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映画館で涼もう。

ヨーロッパでもとんでもない熱波に襲われてるそうです。どうなってしまうんだ地球…。 さて。そんな時は涼しい劇場だ!ってわけでもないですが、『トップガン マーヴェリック』が世界的に大ヒットしているそうで(観たい!)、日本でも興行収入100億円を突破しそうだとか。アメリカでは中高年層が劇場に戻ってきたとかで、明るいニュースのようです。 一方で、『バズ・ライトイヤー』は期待を下回る出足だったそうで(観に行く予定)、配信の拡充もある中で映画館に足を運んでもらうのは簡単ではない模様。自宅で簡単に観られる利便性を上回るのは大変ですよね。わざわざ観に行く意味、映画館ならではの体験を付与できるかどうかがポイントか。 と、理屈で考えるとそうなるのはわかりますが、そんなにあれこれ考えなくても映画館楽しいと思うんですけどね。もちろん映画の良し悪しはありますが、映画館行って損したなーと思ったこと、僕はあんまりないような気がします。 僕としては、劇場ですごす2時間ばかりは得難い時間でして、とにかく情報にまみれた日常の中で、暗闇とある種の静けさに満たされる場所はものすごく重宝しています。要するにスマホから離れて集中できる、ってことが快適なんでしょうね。ん? なんか、サウナと一緒かもね。あちらは開放で、こちらは一点集中。ベクトルは違うけど、ある種のマインドフルネス。 何はともあれ、外は暑いので映画館で涼むのも一興かと。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

網棚ロスト&ファウンド

すっかり真夏の陽気につき、子供連れて公園で水遊びです。 さて。事件はその道中に起きました。電車を降りて、ベビーカーを押しながら改札階行きエレベーターに乗る瞬間気付きました。あ、リュック、網棚に置いたままやん!!! もちろん電車はすでに発車してるので、急いで改札の駅員さんに事情を話す。今出たばかりの東京方面行きの電車、前から2両目、進行方向左手、長いシート、紺色のカンタベリーのリュックなんですけど! 田町駅で確認してくれることになり待つこと10分、無事に発見されたとのことで田町まで取りに行ってことなきを得たのでした。滝川クリステルさんの言ってたおもてなし、嘘じゃなかったね。とりあえず、すぐ気づいて正確に位置を報告できたのが勝因。 さて、網棚クライシスと言えば、以前ベネチアからミラノに向かう電車の網棚にやはりリュックを置き、居眠りして起きたら跡形もなく消えてたこともあったっけ(パスポート入り☆)。はたまた、別の海外旅行帰国時に成田空港から乗った京成電鉄でも忘れたことあったな。あの時はだいぶ後になって気づいたけど、無事に網棚にステイしたままUターンしたようで成田で確保されて上野駅まで送り届けてくれたっけ。 それだけやらかしてても、つい乗せちゃうんだよな、網棚にリュック。ひとときその重力から解放してくれる魅惑のスペース、網棚。混雑時には他のお客さんとの間のクリアランスだって確保してくれる頼もしいやつ。そしてその快楽に負けて僕はリュックのことをすっかり忘れて旅立ってしまうのでした(ミラノでは忘れてない。起きたらなかっただけ。出てこい犯人)。 きっとこれからも時々やっちゃうんだろうな。次からは、このポストに追記していくことにしよう。 よりみちしながら、いきましょう。なにもリュックまでよりみちさせることはないけれど。今日も、いい1日を。

人は人、自分は自分ではありますが

ファミチキをパンで挟むやつが破壊力ありすぎて震えてます。 さて。日経新聞の 自分だけの表現、Z世代が探す 失敗許される街つくりたい という記事を読みました。原宿が新しい何かを生み出す場として再生しようとしているそうです。確かに原宿には以前ほどの熱狂はないのかもしれません。実際に街を見続けているわけではないので、あくまで印象ですが。GAP前でファッションスナップとか懐かしすぎる。 それ以上にこの記事で個人的に興味を引かれたのは、 「 幼少期からスマートフォンが身近にあり、常に膨大な量の情報に接してきたため、SNSなどを通じて、自分よりすごい人たちの存在がどうしても目に入ってしまう環境にいる」 という言及。世界中の情報にアクセスできるようになり、現在も過去もあまねくアーカイブされる今、それはもちろん嬉しいことでもありますが、作り手側からすると競争が世界中全レベルということにもなりうるってことか。見なくていいものも見えてしまう。 情報が多いのはいいけれど、多すぎるのはつくづく大変なことだと思います。ポジティブなことも増えるけど、同じだけネガティブも増えてるだろうから、それらをいかに掻き分けていけるのか。 他人のことが目に入りやすい今、ノイズに振り回されずに自分を持っていられるのか。なんか考えちゃうのでした。失敗は、したくないけど、したらした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

