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自分の芯と向き合ってみた。

京急主催のスタンプラリーに参加したいのですがなかなか時間がありません。ぬー。 「自分の芯を考えよう」という新聞記事がありました。それはベンチャー企業の経営者の方の言葉で、自身の起業時に漠然と「Appleのようなモノづくりがしたい」と言ったところ「ありきたりだ。自分の芯はないのか」と突き返されたことで、自分の芯と向き合い今のビジネスを起こすに至ったというエピソード。 自分の芯と繋がっていないと仕事に完璧にコミットしてやり遂げられないというのはきっとあるでしょうね。それを望むかどうかは人それぞれでしょうが、合致しているほうがベターなことが多そうではあります。 ということで自分の芯は何なのかという問いにつながるのですが、最近思うのは自分には編集者の血が流れているなということ。「物事をどうやってより光らせるか」と「それをどうわかりやすく届けるか」を、結局ずっとやっている気がします。どんな役割にあっても。それは芯とは少し違うのかもしれないけど20年やって身についた職能であることは確かだ。 そしてより芯に近いところにありそうなのが「書くこと」で、こっちはアイデンティティといって良さそうな気がしている。特別な才能を持ち合わせているわけではないけど、曲がりなりにも書き続けてはきたし、向き合ってはきたので。そして、少なくとも書くことが好きだとは断言できる。書くことで何らかの役に立ちたいとも思える。 あともう一つは、運動。とにもかくにも体を動かすことが好きだ。でもこっちは趣味の領域なのかな。これで誰かをどうこうしたいというよりは、あくまで自分の楽しみとしてあるような気はする。でも、運動が心身によいことは確かだから、多くの人にその魅力が広まったら素敵だとは思う。子供を持ってからは教えることにも興味が向いている。 結局のところ、20年前から自分の芯はあんまり変わっていないのかもしれないなと思うのでした。以前よりは、確信に近くそう思えているというだけで、深く考えたわけではないけど芯と近いところにいられる自分は幸運だったということでしょう。 あとは、これを今後どう活かしていけるかという大きな問いが残っている訳ですが。なんとなく興味があるのは、ラグビーのリーグワンの広報とかの仕事ないかなってことと、部活民営化が取り沙汰されてますがそういうスポーツ教える系でなんかないかなと。 完全な自分語りになっ

釣り人始めました。

NZのアーダーン首相辞任はなかなか驚きました。子育てと首相の両立お疲れ様でした。 さて。サンタさんから釣り道具セットをもらったので、初めての釣りに繰り出してきました@逗子海岸。僕はほぼやったことないので、パパ友師匠にアテンドいただいてゴーです。 結果からいうと、うちの長男君はボウズで、師匠とその息子君は数匹ヒット。カサゴ、ベラ、ハゼなどなど。師匠がいろいろ手伝ってくれたけど、なぜか最後まであたりは来ずで、残念ではありましたが、お友達と一緒にわーきゃーして長男君としてはそれなりに楽しい1日となったようです。もちろん悔しさもありながら。 釣りとは縁もなかったし、「釣れるかわからないのをじーっと待ってるの退屈そうだなー」とか思っていたのですが、初めてやってみてぼんやり釣り糸たらして広い海と移りゆく太陽を前にしていると、案外いいもので、3時間半くらいやってたのですが割とあっという間でした。江ノ島もキレイに見えていたし、ウインドサーファーらを眺めるのもよかったしね(富士山は霞んでた)。 何より子供にこういう自然を相手にした体験をさせられるのはとてもいいなぁと。思い通りには釣れないのもまたいい勉強なのかな。次回は僕も釣り竿買ってちゃんと参戦したいと思います。そうなんです、驚くことに自分ではやりもせず、ほとんど見てただけなのに楽しかったんですよね。これは自分も始めたら大層楽しいのではないかと。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

