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感想_すずめの戸締まり

やっぱりスラムダンクの映画観たい気がしてきたけど今日この頃です。 さて。『すずめの戸締まり』(2022年公開)鑑賞。不思議な青年草太と出会った鈴芽は、巨大な怪物と遭遇。その名をミミズという怪物を閉じ込めるため草太は日本中を旅していたが、鈴芽の行動により草太は小さな足の1本取れた椅子の姿にされてしまう。草太を救うため旅に出た鈴芽は、自らの命をかけて過去の記憶と向き合うのだった。 ようやく観れました。そして、泣かされました。失われた者たちへのレクイエムであり、遺された者たちへの讃美歌でした。明確に東日本大震災が下敷きにあるので、震災をどう受け止めているかで感想は大きく変わる気がします。 冒頭から一つ一つのシーンの意味を感じさせるのが新海イズム(シンカイズムと読む)で、玄関の鍵をかけ、自転車の鍵を開けるだけでもこの行為がお話のキーポイントであることが伝わります。鈴芽が暮らす海を見下ろす高台の家もまた過去とのコントラストですね。同じ海が、凶器にも希望にもなる。 終盤、「ここってこんなにキレイだったんだな〜」という何気ないセリフに戸惑う鈴芽のリアクションがありましたが、同じ景色でも持っている記憶によって風景が異なることを示唆していたように思います。こういう何気ない描写にも役割があって、無駄のない緻密さがすごいんですよね。 序盤からいきなりトップスピードな展開は今時のスタンダードで倍速視聴なんてさせないぜ!という心意気も見え隠れ。ミミズの造形や、普段は大地の下に蠢く魂のかたまりっぽい成り立ちはとても日本的でよかったですし、お話の始まりが宮崎なのは、高千穂の天岩戸伝説を借りてますよね。てか鈴芽の苗字が岩戸だしな。『君の名は』もそうでしたがこういう日本的美意識をくすぐるのも新海さんお上手。右大臣左大臣も絶妙なネーミング。 合間にもいろんなドアが登場。コンビニの自動ドア、電車の扉、極め付けはオープンカーの屋根。閉まり切らないルーフからは雨が降り注ぐのも、開いたドアは閉じなければならないというメタファーかな。だとしたらあれは悲しみの雨。我々はあまりにも多くのドアを無責任に開けっぱなしにしているのかもしれません。個人としても、社会としても。 お話のクライマックスは、鈴芽が過去のトラウマと向き合うシークエンス。要石となった草太を救い出す時の、草太の生への切望には打たれずにいられません。あれ

日本がドイツを倒すとは!

さぁ、ワールドカップが始まりましたよー! さて。ということで、本日は日本の初戦。結果はもう言うまでもありませんが、まさかのドイツ撃破でした。すごい! ひょっとしたら、なんかありえないくらいうまくいったら、ゲーム前はそんな気持ちでいて、前半終了時にはまったくいいところなかったな…と思わされ、しかし後半はあれよあれよの大逆転劇。ドラマや…。 これで予選突破が俄然近づいたぞ。いやしかしこの展開はまだわからない。ドイツがスペインに勝つことがあって、最後日本ドイツスペインが2勝1敗で並んじゃって得失点差で敗退という2015ラグビーW杯パターンもありえそうだな。まだまだ油断できない。 イングランドとイランの圧勝を見て、カタールといい、もしかしてアジア勢とヨーロッパの差って開いてるのか!?と怯えましたが、アルゼンチンを倒したサウジに続いての大金星! いやー面白い。 やっぱり始まると楽しすぎるW杯。サッカーはW杯しか追ってませんが4年分楽しめるんだよな。どの国もだいぶ世代交代が進んでいる印象でとても新鮮に楽しんでいます。27日のコスタリカ戦は万全の体制でテレビの前にスタンバろうと思います。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