着るを楽しむ。

  本棚の整理をして少しすっきりしました。でも積ん読は溜まる一方。 さて。ユニクロの作る雑誌LifeWeareマガジンを読みました。特集は「The Joys Of Clothing」ということで、着る楽しみ。うん、なにごとも楽しめるといいですよね。 巻頭では、さまざまなニューヨーカー18組のスナップが。アーティストやショップオーナー、学生にギャラリストに普通の母娘などなど、バックボーンもさまざま。ロケーションも含めてNYっぽさが匂い立ちます。スタイルのある人たち。人生を楽しむこと。行きたくなるぜ! それからこちらもニューヨーカーの、映画監督ソフィア・コッポラのインタビューも必読です。 今年は、新しい服が欲しいなぁという気分が高まっておりまして、それはリベンジ消費なのかもしれないし、ただそういうサイクルなのかもしれませんが、自分が心地よくいられる服を着ることはやっぱりいいなぁと思います。 今の自分は、週末は砂場に腰掛けたり、次男が鼻水やらご飯粒やらいろいろつけて抱きついてくるので、とにかくラクでタフなものを。平日は外回りが快適なビジネスカジュアルを。 他人の目も一応気にはなりつつ、それ以上に自分の気に入ったものを身につけるのは、今日をきげんよく過ごす一個のアイデアだよなとあらためて思う今日この頃。食べたいものを食べるし、聴きたい音楽を聴くのと、同じですね。健全性。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

続・LUUP乗ったよ

  数年前、手足口病にかかったのですが、足の裏が痛くて歩くのに難儀しました。もはやいい思い出? さて。先日初めて シェア型の電動キックスクーターのLUUPに乗りました が、一回だけで評価するのもなんなのでもう一度利用してみました。今度は東京で、外苑前駅から北参道駅まで。 あらためて都心にはずいぶんポートが増えていて(きっと今も増え続けてるのでしょう)、使い勝手はかなりあがっている印象です。今回乗った付近もたくさんポートがあって、借りるのも返すのも目的地近くにあって便利でした。 前回はその遅さが気になりましたが、短い距離をサクッと移動するにはあんまり気にならないということがわかりました。今回のような1km前後の、歩くにはちと遠いんだよな〜ってところに利用するととても快適。そして下り坂だと20km/hくらい出ますね。上り坂を心配しましたがこちらはちゃんと15km/h出てました。 ただ、地図が頭に入ってないと、車道を走ることや右折の難しさを鑑みるとスムーズに行けない可能性はありますね。ハドルバーにスマホ固定できるので、地図にナビしてもらいながらって乗り方もできるでしょうけれど。サイドミラーはちょっと使いにくかったかな。目視のほうが安心。 ということで、いわゆる「ラスト1マイル」の移動手段としてはすごくいい気がしてきました。また乗ると思います! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

LUUP乗ったよ!

