スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(雑誌好き)が付いた投稿を表示しています

オズマガジン2023年7月号「鎌倉名店案内」

今年も販売キャンペーンやってきましたよー。 さて。オズマガジンの最新号は恒例の鎌倉特集号です。すっかり日常が戻りつつあるこの頃、鎌倉も週末中心に大変な賑わいだそうで。 そしてその賑わいに合わせるようにと言いますか、載ってるお店たちの新しいこと、新しいこと。これも知らない、あれも知らない、こんなのできたんだー!の連打でした。 茅ヶ崎のMOKICHIさんのお店ができたり、辻堂の27 coffee roastersのお店ができてたり、パンとエスプレッソも鎌倉に登場とは驚きました。そんなニューオープンに対抗するわけではないですが、名店案内あり、江ノ電ガイドにお寺と神社案内も入った保存版的一冊です。 で、個人的にはラストの名カフェdimanche堀内さんとこちらも鎌倉のランドマークとなったグッディーズ内野さんの対談がよかったですね。お二人とも面識があり、お店にも何度も行っているからというのもありますが、鎌倉の良きところを体現するお二人だよなーと改めて思いました。 いろいろあるんですが、鎌倉という街のいちばん素敵なところは求道者みたいな人たちが集まってその人たちのお店があってそれに触れられることなんじゃないかなーと思うのです。求道者というとストイックすぎますね、自由愛好家? ちょっと違うか。まあ、自分の好きなもの・信じるものを大事にしている人。そしてそれを押し付けがましくなくシェアできる人。そんなイメージです。pomponcakesとかもそうかなー。 自然体であること、そしてそこにある自然とともにあれること。それは単なる自由人や夢追い人とういことではなく、いろんな現実的問題も踏まえてしなやかに乗り越えていくって感じです。 ちょっと話がエモに寄りましたが、やはり魅力あふれる鎌倉よ。遊びに行かなくちゃね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

シーラカンス・東京2023

村上春樹の新刊発売日に買ったけどまだ1文字も読んでおりません。。 さて。メトロミニッツローカリズム最新号が配布されています。特集は「TOKYO CITY JOURNAL 2023」。この3年間の東京の飲食店トレンドを掘り下げた1冊で、いろんな旬のお店がたくさん載っていてわりと保存版にしたいやつ。 背景にあるのはもちろんコロナ禍で、ターミナル駅から私鉄沿線への出店が増えたり、小さなカウンタースタイルとコミュニケーションが増えたり、確実に映えるコンセプチュアルなお店が増えたり。という外的要因に加えて、専門店はさらに尖ったり、すでに懐かしい気しかしないマリトッツォブームにフランス料理の原点回帰などなど、キーワードは多岐に渡っております。 誌面に踊るのも「大人の秘密基地」「イノヴェーティブ×各国料理」「ガチ中華」「立ち食い寿司」「カヌレ」「ネオ和菓子」「すっかり定着したナチュラルワイン」「学英大学」「ドーナツ」と、気になるものしかないでしょうよ! 結局、人の流れもまた東京に戻ってきているようですし、良くも悪くも東京一極集中は変わらないんだなーと横浜から眺めるのでした。 ところで、表紙のイラストは印象的ですね、シーラカンスのような生き物に乗る少年? でもこの場所がどこだか全然わからなくて、この号が通巻246号なので、青山通りじゃないの?と思うのですが、こんなゲーセンあったっけ?? 昔の東京だったりして? 古代生物に乗ってタイムスリップ的なイラストで「今」とはなんぞを問いかけているのかしら??なんて深読みもぜひお楽しみください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2023年6月号「渋谷完全ガイド」