よりみちすると、棒にあたる。

八村選手トレード発生! LALか〜、いいトレードだったと言えるように期待しています! さて。同僚と会社の近所にランチにいった帰り道、「COFFEE」って文字が見えたので角を曲がってみたら知らないカフェができてました。いつの間にと思ったら去年の10月にできたそう。 GOOD COFFEE FARMさんというところで、コーヒー豆の輸入販売する会社が初めて直営のロースターカフェを作ったそうで、よくぞ八重洲に!と驚きました。有名カフェにも豆を卸しているそうです。GLITCHさんとかLEAVES COFFEEさんとか。 で、本日のコーヒーをいただいたらこれがものすごく美味しくてひっくり返りました(実際にひっくり返ったわけではなく、ものの例えです)。いや本当に美味しかったな。また会えるかしら。電源も使えてパソコン開いている人もいたり、ほどほどに洒落ていながら風通しいいので気兼ねなく入れる感じ。上の階はコワーキングスペースになっている模様です。 何が言いたいかというと、散歩すると発見があるよなって話です。会社のご近所で、初めて通る道でもないのに、予想しえないハッピーな気分になれる出会いがあって嬉しかったという、ただそれだけなのでした。犬も歩けば棒にあたる。よりみちすれば何かが起こる。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

負けられるリーダーでありたい。

「手帳類図書室」という施設に行ってみたいんですよね。その名の通り、ありとあらゆる手帳の類が収集・展示されているそうです。小川洋子的響きに惹かれる。 さて。日経新聞で建築家の隈研吾さんのインタビューが載っていました。主に、組織のあり方や、リーダーシップについて。多様性を重んじること、判断を速くすること、そして採算性だけで仕事をしないこと。 特に最後の採算性だけで仕事をしないというところに興味を持ちました。大きな事務所はどんどん大きな効率よく儲かる仕事だけを受けるようになる。それは採算性からみればしごく当然だけど、そういうことばかりが得意な人が集まり、結果イヤ〜な空気になると。 日本中、あっちこっちに隈さんの建築があるよな〜と思っていましたが、その根底にはこういう思想があったからなんですね。「赤字でも面白い建築はみんなの自慢になりそれが会社のヒストリーになる」だそうです。そして、「大きな仕事の次は小さな仕事がやりたくなる」そうで、そのあたりのバランスが結果的に事務所を大きくし、そして仕事が仕事を呼んでいるんだなと納得しました。 採算性を度外視してたら早晩組織は倒れちゃいますが、損して得取れじゃないですが、短期的な採算性だけでは測れないものも間違いなくあるってことですよね。こういう感覚は甘えや言い訳にもなりそうですが、これだけの成果を上げ続けながらこう言えるのは実にカッコイイですね。 僕もこんなふうにあれるように、硬直化せず新しいものを取り入れ、有機的に変化していかないとなと思わされるのでした。「負ける建築」とは言い得て妙です。そして、「負けるリーダー」も。鋼のような強さだけではなく、木材のようなしなやかさを持ち合わせて。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