ホンダが電動三輪に参入するそうで! 新しいスタンダードになるのかな〜。 ということで。ずーっと乗りたいと思っていた電動キックスクーターに乗りましたのでリポートです! シェアのLUUPさんのものを、みなとみらいにて。事前にアプリのインストール、会員登録各種と、簡単なテストを受ける必要があるので、事前準備は余裕を持ってどうぞ。 ステーションはアプリで検索。現地でアプリを使って乗りたいマシンを解錠したら、すぐに乗れるので、この辺りはノーストレス。乗り方も、片足乗せて2、3回蹴って勢いつけたら両足乗せて、あとはハンドルのとこのボタンを押してる間は前進するイージー操作。ボタン離せば減速してブレーキももちろんあります。 ということで僕が感じたメリットデメリットをまとめると。 ■メリット 簡単、手軽、安価 ■デメリット スピードが遅く、大きな交差点の右折が大変、慣れてないと怖さはありそう 最高時速15km/hに制限されていまして、これが車道を走るには結構遅くて、途中でスイーっと電動自転車に追い越されました。もちろん徒歩よりは速いので、のんびりライドを楽しむには問題ないですが、移動手段としてとらえるとムムムとなるかも。 あとは、車道を自転車などで走ることに慣れてないと怖さはあるかも知れません。ここが悩ましいところで、車道に慣れてるくらいだと自転車レベルのスピードが欲しくなりそうで、そうでないとそもそも恐怖感を克服できるのかどうか個人差が出そうです。そして、二段階右折も禁止なのですが、時速15kmで右車線に行くのはよほどハートが強くないと厳しい気がしました。僕は降りて手押しで横断歩道を渡ることに。 都心のほうがポートが充実してる印象なので、そっちはまた違った使い勝手かもしれませんが、僕はこの体感値ですとシェアサイクルを選ぶかもしれません。そして普通に夏は暑くて冬は寒いと思います。漕いで体が温まるということもないし。そして立ってるだけでもわりと疲れると思いました。カゴもないのもじんわり痛いかも。 ちょっとネガティブポイントが多くてすみません。いろいろ言いましたが移動の選択肢が増えるのはとてもいいことだと思うので、より環境性能に優れて安全な手段が充実して、個々にあったよりみちが楽しめますように! 来たれ、MaaS! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 〈追記〉 後日東京

「たべる人」に掲載していただきました。

今のところ穏やかめの梅雨で、こんな感じで抜けてくれるといいんですけれども。 さて。千駄木の素敵な食事処「檸檬の実」さんのHPに「たべる人」という連載記事があります。 ちぎり絵作家のわたなべえみさん が、檸檬の実の上客の方のお顔を、ちぎり絵で描きつつ、長くない文章を掲載していただくもので、なんとこちらの企画にお招きいただいたのでした。恐縮です。その記事は↓。 たべる人 | 檸檬の実 わたなべさんとは初対面でしたが、何度かオズマガジン編集部にご連絡をいただいていたので、お名前と、作品は存じておりました。なかなかご一緒する機会がなく不義理を働いていたにもかかわらず、こんな貴重な機会に呼んでいただいて、なんとお礼をしていいのやら。わたなべさんは穏やかなのに意志があってアクティブで、なんだか誘われるがままペラペラとどうでもいい話をしてしまったのでした。 そしてそして、ちぎり絵は、似ていると好評です!嬉 あたりまえですけど、似顔絵以上に手触りがあって、一点もの感が強いですね。実物を見てないですが、顔のパーツも表情も再現なさっていてすごい! 無精ひげとちぎり絵の相性のよさよ!笑 そして、落ち着いた背景もいい感じです。 あらためて、檸檬の実という空間は、店主のイダマイコさんの料理とお人柄を起点にしていろんな人々が集い、食べ笑い、そして交わっていく磁場であり小宇宙だったんだなと再確認させていただきました。お店のキャッチコピーが「おいしくたのしくつくっています」なのですが、控えめな言葉ながら、これを体現し続けているイダさんがほんとにスゴイ。シンプルなことほど、難しいですから。もちろん、その裏にはいろいろと大変なこともあるんだと思いますが。 素敵なご縁に加えていただいて、本当にありがたいことです。ぜひみなさんも、この幸福(もちろん口福も)を味わいに訪ねてみてくださいね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ありのままの自分と、別の自分の可能性

親族の葬儀がありました。少し前だったら難しかったかもしれないと思うと、無事に見送ることができてありがたいです。 さて。ありのままの自分が大切という価値観がありますよね。他人の評価に流されないことは大事だと思いますし、自分らしくあれることは好ましい。でも、ありのままを都合よく解釈して努力を怠ってもいいのか?ということを考えてたら迷子になりました。ありのままと向上心は並び立つのか。頑張らないのが自分のありのまま、というのは甘えなのか。 努力や向上心は欠かせないだろうと僕は思うのですが、これはこれで固定観念に縛られているだけなのかもしれません。努力や向上心によって、より良い自分でありたいと僕は思いますが、よりよい自分てなんだよ、という話もある。し、よりよい自分を目指さなくても、あるいは何らかの理由で目指すことができなくても、それだってひとつの個性で否定されるべきものではない。幸せの形も人生の目的も、みんな違うわけで。 個々の生活の中では人それぞれで構わないけど、集団行動になった時に価値観の不一致は不協和音になりうるはず。向上心の強い人と弱い人が同じチームになったら、一緒に目標を達成するのが難しくなりそうな気がします。 未来のことは誰にもわからないわけで、したくもない苦労や努力の類が、後になってめちゃくちゃ報われてあの時があってよかったとなるかもしれない。自分のことは自分で責任とるしかないですが、同様のことを他人に求めたりしてもいいのかどうなのか。若いうちの苦労は買ってでもしろとか、正しいこともあれば正しくないこともあるはずで。 何の話かよくわかりませんが、こういうのって難しいよなあと思うのでした! よし、金目鯛ラーメン食べよっと。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

アルクエストしようぜ!

