。最初、蕎麦(普通に蕎麦つゆをかけていただく)と、カルビを別々に食べてたんですけど、それじゃあワンプレートの意味ないよなと、途中から混ぜ混ぜしていただくと…あれ、合うじゃん、美味いじゃん! となりました。 カルビのタレの甘さと、蕎麦つゆのしょっぱさがいい感じに絡み合って甘じょっぱいにバージョンアップ。とろろがちょうどよく間を取り持ちつつ、葉っぱで包んで食べるのもサンチュぽくてグッド! これはまさかのマリアージュだよ! こちら、夜の一品メニューも豊富かつ、そば焼酎などもしっかり揃えているので、今度は夜一杯やりにきたいですね。蕎麦飲みってやったことないもので。 町中華も、町の蕎麦屋も、こういう創意工夫ができているところが生き残っていくんだろうなと、そば湯をいただきながら思うのでした。メニューのイラストもいい感じだぜ! お蕎麦屋さんにも、よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

町の中華よ消えないで。

久しぶりにアイスコーヒーにガムシロップ入れてみたら、甘くて美味しかったです。でも洒落たコーヒー屋さんにはガムシロ置いてないっけ? さて。町中華という言葉がいつから登場したかわかりませんが、今やすっかり市民権を得ていて、ほんとにしっくりきますよね。新聞のコラムによると、北尾トロさんが名付けたとか、はたまた、広めたとか。お見事なネーミング。 ご多分に漏れず僕も町中華好き。しかし跡継ぎ問題やら、再開発やら、コロナやらで閉まってしまう店も多いですね。職場の近くの行きつけも、自宅の近くのお気に入りも、日本橋の名店も、この数年で相次いで閉まってしまいました。切なすぎるし、切実に困るぜよ。 星がつくような特別なお店ではなく、お店によっては清潔とも限らないのに、どうしてこんなに惹かれるのか。安さやボリュームもあるでしょうが、絶妙な落ち着きが最大の要因でしょうか。何の気兼ねもなく、ふらりと入れる場所。そしてどこの町にもあるし、ある種のコンビニというか、もはやインフラレベルか。 そして、何というか正直さみたいなのも、あるかもしれません。過度な営利性というか商売っ気は感じられず、過剰なサービスもなく、普通の、普段着の、存在感。大半が家族経営で庶民的。そのマジメさが安心感になっているというと、持ち上げすぎかな。ただただ普通、とことん普通、それがいいのか。厨房から聞こえるでかい中華鍋をカチャカチャ打ち鳴らす音がたまらんです。デリバリー? 何十年も前からやってるぜ! 決して絶滅することはないとしても、絶対的な数が減るのは寂しい限り。銭湯とかもそうか。本格中華じゃなくて町中華。サウナじゃなくて銭湯。そういう価値観て、確かにありますよね。懐古主義とはちょっと違う何か。とりあえず僕は、炒飯と餃子を頼みがちですが、ニンジンやグリーンピースの入ってる炒飯は苦手。 そんなこんなで、町中華にもよりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 (写真はチェーン店。ないんですよ、生活圏に町中華が!)

桃太郎は問いかける!?

好きな果物は梨、桃、あとは、、マンゴーかな? の僕です。 さて。メトロミニッツ ローカリズムの最新号の特集は「桃に恋して」。カバーはまさかの桃太郎! これは斬新です。 そんな特集のプロローグも、桃太郎のお話から。といっても、町田康さんによるオリジナルの桃太郎。その名もピーチ小説「桃太郎の伝説」です。なんと桃太郎の子孫を町田さんが訪ね、本当の桃太郎伝説を聞くというフェイクドキュメンタリー。この短編小説のためだけにこのフリーマガジンをゲットする価値あると思いましたわ。 昨今、昔話の桃太郎の是非が問われていること、ご存じでしょうか。桃太郎は、鬼ヶ島を侵略し、何も悪さをしていない鬼を虐殺し、財宝を略奪したのでは?というものです。言いたいことはわからなくもないですが、そこに目くじら立てる必要があるのかはよくわかりません。というのを逆手に取った、さらなる寓話! 上手い! 否、美味い! そう、思わず特集本編より熱く語りそうになりましたが、美味しい桃の特集です。桃太郎伝説にも登場する桃とカマンベールのピザ(!)が出てきたり、桃マーマレードトーストが出てきたり、豚肉のゴルゴンゾーラと桃バルサミコソースが出てきたり。どれもエキセントリックな気がしますが、いやいや、めちゃくちゃ美味しそう! 桃、万能かよ! 取材先は和歌山です。 もちろん見目麗しき桃のパフェも出てきますし、そもそも桃ってなんと100以上もの品種があるんだそうです。梨やイチゴや林檎は多少気にしていたけど、桃の品種を気にしたことなかったな。俄然食べたくなってきたし、もともと桃、好きだし。ちなみに、桃って剥きにくくてすごく無駄にしちゃうんだよなって思って検索したらナイスな剥き方が続々出てきたのでお試しあれ。 そのほか、バーミヤンのロゴの由来なんかの雑学も詰まった、桃特集。そりゃ、表紙の美丈夫な桃太郎ばりに、誰もが見惚れ幻惑させられる一冊でした。果たして桃太郎が教えてくれることとは何だったのか。そしてオレは桃を買わずにいられるのか(無理そう!)。メトロミニッツは東京メトロのラックか、見つからなければKindleストアでゲットしてくださいね。 よりみちしながら(桃をおともに)、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_ S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。

ケンタウロスまで出てきたのかよコロナ! 次はオーディーンか、ガネーシャか。 さて。ひそな作画、三木なずな原作、『S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。』読了。多種多様なドラゴンと共存する世界、主人公シリルだけがドラゴンと会話をすることができた。それゆえのドラゴンへの愛と理解によって、シリルは竜騎士としての評価を高めていく。というタイトル通りの作品ですが、今めちゃ売れてて、たしかに面白かった! この手の話は今までにもあった気がします。優しくて仲間思いの主人公。周りからは理解されずとも、人ならざるものと心を通わせていくやつ(具体例が思い浮かばないけど)。それを対ドラゴンでやったアイデア勝ち! ドラゴンにいろんな種族がいて、ワイバーン種やら、ニーズヘッド種やら、ヴリトラ種やら。荷運び用や飛脚用、そして戦闘用などなど、それぞれの特性に合わせた役割がある世界観も萌えます。まだ初級ぽいのしか出てないから今後とんでもないのが出てくるのでしょう。超強いのはバイネームで呼ばれる有名竜らしいし。 ドラゴンとなればバトルするのかと思いましたが、今のところそうではない路線で、人とドラゴンの交流と、その中で巻き起こるドラマに重きが置かれていきそうです。いずれバトルもするんでしょうけどね。どんな風に展開してくのか、この先もけっこう楽しみです。絵はそんなに上手ではないような気もしたけど、そこはかとなく進撃の巨人みを感じます。50m級ドラゴン出るか!? そんなこんなで、異世界マンガもけっこう面白いですねー。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