浜松よりみち記、2022冬。ビールの国、静岡。

ananがネクストブームで静岡を取り上げていたとかいないとか。僕としても推しまくっている静岡県です。 さて。というわけで静岡県は浜松に出張したついでに、よりみちしてきちゃいました。勝手に浜松の行きつけにしているのはオクタゴンブリューイングさんなのですが、なんと改装中でお休み。あちゃーと思ったら、隣に別のタップルームができてるぞ? 「OASIS」というこちら、カウンターとスタンディングのビアバーで、壁のアートもいい感じ。でメニューを見たら、なんと静岡県の用宗にあるWest Coast Brewingの直営店でした。うそ、超行ってみたかったんですけど(用宗に)、こんな偶然あるの? てことでまずはIPAから。キャッシュオンです。 お腹空いていたのでフードと思ったら、ショップインショップの形で別のお店が入っていて、ハンバーガー中心でしたがこのチキンバーガーが激烈美味しくて、バーガー目当てに来ても全く問題ありません。これはコスパ良すぎる。ビール進みすぎておかわり。ぷはー。 オクタゴンさんとはライバルでもなければ、特別仲がいいって感じでもなかったですが、オクタゴンさんオーナーが変わられるとかなんとか。余談ですが、静岡のクラフトビール醸造所は20カ所を超えてて、これ、東京、神奈川、北海道に次いで全国4番目だとか。そうなのか〜。ますます静岡が好きになる。そして昨日ちらっと触れましたが、WCBがヴィラを作り、宿泊客は10リットルの樽生が飲み放題なんだそう! い・か・な・きゃ!!! そんな興奮とともに夜は更けていき、翌朝は軽くランニング。浜松は、徳川家康ゆかりの地ということで、大河ドラマ推しがすごかったです。駅降りて町中いたるところで、どうする家康祭り。なんと大河ドラマ館なるハコモノもオープンしてました。関連書籍も売れているそうです。 朝食スポットも探したのですが、モーニング文化はあんまりなさそうで、喫茶店なども朝営業を見つけられず。なお、宿泊はホテルアクトガーデンという21年にできたばかりのところへ。小綺麗なビジネスホテル以上、ブティックホテル未満という感じでした。改築かと思いましたが新築の模様。 ということで、静岡ほんと面白い。旅行割を出張でばかり利用している今日この頃なのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

OH!SAKE STAYにゴー!

日経電子版の池松壮亮さんと杉咲花さんの広告ビジュアルがいい感じだ。(シン仮面ライダーコラボかと思ったけど関係なかった) さて。メトロミニッツローカリずむの最新号が配布されております。特集は「SAKE STAY」。新しいですね〜。表紙のイラストはガールズグループのようだ。 さて、酒ステイとはなんぞ?というところですが、最高のお酒を楽しめるお宿が増えているということで、トップバッターに出てくるのが群馬県にできた1室限定B&Bつきのリストランテ「VENTINOVE」さんで(ものすごくおしゃれ)、なんと土田酒造さんの酒蔵の敷地にあるんですって。上質イタリアンと日本酒を存分に楽しんでそのままバタンキューできちゃうってこと。バタンキューするのが惜しすぎる空間だけどな。 かと思えば山梨ではワイナリーの98WINEsさんが手がけた「STAY366」さん。おお、ワインをたっぷり堪能できるのねと思いきや、それはもちろんんことブルワリーも併設してるんだって。え、ビールもかよ! 夢じゃないよ! 富士山も目の前というゴージャスなおまけつきだよ。 はたまた、鹿児島では「焼酎ツーリズムかごしま」なんてプロジェクトが走っていたり、僕もご当地のクラフトビールを探すのが趣味ですが、お酒そのものを旅の目的としてしまうのも良きものですね。そうか、これがSAKE STAYか。富山のセイズファームにも行きたいんだっけな。あと静岡の用宗にもブルワリーが作ったヴィラがあるって聞いたけどそれはまた次のポストで。 旅の形も刻々と変わっていて、何にもしない旅もいいし、こういう単目的特化型も楽しそうですね。予定詰めまくりのエクストリーム観光だって大好きなんだぜオレは。ここではないどこかにも、変わり映えしないここにも、見つけ出そうと思えば楽しい刺激はけっこうあるってことよね。 今日のところはそんな旅を夢想しながら手酌にしておきます。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

箱根散歩のススメ。

寒い日は小走りすると温まるの法則を適用している今日この頃です。 さて。オズマガジントリップ「冬の温泉旅へ」特集が発売しております(12月に出てましたすみません)。これだけ寒いと温かいお風呂は欠かせませんし、その最高峰が温泉ということに異論はないかと思います。間に銭湯もあるか。 誌面では箱根をがっつりとご紹介。僕は箱根に泊まったこともなければゆっくりと散策したこともなくて、今度こそのんびりと楽しみたいな〜と(またも)思わされました。 ステキなお宿がてんこもりで、グルメにコーヒーにスイーツにビールと行きたい場所が目白押し。箱根発のアウトドアブランドなんてのもあるのか。ニコライバーグマンのガーデンもすごそうこれは絶対行きたい! あったかくなったら箱根ツアーだな!と、「寒いから温泉入りたい」という大前提を忘れた僕なのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

