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静岡よりみち記①イフニコーヒーを再訪す。

ユニクロマルニの半ズボンが欲しい気がする今日この頃です。 さて。静岡にお気に入りのコーヒー屋さんがあります。IFNi ROASTING & CO.というお店で、静岡駅から車で10分くらいのところ。たまたま仕事で近くに行ったので、これはチャンスとコーヒーをいただきに。 確か、東京のカフェのいくつかが、こちらのコーヒーを使っていると聞いてその名前を知り、数年前に静岡に行った際にお邪魔してきて、今回が二度目の訪問。小さな町工場のような建物の中に焙煎所があり、コーヒーと豆といくつかのアイテムの販売をしています。 暑かったのでアイスコーヒーをオーダーしつつ、ついでなのでお土産に珈琲羊羹(柚子)も買い、あとブレンドの豆も200g。なんならキャニスターもTシャツもかわいいので欲しかったけれど、自重しました。小さいけどお店の空間もセンスがいいです。 コーヒーは好きですが、ちっとも詳しくなく、味が違うことはわかっても、その良し悪しを語ることはできないレベルですが、というかどこで飲んでも等しく美味しいと思えてしまうのですが、勝手にあちこちの町にお気に入りコーヒー店を持つのはけっこう楽しいです。次、いつ来るかもわかりませんけど、近くにきたらまた来ようと思います。 何のオチもありませんけれども、それはそれとして。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。  

横浜「SMOKE DOOR」が最高だった件

久しぶりに記念日ディナーをキメた話です。 幼児連れの外食はなかなかに大変なわけですが、そんな時にホテルのレストランはいろいろと助けてくれるので、とてもありがたい存在。という前振りでご紹介したいのが、この4月にオープンしたSMOKE DOORさん。HOTEL THE KNOT YOKOHAMAの一階です。 以前もレストラン入ってましたがグッとシックな印象の空間に。料理も本格的ながら、単価6000〜7000円のカジュアルレストラン。シェフはカリフォルニアの三ツ星出身だそうです。その名の通り薪火料理が売りで、スペシャリテの2日間入れした豚バラ肉のクリスピーグリルが衝撃のおいしさ。外はカリッと、お肉はしっとり柔らか、お酢に絡めていただくと、スモーキーな香りと酸味が信じられないハーモニーに! 美味しくて空間も素敵なうえ、スタッフの方々のホスピタリティが素晴らしく、6歳児と約2歳児ににこやかに話しかけてくれ、ちょっと飽きてきた次男にはお絵描きセットを貸し出してくれ、長男とはウルトラマンやポケモントークを繰り出してくれと、助かりまくり。 記念日利用だったのでデザートなどもちょっとリクエストをしたのですが、細やかに対応してくださいました。控えめに言って最高・神対応というところ。来月もひとイベントあるので、またお世話になろうかと思っています。 横浜駅近くなので、地元の方も、観光の方にもおすすめの一軒。コバレのお食事に、ぜひご利用ください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

メゾンジブレーのお菓子。

町田のグランベリーパークに初めて行きましたが広いですねー。ゆっくり買い物したいです。 さて。ということで、グランベリーパークの中のパティスリー、「メゾン ジブレー グランベリーパーク店」さんへ。本店は中央林間にある、人気店です。 こちらの江守シェフはパティシエであり、アイスケーキのアントルメグラッセの第一人者であり、日本屈指のフルーツハンターとしても知られる方。オズマガジンでも何度か取材させていただきましたが、とってもナイスガイ。味も技術も最高だと思いますが素それ以上に素材への探究心や、生産者との真摯な向き合い方に心をつかまれます。 ということで、本当はフルーツを使ったケーキやタルト、ジェラートなどをいただきたいところですが、本日は焼き菓子をお持ち帰り。4種の詰め合わせでしたが、どれも美味しかった〜。繊細な生地に、しっとりした焼き加減、チョコは濃厚でレモンも香りがよく、質が高いお菓子だって素人ながらもわかります。おまけにパッケージも愛らしい。ファミリー意識なのかな。 しょっちゅう来れる場所ではないですが、このために町田まで足を運びたいと思わせる味であり、そして江守さんへの信頼感です。やっぱり作り手を知ると、愛着というか、思い入れのステージが変わりますよね。そしてメゾンジブレーは、江守さんを通して、生産者の方ともつながるような気持ちになります。きっとこのレモンの作り手は素晴らしい生産者さんなんだろうなって。 そいういわけで、自分用にも贈り物にも記念日にもおすすめで、小さな幸せをお約束しますよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。  