  阪神、BB相手に3連勝。なにげに再会脱出どころかAクラスも見えてきて驚いています。 さて。「アルクエスト」なる、謎解きウォーキングイベントに参加してきました。子供向けの企画で、3つのレベル別に、公園内にしかけられた謎々を解いてまわるというもの。小学校2〜4年レベルのクラスに参加しましたが、なかなか難しかったです。全国的に開催されている企画のようで。 会場は想像以上の大盛況で、受付に30分以上かかるレベルで引いちゃいましたが、子供たちは俄然やる気。結局、全10問を解いて回るのにのべ1時間30分以上。休んだり遊んだりしながらではありましたが、最後まで投げ出すことなくクリアしたのには驚きました。小学生になって成長したのか、謎解きというコンテンツがそれだけ強力なのか。両方でしょね。 ところで、歩くことを促す仕組みが今いろいろと生まれていて、歩くだけでポイントやらマイルやらたまるアプリやサービスがたくさん登場しています。「歩く ポイント」とか「歩く マイル」とかでググると色々出てきてこんなにあるのか!とびっくり。貯まるポイントは微々たるものですが、歩くことや、すべての移動にリターンがつくのは、モチベーションになりそうですね。健康にもひと役買ってくれるでしょうし、コロナで在宅勤務が増え移動に伴う運動が減った僕としても魅力的です。というかポケモンGOのような位置ゲーもあるな。 もちろん移動データと引き換えになるので、その点の考慮は必要でしょうが、よりみちブログとしては、歩くことそのものは全肯定していきたいところ。忘れられがちですが、僕たちは歩きで意外と遠くまで行けるんですよね。便利な移動手段がたくさんあるので、10分程度歩くことさえも億劫になってしまいましたけれど。 昨日「走る」を推奨したばかりですけど、「歩く」もまた魅力的。とりあえず「よこはまウォーキングポイント」なるものがあるようなので、僕はここから始めようかと思います。1日何歩くらい歩いてるんだろ? よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

寝そべりながらこれからのこと考えてみる。

道端の紫陽花が花開き始めた6月。うちの紫陽花はいつ咲くかしらん。 さて。最近「寝そべり族」なる言葉を新聞などでよく目にします。中国で、競争社会や過酷な労働に嫌気がさして、消費、恋愛、結婚、出産などから距離を置くことで自らの自由を取り戻そうとしている人々。最初にこの言葉を用いた人は、実際に年に2ヶ月くらい働いてあとは本当に寝そべりながら、1日2食で暮らしているとwikiにありました。おそらくかなり哲学的で、現代社会への抵抗運動でもあるそう。 欧米では「大辞職」と呼ばれる現象が起きていて、これはコロナきっかけで低賃金の労働者たちがこぞって職を辞しているそう。エッセンシャルワーカーの燃え尽きもあいまっているそうで、Web3にもあったけど、これまでの社会の基本的なあり方でもあった、一部の人が搾取する構図への抵抗運動という見方もできるようです。マクロな視点で見れば。 お国も違うし、背景にあるものも複雑ですが、多くの人が自らの生き方を顧みていることは間違いなさそうです。コロナも大きなきっかけ。今の時代、「天下をとろう」と言われても、「なんで天下をとらなくちゃいけないの?」となりそうです。僕たちは何も、天下人になりたいわけでもなかったし、そのために生まれてきたわけでもないですし。 同じように、「結婚して子を持とう」と言われても、それは誰かにとってのひとつの幸せの形かもしれないけど、別の誰かにとっては「なんで?」ってなるわけで。それが万人に共通する正解とする根拠がもはや見当たらない。そして世の中は、ひとりでもなんとか生活できるくらいには整っているし(収入があればという前提になってしまいますが)、それを後押しするビジネスやらサービスがたくさんある。 一方で、じゃあ何のために生まれてきたの?と問われても、そう簡単に答えが出ないのも事実であり(明快に答えられたら幸せかもしれません)。ウェルビーイングも簡単じゃないぜ。そりゃあ寝そべって考えたくもなりますね。ポテチもあるとなおいいな。 今更ながら、自分の生き方や幸せは、誰も保証なんかしてくれないということ。あんまりそういうことを考えてこなかった僕は、それはそれである意味幸せだったとも言えますが、ちゃんと問い続けないとなと思うのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