幸せのために生きるのではなく、生きてることが幸せだ。

最強寒波ってパワーワードですよね。とにかく大きな被害が出ませんように。 さて。ちょっと前まで日経新聞で「幸福感」にまつわる連載コラムがありました。幸福感が高いと収入も寿命も増えていろいろメリットありまくるというのが実証されていて、じゃあどうやって幸福感高めるねん、というお話です。 誰でも実践できそうな3つの方法が紹介されていて、それは「味わって食べる」「経験を楽しむ」「自然と触れ合う」だそう。自然と触れ合うは素直に共感できますかね。経験を楽しむは、ネガティブなものも含めて楽しめるかどうかが大事だそう。味わって食べるは盲点というか、でも、言われてみれば大事なことのような気もします。食事もそうですし、それ以外もよく味わうこと。 でも、この方法には落とし穴があって、「幸せになろう」と思ってやると、ストレスがかかってしまって逆効果なのだとか。これもそう言われるとそんな気がしますね。幸せになるぞー!と力んで自然に触れてたら、なんだか興醒めですもんね。そうじゃないだろ、と。 これを回避するには中長期的な視野に立つこと、自分のためよりも利他的に取り組むことが重要だそうですよ。単純だけど奥深くて、当たり前のようでいて禅問答的な、きわめて、よりみちの倫理学っぽいテーマだなって思いました。幸せになりたいけど、幸せになろうとすると逃げていく。 そのものを急いで手に入れようとするのではなく、大らかに健やかに朗らかにいた結果、望んでいたものが意外と近くにあったというのが理想的ですかね。これも、頭で考えすぎるとよくないですね。幸せのために味わうのではなく、作ってくれた人のために、一緒に食べる誰かのために味わおう。そういうことなのかもしれません。 これを読んで、今年の抱負は「利他」にしようと思いました。リターンは求めませんよ(おわかりかと思いますが、駄洒落です)。 綺麗な景色を見るのも、幸福感高まりますよね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン23年2月号「おとなの下北沢」

群馬県の1000人ROCK FES.GUNMAっていいですね。参加者1000人全員演奏とか! さて。オズマガジン最新号が発売。特集は「おとなの下北沢」! 再開発もいろいろ進む最新のシモキタをナビゲート。 まずは駅前の商業施設ですが、NANSEI PLUSにミカン下北、reloadとBONUS TRACKとこの2〜3年で4つも登場。ポイントは大きなターミナル駅の巨大施設ではなくコンパクトか、入っているテナントが全国チェーンではなくインディペンデントなものが多いこと。下北沢らしさと、快適さがあわさった施設です。BONUS TRACKしか行ったことないので気になります。 続いて下北ラバーたちによる喫茶にカフェ案内、パン屋巡り、カレーにドーナツ、台湾、古着と雑貨と読書と、下北らしさある個性豊かなお店が続々と登場。街の雑多さは残しながら洗練が加わる今をとらえています。あとジャズ喫茶がいくつかできているんだとか。下北っぽいですね。 小劇場の町と呼ばれた性格も残しつつ、利便性が高まる今日この頃という感じでしょうか。変わるところ、変わらないところがあって、つくづく街は生き物だなと思います。 そして、東京はこの規模の街がたくさんあるのがやっぱり強いですね。下北しかり、先月特集していた北千住、そして来月は清澄白河特集。ほかにも高円寺とか池袋とか浅草とか、そういう経済圏がたくさんある。横浜だとそうはいかないからな〜。 そういう視点で楽しむ街歩き&下北散歩にぜひ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_アオバノバスケ(1)