山に潜るか、海を愛でるか。

暑いけど、なんだか全力で夏だ〜という感じがしていません。なんでかな? さて。最近妙にアウトドアに気持ちが向いてるところ、カーサブルータスが「Summer House 山の家、海の家」特集なんてするから食いついてしまいました。三浦やら軽井沢やらの素敵すぎる家々が紹介されてるほか、湘南、八ヶ岳、伊豆、那須などいわゆる、リゾート地の別荘購入ガイドつき。まあ庶民には到底手が届かない暮らしではありますが、目の保養というか、夢を見るのは大事というか。 山や海がそんなに好きなのかと言われたら、僕なんて多分それほどではないはず。ベッドタウンで20年生まれ育ち、それから東京で20年ちょっと暮らして、今は未経験の田舎あるいはリゾートでの暮らしに好奇心が向いているというのが実際のところ。ついでに子育てには、自然豊かなほうがよさそうというのと、都会の便利さに少し飽きた的な部分もありそう。 あとは、身体性みたいなものに気持ちが向いてるのもあるかな。自分の体を動かしたい。なるべく隅々まで。生活のささいなことを省略しないで、自分の手や足を、あと頭を使ってやりたい願望がある。便利なものをたくさん使わせてもらったけど、それがなかったらどうなるのかという実験がしたい。夢見てるだけで、すぐに嫌になっちゃうのかもしれませんけどね。 いきなり移住も、購入もできないだろうから、まずは旅行からですかねー。ワーケーションとかもしてみたいけれども。なんともないものねだりで、よりみち的な欲求だなぁと思います。でもほら、人生一度だし、いろいろ知りたいということで。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オレゴンの風に吹かれて【世界陸上2022後編】

  コロナ第7波、えらいことになってますね。手洗いうがい、ソーシャルディスタンス徹底。 さて。世界陸上の観戦記録、後編です。陸上って本当にシンプルで、結果が一目瞭然。そして、こんなにも胸を打つ。 ■男子200m 決勝もライルズの独壇場! 初っ端から飛び出しての一人旅は、19.31すげーーーー! ボルトに手が届きそうじゃないか!!! ジャージー引き裂きフィニッシュもその中のマッスルボディも格好良すぎ。ビースト! アメリカ、100mに続いてトップ3独占! ■女子200m シェリカ・ジャクソンとフレイザープライスの一騎打ちかと思ったけど、ジャクソン圧勝! こちらの21.45も世界歴代2位の超絶記録! 知らなかったけど400mからの転向だったんだね。28歳、100mは銀だし、前回大会は400mで銅だし、日程が許せば4継とマイルもメダル獲れるってことじゃんね。しかもまだ記録伸ばしそうで末恐ろしい! てことで女子も100mに続いてジャマイカ勢トップ3独占。極端! ■男子400m 英雄バンニーキルクは積極的に攻めたけど最後まで持たず5位。完全復活ならずか〜。来年も待ってるよ! 優勝のノーマン、いい走りでした。キラニ・ジェームズもずーっと第一線ですばらしいです。 ■女子400m オランダのクラバーがえらい美人だな、てのはおいといて、バハマのS.ミラー ウイボ見事な優勝! ■男子800m ケニアのコリルが混戦を制して強かったな〜! さすが東京オリンピック王者。 ■女子800m 最後までもつれた大接戦を制したのはアメリカの神聖、アシング・ムー20歳! これはニュースターの予感! しばらく彼女の天下が続くかもしれません。美しい走りだったぜ。 ■男子4×100mリレー 日本、バトンミスで失格は残念でしたが、サニブラウンもいなかったしな。そして100m表彰台独占したアメリカがバトンでもたつく間にドグラスが主役をかっさらって金メダルをスティール! 今大会パッとしなかったドグラスが最後にやってくれたわ。持ってるな〜。 ■女子4×100mリレー そしてこちらも100m総なめのジャマイカが惜しくも2位。やっぱりバトンでもたついて、アンカーのジャクソンが猛追したけどあと1歩間に合わず。あと5mあればまくってたくらいの差でしたが、アメリカが金メダル。地元だしオマケだね。 ■女子100mハードル 準決勝で

カブクワ捕獲大作戦

夏休みやりたいコンテンツがありすぎてお休みが足りません。 ということで。夏休みミッションその1。カブトムシ&クワガタ捕獲大作戦です。去年、1匹も取れなかったリベンジ。今年は絶対に捕獲すべくいろいろ仕込んだのでその記録。 ■準備編 バナナトラップを作成しました。焼酎と砂糖とお酒とバナナをミックスして(レシピは検索を)、ジップロックに入れて1日太陽にさらして発酵させました。これを木に塗るための刷毛も買い、さらにヘッドライトまで購入(これは、いつか山登りで使えるように)。その他、飼育セット一式は去年コーナンで買い揃えたもので。遠征のためクルマも借りたよ。 ■決行・夜編 目的地は、横浜市旭区のこども自然公園。自宅から車で20分ほど(高速も使うよ)。長袖長ズボンに虫除け完備で到着。めちゃくちゃ大きな公園で、遊具も立派で、あらためて遊びにきたいな。 どこに行けばいいのかわからず、同志と思しき親子に声をかけてポイントを教えてもらい、クヌギの木を発見! よしここにトラップを仕掛けようと、刷毛で幹に塗り塗り。ヘッドライト買ってほんとよかったわ。両手が空くし、街灯乏しかったし、気分上がるし。 すると! いたーーー! トラップ関係なしにナチュラルーボーンオス(ノコギリ?)クワガタ発見しました! サイズ小さめ、長男が嬉々として捕獲成功! 続いてメスのカブトも発見したけど、クワガタ一途の長男君は「要らない」とつれないお言葉。クール! 3箇所くらいにトラップをしかけて、結局1時間ほどで撤収。自販機で飲み物買おうとしたら、あれなにか黒いものが…うん、オスカブトがひっくり返ってるんですけど? ということで、労せずゲット。クワガタ少年もオスカブトには心が動いたようで持ち帰りました。家に帰って、飼育セットにそれぞれ移し替えて夜のミッションはコンプリート! ■決行・朝編 翌朝は5時起床(寝坊助長男もパキっと目覚めてカブクワパワーすごい!)、5時半出発、6時前には到着。園内すでにジョガー、犬さんぽ、釣り人がわんさかいて、さらには野球場から声が聞こえるぞ…みんな早起きやな。同志も数組出会いました。 仕掛けたトラップをチェックするも…どうやらかかった個体はいなかった模様で残念。でも、たぶん昨日捕獲を見送った彼女(メスカブト)がまだいて、オスカブトを所有しているとつがいにしたい欲が芽生えたようで、前夜の方針を撤

感想_人助けをしたらパーティを追放された男は、ユニークスキル『お助けマン』で成り上がる。

まもなく開業の東京ミッドタウン八重洲に小学校が入っててびっくりした僕です。 さて。お寿司大好・著、只野まさる・作画『人助けをしたらパーティを追放された男はユニークスキル『お助けマン』で成り上がる。』読了。弱者を放っておけない生来のお人好しを疎まれてパーティを追放されたウォリーだったが、彼が助けた謎の老人にユニークスキル「お助けマン」を授けられる。それは、人を助けるごとにスキルポイントを得られる前代未聞の規格外スキルだった。 小説版と漫画版同時発売の本作、まずは小説が三人称で驚き。異世界ではあまりないパターンな気が。キャラクターがしっかり立ってて、ウォリーの行動に必然性があるので応援できます。 差別を受ける魔人や、パーティ内いじめをされる子など、マイノリティの救済にポイントが定まっていて、とても今の時代っぽい優しい世界観。スキル的にほぼ際限なく強くなってしまうけど、うまく制約を咥えながら展開していてるのもいい感じ。小説版のクライマックス、昇格したお祝いの場でのダーシャのスピーチには泣かされちゃったよね。成長感! 憎たらしいミリアにさえも救いをあたえるラストもお上手で、これは後に回収されそうなフラグ。 コミック版も原作を忠実にテンポよく消化しています。そのうえで、漫画らしいコミカルさが加わっているのもいいところ。個人的には小説の世界観を知った上で漫画を読むと、二度楽しめるかな〜と思いました。 キャッチコピーは「正直者がバカをみない」。まさに!というお話です。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい 1 日を。