ほぼ日さんの生活の楽しみ展、行きそびれたなー。バイトしたのが懐かしい思い出。 さて。オズマガジン最新号発売、「渋谷完全ガイド」です。100年に一度の大変貌を遂げつつある渋谷の今をとらえた一冊。 駅もそうだし、その周辺も様々な再開発が続いていて、未来予想イメージが載ってましたが、こんなんになるのかー!という驚きが。知らない計画がいっぱいあります。すごいな。そこに単純にワクワクはしなくなったのは歳を取ったからか、世の中が変わったからか。背の高いビルよりも、全部平屋!とかのほうが面白いのにな(無理だよ)。 てのはさておき、今回や特集で紹介しているのはぜーんぶ渋谷駅徒歩10分圏内なのだそう。なかでもとにかく飲食店にフォーカスして、ランチとカフェ紹介に誌面の大半を割いていました。保存版というに相応しい。 文字通り渋谷は「谷」で、坂道だらけの街。自転車泣かせではありつつ、起伏に富んだその地形は必然的に景色の変化も大きくて、高層ビルと入り組んだ裏路地が共存していて散歩も面白い。小さな路面店もたくさんりますし、住宅地も思いの外多いしね。原宿方面、奥渋谷方面、青山方面、恵比寿方面、桜ヶ丘方面、道玄坂方面と、どこに向かうかで全然違うのもいいところだぜ。 よーし今度渋谷行くか!って気持ちになる一冊。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

写真と家具の町・東川

↑エルマーと竜カラーのデザインですね。 さて。ちょっと遅くなっちゃいましたがメトロミニッツの4月20日発行号は「座り心地のいい町」特集。座り心地をキーワードに、主に北海道の東川町を紹介しています。うん、僕なら「座りのいい町」にするかな。すなわち落ち着く町、しっくりくる町。 なぜ東川町が「座り心地のいい町」かというと、こちらは旭川家具と呼ばれる木工家具の一大産地だから。旭川空港から車で10分ほど、大雪山を間近に望むそこは田んぼなどの景色も美しい北海道らしい雄大な町です。しかも今、若い世代を中心に移住者もとても増えていて、洒落たお店なども続々できているという。 数年前に一度だけ行ったことがありますが、それは素晴らしい町でした。6月の最高に爽やかな時期だったというのは大きなバフだと思いますが、それを差し引いてもいい町です。で、家具なんですね。家具工房があちこちにあって、素敵な椅子ももちろんたくさんある。象徴的なのは、新生児にはこの町で作られた椅子が送られるという施策。「君の居場所はここにある」という想いが込められてるそうで、それだけで泣けますね。 さらには世界的な椅子研究家の織田憲嗣さんがお住まいでそのコレクションは東川町が現在は公有化していて、公開もしているそうです。なんて豊かな町なんでしょう。中学校で使う机と椅子も地元産で、なんと卒業時に持ち帰れるんだって。めちゃくちゃ素敵だ。あと隈研吾さんのサテライトオフィスもあるとか。 それだけでも凄いのですが、実はもっとすごいのは30年前に「写真の町」を標榜して、全国の高校生を対象にした「写真甲子園」が開かれているのです。予選を勝ち抜いた高校生がこの町に集まり、限られた時間の中で写真を撮り競うというTHE青春なイベント。それを展示する館ももちろんあります。 地方創生の言葉ができる遥か前から、この町は未来を見すえてそしてその未来を実現してきたことを想像させる歴史ですよね。借り物の町おこしではないし、一過性のブームでもない。座りがいい町なんですが、その実、しっかりと根を張り立派に自分たちの足で立っている、なんとも懐の深い町なのでした。 読んでたら行きたくなってきた。旭山動物園もあるしね、家族旅行しちゃおっかな〜。なお、ふるさと納税の返礼品にこの町の宿泊券もあるらしいですよ。家具もありそうだね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も