ブラジルも議会襲撃とかちょっと待ってよ…って感じですね。 さて。学慶人『アオバノバスケ』1巻読了。小学生にして身長195cm、バスケをすれば反則級だった大樹は、異端ゆえに何事にも興味を失っていたが、中学で2コ上の先輩、明星レオに出会って人生が変わる。レオのプレーに魅せられた大樹は、全国の舞台でレオと対戦すべく、バスケ強豪校へと進学する。 スラムダンク関連記事が量産されている中で、次の注目バスケ漫画とされていたこちら。講談社のコミックDAYSで連載中、1巻がこのほど出たばかりですが、これはめちゃくちゃ面白かったぞ! スピーディな展開は超今時で、1巻にして河田と花形と仙道が出てきて、沢北的なのもいて、Bチームは土屋と越野で、清田と流川がチームメイトで監督はジャイアントキリングのあの人(かラストイニングのポッポ)みたいなオールスター登場だよ! 早々にクセつよキャラだらけ! そして肝心要のバスケのほうはNBAのスーパースターでありポジションレスな現代バスケの象徴とも言えるニコラ・ヨキッチを取り上げたり、体の使い方やパスコースへの言及などガチ勢も唸りそうな本格感がすでにビシバシと。ちょっと古いタッチの画なのか?と見せかけてアーティスティックな描写を織り交ぜてくるのも面白いです。 日本で身長2mの動けるポイントセンターというのはファンタジーかもしれないけど、とはいえ絶対あり得ない話ではない。バスケそのものやキャラクターの感情にリアリティがあれば全く問題はなく、この作品はそういうリアルとファンタジーのバランスがとても良さそうに感じました。夢がある、けど、荒唐無稽じゃない。スラムダンクだっていかにも漫画な設定・展開だけど決してありえない話ではないんだよねー。 ということでCチームに入れられた新1年が下克上目指して2年中心のBチームに挑む2巻がはたしてどうなるのか。待ち遠しくて仕方ない!(4月発売予定) 次に来る漫画間違いなしの1作、ぜひお見知り置きを。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

2歳児次男は今日も行く。〜長男7歳1ヶ月、次男2歳6ヶ月〜

鏡開きの日が関東と関西で違うらしいことを初めて知りました。そうなの? さて。毎月10日は親子成長期と題して、子どもたちにまつわるなんやかやを記録しております。最近小学生の方が色々あって面白くて長男寄りになりがちでしたが、今日は2歳児にフォーカスしたいと思います。 サンタさんはあまり理解していませんでしたが、「黄色いバスがほしい」と言ってたのでトミカをプレゼント。すると、サンタはなんでもくれる人とインプットされてその後ほしいものがあるたび「サンタさんがくれる」と言っています。うん、1年後な。 12月は長男の誕生日がありそれを見てうらやましかったようで「(僕も)誕生日」アピールしてきます。うん、それは6月な。 という感じですっかり自己主張が増えてきました。イヤイヤ期が一歩進んで、ごはんも料理するところを見たい、なんなら手伝いたい、冷蔵庫開けたいがすごい。同時に甘え?もけっこうで抱っこ抱っこもまだまだあります。あとは夜驚症みたいなのもまだときどき出る。 歌ったり踊ったり替え歌したりも忙しく、最近はパズルにハマって才能をきらめかせたりもしています。おもちゃの遊び方も「ごっこ感」が高まって、電車を走らせれば「終点で〜す」とか「線の後ろに下がってくださ〜い」とか真似している。消防車を走らせれば「火事ですよ〜」と燃やしまくる。ストライダーも少し様になってきました。両足浮かせるのはまだ。 我が家では「痛いの痛いの飛んでいけ〜」をアレンジして「痛いの痛いの●●まで飛んでいけ〜」(お月さまとか、冷蔵庫とか適当)としているのですが、自分で「痛いの痛いの父さん(母さん)までとんでけ〜」となすりつけてくるようにも。 まあ、目が離せず手がかかって、制御不能感がすごいのでイラっとすることも多いですが、同じくらい笑わせてもくれています。いろいろ図々しくて、次男だな〜という感じ。外出時間に出かけてくれないとき、ニトリのポイントカード渡して「ピ!しよう」というと喜んで出てきてSuicaごっこしています(てぃ先生メソッド)。 とりあえず元気なのでこの調子で育ってくれればと思うのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_スパイダーマン:ノ・ウェイ・ホーム

