スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ヤエパブ行っとく?

マインドクラフトやってみよっかなーと思う今日この頃です。 さて。東京ミッドタウン八重洲がグランドオープンしてはやひと月と少し。ようやくお店に行ってきました。 訪ねたのはヤエスパブリックなるスペース。待ち合わせ広場、物販、立ち飲みと3つのゾーニングといろんな飲食店が集まってなるものです。ひとことで言うとオシャレ飲みエリア。なお僕はヤエスリパブリックだと思ってました。 適当に席を取って周りのお店でオーダーして食べるという仕組みですね。モバイルでオーダーできたりいろいろ裏技があるみたいですが、よくわからなかったよ! ということで、クラフトビールあり、江戸川橋の人気台湾料理店の系列店あり、谷中の行列かき氷店のひみつ堂あり(期間限定ポップアップだったかな?やはり超行列)、あれこれ飲み食いを楽しめるのでしたー。東京駅の夜景も見られますよっと。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

さんたつ10年ぶりの横浜特集やってるよ!

NBAはプレーオフが始まりました。我らがNOPは進出ならず。 さて。散歩の達人が横浜特集やってますよー。横浜駅西口の有隣堂さんで大々的に展開されてたのが目を引き購入しました。横浜ブルーもいつになく洒落た印象でミニクリアファイル付きが決め手です。 前半はエリア切りのスポット紹介で、みなとみらい、桜木町、平沼橋、石川町と並びます。さらに喫茶店特集、野毛飲みと続いて相鉄の新横浜線沿線案内に商店街特集と、わりと王道とニュースをまとめた作り。地元民として使える情報がしっかり抑えられてる感じ。逆に外から来る方向きではないかな。 さんたつさんのイメージだともっともっとディープな街歩きかと思いましたが、そんなにコアなところはなかった印象。そもそもさんたつの横浜特集ってイメージないなーと思ってバックナンバー見てみたらなんと10年振りでした。町と媒体の相性がそこまでよくないってことなんですかねー。 そして横浜特集は60ページほどで終わり、後半はサウナに駄菓子にJリーグのある町など小特集の乱れ打ち。いろんな切り口の散策を紹介するのはサスガという感じですね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する(小説2巻、漫画5巻)

阪神にも村神様が誕生して嬉しいです。まだまだこれからでしょうけれども楽しみ。 さて。『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』小説2巻と漫画5巻読了。マジックワールドの世界を転生前のゲーム知識によって攻略していくエルマ。しかし、ダンジョンでは前世ではありえなかった不可解な現象が発生、極限の戦いを強いられて…! 小説1巻に魅了されて漫画を読み始めて、続きが読みたいな〜と思っていた本作、ついに小説2巻が出たのでした〜。漫画のほうは小説2巻の1/3くらいまできております。 あらためて安定した筆力としっかり詰められた設定が楽しめる本作。快調にスキルアップしていくダイナミズムが楽しめます。やっぱ最初から最強無双よりも、無双なんだけど一歩ずつ進化していくほうが楽しめるように個人的には思うな。 しかも、次々と上位概念の設定が出てきて、ゲーム攻略の楽しみから想定外の進化が2段階用意され、さらにはその世界そのものを揺るがす黒幕の存在まで匂わされて、とてもよくできている。さらに最後には本編から少しズラしたサブゲームのエピソードも盛り込まれてバトル一辺倒じゃないのもいい塩梅。 キャラもよくできてて、冷静かつ大胆で頭も切れる主人公エルマに、お調子者ながらもやるときゃやるルーチェを軸に、新キャラたちが周辺を賑わしてくれて飽きさせないんだよね。今の所原作の面白さに対してコミックは忠実ではあるものの本質的な面白みは表現しきれていないようにも感じますが、このまま両方楽しませてもらいたいと思います。 小説3巻が早く出ますように。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