孤独は媚薬、そして魔物

マクロン大統領と、生年月日が全く一緒な僕です。40代のほぼ全てを大統領として過ごすのはどんな気分だろう。 さて。 「 孤独が支えるトランプ現象: 日本経済新聞 (nikkei.com) 」という記事を読みました。大雑把に言うとトランプ元大統領を支持した人には、孤独を抱える人が多かったという調査結果があるそうです。離別や、格差、そしてコロナと、背景には色々あれど、孤立は極論に傾きやすくなるというデータもあるのだとか。 孤独は、自分と向き合い、思索を深めてくれるものだと思います。ひとり、自問自答を繰り返すのは、その意味でとても有意義だと思いますし、そこから価値あるものもたくさん生まれるはず。でも一方で、極論に傾きやすくなるというリスクがあることも、肌感覚でわかる気がします。極論かどうかはさておいて、自分ひとりだけで考えた意見や自分の中の常識が、世の中のスタンダードと照らし合わせてみたら随分とギャップがあることって、きっと多くの人が経験ありますよね。え、これオレだけ?みたいな。 一人でいると、自分の思考が強化されすぎるんでしょうね。反論する人は誰もいないわけだから、常に正当化され、ときに独善化してしまうのかも。そうなると、たまたま同じ意見の人と出会った時の同調度・共振度は必然的に高くなり、そうでない場合にはむしろ排他的になってしまうんでしょう。あるいは、よくぞ私の考えていることを代弁してくれた! という快哉だってありますよね。うん、こういうことも、いろんなシーンで日常的にあることだと思います(いい例えが浮かびませんが)。 誰かと一緒にいること、行動を共にすることは、多少なりとも摩擦とストレスも伴うものだから、避けたくなることも多いです。限られた時間だから、ひとりで自分の好きなことをしたい気持ちも、ごく自然なことです。でも、摩擦やストレスを避けて一人でい続けると、自分がどんどんわがままになって、いつしかモンスターになってしまうのではないかという疑心暗鬼的恐怖感も、僕にはあります。僕たちは誰かと繋がって、キャッチボールやラリー(そしてときにスマッシュ!)を繰り返しながら、いろんなものを受容していかなくてはいけないのだろうな、そんな風に思わされる記事なのでした。 二元論ではなく、自分と違うものを取り入れることって本当に大事ですよね。他人の靴を履いてみる。そういうのも、ある種のよ

みなとみらいは、今日も。

  横浜マラソンにエントリーするかどうか悩んでいます。秋までに仕上げる自信がない。でも走りたい。。 さて。そんなわけで久しぶりにみなとみらいを走ったら、いろいろ発見があったので現地よりリポートします。まずは臨港パークに行くと、おや、地面に↑こんなサイン↓が登場しているじゃないですか。臨港パーク⇔山下公園までの距離表示。往復5kmですかね。これはなかなかムネアツ。いつも走っているルートなんですが、なんかモチベーションあがりますね。節々のランドマークごとにサインが登場してくれます。インターコン横の女神橋ができたことで、ランニングコースとして1本筋が通った感じがありますよね。ランにもウォークにもぜひ! それからマリン&ウォークを通過したら、何やらGW期間中「シーサイドシネマ2022」なる野外シアターイベントをやっているじゃないですか。これ、赤レンガ倉庫、ベイクウォーター、ワールドポーターズでも開催中。5/5までなのでお急ぎください!! SEASIDE CINEMA 2022 - シーサイドシネマ そんでもって、シーバスがハンマーヘッドに寄港するようになってました! 確かにハンマーヘッドは客船ターミナルなので、理にかなってますね。停泊所が増えたので、横浜駅~山下公園の所要時間は長くなると思いますが、観光需要が強いと思うので、長く乗れて嬉しい人が多いはず。僕も今度ハンマーヘッドで乗船か下船してみたいと思います。 それからそれから、5/14、15はワールドトライアスロンシリーズの横浜大会が開催されます! ちょっと覗きに行きたいな~。素人も参加できるトライアスロンやってくれたらいいのにな。 ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会情報サイト|YOKOHAMA TRIATHLON そんでもって、5/19-22には山下公園でベルギービールウィークエンドも開催されますよ! ビール好きさん、集まれ! ベルギービールウィークエンド横浜2022 イベント開催スケジュール あと、 横浜ローズウィークが始まっていて 、それを含む ガーデンネックレスもあるのでした。 花にビールに映画にトライアスロン! ということで、みなとみらいは安定の爽やかさですが、日々ちょっとずついろんな催しがあったり、新しい楽しみが生まれております。ぜひ遊びに来てくださいねー。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日