世代を超えたシン・エンターテインメント。

  前売り特典のフィギュア、お届けが9月になってるのですが…受注生産だったのか!? さて。 映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞した 後は、横浜周辺でやってる関連の展示などを巡回してきました。こちらの企画。 シン・ウルトラマン みなとみらいに、現る まずは横浜駅東口のスカイビルへ。10Fに↑写真の展示がありました。レッドキングと、コドラト、写真にいませんがギガス。年季が入っていたのでよくよく見ると、背中にはスリットがあったので、これは実際に特撮に使われた着ぐるみですね。これに人が入って、そして撮影されて、それをテレビで観ていたのかと思うと胸熱です。なお、GW期間は特別ガチャもあったそうですが、終了していました。映画公開中にやってほしかったで…。 続いてはみなとみらい駅のMARK IS 横浜へ。1Fの広場に、ウルトラマンとシーボーズのセットが! テレビシリーズでのこの回の解説も載っているので、なるほど〜と楽しめます。いろんな人が写真をパチリ。愛されてます、ウルトラマン。こちらもGW中はゲームイベントがあったそうです(やりたかったで)。 でもって、ランドマークプラザ肉と、でっかい10m級のウルトラマン登場! このサイズは迫力ある! でも本物は40mなので実在したらとちょっと思いをはせる。そしてポップアップショップで、マグネットが欲しかったのですが、中身はウルトラマンゼロだった。気づいてなかったけど、5種類の中のどれか1つが入っているというやつだった。ウルトラマンが欲しかったんやでー。 そして、最後はランドマークタワーの展望台へ。ここがもっとも充実の展示で、ご覧のアニメのビジュアルだったり、怪獣もいましたし、フィギュアや映画の衣装も展示されていました。あと、カフェではコラボメニューも。テレビシリーズ全話の解説も載っていたので、映画に出てきたネロンガ、ガボラ、ザラブ星人、メフィラス星人のオリジナルを理解。形態が変わったものや、ニセウルトラマンの姿、巨大化したフジ隊員などのビジュアルを確認できて、映画の理解が深まりました。この知識があると、映画のリブートはより楽しめるかもしれません。 それにしても、どこに行っても子供たちは展示の前でスペシウム光線のポーズを決めていて、ウルトラマンの普遍性を感じたのでした。真のエンターテインメントは世代を超えますよね。ということで、映画そのものはも

感想_シン・ウルトラマン

  大谷さん100号ホームランおめでとう。現代のウルトラマンやで(無理やり)。 さて。映画『シン・ウルトラマン』鑑賞。「禍威獣」が猛威を振るう日本。ある日、出現したネロンガに苦戦していると空から突然、全身銀色の巨人が現れ撃退。しかし、逃げ遅れた少年を守ろうとした禍特対の神永は、その戦いに巻き込まれて命を落としてしまうが…。正体不明、ウルトラマンと名付けられたその巨人は果たして何者なのか!? 長男と観てきましたが、なかなか楽しめましたー。冒頭のテンポの良さと、政治家らの対応をシニカルに描くのは『シン・ゴジラ』さながらで一気に引き込まれます。CGのウルトラマンはさすがに美しく、スペシウム光線、カッコよ! 中盤以降の対ザラブ星人&メフィラス星人は、ちょっと大人のやりとりが多くて、もう少しシンプルにバトル、アクションに振っても良かったのでは?と思いましたが、基本的に原作にあたるテレビシリーズのエピソードを再構築してたのですね。僕はわかりませんでしたが、出てくる禍威獣たちも、その戦闘も(偽ウルトラマンが出たり)、演出なども、オリジナルをなるべく忠実にトレースしているようです。フジ隊員の代わりに長澤まさみが巨大化したり。 音楽やセリフ、オープニングのアニメーションなども、原作オマージュを、散りばめてるようで、リアルタイム世代にはその辺りが刺さっている模様。当時、怪獣の着ぐるみは頭だけすげ替えて使い回したりしていたそうですが、劇中に出てくる禍威獣に対して「体は同じでアタッチメントの付け替えみたい」と言わせたりというのも、マニアにはたまらないようで。 でも、やっぱり最後までバトルの盛り上がりはなくて、クライマックスさえも割と淡々と進んだのは残念。ゼットンが最強怪獣ではなくて科学兵器みたいでしたし、それに対して人類が叡智を集めるところはギャグに振ってましたがそこは感動に寄せても良かったような。神永のパーソナリティを始め、隊員たちのドラマもなかったから、オリジナルを知らない世代にはちょっと物足りないように思いました。 そして、小1には難しいのかな?と思いましたが、楽しかったそうです。曰く「普通のウルトラマンやん」だそうで(笑)、もっと怖い別物かもと身構えていたそうで。なお、僕が観た回は子供ほとんどいませんでした。 とかなんとか言いながら、112分あっという間だったので、しっかり引き込ま