大衆の脅威を考える

トニこと、とにかく明るい安村さんに大笑いしました。最高。 さて。ポピュリズムが幅を利かせる昨今です。大衆迎合ということで、短期的すぎる目線はとても危険な気がしますが、このもととなる大衆とはなんなのか。 その起源は社会の近代化と共にやってきたそう(その前はなかったということに初めて思い至る)。大量生産や大量消費によって世の中の画一化が進みそれはやがて同調圧力を生み出すようになったと言われているそうです。やがてみんなと同じであることに安心し、平均であることに満足するようになると、個性も使命感もなくなり、野蛮で自分の意見ばかりを押し付けるようになるとか。 そっか、大衆ってすごく最近生まれたものなんでね。考えてみれば昔は大勢集まるのも大変だし、個々がバラバラでそれを一つに束ねるほどの価値観もネットワークもなかったか。色んな意味において。 画一化すると野蛮になるというロジックもなかなか奥深いですね。安心が平穏を生むのでなく暴力的なものの方にベクトルが向かうこと。考えてみるとそういう部分て確かにある気がする。集団にいることで責任感が希薄になり、守られてることを忘れて権利ばかりを主張する。監視社会に歪んだ正義、現代そのものな気がしてくるな。 色んなものが合理化されシステムの中で生きる現代人は、その過程にあったいろんなことを知らずに生きてますよね。もちろん僕も。知らないから勝手なことが言えてしまうし、結果無責任にもなってしまう。集団心理の怖さよ。 集団に寄りかかるのではなく、自律的であれるかどうかが大事なのかな。たぶん人任せではなく、自分の生活も行動も思想も、自分の頭で考えて取捨選択してして守らないといけないんですよね。そこから始めるのが、ネガティブな大衆に染まらないために必要なことなのかもなあと思うのでした。全部昨今言われてることですな。 だいぶ飛躍と端折りがありますがとりあえずはこんなところで。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ウェスすぎる風景を観てきました。

チキンタツタ頼んだのに違うバーガーが届いたことにひと口食べるまで気付きませんでした。 さて。天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催中の「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」に行ってきました。アメリカのウェス好きさん?が、世界中でうわ〜ウェスアンダーソンぽいわー!という風景を集めてインスタにアップしているらしく、それのリアル展示版。 まあ見事なまでにウェスっぽくて、本人も「確かに僕っぽい」とコメントもしていました。シンメトリーで、ロマンチックで、ちょっとレトロ。そんな風景が世界にはこんなにもあるんですね。古いホテル、懐かしい建物、キッチュな景色。 展示は10のセクションに分けられていて、ホテルや駅、プールなどでまとめられています。全体として、「身の回りにある素敵な風景を探しに旅に出よう」というテーマがあるのはとてもいいと思いました。僕はレトロなマンションの前のバスケットコートの写真がいちばん好きでした。 これ、書籍化もされていて、以前それを買おうか悩んでいたのでこの展示があると知って行ってきたのでした。会場で書籍買おうと思ってましたが、展示見たらまあ買わなくていいかってなっちゃいました。インスタ見れば見られそうですしね。なんつって。 とにかく圧倒的に女性のお客さんが多くて、みんなカワイ〜と言いながら写真撮りまくってました。人多すぎるから写真たくさん撮りたい人は朝イチとかに乗り込んだほうがよさそうです。この人たちがみんなウェス・アンダーソンの映画観ているのかというとそうでもないような気がしましたがどうでしょう。 僕も『犬ヶ島』まだ観てないから早く観ないとね。鑑賞後は運河沿いのWHAT CAFEでおビールを一杯。よき時間を過ごしたのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

濡れたラグビーボールは滑りやすい

今年はラグビーW杯イヤーですが、リーグワンもいよいよ佳境です! さて。ということで我らが横浜キヤノンイーグルスのプレーオフ進出をかけた大一番、東京サンゴリアス戦を観てきましたよ@日産スタジアム。あいにくのザーザー降りでしたが、2階席は屋根に守られてて助かりました。寒くてビール飲む気にならなかったけど。 試合の方はこの雨もあって凡戦と言わざるをえない内容ですかね。ノックオン連発で、キックを多用するも、やっぱりポロポロ。両チームとも流れをつかめず、得点はPGばかり。SO田村は序盤の怪我で退場しちゃうしね。それでもなんとかキヤノンがリードを奪い、後半はついにデクラークが登場するも、終盤に逆転のトライを許してそのままノーサイド。残念ながら今日の試合でのプレーオフ進出は決まらず最終節に持ち越されたのでした。 雨だととにかくボールが滑るそうで、なのでリスクを避けてスペースを取りに行くキックが多くなるんだと、一緒に観戦した経験者が教えてくれました。試合内容は乏しかったとはいえ、でもやはり生で見ると興奮して思わず声が出るシーンもあって、楽しかったです。先着15000人はイーグルスプレーオフ祈願のオリジナル半被ももらえたしね。 プレーオフ、是非行って欲しいし、そしたら観に行きたいな〜。W杯観にフランスにも行きたいよなー。すっかりラグビーの虜です。面白すぎるよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2023年5月号「浅草さんぽ」