感想_この世界で俺だけが【レベルアップ】を知っている。

JRのレゴスタンプラリー本日スタート。子連れで30駅コンプはなかなかですな。 さて。掛丸翔『この世界で俺だけが【レベルアップ】を知っている』読了。レベル1で最弱の人間が、魔物に支配される世界。しかし転生者のテオだけは、ヒトがレベルアップできることを知っていた。格上の魔物を倒すことでレベルを上げるテオの下克上が始まる! 王道成り上がり異世界ものですが、面白かったなー! テンポよく話が進み、ぐいぐいテオがレベルを上げ、立ちはだかる敵を薙ぎ倒すのが痛快! 最初の強敵・不死鳥のフィーコとの1on1は、意外性もあって引き込まれました。かつ、フィーコのキャラがよくて、参謀でありバディ兼コメディエンヌとして存在感バッチリ。かわいいぜ! すでにレベル自体は相当なインフレ状態で爆上がりですが、ストーリーがどこまで盛り上がるのか。電子はすでに2巻も出てますが、まだまだテンション高く惹き込まれますよ! ときに掛丸先生、以前はチャンピオンか何かで卓球漫画を連載してたそうなので、そっちも読みたくなりました。あと、一部の店舗でもらえる特典イラストカードの絵柄が最高で、画の上手さにとどまらないデザインセンス抜群とお見受けしましたよ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

山に恋して。

朝顔が毎朝元気に咲いていて、こんなの40年近くぶりだなーと思いました。悪くないぜ。 さて。TRANSITの「美しき世界の山を旅しよう!」特集を読みました。久しぶりに買いましたがとても良かったです。 写真家上田優紀さんのパタゴニア紀行に始まり(絶景!)、現地在住フォトグラファーによるアルプスのスノーリゾート(美景!)、アパラチアントレイルの編集部ルポがあって(壮観!)、石川直樹さんのヒマラヤの記録(無双!)がある、と。おまけに、世界の山の宿カタログと、野川かさねさん&小林百合子さんの鉄板コンビによる山小屋旅もありました。ほか、山TIPSもたっぷりと。 ここのとこ妙に山ものに縁があるような気がしていて、夏でそういうものを目にする機会が増えてるからというのもありますが、心のどこかで解放感を求めているんだろうなと思います。バックトゥネイチャー。観光登山しか経験がないからまだ見ぬ山の奥の方への無償の憧れなんでしょうね。それは恋に恋するような気持ちなのかも。でも、この本にあるような山の稜線とか、ハイカーの笑顔とか、濃い霧とか、この目に焼き付けたいよね。 TRANSIT、数年ぶりでしたが、テキストを少し減らして、硬派な部分は残しつつ、日本の山も入れて比較的ライトなところも加えたり、カタログがあったりで、とっつきやすくなった気がしました。コロナを経て現地取材が物理的にままならない状況もあってのことかと想像しますが、結果的には悪くないのではないかなと。次号はタイ特集ということで、海外旅行に普通に行ける日は近づいてると思いたいですね。 ということで、山への思いが募ってしょうがないです。ロングトレイルしたい! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オレゴンの風に吹かれて。【世界陸上2022前編】

世界陸上が2025年、東京にやってくる! 観に行くぞー!! さて。高校で陸上部に入り、なんやかやで今に至る僕ですが、オリンピックも世界陸上も大好き人間。ということでオレゴンです。数年後、この大会を振り返るために、自分が観た範囲のみですが、感動を記録しておきます。 ■男子100m サニブラウン・アブドゥル・ハキーム、やりました! サイズもあってビルドアップもされてて決勝の舞台でまったく見劣りしなくて格好いい。7着は堂々たるもの。準決勝の疲労もあったかと思いますが、次のステップはそれでも決勝でベストパフォーマンスを出し切ることで、その時に歯車がかみあえば、メダルにも手が届くと思わせてくれました。4着が9秒97だからPB出せばイケる! 来年のブダペスト、パリ五輪、そして東京! 全盛期はこれから! それでも、ボルトロスはまだ続く。アメリカのトップ3独占はさすがだけど、9秒8台じゃアガらないもんな。 ■女子100m ここ数年女子短距離にタレントが多くてずっと楽しいのですが、今回の勝者はシェリー=アン・フレイザー=プライス! まさかまさか! 35歳にして最強かよ!!! 10秒67って記録も異常! 大会記録だし、これ自己ベスト?と思ったら、去年10秒63出してた。30代半ば、出産も経て、まだ進化してくるとは脅威でしかない。同じくジャマイカのエライン・トンプソンに主役は譲ったかと思わせて、いやいやまだまだだわ。知らなかったけど愛称はPocket Rocketだそうで、うまいこというぜ! マイ推しのディナ・アッシャースミスは惜しくも4位。200mでやり返してくれること期待。そして8位に沈んだけど、全米チャンピオンの21歳メリッサ・ジェファーソンに期待したくなったな。こういうニュースターの発掘がお楽しみ。 ■男子200m ノア・ライルズが予選からさすがの走り。派手なパフォーマンスはスター性あるぜ。でも全体的にタレント不足を感じてしまうね。ニュースター求む! ドグラスもイマイチだしなー。で、準決勝もライルズの独壇場。レースも、パフォーマンスも。決勝でどこまで記録を伸ばすかに期待! ■女子200m 100m走った選手が多数なのに、男子より休みが1日少ないのはちょっと可哀そう。そのせいか予選はみんな流していた印象。やはりジャマイカの3人が本命で、アッシャースミスに、アメリカ勢、そして予選でP