テキトーニ・リトリート

飛行機乗りたいな〜、海外行きたいな〜。 さて。昨日葉山でリトリートしてきたところですが、雑誌WIREDもちょうど「RETREAT 未来への退却(リトリート)」特集だったよ。 購読の決め手になったのは冒頭に哲学者の國分功一郎さん(『暇と退屈の倫理学』著者です)の対談インタビューがあったから。暇と退屈の延長にリトリートを捉えるなんて最高だなという期待に応える内容でした。 今の時代、目的とか効率が影響力を持っていて、行動には意味や理由が求められがち。目的があるとゴールが設定されて、正解や方程式もある程度できちゃいますよね。目的が達成されなかったらそれはたぶん失敗で。でも、失敗でも、横道の着地にも、けっこう楽しみやおかしみはあるはずなんです。それを「逃走線」という言葉で表現されていました。リトリート=平たく日本語にすれば癒し、なんでしょうけど、語源にはフランス語だと撤退とか退却のような意味なんだそうで。 次にくるインタビューは、Unyokedというオーストラリア人の双子の兄弟が、人里離れたロケーションでのミニマルな小屋宿泊を提供するサービスについて。これもまた素敵な案件で、デジタルや情報からとにかく距離を取るもので人気を博しているそう。わかりますよデジタルデトックス。と言っちゃうとあまりに簡単ですが、でもそういうこと。 便利はどんどん便利になり、なのにどういうわけか全然暇になんてならなくて、日に日に忙しい僕たちには、やっぱり余白や休息が必要ですよねー。ってちょっと真面目に世の中を考えすぎですかね? 全然別の話ですけど、セルフレジってなんでオレここでバイトしてる?って気になるんですよね(シャドーワークだ)。 リトリートっていうとオシャレすぎるから、「テキトー」くらいでいいんだけどなと思うのでした。高田純次さん的なね。そんなことを思う記事がいろいろあって気分にあう一冊でした。 よりみちしながら、いきましょう(じゅんさんぽだ!)。今日も、いい1日を。

さんたつ10年ぶりの横浜特集やってるよ!

NBAはプレーオフが始まりました。我らがNOPは進出ならず。 さて。散歩の達人が横浜特集やってますよー。横浜駅西口の有隣堂さんで大々的に展開されてたのが目を引き購入しました。横浜ブルーもいつになく洒落た印象でミニクリアファイル付きが決め手です。 前半はエリア切りのスポット紹介で、みなとみらい、桜木町、平沼橋、石川町と並びます。さらに喫茶店特集、野毛飲みと続いて相鉄の新横浜線沿線案内に商店街特集と、わりと王道とニュースをまとめた作り。地元民として使える情報がしっかり抑えられてる感じ。逆に外から来る方向きではないかな。 さんたつさんのイメージだともっともっとディープな街歩きかと思いましたが、そんなにコアなところはなかった印象。そもそもさんたつの横浜特集ってイメージないなーと思ってバックナンバー見てみたらなんと10年振りでした。町と媒体の相性がそこまでよくないってことなんですかねー。 そして横浜特集は60ページほどで終わり、後半はサウナに駄菓子にJリーグのある町など小特集の乱れ打ち。いろんな切り口の散策を紹介するのはサスガという感じですね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2023年5月号「浅草さんぽ」

一度外すとつけられなくなるなーと感じつつ、つけるときはつけマスク。 さて。オズマガジン最新号「浅草さんぽ」特集が発売になりました。浅草特集は初めてのようですが、外国人も日に日に増える今日この頃だとか。日常が戻ってきているなー。 浅草寺に老舗喫茶に花屋敷に落語と王道の浅草を抑えつつ、観音裏と呼ばれる地元ご用達エリアも外さないのがオズらしさ。遠くから行く人にもご近所の人にも使える一冊という感じです。こうしてパラパラめくっていると、街の個性がはっきりしてますね、浅草って。 雑多で、人情を思い起こさせ、観光的で、そして下町らしさが詰まっている。モダンでも洗練されてるとも思わないですが、それがいいところ。冒頭、浅草をパリに喩える地元人のユーモアが書かれてたけど、パリになぞらえる必要なんてないよね。浅草は浅草。 最後には隣町の蔵前情報も。歩いて10分なのですぐだけど、こっちはこっちで1日かけて巡りたいから悩んじゃいますね。泊まるか? ということで浅草散歩をまずは誌面でお楽しみください。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