一度外すとつけられなくなるなーと感じつつ、つけるときはつけマスク。 さて。オズマガジン最新号「浅草さんぽ」特集が発売になりました。浅草特集は初めてのようですが、外国人も日に日に増える今日この頃だとか。日常が戻ってきているなー。 浅草寺に老舗喫茶に花屋敷に落語と王道の浅草を抑えつつ、観音裏と呼ばれる地元ご用達エリアも外さないのがオズらしさ。遠くから行く人にもご近所の人にも使える一冊という感じです。こうしてパラパラめくっていると、街の個性がはっきりしてますね、浅草って。 雑多で、人情を思い起こさせ、観光的で、そして下町らしさが詰まっている。モダンでも洗練されてるとも思わないですが、それがいいところ。冒頭、浅草をパリに喩える地元人のユーモアが書かれてたけど、パリになぞらえる必要なんてないよね。浅草は浅草。 最後には隣町の蔵前情報も。歩いて10分なのですぐだけど、こっちはこっちで1日かけて巡りたいから悩んじゃいますね。泊まるか? ということで浅草散歩をまずは誌面でお楽しみください。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

進級と成長と。〜長男7歳4ヶ月、次男2歳9ヶ月〜

長男くん、友達に借りたスケボーが楽しかったらしく欲しいと言っています。じゃ、自分のも買って一緒にやろっかな。 さて。ということで長男は無事に2年生になりました。クラス替えもありましたが、元気に通学しています。相変わらず朝はギリギリだし、宿題はグダグダだけど、まあ元気ならそれでよし。しゃべり方も1年生の頃よりだいぶスッキリしてきて、着実に成長しているなと。今はダジャレ大好き、漢字と九九を頑張っておられます。 周囲の友達を見ていても、同じ2年生でも本当に個性様々。上の兄弟がいる子は日に日に言葉遣いは乱暴になり、いろんな強度が上がっていると感じます。うちの子のような長男は比較的おっとりしていて、優しいタイプが多い。人見知りする子、最初からめちゃくちゃ声の大きい子、まだまだ幼さたっぷりの子、本当色々。そして現時点のキャラなんて、この先いくらでも改変されていくんだろうなと気づかされます。 自分が長男に対して勝手に感じていた焦りのようなものがあって、しっかりしつけなきゃいけない、教育しなくてはならない、心も体も丈夫にしなくてはならない、みたいなのはとてもとても小さなことだったんだなと、ようやくわかります。大事なのは健やかにのびのび育つことができるよう見守ることであって、変な枠にはめたりすることではなかったのだな、と。 次男君も保育園で進級し、お兄さん達と隣り合うお部屋にお引越し。おそらくあらゆるスピード感やボリュームが、これまでと格段に上がったのではないかと思います。少しおつかれ気味なところもありますが、彼もまたおしゃべりのステージが一段上がり、どんどん会話のクオリティが高くなっている。ずーっと一人で喋って歌ってして、その内容も高度化していて、本当に言語獲得って面白くて不思議。 長男で学んだことを生かせているかわかりませんし、次男のいたずらや傍若無人にイライラさせられることは多々ありますが、大きく育てられるよう頑張ろうと思うのでした。春は学びの季節。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_パレードのシステム

