スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

12月, 2019の投稿を表示しています

プレイバック・オズマガジン2019後編

12/31おはようございます。そろそろ今日は何曜日だっけ?です。火曜日。 さて、2019年の特集を振り返る後編です。 7月は「夏のアート旅」。アートは今や夏の恒例企画で今年は表紙になった瀬戸内国際芸術祭を中心に取り上げました。個人的にはジュリアン・オピー展がすごく良かった。 8月は「東京で大人の夏休み」。ステイケーションをテーマに東京で過ごす楽しみをまとめた新しい特集。不安もあったのですがご好評いただけて、J−WAVEさんにも呼んで頂きました。なぜかこの号、手元になくて写真がありませんが、表紙撮影はお台場の庵スパにて。 9月の「銀座へようこそ」も充実の一冊。オズがなければ銀座には呼ばれてなかっただろうなという僕ですが、いろいろ知るとすごくおもしろい街で、毎年の特集が楽しみです。表紙は8丁目にオープンしたMadam Mỹ modern thai Vietnamese。 10月は「のどかな旅へ」。これも新しいテーマ。表紙の尾道をはじめ、洞爺湖、庄内、糸島、伊根など、これまであまり取り上げて来なかった旅先をまとめました。個人的にヒット企画。 11月「日本橋・再発見!」は、再発見とかおこがましいのですが、東京で最も楽しい街のひとつと言って過言ではないと思います。良店目白押し。表紙はだしいなりの海木さん。 12月は現在発売中の「パンと文具」で、イベントも記憶に新しいですね。この特集が支持いただけたのは編集部の自信になりました。一見意味のわからない組み合わせなので。表紙は谷根千のVANERさん。 流石に記憶に新しいものが多いですね。お好みの特集などありましたでしょうか。こうして振り返れるのは、形に残る仕事をさせてもらえてるから。その喜びと、読者のみなさん、スタッフのみなさん、編集部のみんなに、心から感謝です。今年もありがとうございました。 それでは皆さん、いい大晦日を。  

プレイバック・オズマガジン2019前編

12/30月曜日おはようございます。人生初のロストバゲージ中。出てくるのかな。 今日と明日は2019年のオズマガジンをプレイバックしてみます。 1月は「ひとり東京さんぽ2019」。この時点で3年連続3回目の1区を担当。表紙は西荻のクレープ屋さんでこれがまた絶品でした。 2月は「京都ひとり旅」と、ひとりが連続しました。真冬の発売でしたが春休みからGWまで見据えて、桜の情報なども入れました。京都も東京に劣らずどんどん新しいものができててびっくりしました。表紙はMALDA KYOTO。ヨーガンレールの作ったホテルとカフェ。素敵でした。 3月「横浜」4月「鎌倉」はオズマガジン定番の特集。この2号は安定の人気でした。横浜ではマルシェも開催してお天気にも恵まれて7000人もの方にご来場いただき大感謝。来年は2日に拡大してやる予定です。表紙は痺れ麻婆が絶品の重慶飯店と、かき氷が美しすぎた茶房 空花。 5月は「空と緑の小さな旅」と題して、日帰りお出かけの特集。表紙になったムーミンバレーパークや、那須のアートビオトープなど、新緑の季節にぴったりの街をご案内しました。 6月は「中央線がにわかに楽しい!」。盛り上がる中央線沿線を大特集。このエリアは個性的なお店が新旧揃ってました。表紙は西荻のaniccaさん。料理もワインも美味。 皆さんの印象に残ってる号はありましたでしょうか。振り返るといろんなところに行ったなあ!のひと言ですね。明日は下半期を振り返りたいと思います。 今日もいい1日を。