秋晴れとBBQと。

バーベキューではあまり戦力にならない僕です。 さて。豊洲にあるバーベキュー施設、ワイルドマジックに行ってきました。ここきたの何年ぶりでしょう、10年は経っている気がする。めちゃくちゃ良いお天気で最高でした。 食材全部用意されて、飲み放題つきで、それなりの値段ではありますが手ぶらで楽ちんいい気分でなもんです。もうどこでもスタンダードな内容だと思いますが、ありがたい限り。 ゆりかもめに乗ってきましたが、このあたり日々色々変わってて、前に見学に来たナイキのパークも跡形もありませんでした。チームラボはまだある。そんなのを眺める空中散歩もいいもので。 今日はそれ以上でも以下でもない、ただの日記でした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

旅するメトロミニッツの20年

NBAの渡邊雄太選手が大活躍していて連日本当に嬉しいです。この調子で頑張れ! さて。メトロミニッツローカリズムの最新号が配布中でーす。特集は「ローカルフードとステイケーション」ということで、大きく石垣島と大分県の日田が取り上げられています。どちらも素晴らしいスポットとロケーションが紹介されていて、めちゃくちゃ行きたい。行ったことはあるけど、もっと行きたい。 というか、旅に行きたいなー!と改めて思わせてくれる誌面でした。毎号のことですが、日本にはこんなに素敵なところがあるのか!と発見の連続です。多分これは増え続ける一方ですよね。新しいものがあちこちに生まれ、もちろん静かに去っていくものもあるでしょうが、おそらくそれ以上に生まれている。生まれなくても、いいものはいいし、あまりパッとしないものだって味わいがあっていいじゃないか。大事なのはここではないどこかに行くことだし、そしてまた戻って来る場所があるってことなのだから。 旅立つ前に脳内がトリップしちゃってますが、行きたい場所があるのは幸せなことだなと思いましたよ。日本だけでこれなんですから、世界中にもっともっと行きたい場所があるってことで、何回でも言いますけど世界は広い。知らないことだらけ。そうこう言っているうちに宇宙にまで行けるようになるっていうんだから、どうしたらいいのやら! 旅行ってなんなんでしょうね。わざわざ時間とお金と体力を使って、遠くへ行く。そこで食べたり見たり触れたりする。見たことないものがあって、知らないものがあって、自分ちとあまり変わらないこともあるだろうし、全然違うこともあるでしょう。そして家に帰ってくる。やっぱり日常だけだと飽きちゃうんですかね。変化を嫌い安定を求めながらも、刺激は欲しいとは贅沢ですが、そんなもんですよねー。全部欲しいのさ。 他にも、石川、京都、千葉などの情報もたくさんです。最近静岡に浮気気味ですが、僕は千葉の出なので、南房総めちゃくちゃ行きたくなったぞ。 そして最後に大事なお知らせで、 メトロミニッツ は今年創刊20周年で、11/25から12/11まで築地KYビル2FでPOP UPイベントをやるそうです毎日11〜18時まで、金土は20時まで。厳選した日本各地のアイテム&限定のコラボグッズが並びます。これは僕も行かねば(そしてリポートせねば!)。誌面と合わせてこちらもぜひ、です。 よ

湘南マラソンまで2週間

東京マラソンのボランティアしようかまよっている今日この頃です。 さて。気づけばレガシーハーフからひと月が経ち、湘南国際マラソンが2週間後に迫っていました。練習はまったく予定通りに進まず困っていますが、とりあえずレース前の大事な調整、30kmLSDしてきました。 トータル3時間15分、最後上り坂でヘバりましたが、とりあえず走り切れたのでよかった。本番はあと12km、この感じだと4時間45分目標、5時間は切りたいって感じかな。サブフォー(4時間切り)復帰はまだ遠い。 いつも走るみなとみらいを抜けたら赤レンガ倉庫が改修工事していたり、山下埠頭を通り過ぎ本牧方面の突堤にある海釣り公園まで行ったらいつのまにか護岸の壁が高くなっていたり、町は知らない間に変わっていくなぁと感じました。ここまでくるとランナーなんて誰もいなくて、ある種の秘境に迷い込んだ感もありますね。自分に酔えるぜ。 体力的には心肺機能が落ちていて、きつい上りを走った時に以前より吸う力が落ちているのを実感。足は動いても肺が追いつかない。だらだらジョギングはしても心肺に負荷かけるような運動を一切してないから仕方ないのか。ダッシュもしてないし、前傾を維持できないのは上半身の筋力も落ちていると予想。ガタがきているというより、全体的に弱くなっているなぁと。そういうのも、動かしてみてわかることなので、有意義なランでした。長いスパンで見てこのあたり、どうやって整えたものか。 今年3月の東京マラソンが5時間半近くかかったのに続いて再来週はちょっと厳しい結果になりそうですが、今シーズンのレースは多分これが最後だと思うので、頑張ってこようと思います! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