感想_ムーンライト

JR東日本が、ランダムに行き先を選ぶ「どこかにビューーン!」というサービス始まるそうです。JALもありましたね。使ってみたい。 さて。映画『ムーンライト』(2017年公開)鑑賞。アメリカ南部、シングルマザーの母と暮らすシャロンは周りからイジメの標的とされているところを、ドラッグディーラーのフアンに保護される。彼はシャロンに目をかけるが、シャロンの母はフアンからクスリを買い、やがて薬物中毒に陥るのだった。 アカデミー賞作品賞受賞作で、当時本名視されていた『ララランド』を破ったことで名を馳せた作品。いや、確かに、これは、凄かったわ。ものすごく静かな物語で、説明も、セリフさえも少ないのに、ここまで豊かに語るとはこれぞ映画の本懐!という感じ。 シャロンの幼少期、学生期、そして大人になってからの3つのパートを通して、シャロンの心の中へと潜っていきます。貧困やイジメというバックグラウンドに胸を痛め、寡黙に耐える彼は何を思うのか。壊れていく母と、フアンに救われながらも間接的に母を奪われていることを知ったときの絶望とはいかほどか。そして運命の事件からなにが彼をあれほどまで変えたのか。唯一心を許せたケヴィンとの間にあった感情とは。 これらを台詞ではなく、映像で捉えるのが絶妙です。人物の目を真っ直ぐに捉えたかと思えば、ロングショットで俯瞰したり、言葉で説明しようとすると陳腐ですが、感情に寄り添うカメラワークにぐいぐい惹き込まれる。ごく私的なストーリーが、徐々に他人事ではなくなり、親密なものになっていく神業よ! 自分とシャロンに重なるものはほとんどないのに(もちろん、観る人によって異なる部分です)、愛に飢え、孤独に囚われる彼をなんとか救い出したいと願わずにはいられません。あまりにも変わってしまったシャロンの、唯一変わらなかったこと。その正体は一体何だったのか。愛か、魂か、救済か、希望か、それとも。いつまででも考えていられそうな衝撃の一作。アカデミー賞の名に相応しい作品でした。観ておいてよかった。 わかりやすいエンターテインメントが幅を利かせてますが、やはりこういう体験は捨て難いものです。3つの時代を別々の役者さんが演じているのですが、ポスタービジュアルは3人の顔のコラージュだったこと、今更気付きました。そこもわかりにくくしといたのかな!(違います) よりみちしながら、いきましょう。今日も

夜驚症をきっかけに考えたこと

サニブラウンやりましたね〜! まだまだ期待できそうで楽しみしかないです。 さて。夜驚症(やきょうしょう)というものの疑いが次男にありまして、これ、夜中に突如泣き叫び、こちらの呼びかけには応じず、10〜15分ほどで何事もなかったようにまた眠りにつく、というもの。原因は不明だそう。 診断を受けたわけではないのですが、ここ数日この症状に近しい状態が続いたので、何事かと不安だったのですが、どうやらこれではないかなと思ったしだい。ただ、ディテールは多少違うので、夜泣きの延長でしかないのかもしれませんが。成長と共に大半は自然治癒するということで、漠然と不安でしたが名前のついた現象ということでちょっと安心しました。夜中起こされるのはしんどいけれど。 長男くんは、川崎病というものを1歳の頃に患って、それもその時に初めて聞く病名でした。夜驚症といい、おそらく一般的な知名度はそこまで高くないのではないかと思いますが、いろいろあるものですね。ついでに最近、長男は学校の目の検査で「外斜位」の疑いありということで、近々眼科を受診予定。これも初耳。 私自身も、小児てんかんをやってまして、10歳くらいから高校卒業まで薬を飲み、年に一度の脳波検査を行なっていました。なんというか、こういう大なり小なりの事情って、みんなそれぞれにあるんだろうな。概ね健康で、周りからは特にわからないこと。健康問題に限らず、さまざまな種類における問題というものを、誰もが抱えている。それもまた物語の一部。 普通に接する中でそれを見抜く事は不可能だろうけど、そういうものであるということは忘れずにいよう。もしそれが顕在化したときには多少なりとも気の利いたリアクション(ノーリアクションも含めて)ができるといいなと思うのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

アレック・ソス「Gathered Leaves」鑑賞。写真の外部性と内在性。

次男が京急好きすぎて、ハマっ子だなぁと思う今日この頃。 さて。 オズマガジン湘南特集 に触発されて、というわけではないですが、京急に乗って葉山にお出かけ。お目当は神奈川県立近代美術館の葉山館で開催されている「アレック・ソス Gathered Leaves」という展覧会。アメリカの写真家の個展です。どこかで告知のビジュアルを見て、興味を惹かれました。日本での個展は初だそう。 アレック・ソス Gathered Leaves | 神奈川県立近代美術館 ミネアポリス生まれで、今もそこを拠点にしながら、アメリカ国内外を旅して撮影をしているドキュメンタリーテイストの作家だそう。過去の作品群が時系列に沿って5つのセクションに分けて展示されていました。アメリカ郊外の寂寥感のあるランドスケープと、そこに暮らす人々のポートレートが中心。1枚1枚がすごく特別とは感じないけれど、集合として観るとアメリカが抱える孤独のようなものが透けて見える気が。 そこに写るのは、一般的に言って決して日の当たる場所でもなければ、注目を集めるような人でもない。でも、確かにそこに生きていて、彼ら彼女らの暮らしがある。名もなきモーテルにも、何の変哲もないカップルにも、それぞれに固有の物語があるということ。その姿に無性に引き込まれます。同じく、何者でもない自分がどこかで共感するのかな。そしてそれは、僕に旅をしているような感傷を与えてくれます。おそらく、僕がする旅行の中では出会えないだろうシーンたち。 展示の最後には最新シリーズの<A Pound of Pictures>が並びます。これは、作家が集めてている名もなき写真たちが、量り売りされていたことに由来するそう。そこでは写真の内容は求められておらず、ただただ質量のみが基準だったということ。果たして、誰でも日常的に写真が撮れる今、写真家の切り取るそれと、素人がおしゃべりするように写すそれの、違いとは何なのか。このシリーズが問いかけてきます。公共性ってことになるのかな。自分の内側にある感性や衝動を表現としてアウトプットしたものと、自分の外で起きたものごとを記録として記憶として取り込むためのものと。どちらに価値があるということではなく。 ところで、この日は次男を抱っこしながらの鑑賞だったので、写真一枚一枚「家が写っているね」「これは川だね、船が見えるね」「

そうだ、美術館か博物館行こう。

トレランシューズが加水分解し始めていて悲しいです。あんまり履いてないのに。 さて。ブルータスの最新号が「通いたくなるミュージアム」特集ということで、コンビニで見かけて購入しました。博物館から美術館まで、全国137施設が紹介されています。最近は雑誌がとにかく売れなくてどこも苦戦しているのですが、カタログ性の強いものは、ふとした時に購入する動機付けになるような気がしました。すぐ読み捨てる一過性のものより、ある程度の保存版が選ばれそうな気が。 中身は、トップバッターが北海道に2年前にオープンした、民族共生象徴空間ウポポイの中にあるアイヌ民族博物館と、そこから車で1時間半の平取町立二風谷アイヌ文化博物館。続いて、岡山と香川の現代アート施設。直島には新たなギャラリーが登場していますね。それから山梨と長野の考古館で縄文時代の文化を巡っています。土器とか土偶とか。続いて大学のミュージアムに、その他全国の知られざる様々な博物館。 遠方が多いのでパッと使うのは難しく、ちょっと地味かなーというのが感想ですが、夏休みに限らず、いつか行きたい場所を探すのに良さそうです。美術館こそよく行きますが、博物館にはなかなか足が向かないのが正直なところですが、この夏は子供を連れて、国立科学博物館でも行こうかな。大阪中之島美術館は、機会があればぜひ行きたい。あとは、テッパクか! ところで、いつの間にかブルータス編集長変わっていたんですね。そう言われてみるとちょっと雰囲気が変わったようなそうでもないような。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