それがバベルの塔だとしても

渋谷にできた新しいホテルが気になります。とりあえず覗きに行くか。 さて。NHKの「地球ドラマチック」という番組で、NYのエンパイアステートビルとドバイのブルジュハリファを比較していました。前者は20世紀を代表する歴史的高層ビルで、後者は21世紀を象徴する最先端高層ビルとして。 番組内では、それぞれの建築的価値、歴史的インパクト、防災性能の3つのポイントで比較していましたが、どちらも甲乙つけ難い代表的ビルということになるでしょうか。印象深かったのは、エンパイアステートビルの作業員たちは命綱なしで高所作業をしていたことと(その建築風景の写真よく観ますね)、ブルジュハリファのY字形の独特な設計でした。 高層ビルって限られた土地を有効活用するための手段のひとつでしょうが、同時に建築技術の進歩の証明でもあり、そしてさらなる高みを目指す人間のエゴとも言えそうです。いつかバベルの塔のように神の怒りに触れる日もくるのかも。 だけど、鳥にはなれない僕たちが、その頂を見上げて憧れを抱き、神の視点で町を見下ろす願望は、ある意味人間くさいとも言えるかもしれません。高層マンションに住みたいとは思わないのですが、展望台に登って街を見渡すのは好きなんですよね。『世界のタワー』って本を買うくらいには好き。 トップの写真はロックフェラーセンターから見たエンパイアステートビル。キレイでした。番組でも触れられてましたが、ミッションインポッシブルでトム・クルーズがブルジュハリファ登ったの凄かったですよね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

自宅に届けてもらえるってありがたいことだな。

  ワークマン買ったことありませんが、興味はあります。 さて。そのワークマンが今後5年で通販商品の宅配をやめて、店頭受け取りのみにしていくそうです。強気だなーと思いましたが、好意的に受け止めました。説明によると配送関連にかかるコストをなくすことで、その分を商品やサービスに振り向けるとのこと。 僕個人でいうと、もちろん宅配は便利なのですが、受取のために在宅しなくてはならないのもストレスあるので、店頭や、コンビニなどのPUDOでの受取を選ぶことも多いです。あ、でも置き配できればそのストレスはないか。 宅配クライシスと言われるくらいに配送が逼迫しているのを聞くと、企業側の負担はものすごく大きいでしょうし、消費者は配送料を避けたがるし、なかなか大変ですよね。もう少し健全にするには配送料アップを消費者が受け入れるしかないように思います。自宅に届けてもらえるって大そうなことですもんね。 ワークマンは全国網羅の500店舗くらいと聞きました。近くにお店のない地域の人は困っちゃいますし、自由に動けない人もあることを思うと、宅配の選択肢は残しつつ配送料は適性な料金で、あたりが落とし所になるでしょうか。十分な店舗数を持つ企業は、ワークマンの選択に追従することも増えていくかもなーと思いました。 いつでもどこでも買えるのがネットショップの売り文句でしたが、ちょっとその流れに歯止めがかかる時がきたのかもしれないなと思うのでした。何もかもがネットで買えるのはとても便利だけど、何もかもはネットで買えなくても、まあ生きていけますよね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ウェルビーイングな街づくり(前編)