旅を想うだけで楽しい。

軽井沢のハーフマラソンに出てみることにしました。ちょっと楽しみ。 さて。オズマガジントリップの最新号は「春のひとり旅」。気軽に行ける関東近郊を中心にいくつかのエリアが紹介されていて、気候とあわせて旅気分が盛り上がる一冊。 千葉県のいすみ市は、豊かな自然の中で古民家などのお店が集まっていて、穏やかな1日が過ごせる場所。古書の買取と販売を行う上田のバリューブックスさんはいつか行きたいお店。買取を依頼したことがあるだけで訪問のチャンスはまだないけれどいつか必ずですね。 最近仕事でよく静岡には人宿町なるかつての繁華街がリノベーションなどで盛り上がっているとか。それは知らなんだ、次の出張の際には足を伸ばしたい。そして木更津のクルックフィールズには新しい宿泊棟に図書館もできたとなればぜひ再訪しなくては! 真鶴出版にも泊まりたいんだよなぁ!! といった具合で、うわーあそこもここも行きたい!というところの連打です。遠すぎないしニッチすぎないエリアセレクトが嬉しいところ。やっぱり知らないところに行くのはわくわくするし、そこに行くことを想うだけでなんだか元気が出ますね。 やっぱり3年分の我慢というか、縮こまっていた部分がいろいろとあるんだよなぁと、ちょっとずつ思うことが多いですね。旅とか、雑談とか、そういうしばらくぶりの当たり前。 ストレッチするような心持ちで、お出かけを楽しみたいですね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

GOしてINしようぜ。

WBCってどうもそこまで盛り上がれない自分がいたりもします。 さて。メトロミニッツローカリズムの最新号は「郷に入る旅」。そう、「郷に入ったら郷に従え」の格言を地で行く旅、すなわちローカルに溶け込む旅ということで、紹介されるのは別府、高知、与那国という南国三兄弟(とは誰も呼ばない)。 別府では温泉の日常が、高知では日曜市が、そして与那国では島の手仕事が、綴られています。日常に寄り添った記事と合わせて、担当ライターさんの手記もあるので、主観と客観を行き来した案内となっており、より没入感が生まれる仕組み。別府行きたいなぁ。あと高知も。うん、与那国もね(行ったことない)。 さて、テーマでもある「郷に入る」ですが、あらためて考えてみると旅でも何でも、なかなか郷に入れてないよなぁと思うのです。下調べした目的地を目指して、Googleマップに従っていたら、そりゃあ郷には入れないよなと今更ながら考えてみたり。 というかそういうテクノロジーというよりも、マインドセットの問題なんですよね。自分のスタイルを守らずにいられるのか。いつものペースを手放せるのか。旅に限らず、身を預けられる柔軟性というか、しなやかさ、忘れてないっけ?と読みながら思うのでした。 流されるままに流れていくのも悪くないですよね。あんまりやったことないですけれど。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン23年4月号「春の横浜さんぽ」

今年も、3.11を思う今日であります。何ができるわけでもないけれど。 さて。オズマガジン最新号「春の横浜さんぽ」特集が発売です。すっかりおでかけムードになって、最近の横浜の人出はかなりのものがあるので、タイムリーですね。横浜マリンタワーが復活したり、赤レンガ倉庫がリニューアルしたり、新しいホテルができたりと、そんな僕らをいろんなトピックスがお出迎えしてくれています。おっと、相鉄が東横に乗り入れるのも忘れちゃいけない大ニュース。 気づけば横浜に暮らして4年半になりました。さぞ横浜に詳しくなったかというとそうでもなくて、案外似たようなところばかりになってしまうんですよね。もっといろいろチェックしたいとは思っているはずなのにおかしいなー。 住んでみて何か印象が変わったかというと、これも案外そうでもないんですよね。慣れた、ことは確かですが、意外な一面を見たってこともなく、ハレの部分もケの部分もほどよく共存していて、海はもちろん公園の緑なんかも感じやすいのがいいところ。 まだまだ新しいものがいろいろ作られていて、飽きさせずに楽しませてくれそうなこの街を、もっともっと味わっていきたいと決意を新たにするのでした。そういえば近所の新しいパン屋さんとお菓子屋さんが紹介されてなかったな。情報、編集部にたれ込んだはずなのに。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