スポーツテストの今昔。

今週末から世界陸上が始まりますね。楽しみだー。 さて。先日、長男のスポーツテストの結果を見たのですが、まず思ったことは、「オレもやりたい」でした。で、「大人 スポーツテスト」で検索したわけですが、ポツポツと単発イベントっぽいのがヒットしたくらいで、やはり、大人のためのスポーツテストはないようで。 でも考えてみると、スポーツテストって基本的な運動能力を調べるているわけですよね。それって大人にもそれなりに大事なような気もするぞ。年に1度計測しておいて、変化を可視化することで、健康意識高まりそうですよね。ひいては重要な社会課題である医療費抑制につながるのではないかな。 人間ドックも年に一度の受診が推奨されているわけですから、オプションでいいのでスポーツテストもセットにしてほしいものです。病院でやるのが無理あるなら別施設で、いつでもスポーツテストをうけられる場所があればいいのに。そういう施策を取り入れる地域行政があっても良さそうな? ここまで考えて、そもそもスポーツテストって何なんだっけ?ということになり、wikipediaをによると1964年の東京オリンピックきっかけで、国民の体力増進のためのデータ収集を目的として創設され、まとめてやりやすい小中学校で定着したとのこと。で、知らなかったけど98年からバージョンアップして種目が変更されてました。今は踏み台昇降運動ないんかい! なくなった理由は、持久力テストなのに持久走と相反する結果が出やすくて妥当性が疑わしかったから、だって。背筋力は怪我のリスクが高いから、上体反らしは実は柔軟性を見るつもりだったのに重要なのは背筋力だったから。いろいろ適当で笑える。今は上体起こし(腹筋のこと)とか、20mシャトルランとかやるんですね。知らんかったわ! 本来は大人のデータも取りたかったそうですが、うまくいかなかったんだそうです。まあいつどこで実施するんだ問題はありますよね。でも、これによって全国民の運動能力データが蓄積されると、健康増進につながることは間違いなさそうです(そもそもそれが目的)。あー50m走落ちてるなーとか、ハンドボール投げは自己ベスト出たわ!とかね。新しいビジネスにもつながるような。ほら、ヘルスケア領域はいろんなテック企業が参入してきているみたいだし。 なんて、運動好きの戯言でした。反復横飛びしたいな(勝手にやれ)。とりあえず

感想_ウルトラライトハイキング

いつかロングトレイルやってみたいんだよな〜。ただひたすら歩くをやってみたい。 さて。土屋智哉『ウルトラライトハイキング』(2011年刊)読了。アメリカで生まれ日本にも広がる「ウルトラライトハイキング」のイロハをまとめた一冊。歴史、思想、そして具体的な道具選びまで、これを読んだらハイキングに出たくなる! たまたま古書で見かけて、 ちょっと前に読んだWIRED で山と道の方のコラムにウルトラライトハイクについて書かれていたな〜と思って手に取りました。10年前の本だから、きっと今はさらに日本にも定着しているのかな? 読んで字の如く、極限までミニマムな装備で山に入り、長期間のロングトレイルを楽しむスタイルのことですね。 本編にも、WIREDのコラムにもありましたが、このスタイルの肝は、何を持っていくか以上に、何を置いていくかを考えることだそう。すなわち、自分に必要なものを見極めて、削ぎ落として、残るものとはなんなのか。食事を優先するのか、寝具にプライオリティを置くのか、そういうこと。 ちょっと前まではモノが少ない時代だったから、モノをたくさん持つことが志向された。けど、部屋に入り切らないくらいのモノにあふれた今は、どれを手放すかを考えるほうが理にかなっているというか、自然体に近づけるんでしょうね。僕たちの手はそんなにたくさんの荷物を持てなかったってだけのこと。 映画『わたしに会うまでの1600キロ』でも、トレイル初心者主人公が、持てないくらいの荷物を準備したけど、ベテランハイカーにあれもこれも要らないってポイポイ捨てられるシーンがあったっけ。再生がテーマのドラマでしたが、人生の荷物をちょっとほどいておろしていく直喩だったんだなと思い出しました(また観たいなあらためてRIPジャンマルクヴァレ監督)。 やっぱり現代人は身も心も、物理的にも精神的にも、直喩的にも暗喩的にも、荷物が多すぎるのかもしれません。そんなことを示唆してくれるウルトラライトハイキングでした。一度、やってみたいな。まずは1泊2日とかで、近場でいいから、たっぷり歩いて身軽に自然の中に泊まりたいよ。 余談ですが、たまたま読んだ雑誌から、この本につながったわけで、そういう偶然の興味の連鎖が好き。アンテナが立つとそれまでは素通りしていたはずのものが見えてくる不思議。シナプス・ツリーとかマインド・ツリーとか呼んでおくか(

お気軽アウトドアに出かけよう

気がつけば夏のバーゲンが始まってました。のんびり買い物行きたい。 さて。オズマガジンTRIP「お気軽アウトドア」特集が発売中でした。すっかり定着してきたグランピング施設などを中心に、関東近郊のアウトドアな小旅行を紹介しています。よく見かけるドーム型のテント施設が、こんなに爆増していることに驚きましたよ。どこもかしこもあれでした。建物建てるより導入コストが低いんでしょうね。水回りいらないし。 でも確かに楽しい気分で泊まれることは、 市原の高滝湖グランピングリゾートで体験済み (掲載されてました)。要するに以前はコテージだったものが、ドームテントになったということでしょう。家族連れとしては十分な広さがあり、民宿などよりは隣の部屋に気を使わなくてもいいので、落ち着いて泊まれます。子供もテンション上がるし。 当然そのロケーションは自然が豊かな場所が多いので、いろいろな外遊びも一緒に楽しめるのがなおいいですね。食事はバーベキュープランが付いてたりしますしね。今までは、アウトドアの遊びをすると、宿泊はちょっと移動して温泉とかホテルとかを探すことになってましたが、今はこういう自然の中に宿泊施設があって、とてもよい選択肢になっていると思います。 ということで、夏休みシーズン、お気軽アウトドアに出かけましょう! ソーシャルディスタンスが取りやすいのも嬉しいところ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年8月号「湘南へ」

  今週のたなくじは「超吉」だったらスーパーラッキーマンの僕です。いいことあるかな? さて。いいことの予感にあふれているのが今月のオズマガジン「大人の夏休み 湘南へ」特集。ボーダーのデザインも爽やかに本日発売です。湘南特集は確か4年ぶりですかね。誌面をパラパラとめくっていると、あ〜夏が来たな〜!という気持ちになりました。早々に梅雨明けて酷暑からのひと休みでイマココですが、わけわからないサイクルですね。。 でも、気を取り直して、夏休みの季節です。小学生はきっと来週後半あたりから。大人も全力で行くことにしましょう。そんな僕たちのために、誌面では茅ヶ崎や辻堂、逗子に大磯、江の島などなどザ・湘南な街がガイドされています。個人的には横須賀も足したかったけどまあ仕方ない。 この2〜3年に誕生したお店がとにかくたくさんあって、もちろんいろんなことがありすぎたその間だって、街も暮らしも休むことなく生き続けているんだよなと再確認。特集の合間に、前田エマさんの自転車にまつわるコラムがあるのですが、それがとてもいいアクセントでした。思い込みの中で生きる僕たちが、たまたま知らないだけの当たり前が、本当に、ずいぶんとたくさんあるということ。例えばそうだな、キリンてウシの仲間なんだよとか(なんだそりゃ)。 巻末のニュース記事に載っていた美術展が、夏休みの企画だったことも、夏休み感をいっそう伝えていてくれて、雑誌がくれるこういうなにげない気分て、いいもんだよなと思うのでした。湘南からずいぶん話がズレてしまいましたけど、湘南=夏休み=わくわくする。ってことです。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

