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「木曜日は本曜日」始まる。


プレミアムフライデーさん、お元気でしょうか。あなたのことが大好きです。

さて。「木曜日は本曜日」なるプロジェクトが昨日の木曜日から始動したそうです。これは東京都書店組合によるもので(なので東京のお店だけ)、毎週木曜日に著名人が「人生を変えた10冊」を挙げ、書店ではその書籍の棚を作り展開するもの。

週替わりなので、週に1度、書店に来て欲しいという願いが込められています。10/6にスタートした第一弾は、上白石萌音さんのセレクト。購入者には限定しおりもあるようです。選んだ10冊は、サイトでも見られますよ〜。プロジェクト名、ウィットがあって好きです。

週に1度はちょっと忙しないなと思ってしまった部分はあるものの(作る方も大変だろうし)、楽しい試みなので、陰ながら応援させて頂きたいなーと思っています。本を買わないまでも、書店をぶらぶら眺めるのはなかなか発見があるものです。書店の店頭は世相を反映しているから、今世の中で起きていること、流れがきているものがわかります。メタバース本が出まくっているなとか。

また、それとは別に自分のアンテナに響くものが何なのか、という自分の中の「今」を知ることもできるはず。軽い読み物を読みたいと思うのか、自己啓発本が気になるのか、ふと目に入った雑誌の特集に食指が動くのかとかとか。

いうまでもなく書店は減り続けていて、町の小さな書店はどんどん淘汰されています。それでも、CDショップを目にすることはほとんどなくなりましたが、本屋さんはまだまだあるとも言えます。もしかしたら今までが多すぎたのかもしれません。

この1年、たくさんの書店さんを訪れましたが、いい本屋さんだなと思うお店は、棚に血が通っているのがわかります。書店員さんの情熱とか、丁寧さとか、そういう姿勢が、やっぱり伝わってくるんです。心地いい飲食店はトイレが清潔とか、そういう次元の話ですが、要するに手をかけられているものは、伝わるんですよね。

木曜日は本曜日が、どんな風につながっていくのか。それは、このプロジェクトを推進する人たちの熱量次第なのかもしれません。少なくとも選者の知名度とか、そういうことではないような気がします。読んで欲しい本があるとか、このお店でお客さんを楽しませたいとか、そういうことなんだろうなと、個人的には思うのでした。

部外者が偉そうにすみません。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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