旅するお楽しみをもう一度

『おかあさんといっしょ』(おかいつ、と略す衝撃!)の体操のお兄さん卒業のニュースに涙している僕です。好きだったんですよね〜。 さて。フリーマガジンのメトロミニッツ最新号「わたしが旅に出る理由」を読了しました。手に取らないわけにはいかないタイトルです。小沢健二を思い出さずにもいられないですね。 石川直樹さんが香川を旅すればその瀬戸内海の景色に魅了され、画家の網代幸介さんは日光東照宮を独自のタッチで描きます。網代さん初めて聞くお名前だと思ったのですが、絵本『てがみがきたなきしししし』の著者さんでしたか! 広島の本屋さんで見かけて衝動買いしていたので、そのファンタジックな作風と合わせて僕的にも旅というキーワードにリンクする人選でした。それから、詩人・作家のくどうれいんさんは、初めての富士山詣でに出かけておりました。 特集のコンテンツは以上なので、もうちょっとたくさん読みたかったというのが正直なところではありますが、三者三様の旅が楽しめ、それぞれのデスティネーションにも心惹かれるものがありました。ああ、旅に出たくなる。 ところで僕には旅に出る理由があるのか。大それた答えはなくて、一言で言えば「感動が欲しい」ということになります。それが旅でないといけないことはないのですが、知らないところに行く、はたまた、遠くまで足を運ぶ、というのは、非日常であるがゆえ感動を得やすい行動ではありますよね。美しい景色を見る、美味しいご飯を味わう、偶然の出会いを楽しむ、電車や飛行機に揺られる、いつになくたくさん歩く、思わぬ失敗やトラブルに見舞われる、有名な観光地を体験する、などなど、やっぱりそういうのって楽しいわけで。感動が欲しいですらないか、「楽しみたい」だけ。地方でマクドナルド行っても別にそれはそれである種の楽しさではあるんだよな。地元の高校生とか見て。感動じゃないけど。 旅じゃなくても楽しみはたくさんあるけれど、旅という楽しみもいいものだということです。春はすぐそこ、旅立ちたい自分の衝動を感じる一冊なのでした〜。あれ?「いい日旅立ち」なるビールを片手に読んでいるんですけど・・・!(仕込みじゃないです) よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

森と湖の国へ

なかなか強烈な春一番が吹きましたね。春一番好きだ。春近しをダイレクトに感じられるから。セットで花粉もやってくるのは×です。 さて。雑誌TRANSITの最新号が「春夏秋冬フィンランドに恋して」ということでフィンランド特集でした〜。いやーいいですねフィンランド、行きたいですね、フィンランド。そんな特集です(ざっくり)。 フィンランドと言えば森と湖の国で、デザインが有名で、幸福度も高い。に加えて昨今はサウナー的にも聖地な扱いで、誌面でもTRANSIT流に写真家の加治枝里子さんがローカルなサウナを旅していて、その美しく切り取られた世界と臨場感たっぷりのテキストに、否が応でも行きたさが募るわけです。反則級。 表紙のようなオーロラ輝く夜空も最高ですよね。前にオーロラ目的で現地を訪ねながらも出会うことが叶わなかった僕としては早くリベンジしたすぎる。2018年にできたヘルシンキ中央図書館もめちゃくちゃ素敵。前回行った時アアルトのスツールを買わなかったことを後悔したんだよな。アキ・カウリスマキが作った郊外の小さな映画館というのも気になるぞ。 コロナ前は年に一度の海外旅行がお楽しみで、この3年間はもちろん吹き飛んでいたわけですが、ここにきてまた海外への気持ちが持ち上がってきたのを実感する特集でした。やっぱりまだ見ぬ世界に会いたいし、異なる土地を踏みしめたいと、ただただ思います。理由はわかんないけど。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

草間トリックス健在!