感想_チ。―地球の運動について―(第1〜6集)

ラグビーリーグワンはプレーオフへ。残念ながら横浜キヤノンイーグルスは進出ならず。 さて。魚豊『チ。―地球の運動について―』1〜6集読了。天動説が信じられる15世紀ヨーロッパで、地動説を唱える者たちがいた。しかしそれはC教では異端とされ、決して誰かに知られてはならない研究。真理に惹かれ、知性を信じる者たちの、命を賭けた美しき生き様を描き出す!   本屋さんでよく見かけ、マンガ系のランキングで上位に入っていたこちら、めちゃくちゃ面白かったです。主人公と思しき少年が、早々に死ぬ展開で驚きました。地動説を巡る大河ドラマなわけですが、主人公は少年ではなく、「地動説」そのもの、あるいは、「人間の知性」かもしれません。サスペンスでありスペクタクルで、これはめちゃくちゃ続きが気になります。 そしてその中身は名言だらけ。「不正解は無意味を意味しない」「怖い。だが、怖くない人生などその本質を欠く」「僕の命にかえてでも、この感動を生き残らす」「芯から湧き出た苦悩は、煮詰められた挫折は、或いは君の絶望は、希望に転化し得るのだ」「この星は生きるに値する素晴らしい何か」「才能も発展も人生も、いざって時に退いたら終わりだ」「文字は、まるで奇跡ですよ」などなど、哲学的とも言えるものばかり。 10年単位で紡がれるドラマと、これらの名言と繋がっていく中で立ち上がってくるのが、もう一つの主人公とも言えそうな、「文字」そして「本」です。まだ識字率も高くない時代、そして手書きの本しかなかった時代に、言葉を記す文字と本は、浪漫そのものとして存在します。100年、200年前の誰かの言葉が、生き様が、研究が、真理が、言葉によって時を超えて受け継がれること。やがてそれは単なる記録ではなく、「感動」を写し取るものとしてさらに多くの人を巻き込むことになること。 地動説が物語の軸にはありますが、この作品が描こうとしているのは人間の感性や感情の伝播と、その美しさだと思います。科学がテーマなのに、しかしそれを動かすのは、成し遂げるのは、人々の直感と情熱と信念という、論理では表せないものというのが実に面白い! データやロジックの比重が高まるからこそ、アートが斬りこんでくる今の時代をも映し出していますね。 まさに、世界が動き出す、そんなコペルニクス的転回に溢れた傑作。活版印刷が登場してきて、第7集はどうなるんだ!? これはマスタ