みなとみらい絶景バーベキュー

バーベキュー場ではあまり役に立たない僕です。たいてい傍観者。 さて。去年オープンした、みなとみらいのバーベキュー施設「DREAM DOOR」に行ったところ、めちゃくちゃ良かったです。通りすがりに横目で見てた時はチャラいぜと思ってましたが、海が目の前というロケーションに勝るものはなく最高でした。 Dream Door Yokohama Hammerhead バーベキュー施設としては普通にスタンダードな内容だと思いますが、ロケーションを活かしてスペースを趣向の違う3つのゾーンに区切り、少し雰囲気を変えながら楽しめます。 最大のストロングポイントは、商業施設のハンマーヘッドがすぐそこにある事。ここのセブンイレブンはクラフトビールのラインナップが尋常じゃないないので、好きなものをゲットできるほか、セブンの隣はブルワリーなのでドラフトをテイクアウトしてもOK。なので、クラフトビール好きには天国みたいな場所なのです。おやつもいろいろあるしね! ちょっと価格設定はお高めな気がしますが、それも場所代ってことで。わざわざ来る価値もある気がしますし、横浜人はぜひ覚えておきたいスポットだと思いました。席の間隔もまずまずあるので、子供たちがはしやいでも大丈夫だと思います。また近いうちにリピートしよっと。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

魔の2歳児がやってきた〜長男6歳7ヶ月、次男2歳0ヶ月〜

プールびらきの季節ですねー。今年はいっぱい行くぞ〜。 さて。次男が2歳になりました。大きなトラブルもなく無事に育ってくれています。が、まあいろいろと最近酷くてですね。次男で適当に育ててるからか、暴れっぷり手に負えないので愚痴を書きます。 食事。食べたくないものが増えてきただけならいいんですが、嫌なものを掴んで投げ散らかすは、口に含んだ飲み物をわざと吐き出して、机からまた飲むわ、手づかみ食べして一口ごとに手を拭けとぐずるわ、酷いんですよ。 自分で椅子を移動してよじ登るものだから大抵の高いところにも手が届いて、触り散らしてペンで家中に落書きしまくり。目を離した好きに水道で遊んで水浸しで、酷いんですよ。 ハサミも歯磨きも料理もお花の水やりも「ぼく、やるー」と自分でやりたがって聞かず、危なっかしくて仕方ないしやらせないと泣き喚いて、体力ついてきたのか就寝時間はどんどん遅くなって長男追い越して23時レベルになりつつあって、そのくせ夜泣きがちょこちょこまだあるし、早朝に起きちゃってそのまま寝てくれないとか、辛すぎるよ。 ベビーカーを嫌がり始めて、かといって自分で歩いてもくれず、抱っこ抱っこが重いし暑いし、自転車の後ろに大喜びで乗って買い物にきたのに帰り道は激しく拒絶するのやめてほしいんですよね。 とかなんとか、ちょっと前までは子育て大変だけど、まあなんとかやってけるなって思ってたのに、今はかなりハードモード。食べ物投げちゃうのとか良くないことを、怒っても注意しても伝わってるとも思えないので意味ないなーと思いつつも、苛立ちは抑えきれずモヤモヤしますわ。長男とき、こんなだったっけ? 俗に言うイヤイヤ期とはちょっと違うような気もしていて、まあまあ言葉は喋れてるからか、スーパーで寝転がって駄々こねるみたいなのはなくて、あくまで主張が激しくて困るタイプです。そしてイタズラっ子ぽい。早くこのゾーン抜けてくれーと祈るばかり。先日、交流会的なもので保育園での様子をちらっと見れたんですが、クラスの中でも最も落ち着きがなかったようでした。 ついでに長男くんの授業参観もありましたが、見る限りは普通にやれてるようで、こちらはひと安心なのでした。 最後まで愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ボビーに教わったこと

期日前投票に行ってきました。 ひどい事件でした。怒りと、哀しみと、遣る瀬なさで、どう反応していいかわかりません。故人の無念を思うと、周りにいた人たちの恐怖を思うと、ただただ暗い気分になります。 『ボビー』という映画があります。ボビーこと、ロバート・ケネディ(JFKの弟で、みんなが未来と希望を託していた大統領候補)が暗殺される日を描いた群像劇で、それを思い出しました。僕がその作品から受け取ったメッセージは、どんな理由や立場や複雑な事情があったとしても、誰も傷つけてはならないし、誰かを傷つけることに加担してはならないし、誰かを傷つけることを容認してはいけないということ。本当にいろいろある世の中ではありますが、それが唯一絶対のルールだと思うのです。 それでも淡々と日々は続いていきますね。粛々と、自分のすべきことをしたいと思います。

この木なんの木、気づきの木。

JR東日本の夏休みスタンプラリーがレゴで、がぜん興味津々の僕です。コンプリートしちゃおかな。 さて。 昨日ポストしましたmetromin.(secret)BASE で一目惚れしたのがこちらのアイテム。つみきです。その名も「Kizuki no Ki」。コクヨさんが手がけたもので、「気づきの木 体感で想像力を育てる新しい積み木」と書いてあります。 見ての通り、ブルーグリーン系のグラデーションで積み木が彩られていますが、これ、小さくて軽いものは明るい色、大きくて重いものは暗い色にしているそう。暗色は重く感じる人間の知覚にあわせたデザインで、視覚的にも重さや大きさの違いを気づかせるという知育玩具。ひとつひとつムラのない塗装も、気持ちよく組み合わせられる寸分のズレもない木の加工も、職人技によるものだそうで、手が込んでいる事は触れるとよくわかります。気持ちいいです。 形も、テトリスみたいなデザインでいいんですよね〜。いろんな積み方を試したくなる。まだ子供に触らせてないので、どんな反応するか楽しみですが、もしあんまり食いつかなかったとしてもインテリアにもなるレベルですね。クール。ちなみにこれは「PIXEL」という商品で、もうひとつ「HOUSE」というプロダクトもあるんですよね。2つ揃えたかったぜ。 まさかこんなものに出会うとは思っていなくて、嬉しいサプライズでした。こういう未知との出会いこそ買い物の醍醐味であり、よりみちの本懐でもありますよね。偶然の出会いよ永遠なれ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

メトロミニッツの秘密基地に行ってきた。

こんなに天気のいい七夕(関東地方)って近年記憶にない気がしますけどどうでしょう。よかったね、織姫彦星! さて。以前のポストでもちらりと触れました、フリーマガジンの  メトロミニッツの期間限定POP UP ストア「metromin (secret) BASE にお邪魔してきました。住所は中央区築地4−7−5築地KYビルの2F。築地の交差点、星乃珈琲店が入っているビルです。7/10までで、金土は11〜20時、日曜は18時まで。詳細はmetrominをインスタで検索してみてください。 とてもいい雰囲気でしたよ〜。ビルの2Fあがってすぐのオープンなスペースに、hakutaのビンテージ家具を什器として贅沢に使っていて、入りやすいのに落ち着いているというナイス空間。残念ながら目玉商品の限定ビールは即完だったようですが、メトロミニッツが選りすぐった日本各地の器やコーヒー、それからクリエイターグッズに、バリューブックスセレクトの古書などなど、じっくり手に取ってみたいアイテムがてんこもり。 最近のメトロミニッツのバックナンバーもいくつかあったので、逃したものをゲットする貴重なチャンスでもあります。これは秘密基地と呼ぶのがぴったりですね。僕も、素敵なアイテムを見つけたので、購入させてもらうことにしました(明日のポストでお披露目します)。 最近ちょこっと本屋さんやってみたいな〜という気持ちが芽生え始めていて、こういう感じのお店もいいなって思いました。本はもちろん目的になるし、こういう場所にあると、商品と商品、商品と空間、店主とお客さん、お客さんとお客さん、をつなぐような機能を果たすんだなと感じました。安っぽい言い方になってしまいますが、コミュニケーションを誘発する。 百聞は一見にしかず、出店は残りわずかですが、ぜひ足を運んでみていただきたいです。この感じだと、今回限りではなく、きっとまたどこかで開店するような気もします。変わりゆく築地散歩、おすすめですよ。銀座からだって遠くないさ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

コロナで人脈は失われたか?