NYCマラソン、無事にエントリーしました。11月に向けてがんばるぞ(ランと英会話)。 さて。カーサブルータスの最新号が「草間彌生、最新案内」特集だったので即買いです。10年ぶりのルイ・ヴィトンとのコラボレーションが世界中で話題ということでの今ですね。お店に行ってみましたがもうだいぶ売れちゃってる模様。でも、3月には第2弾がドロップするそうなので要チェック。 で、それと同時に原宿にポップアップストアが出ていたこととか、都内各所でさまざまなインスタレーションなどがあったこととか、全然知らなかったー!! 知ってたら絶対見に行ったのにな。増上寺とか芝公園とか行幸通りとか。。。情報感度が落ちていることを実感せざるを得ない。 ま、それはそれとして。僕の草間さんの原体験は森美術館での個展「クサマトリックス」です。六本木ヒルズ開業間もない頃で、物見遊山的に行きましたし、アートらしいアートを見たこともなかったので、完全になんだこりゃ〜とエンターテインメントとして楽しみました。 今もそれはあんまり変わっていなくて、水玉とカボチャのアイコニックさとフォトジェニックさにただただ食いついているだけのようにも思います。一言でいえば、カワイイ。その後、いくつかの個展など彼女の作品を見て、知識も増えたけれどもなお、唯一無二のポップさと毒々しさに魅せられている。 あえていうなら草間さんの魅力はオブセッション=強迫観念かなぁと思います。執拗なまでの増殖性と有機性、そして「愛はとこしえ」という普遍的なメッセージ。病的だけど、それゆえに心を捉えるといいますか。みたいなこれまでの足跡をまとめた一冊でした。あらためて国内各地のパブリックアートも観に行きたいし、今香港でやっている回顧展も行きたい(GW・・・か!?)。 ちなみに長男次男とも「すご」「こわ」と言いながら興味津々でした。越後妻有で見たやつだよって教えたら納得してて、直島と十和田に行ってみたいそうです(中に入れるカボチャが刺さったました)。あと松本を走るバスと香港の地下鉄に乗りたいそうで。笑 まだまだ僕たちを魅了してくれることを願いつつ。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン23年3月号「清澄白河カフェめぐり」

清澄白河って駅名であって、町としては清澄と白河、別々だから人によっては違和感ある呼称らしいです。渋谷恵比寿とか、目白高田馬場、みたいな感じか? さて。オズマガジン3月号は「清澄白河カフェめぐり」特集! この10年ですっかりカフェの街として名を馳せたイーストトーキョーの雄、清澄白河が満を持して総力特集です。もちろんメイントピックはカフェ! ブルーボトルの日本初上陸が2015年でそこがターニングポイントだったことは事実ですが、実はそれより少し前からカフェの街だった清澄白河。クリームオブザクロップさんとか、オールプレスエスプレッソさんあたりが2013〜2014年にオープンしていたかと思います。 この街は暮らす人の街であるところがいいところで、およそ観光地ではありません(現代美術館あるくらいかな)。でも人口はけっこういるので、飲食ニーズは高い。そして倉庫などの大きくて古い物件がけっこうたくさんあった。なおかつ、東京日本橋銀座から実は近い。そんな条件があわさって、少しずつ開拓されていったのでした。マンションも増加中(そして家賃も高騰中)。 とはいえ誌面を見て驚くのは、こんなに大量のカフェがあるのかい!ってことですね。2016年に小特集した時点で20軒くらいありましたが、この1〜2年でできたお店も多くて、倍増しているんじゃないか・・・! もちろん、カフェ以外にもいろいろ取材されているので、清澄白河好きにも満足度高い一冊です。 ついでに木場公園も気持ちのいい場所ですし、隅田川沿いも良い感じ。散歩にもってこいのエリアなんですね。 ぜひ雑誌片手に清澄白河へ。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

OH!SAKE STAYにゴー!

日経電子版の池松壮亮さんと杉咲花さんの広告ビジュアルがいい感じだ。(シン仮面ライダーコラボかと思ったけど関係なかった) さて。メトロミニッツローカリずむの最新号が配布されております。特集は「SAKE STAY」。新しいですね〜。表紙のイラストはガールズグループのようだ。 さて、酒ステイとはなんぞ?というところですが、最高のお酒を楽しめるお宿が増えているということで、トップバッターに出てくるのが群馬県にできた1室限定B&Bつきのリストランテ「VENTINOVE」さんで(ものすごくおしゃれ)、なんと土田酒造さんの酒蔵の敷地にあるんですって。上質イタリアンと日本酒を存分に楽しんでそのままバタンキューできちゃうってこと。バタンキューするのが惜しすぎる空間だけどな。 かと思えば山梨ではワイナリーの98WINEsさんが手がけた「STAY366」さん。おお、ワインをたっぷり堪能できるのねと思いきや、それはもちろんんことブルワリーも併設してるんだって。え、ビールもかよ! 夢じゃないよ! 富士山も目の前というゴージャスなおまけつきだよ。 はたまた、鹿児島では「焼酎ツーリズムかごしま」なんてプロジェクトが走っていたり、僕もご当地のクラフトビールを探すのが趣味ですが、お酒そのものを旅の目的としてしまうのも良きものですね。そうか、これがSAKE STAYか。富山のセイズファームにも行きたいんだっけな。あと静岡の用宗にもブルワリーが作ったヴィラがあるって聞いたけどそれはまた次のポストで。 旅の形も刻々と変わっていて、何にもしない旅もいいし、こういう単目的特化型も楽しそうですね。予定詰めまくりのエクストリーム観光だって大好きなんだぜオレは。ここではないどこかにも、変わり映えしないここにも、見つけ出そうと思えば楽しい刺激はけっこうあるってことよね。 今日のところはそんな旅を夢想しながら手酌にしておきます。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