秋の米国旅行に向けてDuolingoというアプリで英会話勉強始めました。 さて。高山羽根子『パレードのシステム』読了。祖父の葬式で見つけた遺品から知った、彼が日本統治時代の台湾で生まれたという事実。それをきっかけに、ひょんなことから知り合いとともに参列することになった台湾の葬儀で、私は美大時代の友人の死と、私たちを含む生と死のシステムについて思いを巡らせる。 高山さん、芥川賞作家ということですが、初めて手に取りました。主人公は新進気鋭のアーティストとして脚光を浴びていて、美大時代の話など、なんとなく興味と多少の知識のある分野なので入りやすかったです。 淡々とお話は進んで、特別ドラマチックな展開があるわけではありません。でも終盤にかけて少しずつ熱を帯びていく展開はお見事。私たちが生まれ、ある種のシステムの中で日常を送り、やがて死を迎えそれもまたシステムの中に回収されていく。全てを飲み込み網羅するようなそのシステムの中で私たちは自らの生をどう捉え、いかにして暮らしていくのか。 細かい言及はないが、主人公は顔をテーマにした作品を作っているらしい。顔というあらゆる人で違う唯一無二のものもまた、顔という概念においては絶対性をなくしシステムに組み込まれうること。その一方で、彼女が亡くした友人は打ち捨てられたミニカーなど無機的なものを使ってオリジナルの作品を作っていたそうだ。最後の瞬間まで。その対比もまたメタファーに富んでいる。 最後まで明らかなテーマ性のようなものも見えにくいし、受け取りやすいメッセージがあるわけでもない。でも、だからこそ、いろいろな余韻と解釈が生まれて、そこに身を委ねる心地よさがある。後半にかけてだんだんと沼にはまるように面白く読んだけれど、言語化して感想を述べるのはとても難しい。し、おそらく読むたびに少しずつ印象を変えるタイプの作品だと思うので、2度3度と読み返したいと思うのでした。 しかし、この本を読みながら、小説って流行らないよな〜と、ふと思ったのですが、それはまた今度。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ミュージアムはサードプレイスだ。

日経新聞の「再生ミュージアム」という建築家の青木淳さんの連載が楽しかったです。デンマークの「ルイジアナ美術館」と「弘前れんが倉庫美術館」にとても行きたい。 さて。同じく日経の寄稿で「美術館は情操を育む第3の場だ」という記事がありました。自宅と職場に次ぐ第3の場=サードプレイスはカフェなどがよく挙げられますが、確かに美術館もサードプレイスたりうるなと目からウロコです。まあ、一部の超人気展覧会(コロナ以降は入場制限でそういうのなくなったのかな?)だと落ち着かないけど、それはそれとして。 ポイントは「情操」で、情操教育などの言葉がありますが、今ネットで辞書引くとこう書かれていました。 「道徳、宗教、芸術、学問など社会的価値をもった感情の複合という意味でとらえられる場合。絵画や音楽を鑑賞するとき、情動のようなはっきりしたものではなく、なんとなく心が洗われるとか、身が引き締まるとかいう感じになることがある。このような漠然とした、いくつかの感情が複合したような状態をいう。この情操を身に備えた人間は、社会的価値のうえで高く評価される。一般にいわれている情操教育の情操というのは、この意味で用いられていることが多い。」 難しいなヲイ! でも、「漠然とした、幾つかの感情が複合したような状態」というのはいいですね。つまり簡単には言葉にできないということです。本人もこれがなんだかわからないやつ。合理性とは対極にありそうなこういう情操と向き合うことが、私たちには必要なんだと思います。そしてそれは答えのない問いを手に入れようとする姿勢であり、昨今盛んに求められているやつであり、それと出会いやすいのが美術館という場所、特に現代美術かもしれません。 自分が美術館に行くのが好きな理由を言い当ててくれているような、個人的には刺さる良記事なのでした。リンクはこちらです。 美術館、情操育む「第3の場」 そういえばここのとこ美術館に行けてなくてイケてないぜ。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_異世界のんびりキャンプ

