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6歳から始まるキャリアデザイン ~長男6歳10ヶ月、次男2歳3ヶ月~


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さて。長男君の小学校は二期制のため(夏休みまで知らなかった)9月で前期修了とのことで、通知表的なものをもらってきました。国語や算数など各教科ごとに「オッケー」と「もうちょい」の2段階評価(注:かなり噛み砕いています)。予想以上にざっくりでした。あとは学校生活全般に関しての先生の所見が文章で記されてました。これを見る限りはおおむね問題なく1年生ライフを送れているようでひと安心。

さてさて、本題はここからです。2020年度からキャリア教育がスタートしたそうです。国を挙げた教育施策で、小学校からキャリア教育を実践していくとのことで、「キャリアパスポート」なるものが作られ始めました。僕は全く知らなくて、最近の学校はいろいろやるんだな〜くらいに受け止めていましたが、もっと大きなプロジェクトだった。旗振りは文科省。

小学生にキャリアデザイン??て感じですが、もちろん段階を踏んでいるので、まずは「自分が前期に好きなことや頑張ったこと」を振り返り、来期の目標や、大きくなったらなりたいものなどを記録し、これを継続的にまとめていくのだそう。半期単位でこれを実施して、なんと小学校で終わらず卒業後は中学校、さらには高校にまで引き継がれていくのだとか。思った以上にスケールが大きかった。

キャリアデザインという言葉はちょっと大人びているし、小難しくも考えてしまいますが、もちろん年次と発達段階に合わせて調整していくと思うので、良いことではないかと思います。とりあえず長男の目標は「漢字を頑張る」でしたし。少なくとも自分には全くなかった発想と体験であり、これからの時代を生きていくには必要なことなのかも。と、とりあえずは好意的に受け止めてみる。始まったばかりですし、修正しながらよりよくしていくしかない。

つまるところは「キッザニア(行ったことないけど)」であり「13歳のハローワーク(読んだことないけど)」でありを体系的にやりましょうってことですかね。知ることは大事だし、選択肢があることも大事。昔のようにある程度のレールに乗っておけばそれなりのところに連れてってもらえるという時代ではないだけに。常々、子供たちにはなるべく広い世界を見せてあげたいというのが、我が家のざっくりした教育方針、てほどのものじゃないですが、心がけです。

そんなわけで、後期も頑張れ1年生! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

■長男備忘録
入学当初は学校の様子を訪ねても、忘れたとかなんとかでイラつく様子もあったのですが夏休み開けたくらいからは、聞いたことはいろいろ教えてくれるようになってきた。保育園のように毎日連絡帳があって送り迎えで先生と言葉をかわすわけではないので、しっかりコミュニケーションとっていかねば。スイミング順調に進級。最近やや食が細め? 学童でやたら折り紙作ってくる。学習漫画系はいろいろ読んでいる模様。まだ文字だけの本を読んでくれない。

■次男備忘録
保育園まで徒歩で行ってくれる日が増えたが、時間は倍以上かかって悩む。エンドレスおかわりがすごくて食べ過ぎ。何か話しかけられてちょっとスルーしてたら「聞こえてますかー?」って言われて笑った。依然として電車好き。着替えを嫌がる日が多い。

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