意味を溶かして本当の姿を映し出す。篠田桃紅展より

GWも終わったので、夏休みのことを考え始めた僕です。島にでも行こうかと。 さて。東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中の「篠田桃紅展」に行ってきました。篠田さんのことは存じ上げず、写真のメインビジュアルだけ見て、なんとなく心惹かれたので(そしてオペラシティさんのキュレーションが好きなので)、それ以上の情報も入れずに行きましたが、書家であり、抽象画家の方でした。迫力あってよかったです! お名前は、「しのだとうこう」とお読みするのですね。 篠田桃紅展|東京オペラシティ アートギャラリー 1913年生まれ、昨年亡くなられたとのことですが、幼少より書を学び、書家として活動しながらやがて文字から抽象へと作風を広げ前衛書家に。そして渡ったNYで抽象画に触れ、さらに世界観が広がったとのことです。展示も、初期のいわゆる「書」から始まり、やがて文字を離れ抽象に移行していく変遷を一気に拝見することができました。 抽象なので、それが意味するところを推し量るのは難しいのですが、でも力強さを感じさせ、観る人を引き込むのだから凄いな、と。書がベースにあるので、墨をメインに、あとは金、銀、朱といった限られた色だけを用いているのが印象的。マーク・ロスコのような抽象画の雰囲気も感じるのですが、やはり色数が少ないのでよりミニマルでクールだなと感じました。 漢字や仮名は、その成り立ちが象形的かと思いますが、篠田さんは文字を解体し、抽象という自由の中で再構築していったように見えました。それは、文字を意味から解き放つことでもあり、その本質にまでさかのぼって新たな形を与える作業のように思ったのでした。例えば「火」であれば、文字が表すのはその形であるところを、彼女はその熱さや色、周囲を温め、あるいは照らし出す、その性質までを捉えようとしたのではないかと。文字にする間にこぼれてしまうものを、拾い集めるような。 それはただ僕が感じただけのことですが、そんな風に想像をかきたてるだけの力強さと、思いを巡らせるための余白がありました。抽象画ともまた違う墨象(水墨による抽象画のことだそう)ならではの味わいと言えそうです。ちょっと飛躍しちゃいますが、目先の意味や効率を時には溶かしてしまって、中長期的な目線での本質を考えるのも大事だよな〜的メッセージにも思えたのでした。 エッセイも評価が高かったそうで、今度何か手に取って

オズマガジン2022年6月号「渋谷の周りへひとりさんぽ」②

  何やらパッとしない天気ですね。今年は梅雨入り早いという噂もありますが、さすがにまだですよね? さて。オズマガジン「渋谷の周りへひとりさんぽ」特集見て、早速ひとりで行ってきましたよ渋谷(優秀な読者なのです)。このGW直前に美竹のところにできたばかりのホテル「all day place shibuya」の1FにあるABOUT LIFE COFFEE BREWERS 渋谷一丁目さんへよりみち。小さい秘密基地っぽいスペースで、おしゃれでした。そしてできて間もないのに、主に女性客でほぼ満席でした。 同じフロアに、デンマーク発のクラフトビアバー、Mikkeller Kiosk/Barも併設されていて、夜はまた一味違う雰囲気になるんでしょうね。ホテルにも泊まってみたいです。というか、トランク、コエ、マスタードホテル、シークエンスと、この3〜4年で渋谷界隈はライフスタイル系ホテル、てんこ盛りですね。果たしてインバウンドが戻ってくるのはいつになるのでしょうか。 あれも行きたい、これも行きたいと、地図アプリにブックマークしまくりです。すぐに行けなくても、ちょっとした時にこれが役に立つわけで、こうやって自分の中の地図を作っていく楽しみってありますよね(その名もよりみちノート)。 ふと、2年前、緊急事態宣言下に出したオズマガジン「渋谷」特集のことを思い出しました。制作の佳境の中、あと少しだった取材を止めて、お出かけ本を出していいものなのか迷いながら、人のいないスクランブル交差点を眺めていたっけ。あっという間の2年、なんとか人が戻りつつあるのは、やっぱり嬉しいことですね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年6月号「渋谷の周りへひとりさんぽ」①

先日握力を測ったら、左右とも65kgくらいでした。本当にそんなにあるか疑わしいな。 さて。オズマガジン最新号「渋谷の周りへひとりさんぽ」特集が発売になりました〜。渋谷特集というよりは、代々木公園、表参道、明治神宮前、代官山特集といった方が良さそうかな? 広域渋谷の素敵スポットがたくさん紹介されていました。 「洗練」の一言ですね。カフェにしても、レストランにしても、雑貨店にしても、出てくるお店どれも素敵でした。誌面のデザインも相まってとてもカラフルな印象で、一昔前に渋谷でイメージするような雑多さや、若者感というのは、この中からは感じられません。もちろん、実際に街を歩けば従来のイメージも残っていると思いますが、街って光の当て方、編集の仕方でずいぶん表情を変えるんだという、ひとつの例と言えそうです。 「顔をあげて街を歩けば、小さな幸せあちこちに。」というタグラインが表紙で謳われている通り、よくよく目を凝らすと街にはいろんな楽しみの種が潜んでいますね。新しいお店もそうですし、昔からあるお店もそう、新緑や雲の流れに雨の雫だって味わい深いものです。それから道行く人の身につけているもの、街中の様々なサインやピクトグラム、はたまた渋谷というすり鉢状の地形まで。うん、街にはヒントしかないですね。ヒントの奥にどんな答えを望むかは、あなた次第ということで、正解はひとつじゃないはず。 街を歩くにはぴったりの季節です。「渋谷? 最近行ってないな〜」という人には、ぜひ手に取ってみてほしいなと思います。きっと、「なんか渋谷、楽しそうかも!」と思ってもらえる気がします。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