我が家のベランダガーデニングに朝顔が加わって、また少し賑やかになりました。水やり忘れないようにしないとな。 さて。先日、社員旅行のようなものが3年ぶりに開催されました。面倒な部分もあるけれど、こういう団体行動も嫌いではない僕で、楽しむことができました。 リモートワークの推進で、出社の意義はあちこちで議論されてますよね。一般的に言われるように、コミュニケーションは希薄になりがちで、創発性が弱まるというのも実感としてあります。と同時に、子育て世代としては時間の融通が利かせやすくてメリットも大きい。 そんな中、僕が思うのは2つ。やっぱり雑談したいんですよねー、くだらないやつ。ゴシップとか観て「ちょっと、ガッキーと星野源結婚だって!」とか「大谷、やばいまた打った!」とか、ダラダラ喋りたい。そこに生産性はそりゃあないんでしょうけど、人間的な精神性はあるんじゃないかと思います。他愛のない話の中に宿る関係性ってあるさ。あと、摩擦やストレスもあるにはありますが、それも必要な気がしていて。無菌状態じゃ生きられないみたいな感じですかね。僕はこれを求めて出社している気がする。 そしてもうひとつ。新しい知り合いが、全然増えていないかもしれないと思ったのでした。新しい知り合い、新しい友達、新しい仕事相手ができていないような気がします。会社には新卒にせよ中途にせよ新しい仲間が増えているはずなのに、部署を超えた交流がなかったことで、知り合う機会がないのはもったいないなぁと思いました。コロナ禍における人脈という観点での損失って、少なくないのではないですかね。学生もそうかもな。 そういうのも、オンラインで賄えるものなのかもしれませんけれど、なかなかそう思えない僕はオフライン症候群なのか。ま、こういうのはどちらかだけが正解ってこともないので、バランスを取りながらうまくやるだけなんでしょうけれど。 まあとにかく、社員旅行がけっこう楽しかったという話なのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

住みたい街1位の実態というか実感値

チーバくん大好きな千葉っ子な僕です。実家の4軒隣は梨園さ。 さて。そんな僕がひょんなことから横浜に住まうようになってもうすぐ丸4年。いよいよハマっ子感も出てきましたが(?)、横浜ってSUUMOの住みたい街ランキング1位なんだとか(関東でかな?)。へ〜。でも、横浜といってもかなり広いから、漠然としたイメージでしょうね。おそらく、みなとみらいあたりの。 それまで長く1位だった吉祥寺が順位を下げていて、「駅前はチェーン店ばかり」なんてコメントが出ていましたが、横浜駅徒歩10分圏内も輪をかけてチェーン店ばかりですけどね。 それまでは錦糸町にいましたが、引っ越してすぐ思ったのは錦糸町の方が100倍都会だったな、ということ。イメージは横浜のほうがかなりいいも思いますし、錦糸町が洗練されているわけでもないのですが、チェーン店ばかりというのもそうですし、横浜って地方なんだな〜と感じたことを覚えています。最先端がないんですよね。ブルーボトルが東京から遅れること数年して来る感じ。でもそれは悪い意味でもなくて、住みやすさにつながっている大事な要素。 4年が経って思うのは、やっぱり海まで自転車圏内というのは嬉しいことで、散歩するにしてもランニングするにしても子供を遊ばせるにも、海は強力なコンテンツ。海岸じゃなくても港で十分お釣りくる。そして、よくよく見ると小さな個人店も新旧いろいろ見えてきて、なかなか楽しい。 ただ、セレクト本屋さんがなかったり、路面の洋服屋さんも少なかったり、アートやカルチャーには弱いと言っていいですね。30分強で東京に出られちゃうので、そういうのは東京で楽しめばいいということなんでしょう。ニーズあると思うのですが。 そのほかには緑もわりと多いと思いますし、広域横浜でとらえると、のどかさもあります。動物園が3つもあったり大きな公園もあちこちにある。野毛や松原商店街のようなワイガヤスポットもいい感じ。 まとめると、東京ほどの競争にさらされていないからか、どこか全体としてゆったりしたムードがあるのが横浜という街だと思います。大都会の華やかさと、地方都市のローカルな性格が共存していて、そこに港町の大らかさがミックスされている。結果、独特の雰囲気が形成されているように思います。みなとみらい的なハレと、野毛的なケが、コンパクトにまとまっていることが最大の魅力でしょうね。 ま、僕は住

感想_時間は存在しない

時計のバンドが切れかかっているので交換したいのですが、生活動線上に時計屋さんがないんですよね〜。 さて。カルロ・ロヴェッリ著『時間は存在しない』(2019年刊)読了。イタリアの物理学者による時間論で、「物理学的に時間は存在しない」ということをさまざまなアプローチから実証。では、私たちが日々刻々と感じているこの時間とはなんなのかを解き明かす科学エッセイ。 実はこれとは違う時間にまつわる本に興味を持ったところ、この本も併せて読みたい的な感じだったので先にこちらを読んだ次第。物理や数学の用語も多くてかなり難解だったのですが、一方でドッグイヤーをつけたところもたくさんあり、示唆に富む、ベストセラーというのも頷ける一冊でした。まず驚いたのは、時間は低いところよりも高いところで、また速度のあるところよりもないところで、速く流れるということ。そんなことってあるの!?(あるんだそうです) 正確に理解できているか甚だ自信はありませんが、この世界には物理的な「時間」という存在はないのだそう。それどころか「モノ」さえもなくて、すべては変化=出来事の集合なんだそうです。モノと思われるものは変化が少ないだけで、石も、鉄も、人間も、すべてがいずれは消滅する=変化するということだそう。時間というのはその変化の連続を相対的に表しているにすぎず、前述の通り場所によって速さも変われば、すべてに共通する「今」というのは幻想でしかないのだそう。地球における今と、数万光年先の星における今は、同時に発生することがないように(今、ここに届いた光は、いつ生まれた光なんだっけ?という話)、時間とはあくまでごく近い間柄でのみ共有しうる局所的な概念なんだそう。 詰まるところ(だいぶ端折ってしまいますが)、時間とは私たちの記憶と予測なんだそう。過去とは記憶であり、未来とは予測であり、その中間点こそが今であるということ。私たちの人生はその総体としての物語であり、それゆえに悩みも苦しみもすれば、幸福や愛情を感じることもあるのだそう。記憶や予測がなかったら、それはつまり時間のない世界ということになるわけです。 さて。時間が存在しないとして、だからどうだというのでしょう。この本を読んだことで、僕の時間が止まるわけでも消滅するわけでもなく、今日は昨日になり、明日が今日になっていくことに変わりはありません。物理的に存在しないとしても