  小学生の頃は学研の「学習」をとっていた僕です。どうして「科学」はやらなかったんだろう。 さて。東京の臨海部に行ったところ、知らない間に新しい街ができていてかなりびっくりしました。オリンピックの選手村跡地も含まれているんですかね。それから豊洲市場も初めて見ましたが、すごい近代的な建物ですね。それからそれから、環状2号線てこれか!と。全線開通は今年中とか。 とにかく広大なスペースと、大型マンションなどの高層ビルによって作られつつある街で、あんまり他に見たことのない印象でした。何もかものスケールが大きいので、東京ではあんまり見たことのない抜け感。都会的で抜けがあるって、珍しいと思います。なかなか気持ちよかった。横を見ればレインボーブリッジが見えるし、隅田川も河口近くで雄大だし。 そして旧築地市場の周りは閑散と。コロナもあって、今の状況がよくわかりませんでしたが、なかなかすごいコントラストでした。 ニュースだけで見ていた臨海部、実際に足を運ぶととても新鮮で、何やらこの晴海〜豊洲エリアにスポーツ系の大型施設がいくつも立ち並んでいました。ブリリアランニングスタジアム(60mトラックがあるラボ)や、アシックススポーツコンプレックス(低酸素運動ができるフィットネス)、そしてナイキの期間限定TOKYO PLAY GROUNDなどなど、SPORTS×ARTをコンセプトに街づくりをしているそう。 これはスポーツ好き、散歩好きとして見逃せないと、やたらと興奮したのでした。長くなったので、次回そのあたりの可能性について考えてみたいと思います。スポーツのある街、楽しみだな。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

ビギナーズラックの再現性

町中に鯉が泳ぐ季節ですね。横須賀では各家庭に眠る鯉のぼりを集めて商店街で一斉に飾ってました。とてもいい試み。 さて。ビギナーズラックという現象がありますが、それを考察するコラムを読みました。「初めて」は独特の高揚感があって、それがポジティブに働くことがままあると。なるほど。 でもそれは長くは続かないからこその、一回限りのビギナーズラックという感じですよね。でも、その中身を分解すれば再現性もあるのかもしれません。 初めては、緊張感やワクワク感があるので、いくらか慎重になったりもする。と同時に、その先に何があるかわからないので意図せずとも大胆でいられるときもある。それらがあわさって無我夢中で突き進んだりすることが好結果を招いたりするのでしょう。あと、新人さんなのね、という空気が周りの人の手助けを呼んだりもするか。 こうして見るとやっぱり1回目という環境は大きく感じますが、慎重さと大胆さ、そして最後の「無我夢中」の部分はある程度の再現性があるようにも思いました。一生懸命って伝わるものですものね。新人さんと一緒に外回りして、あらためてそういうことも思った次第。 敵は「慣れ」ですね。いつまでもフレッシュさを保ち続けられるように。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

死ぬまで18歳のつもりで。

  クリスピー・クリーム・ドーナツのDOUGHNUTS AROUND THE WORLD食べました、うまうま(写真)。 さて。4月、フレッシャーズの季節、職場にもルーキーがやってきました。少しだけ仕事を教えたりする場面もあるのですが、いくらかの緊張感もありまして。やはり教える責任というか、自分が理解していないとよく教えられないので、嘘八百を伝えないよう慎重に。 自分自身の職種が変わって早8ヶ月が経とうとしております。ようやくひと通りのことは覚えたと思いますが、初めて出くわすこともまだまだ多く、一人前とはまだ呼べないですかねー。とにかく、わからないものはわからないし、できないものはできないので、一つずつしっかりつぶしていけるように進んできた8ヶ月でした。 同じ会社でも部署が変わるだけで、やる仕事も違えば見える世界もまるで違っていて、それはとても面白いし、自分自身のアップデートにも直結しているなと思います。世の中は本当の本当に知らないことばかりで、生涯かけてもその大半は埋めることができないでしょうが(世界のすべての国に足を運ぶことが難しいように)、少しでも減らしたいなという気持ちはあるのです。 ありとあらゆるものは、どこかで繋がっているものですし、ささいなことでも知ってることが増え、できることが積み上がっていくのは、気持ちのいいことなので。それを追いかけていくだけで日々はあっという間に過ぎていきますね。終わりもゴールもないけど、まあ退屈している暇なんてないぜ。 死ぬまで18歳のつもりで、勉強の日々です。小1の長男に負けないように(死ぬまで6歳のつもりでもいいか)。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