"真実と正義と美の化身"を求めて

映画『シン・ウルトラマン』の前売り買って準備万端の僕です。もちろんフィギュア付きのやつね! さて。そんなこんなで、いよいよ5/13の公開が迫ってきました。予習のためにウルトラマン特集の「キネマ旬報」と「pen」買っちゃうくらいには盛り上がってます。でも、ウルトラマンに特別な思い入れがあるわけではなく、子供時代に幾つかのシリーズを普通に見たくらいなのですが、『シン・ゴジラ』が面白かったのと、息子がウルトラマンをちょうど見ているので、妙に前のめり。から騒ぎです。でもお祭り騒ぎには乗っておきたいタイプ。野次馬根性とも言う。 でもでも、予習したら俄然楽しみが増しましたよ! 雑誌で知ったことは、ウルトラマンをデザインしたのは成田亨さんという画家・彫刻家だということ。しかも、そのテーマは「真実と正義と美の化身」だというじゃないですか! そんなコンセプチュアルなものだったなんてビックリしました。今回のウルトラマン、カラータイマーがないようなんですが、それは成田さんが嫌っていたからだそうで、クリエイターの想いを汲んでの今回のリブートになるそう。 ちなみにその原画?のような作品もあるんですが、むちゃくちゃかっこよかったです。しかも、今回庵野さんプロデュースで、レプリカの受注販売も行わるとか!! とりあえず件の絵が見られますので、ぜひ見てみてください! 庵野秀明プロデュース「成田亨 複製絵画」受注制作販売のお知らせ もう一つ期待が高まるのが、撮影にiPhoneを多用しているというエピソード。あくまでそれは手法の話ではありますが、いろいろと新しい取り組みで、オリジナルでは成しえなかった表現、今の時代の特撮をやるという心意気がいいじゃないですか。なお、ウルトラマン自体はフルCGで描くそうです。 キャストやスタッフたちのインタビューも熱かったですし、いよいよ楽しみしかありません。「ウルトラマンは、地球人と異星人の狭間の存在」という言葉にも重みがありますね。唯一の心配事は、うちの子が話についていけるかどうか。まあ、もしも難解だったとしても、いい経験てことにしておこう。 ところで、横浜のランドマークプラザに、ウルトラマンが来てましたよ! 何やらみなとみらい中に出現しているようなので、これも詣でておかねばな。祭りは続く。 シン・ウルトラマン みなとみらいに、現る ということで、あとは劇場に乗り込む

小1問題やら、教育七五三やら。〜長男6歳5ヶ月、次男1歳10ヶ月〜

去年の母の日に贈った植物のカラーが、冬を越して今年も芽が出てきてとても嬉しい今日この頃です。 さて。月に一度の子育てエッセイ&備忘録です。知りませんでしたが、小1問題というのがあるそうですね。新小1が、うまく小学校生活に移行できないことがままあるそうで、それをなるべく防ぐべく幼保と小学校が連携して対応しているそうです。 自分の小学校入学時の記憶は皆無なので比較しようもないですが、長男の小学校最初の1ヶ月が、保育園の延長ぽい雰囲気を感じたので、小1問題への対策からそうなっていたのかもしれません(憶測でしかないです)。 ところで、教育七五三という問題もあるそうで、これは高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が、授業の内容に何かしらついていけてないところがあるそうです。多すぎないかと思いましたが、実際そのくらいなんだそう。おそらくこの二つの問題は繋がってますよね。小1でつまずいたら、その後にも当然影響はあるでしょうから。なんでもそうですが、最初が肝心だし、基礎が重要ということなんだろうな。 考えてみれば、自分とこの子供1人に物事を教えるのも大変なんだから、まとめて数十人に教える難しさったらないでしょうね。能力も個性も違う中で。にもかかわらず、英語やプログラミングもカリキュラムに登場し、さらにはアクティブラーニングだったり、果てはオンライン授業まで出てきてと思うと、無理ゲー感すら覚えます。 会社でも、後輩などに教え育てることや、マネジメントの難しさを常々感じていますが、一人ひとりに、それぞれ固有の成功体験をいかに積み上げていけるかなんだろうなぁと、漠然と思うのでした。僕に何がどうできるわけではないですが、改めて教育の大切さと難しさを認識しつつ、全ての新一年生や新社会人やに幸あれと願います。 何の答えにもなってなくてすみませんが…。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 ■子育て備忘録 長男/小学生になって早1ヶ月、元気に頑張りました。ワクチンも2回打ちました(副反応なし)。朝の支度もなんとか遅刻せずにやれていて、喋り方とか少しずつ小学生のそれになってきたような。環境の変化はやはりストレスあったようで最初は帰宅時はヘトヘトに。今は慣れてきたかな? 生活の細かいところはあまり話してくれないのでどうなるかわからないけど、いい感じになることを願うばかり。 ごっこ遊び