箱根散歩のススメ。

寒い日は小走りすると温まるの法則を適用している今日この頃です。 さて。オズマガジントリップ「冬の温泉旅へ」特集が発売しております(12月に出てましたすみません)。これだけ寒いと温かいお風呂は欠かせませんし、その最高峰が温泉ということに異論はないかと思います。間に銭湯もあるか。 誌面では箱根をがっつりとご紹介。僕は箱根に泊まったこともなければゆっくりと散策したこともなくて、今度こそのんびりと楽しみたいな〜と(またも)思わされました。 ステキなお宿がてんこもりで、グルメにコーヒーにスイーツにビールと行きたい場所が目白押し。箱根発のアウトドアブランドなんてのもあるのか。ニコライバーグマンのガーデンもすごそうこれは絶対行きたい! あったかくなったら箱根ツアーだな!と、「寒いから温泉入りたい」という大前提を忘れた僕なのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン23年2月号「おとなの下北沢」

群馬県の1000人ROCK FES.GUNMAっていいですね。参加者1000人全員演奏とか! さて。オズマガジン最新号が発売。特集は「おとなの下北沢」! 再開発もいろいろ進む最新のシモキタをナビゲート。 まずは駅前の商業施設ですが、NANSEI PLUSにミカン下北、reloadとBONUS TRACKとこの2〜3年で4つも登場。ポイントは大きなターミナル駅の巨大施設ではなくコンパクトか、入っているテナントが全国チェーンではなくインディペンデントなものが多いこと。下北沢らしさと、快適さがあわさった施設です。BONUS TRACKしか行ったことないので気になります。 続いて下北ラバーたちによる喫茶にカフェ案内、パン屋巡り、カレーにドーナツ、台湾、古着と雑貨と読書と、下北らしさある個性豊かなお店が続々と登場。街の雑多さは残しながら洗練が加わる今をとらえています。あとジャズ喫茶がいくつかできているんだとか。下北っぽいですね。 小劇場の町と呼ばれた性格も残しつつ、利便性が高まる今日この頃という感じでしょうか。変わるところ、変わらないところがあって、つくづく街は生き物だなと思います。 そして、東京はこの規模の街がたくさんあるのがやっぱり強いですね。下北しかり、先月特集していた北千住、そして来月は清澄白河特集。ほかにも高円寺とか池袋とか浅草とか、そういう経済圏がたくさんある。横浜だとそうはいかないからな〜。 そういう視点で楽しむ街歩き&下北散歩にぜひ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ライフ・イズ・スープフル!

なんだかんだで仕事始まりました。今年も頑張りますよー! さて。年末に出たメトロミニッツが最高でしたよ。特集は「人生に、スープを」。うん、今の季節温かいスープが恋しいですよね。 導入はスープ作家・有賀薫さんのインタビュー。そのポトフの美味しそうなことといったら! 僕、ポトフ大好きなので明日は早速このレシピで作りたいと思います。最新刊『ライフ・スープ』も読みたいぞ! 「スープという料理は現代の食卓に合っています。簡単で失敗しにくく、温め直せばいいから家族が時間差で食べるときにも便利。子どもからお年寄りまで皆が食べやすく、しかも鍋ひとつでできるから、作るのも片付けるのも楽。油はあまり使わずヘルシーで、いいこと尽くめ」という言葉が全てですね。確かにうちの子供たちも好き。オレも好き。 そのほか誌面では広島の名物ホルモンスープに祐天寺のメチャうまスープ屋さん、関西のソウルスープ「ヒガシマル醤油のうどんスープ」、小説の中のまたは映画の中のスープなどなど、スープトピックてんこもりです。 ああそういえば高松にカリスマ的な汁物のお店があったっけ。と思ったら去年の6月に閉店してしまったのか…。 スープに味噌汁、雑炊などなど老若男女古今東西スープラブ! ぜひお見知り置きを。誌面に止まらないぜスープ・アラウンド・ザ・ワールド。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ペーパースカイと行く静岡フィッシング!