麻婆炒飯なるメニュー食べましたが、別々に食べる方が好みだなと思いました。 さて。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年公開)鑑賞。ミステリオの謀略によって素顔を世界中に晒されたあげく悪評をばらまかれたスパイダーマン。周囲にまで悪影響が及んだことを危惧し、ドクターストレンジに自身を知る者の記憶を消してもらおうとするが術は失敗し異なる世界からピーター・パーカーを知る者を呼び寄せてしまい…。 マルチバースの扉が開いたマーベル、まさかのトビー・マグワイア(さすがに老けましたね)&アンドリュー・ガーフィールド(すっかり大人)登場のスパイダーマン3世代揃い踏みとは恐れ入りました〜! しかもそれぞれのヴィランまで(しかも役者さんも同じで!)引き連れてくるとはね(MJとグエンは来なかった)。でもこの設定自体は、『スパイダーマン:スパイダーバース』で既出なのであれが実写化されたか〜という感じ。 マルチバース&スパイダーマンアンサンブルもかなり楽しいけれど、ドクター・ストレンジのミラー次元での1対1も相当胸熱でしたね。翻弄されまくるスパイダーマンが頭脳働かせて突破するのはお見事! 魔術を数式が凌駕するというのはなんか象徴的でもあるようなないようなな瞬間でした。さすがはMIT進学予定。 ヴィランたちの改心を望むスパイダーマンもよかったし、それぞれのバースからの先輩たちも後悔をここで取り戻すのもよかったですね。「大いなる力には大いなる責任が伴う」のお約束メッセージもしっかり落とし込まれ、最終的なピーターの決断は切なかったけれど、ここからどう話が続いていくのかに期待しましょう(あるのかな、続き?) と、ここまで書いてみてなんかあれですね、面白かったけど大した感想が出てこなくてすみません。 ところで、作中に『ヴェノム』との連動シーンが出てきて、MCUとは別のソニー・スパイダーバースが展開されて、もう全容を把握しきれませんね。そっちも観たいけどとりあえず次はドクター・ストレンジの続編を楽しみたいと思います。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_ドリームプラン

iPhoneで映画見るとやっぱりディテールがよく見えないんだよなー。 さて。映画『ドリームプラン』(2022年公開)鑑賞。リチャード・ウィリアムズは娘2人をテニスチャンピオンにすることを夢見て、78頁にも及ぶプランを練った。未経験ながらあれこれ調べて2人にテニスを教え、学業も決して手を抜かない。期待に応えて成長する2人を無償でコーチしてくれる人物を探しあてるが、しかしエージェントの言いなりには決してならない。その少女の名は、ビーナス&セリーナ。いかにして彼女たちは世界を変えたのか。 映画『ドリームプラン』オフィシャルサイト ウィル・スミスのアカデミー賞主演男優賞(と授賞式での殴打事件)作品です。今年はセリーナ引退というニュースもありましたね(ビーナスはまだ現役と言うのも驚き)。そのウィリアムズ姉妹がいかにして育ったか、破天荒な父親にフォーカスした伝記映画。原題は「King Richard」。リチャード王の名に相応しいクレイジーさだったぜ。 話の結末は最初からわかっているわけで、姉妹は史上最高のテニスプレイヤーになる。そこにどんなドラマがあったのかって話ですが、いやいやとんでもないパパだったんだな! 厳しくも娘想いなことはよく伝わるけど、とにかく我が道を行くから周りは大変。自分が選んだコーチにいちゃもんをつけ、エージェントの発言に腹を立て追い払い、娘たちが勝利に喜びすぎると謙虚さがないと置き去りにする始末。 それはもちろん彼女たちを守るためであり、チャンピオンにするためなんだけど、どこまでが許されるのか線引きは難しいですね。毒親と言われてもおかしくないモンスターっぷり。でも、彼女たちは頂点に立つわけだからリチャードの大勝利です。感動のシーンとかはないんだけど、でもだからこそリチャードの信念が際立ちます。最後は妻の言葉にちょっとだけ折れたけど。そもそもこの映画の制作に姉妹が参加しているので、基本的に父のことポジティブに受け止めているのかな。 その根っこにあるのは自らの境遇であり、大きくは描かれないけど差別を受けてきた過去。同じ想いを娘たちには絶対にさせない。白人の食い物にもさせない。娘たちもそれを理解してるからこそ、ちゃんとついてきたのだと思いました。テニスより学業などを優先したのはモダンだとも思うしね。 しかし、ウィリアムズ姉妹って若い頃は編み込んだビーズがほどけてパ