来年も「#オズハマラブ」やります

12/29日曜日、おはようございます。大掃除が終わりません。 今日はお知らせをひとつ。3月に横浜特集を予定しているのですが、それと合わせて「 #オズハマラブ 」キャンペーンを実施します。横浜での楽しい写真に  #オズハマラブ  をつけてインスタグラムにご投稿ください、というものです。 みなとみらいの海景色や夜景もいいですし、中華街の食べ歩きでも、その日のランチやお子様やペットのスナップ、面白い看板、道端の花や商店街など、なんでもOK。お店をなさってる方でしたら、日替わりメニューや本日のおすすめのご案内でも。 狙いとしては、横浜に暮らす人、働く人、遊びに来る人の、足跡を残してもらうこと。それを集めたら何が起こるのかわかりませんが、僕らとしては横浜でいい1日を過ごしていただくのが第一義で、その記録として1枚の写真を残していってもらえたらと思っています。誰かのためと言うより自分のために使っていただけたら。横浜写真館。 言うまでもなく横浜は見所がたくさん。でもそれは観光地以外にも、人の数だけあるはずなので、ぜひ大勢の人に参加して欲しいです。横浜の各所でこのキャンペーンのポスター(写真1枚目のような)を掲出しますので、もし貼ってもいいよという店舗様などありましたら、お声がけください。データをお送り致します。 1/12発売のオズマガジンと、WEBでも告知させていただきますね。投稿写真の中から誌面に掲載したり、いくつかの賞品も設けますので、楽しんでもらえたら嬉しく思います。2枚目以降の写真はここ最近横浜で撮ったもの。 今年もあと3日。やり残したことがないのに越したことはないですが、多少の越年はやむなし。いい1日を。

ミナ ペルホネンのこれまでと、これから

1 2/28土曜日おはようございます。編集部なじみの中華屋さんがビル取り壊しで移転してしまって寂しいです。 先日、東京都現代美術館で行われてる「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」を観てきました。1995年にスタートしたブランド、ミナ ペルホネンの歩みをまとめた展示です。 ミナの服はカノコさんの衣装でも何度もお借りしていて、オズもなじみ深いブランド。会場入り口から代表的なファブリックがずらり。洋服のアーカイブや、デッサン画などの資料も並びファン垂涎の内容。もう、とにかく可愛いのでファンならずとも可愛いもの好きは楽しめると思います。 つづく、という展覧会タイトルからは25周年を迎えるブランドがこの先も続く、という意味はもちろん、自然をモチーフにデザインが起こされ、それが生産者の手により生地になり、プロダクトになり、やがてお客さんの手にわたり、使われ、記憶の一部となり、という循環を感じさせます。 会場にはミナのアイテムを身につけた人もたくさんいて、ショップでもいろいろ売っるので欲しくなることは確実です。 美術館は12/28〜1/1と毎週月曜日が休館(1/13は開館、1/14は休館)、展示は2/16まで。清澄白河さんぽと合わせてぜひお楽しみください。 今日もいい1日を。

お風呂マインドフルネス

12/27金曜日おはようございます、今日で仕事納め。 昨日は2月12日発売「スパ・銭湯・温泉」特集の表紙撮影でした。曇り空で寒かったですが結果的には冬らしい撮影になったような気がします。露天のお風呂の湯けむりのいい湯だな感たら! この日はスパと銭湯合わせて4カ所で撮影。どこも個性的な施設で、いい写真が撮れました。クルーのみなさんありがとうございました。 いろいろとお風呂巡ってますが、単純に広いお風呂は自宅とは違うのんびり感で、外でケータイから離れて過ごす時間は貴重だなーと感じます。今はたぶんインプットが多すぎるんですよね。処理しきれずにショート気味。だからお風呂でぼんやりするのが今まで以上にスッキリするのでしょうね。サウナブームもその流れだと思います。マインドフルネス。 どこも改めてのんびりしたい場所ばかりだったので、今から本の仕上がりが楽しみです。また途中経過をお知らせできればと思いますのでご期待ください。 1年の締めくくりですね。いい1日を。

