まもなく開業の東京ミッドタウン八重洲に小学校が入っててびっくりした僕です。
さて。お寿司大好・著、只野まさる・作画『人助けをしたらパーティを追放された男はユニークスキル『お助けマン』で成り上がる。』読了。弱者を放っておけない生来のお人好しを疎まれてパーティを追放されたウォリーだったが、彼が助けた謎の老人にユニークスキル「お助けマン」を授けられる。それは、人を助けるごとにスキルポイントを得られる前代未聞の規格外スキルだった。
小説版と漫画版同時発売の本作、まずは小説が三人称で驚き。異世界ではあまりないパターンな気が。キャラクターがしっかり立ってて、ウォリーの行動に必然性があるので応援できます。
差別を受ける魔人や、パーティ内いじめをされる子など、マイノリティの救済にポイントが定まっていて、とても今の時代っぽい優しい世界観。スキル的にほぼ際限なく強くなってしまうけど、うまく制約を咥えながら展開していてるのもいい感じ。小説版のクライマックス、昇格したお祝いの場でのダーシャのスピーチには泣かされちゃったよね。成長感! 憎たらしいミリアにさえも救いをあたえるラストもお上手で、これは後に回収されそうなフラグ。
コミック版も原作を忠実にテンポよく消化しています。そのうえで、漫画らしいコミカルさが加わっているのもいいところ。個人的には小説の世界観を知った上で漫画を読むと、二度楽しめるかな〜と思いました。
キャッチコピーは「正直者がバカをみない」。まさに!というお話です。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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