「自分の芯を考えよう」という新聞記事がありました。それはベンチャー企業の経営者の方の言葉で、自身の起業時に漠然と「Appleのようなモノづくりがしたい」と言ったところ「ありきたりだ。自分の芯はないのか」と突き返されたことで、自分の芯と向き合い今のビジネスを起こすに至ったというエピソード。
自分の芯と繋がっていないと仕事に完璧にコミットしてやり遂げられないというのはきっとあるでしょうね。それを望むかどうかは人それぞれでしょうが、合致しているほうがベターなことが多そうではあります。
ということで自分の芯は何なのかという問いにつながるのですが、最近思うのは自分には編集者の血が流れているなということ。「物事をどうやってより光らせるか」と「それをどうわかりやすく届けるか」を、結局ずっとやっている気がします。どんな役割にあっても。それは芯とは少し違うのかもしれないけど20年やって身についた職能であることは確かだ。
そしてより芯に近いところにありそうなのが「書くこと」で、こっちはアイデンティティといって良さそうな気がしている。特別な才能を持ち合わせているわけではないけど、曲がりなりにも書き続けてはきたし、向き合ってはきたので。そして、少なくとも書くことが好きだとは断言できる。書くことで何らかの役に立ちたいとも思える。
あともう一つは、運動。とにもかくにも体を動かすことが好きだ。でもこっちは趣味の領域なのかな。これで誰かをどうこうしたいというよりは、あくまで自分の楽しみとしてあるような気はする。でも、運動が心身によいことは確かだから、多くの人にその魅力が広まったら素敵だとは思う。子供を持ってからは教えることにも興味が向いている。
結局のところ、20年前から自分の芯はあんまり変わっていないのかもしれないなと思うのでした。以前よりは、確信に近くそう思えているというだけで、深く考えたわけではないけど芯と近いところにいられる自分は幸運だったということでしょう。
あとは、これを今後どう活かしていけるかという大きな問いが残っている訳ですが。なんとなく興味があるのは、ラグビーのリーグワンの広報とかの仕事ないかなってことと、部活民営化が取り沙汰されてますがそういうスポーツ教える系でなんかないかなと。
完全な自分語りになってしまいましたが、自分の芯と向き合うのは大事なことだよなと思ったということでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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