ドラえもん、スーパーフラットになる。

12/26木曜日おはようございます。昨日は朝がチャーハン昼がラーメン夜がピザだった僕です。なんかあれだな。 昨日は六本木のアートギャラリー、ペロタン東京へ。現在、村上隆の「スーパーフラットドラえもん」が開催中です(1/25まで)。20世紀日本最高のキャラクターとも言うべきドラえもんとのコラボレーションで、村上さんのお花を背景にドラえもんのキャラクターが描かれます。カイカイとキキも登場。とてもキャッチー。 カラフルなお花に同じ色がなかったり、キャラクターがキラキラ塗られていたり、細かいところも見てて飽きませんし、スーパーフラットってなんだろうと、村上さんの作品を観るたびに思うわけですが、オタクという言葉も無くなって、ハイもローもごちゃ混ぜの世界になった今こそスーパーフラット時代だなあなどと。 その中で時代を超えて文脈を共有されるドラえもん(2020はドラえもん連載開始50周年)の浸透度と、世界に通じる村上さんの強度の掛け算は、ただただ圧倒されます。まさにどこでもドア。 現代美術、数だけはまあまあ見てきたと思いますが、力のある作品は、単純にすごいな、と惹きつけるものがありますね。知識の有無を問わず。と同時にもっと知りたいという好奇心がわきます。この、わからなさと向き合う感覚が好きで、正解じゃなくても答えを探して自分内をサルベージすることに意味があるように感じています。 お隣のcomplex665のギャラリーもはしごしつつ、アート散歩を満喫しました。 今日もいい1日を。

ひとり、ふらり、さんぽでも。

12/25水曜日おはようございます。来年のカレンダー用意しなくちゃ。 月曜日に、1月11日発売「ひとり東京さんぽ」特集を作り終えました。この特集、4年連続で毎年1月に出しています。初めて作ったときは、ひとりの時間が大切、というようなことを考えていて、結果として、さんぽに落ち着きました。この本が予想以上に手にとっていただけたことで今や人気の恒例企画に育ってきました。 今思うと、この5年くらい東京の変化は目覚しく(そして目まぐるしく)、毎年、その時にしかない東京が写っているように思います。古いものは少しずつ減ってしまっているのが実情ですが、でもまだ古き良きを留めている町もあれば、最新できたてほやほやの街もある。良くも悪くもそれが東京なので、ポジティブに楽しみたいと思っています。都会であれ田舎であれ、暮らしを作るのはハコではなく人ですし。 4年前と比べると、今ではひとり行動なんてすっかり当たり前で、携帯電話があれば手持ち無沙汰ということもあまりありません(充実するとも限りませんが)。おひとりさま、というどこか自虐的な言葉もあまり聞かなくなりましたしね。なので、今年の特集はより気軽に、ふらりと気の向くままに使ってもらえたら、という気持ちで東京のよりみち案内をしています。ひとりでも、ふたりでも、3人でも全然構わないのですが、「東京さんぽ」と「ひとり東京さんぽ」だと、微妙にニュアンス違うんですよね。前者ではないのです。 写真は白山のplateau booksさん。日当たりもよくコーヒーもいただける素敵な本屋さんでした。おすすめ。 今日も、いい1日を。

ラオスに何があるのか見てこようと思う

12/24火曜日おはようございます。メリークリスマス! お休みにラオス旅行を計画していてラオスにまつわる本を読んでます。村上春樹の『ラオスにいったい何があるというんですか』は紀行エッセイ。発売時に読んだものを、ラオス編を読み直し。それからガイド本を2冊。 海外旅行のときはだいたい雑誌の特集やこの手のガイド本を読んで、旅行前からイメージを膨らませて楽しんでます。写真の他に、古いブルータスとTRANSITにもラオスの記事があったので読んでおきました。 わかったことはラオス(のルアンパバーンに行くのですが)は、町自体が世界遺産で、古い寺院があり、小さな町で、毎朝托鉢が行われており、メコン川沿いの町であること。ご飯も美味しそう。基本的にはのんびり過ごすつもりです。 なぜラオスにしたかと言うと旅費が比較的安価で、フライト時間も短く、そしてまだ行ったことがないから。28歳頃に海外旅行にハマり、以来年に一度の海外旅行が趣味になりました。その醍醐味は知らない世界、文化に触れられること。月並みですが。 どうしても毎日は似たようなことの繰り返しになりがちなので、時々旅に出ることでその当たり前から少しはみ出したくなります。言葉の通じない場所に行くことで、普段の日常はごく小さな世界でしかないことや、一方でその当たり前は貴重なものであることを感じられます。結局は無い物ねだりで、安定と不安定が交互に欲しくなるんですよね。 あとは百聞は一見にしかずを、体感したいんですね。これは海外に限らず。 ラオスにいったい何があるというのか。自分の目で見るのが楽しみです。