そう遠くないうちにここは名所になる(気がする)。

なんとMARNIとユニクロがコラボするとは! 気になりますね。 さて。 檸檬の実の帰り道 、もう1軒行きたかったところがありまして、それが「SLOW GELATO by bulk」さん。根津駅の裏路地にあるジェラート屋さんで、2021年の3月オープン。 SLOW GELATO in bulk こちら、フードデザイナーのモコメシさんがプロデュースされているお店で、モコメシさんもオズマガジンで何度もお世話になったご縁です。なかなか伺う機会がなく、今回念願の初訪問。 もう、期待通りというか、期待以上というか、期待以上で当たり前!って感じの美味しさでした。ジェラートはミルクとチョコのどちらかを選び、何種類もある自家製ソース(僕は195度で焦がしたというキャラメル)とスプリンクル(定番のナッツにしてみました)をセレクトして完成。カップかコーン(+150円)が選べますが、ここはコーンの一択です。コーンもお店で焼いているそうで、1日10個しかないそうですよ! 週末は売り切れも多いそうで、そりゃそうです。めちゃくちゃ美味しくてひっくり返りますもの! 人気の谷根千エリアですが、このお店があるあたりは閑静な住宅エリアで、外部からの方は普通にはまず通らない場所だと思います。でも、平日もご近所の方が常にお見えになっていて、1年で早くも街に根ざしていることを感じました。ワークショップなども企画しているそうで。 ちなみに、お隣はこちらも以前のオズマガジンで何度かご紹介させていただいている、古書店の「 タナカホンヤ 」さん。今知りましたが、ホームページの毎月のお知らせの緩さが心地よくて癖になるので良かったらリンクをクリックしてみてください。僕もこういう感じで書きたいはずなんだけどな? いや〜、街に出るって本当に広がるなと思った次第です。このタナカホンヤさん&SLOW GELATOという並びは、遠からず谷根千エリアのツウなスポットになるような気がします。とりあえず僕は今後おすすめエリアを聞かれたらこの、裏根津あるいは池之端って答えるようにしますね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

谷根千の名店「檸檬の実」へ。

  GWもあっという間に終わっていきますね〜。梅雨が来て夏至が来て、夏本番だな! さて。オズマガジンを通して随分たくさんのお店にお邪魔しましたが、その中でも特に思い出深い1軒が千駄木の「檸檬の実」さんです。路地裏の古い民家を改装した食事どころで、店主のイダさんが丁寧に作るごはんとおやつが頂けます。これがとにかく絶品で、器もインテリアもとても素敵で心地よく、そしてそれらの真ん中にいるイダさんの朗らかさも、何よりのご馳走です。オープンは2010年11月。僕が取材させてもらったのは2011年の4月か5月だったと思います。そうか、震災から間もなかったのか。 檸檬の実|東京・千駄木の食堂・レストラン そんな檸檬の実さんに久しぶりにお邪魔して、お昼ご飯を頂いてきました。この日僕はとある企画にお声がけいただいて(後日発表させていただきます)、贅沢にもイダさんにカレーとデザートをリクエストさせてもらっていたのです。供されたのはご覧の前菜に、チキン丸1本入ったカレー(さらに別皿でレモンとココナッツのカレーも)、そしてさっぱりマンゴーパフェ。最高of最高な、至福of至福の時間でした。 こういう特別な1軒と、会いたい人が、どこかにいるっていうのは、とてもありがたいなぁと思います。この10年で、お店に足を運べたのは数えるほどしかないのが実際ですが、僕はここに檸檬の実があることを思えるだけでけっこう幸せだと思いますし、ここに来た時のことを思い返すのも嬉しいですし、イダさんが笑っているのを想像するのも楽しいです。勝手ながら、長く続いてほしいなぁと思うのでした。 10年以上もお店を続けられることって、本当にすごいなと思います。それでいて、10年前と変わらない安心感があるのもすごいこと。ぜひ、たくさんの方に知っていただきたいお店なのでした。こういうことをお伝えしたくて、僕は編集者やっていたような気がします(そして今もそういうマインドは持っているのですよね)。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

