さて。「BeReal」ってアプリご存知でしょうか(ビリールと読むそうですが、みんななんて読んでいるんだろう)。近頃注目度急上昇中のSNSだそうで、僕は新聞だったかのメディアで目にしました。
特徴は、通知が来たら2分以内に写真を撮影して投稿するというルールで、この制約によって「映え」や「盛る」ことが事実上不可能で、リアルな日常が共有されるのだそう。さらに前面と背面の両方のカメラが起動するらしいので、寝癖の自分&散らかったままの部屋、みたいなことにもなりかねないのだとか。もちろん投稿したくなければスルーするだけ(スルーすると友達の投稿が見られないそう)。そして投稿は1日だかで消えるんだって。
あくまで親しい間柄で使われているそうですが、これがZ世代にウケているとかなんとか(本当にウケているのかは知りません。今度会社のZ世代に聞いてみよう。誰だっけ、Z世代? 記号的に使ってるわりに、実像と結びつかないあるある)。でもこの、SNS疲れを逆手に取る発想は、割と共感できます。
気づけば僕はSNSをあまり触らなくなっていて、FBを時々覗いてたま〜に投稿して、インスタはもっとたま〜に投稿するけど誰のこともフォローしてないのでタイムラインは全然見ていません。クラブハウスは……あんなに招待してくれ〜!ってわめいたのに一度も使いませんでしたごめんなさい。
投稿するときはやっぱりそれなりに見栄えのするものを選んでしまっている自分なので、いやらしいな〜と自分でも思うのですが、地味な投稿は案の定いいねがつかないので、それはそれでちぇって気持ちにもなるし、「地味な投稿をあえてスカしておりまぜているオレってやっぱ意識高いじゃん」てことを見透かされていたのかもしれません。いや、ただセンスがないだけか。
そういう無駄な自意識を削ぎ落としてくれるこのアプリのあり方ってのは確かにいいですね。つながるという目的に関してはとても自然に果たしてくれそうな気がします。どこまで日常を晒すのかってのはありますが、普通の毎日を普通に共有できる関係ってとても健全。学生時代の、約束しなくても毎日学校で会えるあの感じなのかな〜。
自分がこのアプリを入れる予定は今の所ないですが、とても興味深いと思うのでした。欲しいのはつながりというより、信頼関係なのかもしれませんね。
よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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