『こびとのおうち』は無限大でした

12/23月曜日おはようございます。昨日銭湯行ったらゆず湯でした!嬉 今日は絵本のご紹介。鬼頭祈さん  @inorii  の『こびとのおうち』。鬼頭さんは日本画を学ばれたイラストレーターさんで、オズマガジンでもよくイラストを描いていただいてます。日本画の技法を生かされてるからでしょうか、女の子やイチゴというモチーフを使いながらも独特の芯の強さとやさしい色遣いがとても素敵。編集部みんな大好き。 そんな鬼頭さんが、お話も(もちろん絵も)手がけた絵本ができたというのでゲットしました。今、青山ブックセンター本店で原画展もやられてます(〜1/6)。サイン本もあったよ。 お話はこびととリスが旅をしていろんなものをおうちにする話。サイダーとか、いちご畑とか、あれもこれもおうちになっちゃう。とてもシンプルで短いお話ですか、大冒険です。細かいところまでよーく見ると、すごく描きこまれててきっと子供に見せたらいろんな発見をしてくれそう。 子供では全然なくなった僕が思ったことは、大人になるとこびとの目を忘れちゃうんだな、てこと。こびとと2メートルも変わらないし、宇宙から見たら2メートルなんて誤差以下なのに、大人になると分かったような気になって世界に対する柔軟性をなくしてしまうよな、と。知らないことと可能性だらけの世の中はもっと楽しめるのかも。 と言うとなにやら固い感想ですが、単純に可愛くて面白いです。大人の人へのプレゼントにもおすすめ。 絵本の海は豊かで広いですね。福島の絵本美術館に行きたくなってきた。 今週いっぱいで仕事納めの方多いでしょうか。編集部も金曜までの予定です。今日も、いい1日を。

「パンと文具さんぽ」無事に終了しました。

12/22日曜日、おはようございます。今日は冬至。真冬に向かうけど日長は長くなるのが希望が持てて好き。 昨日のオズマガジン「パンと文具さんぽ」無事盛況のうちに終えることができました。お越しいただいた皆様、ご協力いただいた出店者の皆様、本当にありがとうございました。スタッフの皆様お疲れ様でした。至らぬ点も多々あったかと思います。そこは反省して今後につなげていきたいと思います。 僕としては、オズマガジンのイベントとして過去いちばんの手応えでした。たくさんよくして頂いている蔵前のみなさんのお力をお借りできたこと、長くお付き合いいただいてる  @hongama56  さんとご一緒できたこと、定期購読者のみなさんや文具女子博でお会いした皆さんと再会できたこと、などなど嬉しいことがいっぱいでした。 僕がアテンドさせてもらったおさんぽツアーは、僕自身も楽しませてもらいました。改めて蔵前を歩くと、この10年くらいの町の変遷を感じて、いろんな記憶が蘇りました。新しいものがどんどん増える東京ですけど、それをずっと見させてもらう楽しみを再確認しました。小説とか映画も、同じ作家を追って変化を感じるのが好きなのと似てる。 ご参加いただいた方に、こういう風に町の楽しみを教えてもらうと、東京が好きになり、そこに暮らす自分が誇らしく思える、という風に言っていただけたのも嬉しかった。 またこういう皆さんと一緒に楽しめる場を作れるように、頑張りたいと思います。 今日も、いい1日を。

