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感想_追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する(小説2巻、漫画5巻)

阪神にも村神様が誕生して嬉しいです。まだまだこれからでしょうけれども楽しみ。

さて。『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』小説2巻と漫画5巻読了。マジックワールドの世界を転生前のゲーム知識によって攻略していくエルマ。しかし、ダンジョンでは前世ではありえなかった不可解な現象が発生、極限の戦いを強いられて…!

小説1巻に魅了されて漫画を読み始めて、続きが読みたいな〜と思っていた本作、ついに小説2巻が出たのでした〜。漫画のほうは小説2巻の1/3くらいまできております。

あらためて安定した筆力としっかり詰められた設定が楽しめる本作。快調にスキルアップしていくダイナミズムが楽しめます。やっぱ最初から最強無双よりも、無双なんだけど一歩ずつ進化していくほうが楽しめるように個人的には思うな。

しかも、次々と上位概念の設定が出てきて、ゲーム攻略の楽しみから想定外の進化が2段階用意され、さらにはその世界そのものを揺るがす黒幕の存在まで匂わされて、とてもよくできている。さらに最後には本編から少しズラしたサブゲームのエピソードも盛り込まれてバトル一辺倒じゃないのもいい塩梅。

キャラもよくできてて、冷静かつ大胆で頭も切れる主人公エルマに、お調子者ながらもやるときゃやるルーチェを軸に、新キャラたちが周辺を賑わしてくれて飽きさせないんだよね。今の所原作の面白さに対してコミックは忠実ではあるものの本質的な面白みは表現しきれていないようにも感じますが、このまま両方楽しませてもらいたいと思います。

小説3巻が早く出ますように。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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