未来はわからないからペダルを漕ぎ出そう。

立て込んでいる仕事の出口が見えてきた気がする今日この頃。最後まで無事に進んでいい結果が出ますように。 さて。なかなか始められない事案がある時、「時間を区切って少しだけ始めてみる」ことがいい、というコラムを読みました。5分とか10分とか、負荷を少なくしてとにかく手をつけてみる。すると、気が重かったはずが、うまいこと歯車が回りだすことが少なくないとか。 それは自転車に例えられていて、漕ぎ出しは力がいるけど、漕ぎ始めてしまえばあとは案外力をかけずとも進んでいけるのに似ているとか。確かに山頂まで行くことを考えると億劫で尻込みしちゃうけど、スタートラインまでいくとスイッチが入ることは、ままある気がします。あ、思ったよりいけるじゃんとか。あ、気付いたら20分経ってたとか。ダメでも5分進めておけば、次また5分やればいい。ちゃんと前進してる。 あまり考えすぎずにまずはやってみよう、というのもよく言われますが同じことかもしれませんね。考えなしというのも考えものでしょうが、結局のところ先のことは誰にもわからないわけだし、まずは目の前の一歩を踏み出した方が、いろいろといいってことでしょう。リスクを過大評価せず、ゲインを過小評価せず。雑な考え方ですが、いいことと悪い事、50:50くらいでやってくると思っておくのも悪くない。 インターネットのせいじゃないとは思いますが、僕たちはついつい予測変換ばっかりしちゃってる気もする今日この頃。わかりもしない未来に予測を立てて、起こるかどうかわからないリスクを回避することに躍起になったりもして。いや、危険予測は大事だし、保険も大事だけど、そこにばっかり力点を置いちゃいけないのだ。日が暮れてしまう。 陸上の為末さんが「 なにかあったらどうすんだ症候群 」と喝破してましたけど、まさしく言い得て妙ですね。「なにかあったらその時何とかしてみせるんだぜ症候群」にもならないといけないんだぜ。「そう考えた方がもしかしたら楽しいのかも症候群」にもなりたいっす。 まずは漕ぎ出そう、自転車を(自転車に乗れない方には申し訳ない例えですが)。自転車で出かける爽快さを、僕は知っているのだから。とか言いながら、先延ばしにしがちな面倒な仕事に向かいます。ふぅ! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

子供にもサードプレイスを

A.P.C.とミズノのコラボコートが出ててなんか意外でした。 さて。昨年度の小中学生の不登校が過去最多の24万人となったそうです。もちろんコロナの影響大というところでしょう。そのかわりオンラインなどの自宅学習を出席と認めることも増えたそうで。 しっかり学べるのなら場所は問わないという考えももちろんできるし、自宅学習を出席にすることがまた登校するための後押しになる部分もあるそうです。一方で、やはり学校という場で共通の体験などを重要視する考え方があるのも理解できます。選択肢が増えるのはいいことでしょうが、正解を決めるのは難しいですね。 学校も仕事も似たようなもので、オンラインでできることオフラインだからできること、両方あってせめぎあってます。違うとすれば学校は人格形成への影響も大きそうだってことですかね。職場は仕事が進むことが第一だけど、学校は勉強以上に大事なこともあるしな。恋とか? 不登校にもいろいろな理由があるだろうし、家庭にもそれぞれの事情がある。どこで学ぶかよりも何を学ぶかが大事かもしれないし、誰と学ぶか、どんな風に学ぶかのほうが重要かもしれない。最近こんな問題ばかりですね。個々に寄り添えたらいいけど、ばらばらの事情や考え方全部に合わせるのはさすがに難しくて、最適解はどこなんだろう。 でもやっぱり、自宅以外の居場所ってほしいですよね。自宅でも学校でもない受け皿となる場所が必要なのかもしれません。勉強はしなくても、人と触れ合う場。大人とも子供とも。サードプレイスは大人にだけ必要なものじゃないのかも。 唐突な思いつきですが、そんなことを思うのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 ネタ元の記事はこちらです。 不登校24万人の波紋 「学ぶ場」、決めるのは子ども:日本経済新聞