居心地のいいバーバーにて。

1 2/21土曜日、おはようございます。今日はいよいよイベント当日。みなさまのお越しを編集部一同お待ちしております。詳細はこちら。 http://www.ozmall.co.jp/ozmagazine/article/22017/ 先日髪を切りに行って、そこは僕にとってなじみの居心地のいい場所なのですが、「居場所」についてふと考えました。僕がこのお店を選んでいるのは、この店主に髪を切ってもらいたいから。きっとどこの美容院も理髪店も、腕がいいのは大前提として、あとは担当者さんとの相性で選びますよね。思えば歴代通ってきたところの担当者さんみんな思い出せて好きだったなーと(ラッキーでした)。  髪を切りながらの雑談で、「床屋って昔からコミュニティだったんだよ」という話になりました。言われてみると、アメリカ映画(マフィアものとか?)にバーバーのシーンてけっこうある気がしますし、お店の人がキーマンだったり、ボスとか政治家とかが床屋でぽろっと重要なこと言ってたりする気がします(なんとなくのイメージなので、具体的なシーンを思い出せたのは『グラン・トリノ』ぐらいであれはちょっと違うか)。 いろんな人がきて、ひととき安らぎをえて、帰っていく場所、なんですよね。 美容院などに限らず、カフェでも、定食屋でも、そういう「居場所」って今の時代とみに貴重なものかもなぁ、と。 みなさん、そういう居場所的なものってありますかね。いろんな人の居場所を聞いていく連載とかしてみようかな。リレー形式で。ある人は喫茶店かもしれないし、ある人は図書館かもしれないし。自分で考えると、今回髪を切った  @barberboysdaikanyama  もそうだし、会社の近くのDEAN&DELUCAもよく行く好きな場所。居場所の条件て、お店の人との関係性か、空間的な環境のどちらかが決め手ですね。 特に結論もありませんが。そんなこんなで、今日もいい1日を。

サンタクロースって本当にいるんだよ?

1 2/20 おはようございます。明日のイベントに備えて散髪しました。 さて、サンタクロースの写真です。これは東京ミッドタウンのフジフイルムスクエアで開かれてる角田明子さん  @akiko_tsunoda  の写真展「サンタさんがいっぱい」から。見てくださいこのサンタさんたち! なんとも言えない幸せな気分になる展覧会です。 角田さんはかれこれ10年近くサンタさんを撮り続けけてる方。そう、サンタさんは、いるのです!世界に公認サンタが120名ほどいて、毎年夏にはデンマークでサンタクロース会議が開かれ、世界中のサンタさんが集まるのだそう。今回の展示はその写真含め、北欧のクリスマスの様子も展示されています。北欧の子供たちもサンタさん(海水浴したり、ジェットコースターに乗ったり)もすごいかわいい。 子供にサンタさんて本当にいるの?と聞かれたとき、本当にいるんだよ、と言ってあげたいんです。そうすることできっと豊かな未来が育まれるように思うんです、と角田さんはおっしゃってました。確かに! 大人も子供も幸せになれるこちらの展示は12/27まで。サンタになり切れるフォトスポットも。 ちなみに、日本でもサンタクロース会議、熊本などで行われてるみたいですよ。あと、ミッドタウンのイルミネーションきれいですので、合わせて楽しむのもいいかも。 今日もいい1日を。

オズマガジンが「パンと文具さんぽ」やります!