あろうことかエイプリルフールをすっかり忘れていて、嘘つかなかったなー(嘘ではありません)。 さて。長野文三郎『異世界のんびりキャンプ』読了。限界社畜サラリーマンのアキトが、今日も今日とて長時間労働の帰り道に迷い込んだのは、異世界のとある島だった。そしていつの間にか手に入れたのは「キャンパー」なるジョブで。聖獣の住まう島で、貴族令嬢と出会うアキトのキャンプ生活は果たして!? めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、面白かったです! とにかく語り口が最高で、穏やかながら軽妙洒脱、笑わせてくれるの感じは誰かに似てるな・・・そうだ、森見登美彦さんだ! よし著者の長野文三郎さんのことはこれから異世界の森見登美彦と呼ぼう。いやむしろ、森見さんが京都の長野さんだったのか?(意味不明) 冗談はさておきまして、キャンパーのジョブは、様々なキャンプスキルを取得していきます。テント系、料理系、鑑定系などいろいろ。毎日少しずつポイントを取得しながらスキルツリーを伸ばしていくので、その着実な成長感が心地いい。しかもストーリーを上手に展開させながらスキルの説明がなされていくので、まどろっこしさも分かりにくさもない。こういうのができるのって、お見事な腕前です。 話も面白くて、貴族令嬢は訳ありのドリルヘアーで、そそっかしいけどめちゃ強くて世間知らず。そんな彼女がキャンプとアキトに知らず知らず惹かれていくのがいいのよね。サブキャラとして出てくる、食いしん坊猫や、憎たらしい鳥もいいアクセントで、極めつけは矛盾と葛藤を抱えた人見知りのアシカね。是非読んでほしいわ。 ということで、異世界とは思えない滑らかで上質なこの味わいは、是非多くの人に知ってほしいところ。超おすすめです! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

神の子たちはよく滑る。

次男くん、すっかり電車好きとなっている今日この頃です。 さて。家族でスキーに行ってきました。金曜の午後に出て日曜までの2泊3日の旅。次男はE7系の新幹線に乗れて嬉しそう。ホテル、全然空いてなくて、エアビー的なアパート一部屋貸しがあったのでそこにしました(Booking.comで予約)。小さい子連れには結構いいんですよね、これ系。 土曜日はあいにくの雨模様も、ガーラ湯沢に出向いたところゲレンデでは湿っぽい雪になったのでなんとか滑ることはできました。長男をスクールに入れようと思うも時間に間に合わず、午前は適当にお試し。本人の希望で今回はスキーにしましたが、自分がスキー経験ないためろくに教えてあげることも叶わずすまん。 午後のスクールには無事に入れて、次男を妻に預けて自分もひと滑り。長男の練習を見ようかと思ったら、あれ、最初のところにいないぞ?と思ったら、もう普通にコースに出てスイーっと滑っててびっくり。スクール、神じゃん! 子供の適応力が凄いのかな? レッスン終了後も、たまたま1年生同士だったスクール仲間ともう1本滑ると言って、リフトに乗り(乗るときは手助けが必要)、普通にリフトも一人で降り、斜面に繰り出していくのでした。感動。 日曜日は見事な快晴で、湯沢高原スキー場まで歩いて行きました。麓の初心者コースを長男と2本ほど滑ったら上にも行ってみたいというのでゴンドラでアクセス。THE初級者向けのコースがなかったけど、チャレンジしてみたら長男くんしっかり頑張って、一応初級となってるけど中級手前では?と思われるコースを転ばずに滑り抜けてくれたのでした。 こうなると初中級コースは一緒にどこでも行けるということになるわけで、なんだこれめちゃくちゃ楽しいじゃんかよ! 長男もすっかり得意顔でまた行きたいというので、春スキーもう1回2人で行っちゃう?ってくらい盛り上がったのでした。なお次男はソリと雪遊びですが、思ったより遊んでくれなかったのはご愛嬌。 来シーズンがとても楽しみになったのでした。子供って凄い。そしてスクールの先生方本当にありがとうございました!