こどもの日、僕はラグビーに熱くなる。

  リアル竜巻を見たんですけど、砂嵐が凄かったですよ! さて。去るこどもの日、長男初めて(タグ)ラグビーの試合に参加しました。保育園時代はまだ早かろうと敬遠していましたが、一年生にもなったことだし本人に意思確認したところ「出る」とのことだったので、家族総出で参戦! これが実に楽しかったのでした。近隣エリアのラグビーチームが大挙集まって学年ごとに交流戦。こんなにいるのかラグビー人口! 愚息は大活躍とはいきませんでしたが、全4試合暑い中よく頑張りました。 とにかく試合ともなると、観ている私がすっかり興奮して、声を張り上げ子供たちを応援し、ジャッジには味方贔屓のアピールをして、誰より熱くなってるおじさんに。そう、真剣勝負に大人も子供もないし、選手も外野もないのだ。そこにはただ純粋に勝ちたい勝たせたいという情熱がほとばしり、そのビートに乗って細胞が踊るのだ。 とか意味不明なくらいには盛り上がったのでした。スポーツってほんといいよな! なんでこんなにテンションが上がるのか、自分でも意味がよくわかりません。願わくは、子供も大人も健やかな心身が育まれ、よい思い出になりますように。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

Chim↑Pom事変に大いに期待する

パッカブルなスーツを探していますがどこで買うか悩んでいる僕です。 さて。 昨日ポストした通り「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」に行ってきたのですが、 それだけじゃ語りきれなかったので、今日ももう少し感想を述べたいと思います。 美術手帖の4月号がまさにこの個展に合わせた「Chim↑Pom 自由と真実のあくなき探求」特集だったので、予習復習を兼ねて読みました。個展の理解を深めるにとても良かったので、是非セットでお楽しみいただきたく。 彼らの作品は、その表現だけを切り取って語るべきではないのかもしれません。少なくとも自分の目で見ることなく良し悪しを計るべきではないと思いました。なぜこの作品が生まれたのか、どうしてこういう表現なのか、作品に対して自分は何を感じ、また、どうしてそう感じるのか。そこまで想像して初めて彼らを語る資格が持てるように思いました。 誌面を通して、彼らが作品ごとにテーマを深く突き詰め、「Chim↑Pom 会議」なるものを経て、作品化していることを知りました。それらはただラディカルなわけではなく、すべてが必然性ある手法であり、革命でした。少なくとも単なるお騒がせではないし、その程度だったらこんなに長く活動できないし、森美術館で個展も開けないですよね。最たるものは広島のプロジェクトで、彼らはその展示を中止せざるをえなかったにもかかわらず、その後継続的に広島の方々とコミュニケーションを図ることで、作品をより意義あるものに昇華させたようです。その真摯さは胸を打つものがありました。何をやるにしても法律もしっかり確認した上で最も効果的な手法で仕掛けられていて、イメージとは裏腹にとても緻密。 ところで、今回の展示に当たっては、その作品の性格から美術館側との交渉ごとはかなり複雑だったようです。彼らのやりたいことと、営利施設である企業美術館のルールの間での綱引きは、一筋縄ではいかなかったそう。その一端が、スーパーラットのピカチュウバージョンで、肖像権の問題で美術館での展示は見送られた代わりに、サテライトとして虎ノ門の会場で展示されていました(森美術館で予約の上鑑賞できました)。さらに、協賛金に関して今日時点では決裂しているようで改名するんですかーい! 詳細はこちらに 。(鑑賞時点では改名は反映されてませんでしたが、ショップでTシャツが販売されてました) この件も含