  12/19 おはようございます。オリンピックのチケット当たりました。やったー。 さて、今日は今週の土曜日に蔵前で行うイベントのご案内です。と言いつつ、内容はオズマガジン公式インスタ  @ozmagazine_editors  やオズマガジンweb「よりみちじかん」をご覧いただければと思います。発売中のパンと文具特集にちなんだ、「パンと文具さんぽ」です。 この5年くらい、ときどきイベントごとをやってきました。雑誌を作るのと似ている部分もありつつ、でもだいぶ勝手が違うので、手探りなことがほとんどですが、やっぱり何かをみんなで作るというのは楽しいもので。終わったあとは当分もういいやと思うのですが、日が経つとまたやりたいような気持ちになります。 いかんせん、いろいろ取材させていただくと、雑誌の中だけには収めきれないこともたくさんあるので、それを実際の街で体験してほしいという気持ちが大きいです。 ただ、これまではどうしてもイベントごとが単発になってしまっていたのですが、今後はなるべく継続性をもってやっていきたいな、と思っています。毎回新しいイベントを起こすよりも、形や内容はさほど変わらなくとも定期的に開催することで、またやります、また来たよ、みたいな関係性を作っていけたらいいな、と。ある種の持続可能性といいますか。 オズマガジンは情報発信のみではなく、いろんな意味で居場所や関係性作りのお手伝いをする媒体であれたらいいな、と思っています。そんなお話もまたいずれ。 12/21土曜日、年の瀬のお忙しい時期と思いますが、お会いできたら幸いです。 今日も、いい1日を。

感想_数学の贈り物

  12/18。おはようございます。1000円のペンを2本買いました。 さて、今日は本のレビュー。題してよりみちライブラリ。森田真生『数学の贈り物』(ミシマ社)読了。数学をテーマにした研究者である著者が、出版社であるミシマ社のウェブサイト「みんなのミシマガジン」で2015年より5年にわたって連載していたものが書籍化されたエッセイです。 タイトルには数学とあるし、著者は数学が専門のようですが、内容にいわゆる数学的な要素はほとんどない。けど、中身の説明が難しい本。現在presentが贈り物presentである、という内容です。伝わりませんね。 でも、この、簡単に言葉に置き換えられない感じがとても良かったです。今は時短の時代なので、わかりやすくて、要約も容易にできるもののほうが好まれやすいですが、こういう思索が自然に巡っていくような本を読んだのは久しぶりだったこともあり、とても清々しかったです。 取り止めもない日々の移り変わりを独特の目線でとらえ、豊富な知識や引用とともに、この世界の豊かさや美しさを思い出させてくれました。世の中、情報があふれ、さまざまなものが数値化されています。データは集まれば集まるほど効率化され、合理性が幅を利かせていきます。 でも、世界はそんなに簡単には割り切れない。今も昔も。そしてその割り切れなさにこそ人生のおかしみや喜びの根源があるということを、極めて静かに、そしてやさしい眼差しでつづってくれています。 作中に紹介される「不一不二」という言葉や、「かぞえる」の語源など、新しい知識も、この本で見かけなければ出会わなかっただろう類のものなので、嬉しかったです。偶然の贈り物。そもそもの出会いはTwitterでこの本のタイトルを見かけたとき、文系の僕はちょっと興味を惹かれて手を伸ばしたのでした。 直感に従うといいことありますね。今日も、いい1日を。

サウナで特集のことを考える

  12/17火曜日おはようございます。筋肉痛って医学的にメカニズムが解明されてないと聞いて衝撃。 現在オズマガジン編集部は1月発売の、ひとり東京さんぽ特集の大詰めを迎えています。年末年始があるので普段より1週間締め切りが早くバタバタしてますが(毎年のことです)、4年連続のこの特集、今年も充実の内容でお届けできそうです。 と同時にその次の2月発売「スパ・銭湯・温泉」特集の取材がスタート。真冬の号なのであったまりたいというのもありつつ、スパの居心地はどんどんよくなり、銭湯はコミュニティとしてその価値が再注目され、サウナは空前の大ブーム。温泉ではプチ湯治が新たなムーブメントになりそうです。 スマホが手元にない状態って1日でお風呂の時間くらい。ひとりでぼんやりしたり、連れ合いとおしゃべりしたり、そういうのって想像してたよりいい時間でした。 などなど考えながらやってます。写真は横浜のスパイアスさん、5時間はいられるナイスなスパでした。極楽かよ。 関東はまた寒くなりそうですが、今日も、いい1日を。