さて。ということで買ってきました。なぜなら「静岡×釣り」という最も興味をそそる組み合わせだったから。先日遊びに行ってきた通り、ここにきて静岡が面白いな~と思っているのと、長男君が釣りに興味を持っていて今度釣竿を買ってあげようと思っているから。なお僕は釣り、ほぼやったことありません。
誌面では静岡各地をナビゲーター役のクリエイター(釣りフリーク)が釣りしながら、現地のこれまたクリエイティブなアテンダントと合流していろんな釣りを楽しんでいきます。釣りをフックに地域の魅力を語り、ご当地スポットのガイドも入っているので、一定の実用性はあるかな。ちょっとTRANSITっぽいかもしれない。
なんかますます静岡が好きになるし、釣りも楽しそうだな~という気持ちになる充実の一冊でした。デザインもいいし、とてもクリエイティブです。でも今、これを買う人がどのくらいいるのだろうと考えると難しい気持ちにもなったりする。1800円、安くないぜ。
何に価値を置くかって話になりますが、おそらく多くの人がかかわっていてそしてこの品質を保つにはこの価格は必要だし、それに十分見合った内容だと思うけど、「だからどうした」って言われたらそうですよね、って感じなんですよね(意味わかんないですね)。10年前には届いたであろうメッセージが届きにくくなっているのは確かですよね。
それは良い悪いではもはやなくて、それだけ情報も増えたし、選択肢も増えたということ。それぞれが自分に合ったものを自分の好きなやり方で手に入れられる。その領域はどんどん増えている。マスなき時代にメディアはどうやってサバイブしていくのか。妙に考えてしまうのでした。
でもほんと素敵な本だったのでぜひめくってみてください。ゴーフィッシング、ゴー静岡! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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