タグラグビーで色んなことを学びました。

ラグビー日本代表戦、観に行きたいのに行けません。貴重なチャンスなのに! さて。替わりに、長男のラグビーの試合が2ヶ月ぶりに行われました。猛暑にビビってたけど奇跡的?に曇り空。十分暑いけど、日照り地獄を思えば天国と言っていい天気でよかったです。自分の身はどうとでもなりますが、子供の熱中症予防ライン、迷います。まあ、それはそれとして。 2ヶ月で我がチームも随分成長したなぁと目を細め(愚息も試合で初トライ!)、対戦チームもそれ以上に成長していて、子供たちの吸収力に驚かされました。簡単にタグラグビーのルールを説明すると、子供たちは腰の左右にタグ(マジックテープで止めた紐)をつけてプレイし、オフェンスはボールを持ってトライを目指し、ディフェンスは相手のタグを取りにいきます。タグを取られた選手はその場で止まってパスをすることができ、一連のオフェンス中に4回タグを取られると攻守交代が基本ルール。あとは、パスは前に出してはダメ、正面以外からプレーに関与するオフサイドもダメ、サイドラインを出てもダメ、などはラグビーと同じ。要は、タグを取られないように速く走ってトライを目指すという感じ。 子供たちにタグラグビーはとてもいいなぁと思っていて、試合のルールこそいくぶん複雑ではありますが、やることはボール持って走る、相手のタグを取るの2つだから、誰にでもできるところが◎です。運動能力で差はついちゃいますが、「できない」ということはほぼない。野球やサッカーだと「できる・できない」が出てきちゃいますからね。技術ではなく走るが中心なので、発育にもいいんじゃないかなと思います。女の子もけっこういますし。 話は変わりますが、本当にいろんな指導者がいて、大半は自身がプレーしていた保護者だと思いますが、優しい人、厳しい人、盛り上げる人、じっと見守る人、勝負にこだわる人、楽しさ重視の人、さまざまです。小1相手になにがベストなのかはわかりませんが、子供の目線でわかりやすく噛み砕いてコミュニケーションできる人のチームは、勝ち負けは別として理解度が高くて、いい雰囲気でやれていますね。これは大人も子供もきっと同じですね。伝えるべきことを決めて、いかに心地よく伝えられるか。 スポーツのいいところは、こんな風にして体も心も頭も成長させてくれることだよなと思います。愚息は、あんまり集中してなかったり、攻守交代や入退場でだ

道具に宿る思想をたどる良特集です。

メルカリに出品して早く売れると値付けを間違えた気がしてしまう貧乏性な僕です。 さて。WIREDの最新号「AS A TOOL 気候危機を生き抜くツールカタログ」を読みました。これがなかなか示唆に富んでいて面白かったです。 内容をかいつまむと、テクノロジーの進展と、様々な機器が目の前に迫る空前の時代において、真に役に立つ道具とは何かを考える特集です。道具とは、モノそのものだけでなく、文化や思想、ライフスタイルまでも含んでいて、そういうスタンスは伝説の雑誌「WHOLE EARTH CATALOG」の精神を受け継いでいるとか(読んだことなし)。 実際に多種多様なツール(広義の)が紹介されていて、例えばより長く歩くためのアウトドアグッズに始まり、土を耕し大地を開くための穀物の種もあればウェアや足袋もあれば"不耕起栽培"という農法の紹介も。はたまた音楽のカテゴリでは、音楽レーベルの「DUST TO DIGITAL」や、最近静かなカウンターブームらしい有線イヤフォンとかも(嘘だろ?リバイバル早すぎるだろ、まだAirPods使ったことないってば!) あまりに幅広すぎて、実用的ではないと思いますが、たくさんある中で、なんだこれ?って気になるものの一つや二つは必ずある気がします。少なくとも、「こんなのあるんだ?全然知らなかったわ」というのは間違い無くあると思います(有線イヤフォンとかね。嘘だろ!(しつこく))。 でも、この特集で価値があると思ったのは、ツールカタログの合間にたくさん挟まれるコラムの方でした。例えば、ガレージブランド「山と道」の夏目さんによる「ウルトラライト」の考え方は、荷物の重さ=価値を知ることを説きます。ものにあふれる今、と同時に断捨離もメルカリも浸透した今、自分にとって価値のあるものは何か。所有する、持ち歩くに値するものは何かを問いかけてくれます。それは、山の中での必要最低限を起点としながらも、それぞれの生活全般に関わるもので、果たしてオレたちは、この人生を何とともに送るべきなんだっけ?という再考を促してくれるのです。最高でしょ? あるいは、山梨のレストラン「DILL eat,life.」(名店。自分は行ったことないけど、オズマガジンで取材させていただきました)のオーナーシェフ山戸ユカさんが、「料理と食事をめぐる循環について」語ります。身土不二を

2022年も後半戦だぜ。

梅雨は明けるし、台風も来ているみたいだし、今日から下半期とはびっくりしちゃいますね。2023年は明日あたり、オリンピックも明後日には来るんじゃないか?(来ないけどさ) さて。当ブログものらりくらりと半年が経過しました。一応は、ほぼ毎日更新しながら180ちょっとポストしてきたわけですね。扱う内容に偏りもあるし、掘り下げも甘いしで、いろいろと反省も多いですが、とりあえず休まず続けたことだけは褒めてあげたいというか、褒められたいです。 ざーっと振り返ってみましたが、まあ、何を言っているかよくわからないものも多くて恥ずかしくもあれば、もっと多様なテーマを、より重厚に綴っていきたかったはずなのですが、良くも悪くもこれが等身大の自分だから仕方ないかと、諦めと開き直りの間にいます。もうちょっといろんなスポットを巡って取り上げたいのですが、なかなか環境がそれを許しませんね。その代わり、本や雑誌を読む頻度が増えたのは、良いことかなとは思います。 それにしてもダラダラ書いているだけではアクセスが増えなくて、インスタを毎日ポストしていた1〜2年前も思いましたが、このインターネット宇宙で、目を留めてもらうこと、出会ってもらうことの難しさよ! 15年前なら地道に更新していればある程度の流入があった気がしますが、今はてんでダメですね。もっとテーマを絞って尖った内容だったら、もしかしたらもう少し読んでもらえるのかもしれません。おそらく、あらゆる商売でSNSマーケティングやらが行われていると思いますが、ビジネスの機会にたどり着く前にフォロワーを獲得できなくて頭を抱えてしまいそうですね。ま、だからこそ、広告などのビジネスが存在するんでしょうけど。 改めて、このブログの存在意義は、自分の物書きとして&編集者としての筋トレであり、備忘録のノート代わりであり、願わくば、多少なりとも読んで頂く方に楽しんでもらえるものであれるよう、あらゆる面で精進しなくてはと思うのでした。よかったらたまに覗いてやってください。もう少し「暇と退屈とよりみちの倫理学」にしなくてはな。 ということで、後半戦もよろしくお願いします。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。