集め、切り貼りする、という宇宙

1ヶ月さぼったスイミングに行ったらしっかり衰えてて悲しいです。 さて。国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展に行ってきました。大竹さんと言うと直島の「I♡湯」というイメージですが、キャリア50年で国際的にも評価されているアーティスト。 とても濃密な展示でした! なんせ500点にも及ぶ作品が集まった一大スペクタクルを、時系列関係なく7つのセクションにわけて展示。9歳で作ったという最初期のコラージュから昨年発表した最新作までずらり並ぶのですからそりゃすごい。 すごいのは物量よりも中身でして、とにかくあらゆる素材をコラージュしまくる。平面から立体、そして本や箱といった物体、ひと部屋?やステージなどの全体と、スケールもさまざま。使われている素材も切り抜きや写真、オブジェに看板となんでもござれ。国だって問いません。仮面ライダーやウルトラマンそして「キカイダー」も登場してうちの息子は喜んでました。 コラージュって素材一つ一つにストーリー性があり、それを切り張りすることでまた違うケミストリーが生まれるもの。大竹さんの作品はとにかく情報量が膨大すぎて何かを読み取るのは難しかったのですが、その分作品そのもののパワーというか圧みたいなものがすごかったな。自由だし楽しいと素直に思えたし。ゼロイチとは違う価値観。 これだけの素材を収集するのも大変だろうし、そこからどう編集して作品化しているのかも興味があるし、キャリアがあるとはいえこれだけの量を形にしてきたことにも、純粋に畏敬の念が。集める、切り貼りするってとても原始的だけど、それも突き詰めるとこんな宇宙になるんだなという感動。 コーラジュ以外の絵画なども楽しめましたし、美術館の外観には「宇和島駅」のサインがあるじゃない!なんてのもギミックがあってよかったです。この展覧会そのものが壮大なコラージュ作品でもあるのでしょうね。 自分も何か作りたくなる創作意欲を刺激してくれる展示でした。お子さん連れの方がけっこう多かったのは、3連休だからというだけではなさそうです。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ライフ・イズ・スープフル!

なんだかんだで仕事始まりました。今年も頑張りますよー! さて。年末に出たメトロミニッツが最高でしたよ。特集は「人生に、スープを」。うん、今の季節温かいスープが恋しいですよね。 導入はスープ作家・有賀薫さんのインタビュー。そのポトフの美味しそうなことといったら! 僕、ポトフ大好きなので明日は早速このレシピで作りたいと思います。最新刊『ライフ・スープ』も読みたいぞ! 「スープという料理は現代の食卓に合っています。簡単で失敗しにくく、温め直せばいいから家族が時間差で食べるときにも便利。子どもからお年寄りまで皆が食べやすく、しかも鍋ひとつでできるから、作るのも片付けるのも楽。油はあまり使わずヘルシーで、いいこと尽くめ」という言葉が全てですね。確かにうちの子供たちも好き。オレも好き。 そのほか誌面では広島の名物ホルモンスープに祐天寺のメチャうまスープ屋さん、関西のソウルスープ「ヒガシマル醤油のうどんスープ」、小説の中のまたは映画の中のスープなどなど、スープトピックてんこもりです。 ああそういえば高松にカリスマ的な汁物のお店があったっけ。と思ったら去年の6月に閉店してしまったのか…。 スープに味噌汁、雑炊などなど老若男女古今東西スープラブ! ぜひお見知り置きを。誌面に止まらないぜスープ・アラウンド・ザ・ワールド。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。