雑誌のペーパースカイ、リニューアルしましたかねー。 さて。ということで買ってきました。なぜなら「静岡×釣り」という最も興味をそそる組み合わせだったから。先日遊びに行ってきた通り、ここにきて静岡が面白いな~と思っているのと、長男君が釣りに興味を持っていて今度釣竿を買ってあげようと思っているから。なお僕は釣り、ほぼやったことありません。 誌面では静岡各地をナビゲーター役のクリエイター(釣りフリーク)が釣りしながら、現地のこれまたクリエイティブなアテンダントと合流していろんな釣りを楽しんでいきます。釣りをフックに地域の魅力を語り、ご当地スポットのガイドも入っているので、一定の実用性はあるかな。ちょっとTRANSITっぽいかもしれない。 なんかますます静岡が好きになるし、釣りも楽しそうだな~という気持ちになる充実の一冊でした。デザインもいいし、とてもクリエイティブです。でも今、これを買う人がどのくらいいるのだろうと考えると難しい気持ちにもなったりする。1800円、安くないぜ。 何に価値を置くかって話になりますが、おそらく多くの人がかかわっていてそしてこの品質を保つにはこの価格は必要だし、それに十分見合った内容だと思うけど、「だからどうした」って言われたらそうですよね、って感じなんですよね(意味わかんないですね)。10年前には届いたであろうメッセージが届きにくくなっているのは確かですよね。 それは良い悪いではもはやなくて、それだけ情報も増えたし、選択肢も増えたということ。それぞれが自分に合ったものを自分の好きなやり方で手に入れられる。その領域はどんどん増えている。マスなき時代にメディアはどうやってサバイブしていくのか。妙に考えてしまうのでした。 でもほんと素敵な本だったのでぜひめくってみてください。ゴーフィッシング、ゴー静岡! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2023年1月号「北千住名店案内」

なんとまた旅行割やるのですね。雪山に使えるかな。 さて。オズマガジンの最新号「北千住」特集が発売しました! 北千住がメインを張るのは誌上初ですね。でも、特集するに足るいい町です、北千住。 そもそもは宿場町としての歴史がある北千住。今も比較的古い建物などが残っていて、町のムードも包容力がある。近年は大学がいくつも誘致・新設されたことで、若い世代が増え、新しいお店もでき、少しずつムードも変わっているようだけれど、そもそもが宿場町。受け入れ包み込むDNAがある模様。 誌面ではそんな北千住の今をしっかりたっぷり切り取ってくれています。まずはイチオシの"名店"を10個ほど。名店とは、星付きとかそういう権威付けではなく、この町で愛されているということ。人が集い、つながるようなお店が色とりどりに並んでいます。和食店、カフェ、カレー屋さんにケーキ屋さん。ビアニスタとしてはさかづきブルーイングさんには絶対行きたいと前々から思っておりました。 それから、銭湯や市場が紹介されているのも千住ならではですね。誌面にはないけど、荒川土手も気持ちいのです。見晴らしがいいし、河川敷にいるいろんな人を見るのも悪くないぜ。「かどや」さんのお団子、もちもちで美味しいんだぜ。 最後はランチやカフェや酒場などのグルメガイドで〆。てか、お店いっぱいあるな! 尊敬すべき先輩が立ち上げたセンジュ出版も、この町を明るく照らす希望の光。ぜひ、北千住散歩へ! ★お知らせ★ 12/1より小田急エース北館のSHINJUKU DELISH PARK内にオズマガジンプロデュースの「OZとハルコの旅するベーカリー」がオープンしました。定期的に変わる地方食材を使った限定パンなどが目玉のベーカリーです。ぜひお立ち寄り荒れ!(オレも行く!) 12/16~18にトラベラーズファクトリー中目黒で3日間限定の「喫茶オズ」がオープン! 限定おやつとドリンクでお待ちしております! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。