キャンセルカルチャーの中で惑う

街中でLOOP乗ってる人を多く見るようになってきました。ファミマにもポートができるそうで、今度利用してみよう。 さて。吉野家の方の問題発言が物議を醸しています。僕自身、吉野家さんの牛丼を時々食べているのですが、今の状況だとちょっと足を運びにくいなと思ってしまいました。吉野家の牛丼は好きだけど、問題発言を容認しているとは思われたくない。気にしすぎかもしれませんが。 俗に言うキャンセルカルチャー。直近ですと、ロシアでの事業を停止するかどうかでも、世論の圧力があったように思いますし、非常に多くのところで社会問題と生活が結びつき始めています。ずい分前の話ですが、僕は牛乳大好き人間なので、雪印さんが問題を起こした時は雪印の牛乳は飲むまい!と思ったものですが、昨今はその比ではないでしょうね。 今は、企業活動が倫理観を問われていますが、これがより進行していくと、我々消費者自身の態度も問われていくのでしょうかね。一挙手一投足にスタイルや信念を求められたらちょっとしんどいので、そこまではいかないことを願いつつ。 何というか、良くないものは正さねばならないと思いますが、それにみんなで罰を与えるようなことからは距離を置きたいと思うのでした。普通にお仕事されている従業員の方がちょっと気の毒で、いつも行くお店のスタッフさんの心中はどんな感じだろうなと思う今日この頃。答えもオチもなくてすみません。 よりみちしながら、行きましょう。今日も、いい1日を。

海の公園と動物園にて。

テレビをつけると戦争のニュースが映って憂鬱になりますね。早く終わってほしいのひと言。 さて。八景島のお隣、海の公園へ。このところの陽気で人手も多く、すでにがっつり海に入っている子供たちもいて、砂浜にはたくさんのテントが並んでいました(今どきの海水浴はシートじゃなくてテントはるのか!)。ビーチバレーに興じる人もたくさんいます。SUPやボートなど海の上を楽しむ人たちめちゃ気持ちよさそう。潮干狩り勢もいたようで。 その隣の多目的グラウンドではラグビースクールが練習をしていて、その横のバスケコートには変わるがわるいろんな人たちがプレーを楽しんでいて(ところで、中学生らしき男女がずいぶん上手で、今はネットでトップレベルのプレーを簡単に観られるから技術をマネしやすいというのもありそうだな、と思った)、駐車場ではテニスの壁打ち、ジョギングコースではもちろんランニングが。 芝生広場にもテントが並び、売店は大盛況。どこを切り取っても平和そのものという時間が流れていました。春と、海の、偉大なる力を目一杯浴びて、海辺の街ってやっぱりいいなぁと思うのでした。 そこから車で10分ほどの金沢動物園にもよりみち。ゾウの牙がやたら長かったり、キリンの子供(1歳)が愛らしかったり、オオツノヒツジが壮観だったり、こちらも良き時間と空気が満ちていました。 全ての人に、平和な休日を。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

インクルージョン・ライダー

3rdワクチン副反応は2ndとだいたい一緒でピーク時で37度台後半の発熱でした。 さて。多様性という言葉を聞く機会が増えるにつき、それについて考えることも多くなりましたが、「インクルージョン・ライダー」という言葉、ご存じでしょうか。ハリウッドで数年前から用いられている「包摂条項」と訳されてて、撮影時に実社会と同様に多様な人々も起用することを求めるものだそうです。有色人種も、女性も、性的少数者も、障害を持つ人も。 本来、多様であることは当たり前というか、わざわざ概念を持ち出すまでもなく世界は多様ですよね。僕と、あなたは、間違いなく別の人格ですし、人間以外にもたくさんの生物が存在してますし。なので、この「包摂」という概念をどこまで持てるかが最も大切なことなんだろうと思います。当たり前にある多様性を当たり前のものとしてフラットに受け止めること。上から目線ではなく。 自分自身が包摂的で寛容であるかと問われると、イエスと即答はできないのが事実です。そうありたいとは思っているものの、できているかは自信がない。社会はすでに階層がさまざまにあるのが実際で、私の会社には大卒しかいませんし、外国籍の方もいません(多分)。その環境が「普通」になってしまっている。 インクルージョン・ライダーは、その「当たり前」を壊そうという試みですよね。今ある当たり前は、多分自分たちが生まれるよりはるか昔からあっただろう価値観やシステムをそっくり作り替えようという行為だと理解することがスタートかもしれません。本質的な多様性と、今の社会にはギャップがある。それをなくしていったらどうなるのかを、想像すること。たぶん、誰もそんな社会で生きたことないから、どうなるのかは誰も知らない。かなり長いスパンで考える必要もあることなんだろうな、とも思います。地球の歴史くらいに。 まだまだ勉強不足でまとまりませんが、包摂と寛容は、とても大切にしなくてはならないように感じているのでした。インクルージョン・ライダーって、語感がかっこいいぜ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。