3rdワクチン副反応は2ndとだいたい一緒でピーク時で37度台後半の発熱でした。
さて。多様性という言葉を聞く機会が増えるにつき、それについて考えることも多くなりましたが、「インクルージョン・ライダー」という言葉、ご存じでしょうか。ハリウッドで数年前から用いられている「包摂条項」と訳されてて、撮影時に実社会と同様に多様な人々も起用することを求めるものだそうです。有色人種も、女性も、性的少数者も、障害を持つ人も。
本来、多様であることは当たり前というか、わざわざ概念を持ち出すまでもなく世界は多様ですよね。僕と、あなたは、間違いなく別の人格ですし、人間以外にもたくさんの生物が存在してますし。なので、この「包摂」という概念をどこまで持てるかが最も大切なことなんだろうと思います。当たり前にある多様性を当たり前のものとしてフラットに受け止めること。上から目線ではなく。
自分自身が包摂的で寛容であるかと問われると、イエスと即答はできないのが事実です。そうありたいとは思っているものの、できているかは自信がない。社会はすでに階層がさまざまにあるのが実際で、私の会社には大卒しかいませんし、外国籍の方もいません(多分)。その環境が「普通」になってしまっている。
インクルージョン・ライダーは、その「当たり前」を壊そうという試みですよね。今ある当たり前は、多分自分たちが生まれるよりはるか昔からあっただろう価値観やシステムをそっくり作り替えようという行為だと理解することがスタートかもしれません。本質的な多様性と、今の社会にはギャップがある。それをなくしていったらどうなるのかを、想像すること。たぶん、誰もそんな社会で生きたことないから、どうなるのかは誰も知らない。かなり長いスパンで考える必要もあることなんだろうな、とも思います。地球の歴史くらいに。
まだまだ勉強不足でまとまりませんが、包摂と寛容は、とても大切にしなくてはならないように感じているのでした。インクルージョン・ライダーって、語感がかっこいいぜ!
よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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