感想_ドラえもん のび太と空の理想郷

シン・仮面ライダーはPG12なのか〜。長男連れてくのはやめておこう。 さて。映画『ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』鑑賞。出来杉が教えてくれたトマス・モアの「ユートピア」。争いもなく誰もが幸せな理想郷があったらいいなと夢想するのび太は、偶然裏山の上空に光る島を見つける。ドラえもんにお願いして時空移動ができる飛行船タイムツェッペリンで空に浮かぶその島を捜索しついに発見、そこはまさに理想郷と呼ぶべき「パラダピア」なる島だったが…!? 去年はリトルスターウォーズの焼き直しだったので新作は2年ぶりとなる映画ドラえもん。いやいや今作も泣かせてくれました。大人の鑑賞に耐えうるナイスなドラえもんです。 相変わらずのポンコツのび太が、現実逃避のために理想郷を目指し、そこで何不自由ない暮らしをするのですが、あまりにも不自然で無菌状態の「完全性」に違和感を覚えて…というお話。 ネタバレになっちゃうかもですが、テーマは「みんな違ってそれでいい」ということです。ポスターのキャッチコピーは「僕らの『らしさ』が世界を救う」ですしね。パラダピアにノーを突きつけるのび太が、しずかちゃんの、スネ夫の、ジャイアンの欠点も含めたその個性を擁護する叫びに胸を撃たれました。 後半はそんな感じで泣けるシーンの連打です。のび太とドラえもんの友情が再確認され、ドラえもんはパーフェクト猫型ロボットのソーニャを友と呼び魂で語りかけます。そしてラストの壮絶な別れも…。 ベタな展開ではありますし、あまりにも真っ直ぐで青臭いとも言えるメッセージです。それは道徳の授業のようでもあるのですが、ドラえもんという文脈、テンプレートに乗ることで破壊力抜群になって素直に心に届くように思います。一緒に見た長男も、泣きそうになったと言ってましたよ(どのシーンで?って聞いたら忘れたって言ってたのであやしいけどw)。 そして黒幕はいるものの、決して悪者にはしなかった仕立てもお見事でした。ジャイアンの暴力やスネ夫の意地悪はあんまり肯定しちゃいけないんだけどねー。 ということで大満喫の映画ドラえもん。エンディングでは来年の新作の予告もありました。ずばり名付けましょう。「ドラえもん のび太とオモチャの音楽隊」か、「ドラえもん のび太の夢の音楽隊(マジカルオーケストラ)」。オモチャだと子供っぽすぎるから、後者がいいかな! 今から楽しみ〜。

旅を想うだけで楽しい。

軽井沢のハーフマラソンに出てみることにしました。ちょっと楽しみ。 さて。オズマガジントリップの最新号は「春のひとり旅」。気軽に行ける関東近郊を中心にいくつかのエリアが紹介されていて、気候とあわせて旅気分が盛り上がる一冊。 千葉県のいすみ市は、豊かな自然の中で古民家などのお店が集まっていて、穏やかな1日が過ごせる場所。古書の買取と販売を行う上田のバリューブックスさんはいつか行きたいお店。買取を依頼したことがあるだけで訪問のチャンスはまだないけれどいつか必ずですね。 最近仕事でよく静岡には人宿町なるかつての繁華街がリノベーションなどで盛り上がっているとか。それは知らなんだ、次の出張の際には足を伸ばしたい。そして木更津のクルックフィールズには新しい宿泊棟に図書館もできたとなればぜひ再訪しなくては! 真鶴出版にも泊まりたいんだよなぁ!! といった具合で、うわーあそこもここも行きたい!というところの連打です。遠すぎないしニッチすぎないエリアセレクトが嬉しいところ。やっぱり知らないところに行くのはわくわくするし、そこに行くことを想うだけでなんだか元気が出ますね。 やっぱり3年分の我慢というか、縮こまっていた部分がいろいろとあるんだよなぁと、ちょっとずつ思うことが多いですね。旅とか、雑談とか、そういうしばらくぶりの当たり前。 ストレッチするような心持ちで、お出かけを楽しみたいですね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

GOしてINしようぜ。

WBCってどうもそこまで盛り上がれない自分がいたりもします。 さて。メトロミニッツローカリズムの最新号は「郷に入る旅」。そう、「郷に入ったら郷に従え」の格言を地で行く旅、すなわちローカルに溶け込む旅ということで、紹介されるのは別府、高知、与那国という南国三兄弟(とは誰も呼ばない)。 別府では温泉の日常が、高知では日曜市が、そして与那国では島の手仕事が、綴られています。日常に寄り添った記事と合わせて、担当ライターさんの手記もあるので、主観と客観を行き来した案内となっており、より没入感が生まれる仕組み。別府行きたいなぁ。あと高知も。うん、与那国もね(行ったことない)。 さて、テーマでもある「郷に入る」ですが、あらためて考えてみると旅でも何でも、なかなか郷に入れてないよなぁと思うのです。下調べした目的地を目指して、Googleマップに従っていたら、そりゃあ郷には入れないよなと今更ながら考えてみたり。 というかそういうテクノロジーというよりも、マインドセットの問題なんですよね。自分のスタイルを守らずにいられるのか。いつものペースを手放せるのか。旅に限らず、身を預けられる柔軟性というか、しなやかさ、忘れてないっけ?と読みながら思うのでした。 流されるままに流れていくのも悪くないですよね。あんまりやったことないですけれど。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。