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4月, 2024の投稿を表示しています

スケーター始めました。

さて。長男君がスケボーを始めたのに引っ張られて、自分もスケボー始めることにしました。長男がやってるのをただ見守るのがあまりにヒマすぎるので。 先輩から古いデッキを譲ってもらい目指したのは新横浜のスケボー広場。の前に、小机駅のスケボーショップ5050さんに寄って板を見てもらい、ダメになってたパーツを交換してもらって準備完了(なお古すぎるから買い替えを勧められたけれど)。 パーク横の受付でリストバンドもらっていざデビュー。ど素人おじさんで恐れ多かったですが、特にイジメられることもありませんでした。長男君はひと月ぶり4回目とかなのに、ちゃんと成長しててランがずいぶん安定していました。果敢にオーリーにもチャレンジしたり、ひとりで黙々と練習できるところがえらいです。 アタシのほうは、まずはランからだとひたすら直進を折り返しまくり。片足で乗るのムズイぞーって思ってましたが30分くらいたつとぼちぼち安定して乗れる感じに。そうなるとスノボー感覚になってきてターンとかはなんとなーくできるように。おお、これは面白い! オーリーまでは行かなかったけれど。 で、2時間ほどやったら足パンパンになってきてそっかこういう感じもスノーボードと一緒なんだなと。いい風感じていい汗かきましたわ。 パークにはいかにもなスケーターさんがいるのはもちろんのこと、文字通り踊るようにステップを踏む白髪おじさまもいれば、まだまだ初心者と思しきソロ女性もいれば、親子スケーターもいて、いろんな人がくるもんだな〜と思いました。新しい趣味ができて嬉しい。 気軽にいける近所に滑れる場所がないのが悩みですが、たくさん楽しみたいと思います。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ブルーライトハマスタ!

さて。何年振りでしょう?のハマスタにいってきましたー。横浜市による小学生無料ご招待企画に当選しまして意気揚々とvs阪神戦。 17:30プレーボールと早いのは小学生向け?と思ったら今日明日の連戦は「BLUE LIGHT SERIES」と名付けられた企画だったから。石井竜也が君が代を歌って、試合後にはライブもあるとか。入場時に青いペンライト配られて、5回終了時に照明がおとされてご覧の光景になったのでした。これは楽しい!し、子供喜ぶ! さて試合の方はジャクソンと虎の村神様(注:ワタシ阪神ファンです)の先発。ジャクソンは球威はありそうだけど立ち上がりから荒れ気味でこれは簡単に点が取れそうだなと。一方の村上はストライク先行、ストレートは140km台後半でテンポもよく、なるほどこれがMVPのピッチングかと納得。 がしかしまさかの横浜先制、ジャクソンも立ち直って中盤はゼロ更新。ようやく阪神は森下のタイムリー(記録はヒットとエラー)で同点に。チャンスマーチ鳴り響き押せ押せだったけど、後続倒れて同点止まり。小雨も降ってきて小学生は飽きてしまったし、8時も回ったので8回表まで見て帰路に着いたのでした。 なお試合は延長12回の引き分けで、終了時刻が遅くなったため規定により石井竜也ライブも中止になったそうです(なお、翌日はリンドバーグ出演でこちらも試合が長引いてライブ中止だったそうで)。 久々の野球場、阪神も応援できて、小学生に野球観戦を体験させられて、ベイスターズエールも楽しめたのでした。スポーツシティ横浜、ほんとにありがたいです。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_哀れなるものたち

さて。『哀れなるものたち』観賞。自殺を図ったある女性が、天才外科医ゴッドウィンによって胎児の脳を移植され一命を取り留める。ベラという名を与えられ、身体は大人、しかし精神は子供という彼女は、次第に外の世界に興味を持ち始めて…。エマ・ストーンの主演女優賞はじめアカデミー賞4部門受賞の話題作! 強烈エキセントリック・ファンタジー! 序盤はモノクロでマッドサイエンティスト色が強かったけど、中盤カラーになってからはコメディ色がたちのぼり、やがて終盤は複雑なテーマ性も併せ持つという離れ業! かなり面白かったです。どこから語っていいかわからないくらいの切り口てんこもり。 まずは美術賞取ったビジュアルから。箱庭的なセットと毒々しいほどに華美な背景、そしてベラのめくるめく衣装を見てるだけでも楽しい! はじめは子供の無垢さを表すような白くてふわふわな衣装、外の世界に飛び出しカラーモードになると原色中心、やがて成熟とともに色彩は落ち着きすっかり理性的になった終盤はリトルブラックドレスを思わせる黒と、意味合いもいろいろ込められてそう。時々出てくる魚眼レンズもメタ視点のようでそれも楽しかった。そりゃ賞取るわ。 役者陣も見事で、人の一生を演じたようなエマはもちろん、ドンファンかと思いきやダメンズだったマーク・ラファロの達者さも最高で、特殊メイクもハマってたウィレム・デフォーは今日も快演。その他端役も曲者揃い! このぶっ飛んだ世界に命を吹き込んでましたよね。鶏犬とかもキモカワ!(かわいくないか) 何より考えてしまうのは「理性」についてか。本能のままに生きる子供ベラが知識と経験を得て社会に溶け込み大人女性ベラとなり生きる方針を見つけていく話だったわけですが、その「社会性を身につけること」の喜びと哀しみの両面を描いていたようにも思います。幸福や善悪とは別の、ヒトの定めとしての問いかけ。 良識ある社会の中で、人は本音も本能も本性も隠しながら生きるようになる。でも隠し持つそれらがなくなるわけではないし、悪なわけでもない。程度の差こそあれそういうものを誰しもが持ち、持ち方次第でそれは欠落にもなる。哀れなるものというタイトルの原題はpoor thingsで、poorにはそういう欠損の意味も含まれるのかなと。 この貧しさも厄介で、物理的なものもあれば、精神面での豊かさの対極でもあるわけで、ダンカンやアルフィー