有楽町の隠れ家喫茶JUNE

気づけば長男くんのパスポート切れておりました。5年はあっという間だな。 さて。 オズマガジン銀座特集が発売中 ですが、今月もカフェコラボが行われています。否、今月は喫茶店コラボ。有楽町の東京交通会館の3FにあるJUNEさん。こんなところに喫茶店あったんだな〜と思ったら、めちゃ素敵な空間でした。 どのくらいの歴史があるかわかりませんが、もうお店に着いた瞬間テンションあがる佇まい。お店のロゴ、店名、空間、どれもいい感じだぜ。オムライスを頼んだらこれまたシンプルだけど塩気の効いたタイプですっごく好みでした。うわーこれは癖になるかも。コーヒーも飲んでと。 今回は写真展はありませんでしたが、オズマガジンポスターが掲出されていて、1Fの三省堂有楽町店さんでオズマガジンを買うと、こちらのJUNEさんで使える200円オフチケットがいただけるというお取り組み。そして店内ではここだけの限定ペーパーがもらえます。編集部員のおすすめ銀座スポットを掲載。 そしてなんとテラス席もあって、目の前を新幹線がビュンビュン行き交う鉄スポでもあったとは! これは本当に気持ちのいい穴場スポットです。ぜひ、一度みなさんにも訪ねてほしいです。ここを知らなかったとは損してたな。パスポート取りに来たら必ず寄りたいよ。 てことで、下で買った雑誌をパラパラめくっていい喫茶時間を過ごせたのでした。こういうのたまりませんね。我ながらナイスよりみち。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

静岡よりみち記。2022秋その4、静岡は広いまた来よう。

新東名高速ができるとき自転車で走るイベントに参加したことを思い出した僕です。貴重なライドだったな。 さて。ヴァンジ彫刻美術館を堪能したらお昼時。お隣ベルナール・ビュフェ美術館の横に併設のカフェ&ショップの「TREE HOUSE」へ。オリジナルカレーが大人用と子供用(なんと猫型)の2種あったのでそちらをいただく(大人用、しっかり辛い!)。コーヒーとデザートもいただいてくつろぐ。木材基調で落ち着きます。KIGIさんがいろいろ関わっている模様。 というか、以前来た時はなかった気がするなぁと思ったらやはり2013年にオープンしたらしい。そのとき、ベルナール・ビュフェ美術館もリニューアルしてました。以前より見やすくなった気がします。ただ、子供たちがやや飽きてしまってゆっくり作品鑑賞ができなかったのが心残り。さすがにアートはしごはきつかったか。まあ、また来ればいいさ。 ちょうど雨も降り始めてしまったので、今回の三島トリップはここまでなんですが、三島大社にも行きたかったし、柿田川公園の神秘的な湧水群も見たかったんですけどね。さらに足を伸ばして伊豆の国市には世界遺産の反射炉だってあるし(オレは反射炉ビアのほうが好きだけどな!)、まだまだ遊べるスポットいっぱいです。 西伊豆も行ってみたいし、沼津でお魚も食べたいし、富士宮もすぐじゃんね。うわー、静岡って沼すぎる! 神奈川県人として、隣町の静岡ともっと仲良くなりたいと思うのでした。実は年末もう一度静岡予定。次はどこに向かうのか!? よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

静岡よりみち記。2022秋その3、クレマチスの丘を駆け回る

静岡ってとにかく東西に長いですよね~。 さて。今回の静岡旅の主目的はここ「クレマチスの丘」に来ることでした。だから三島。 前にポストしました が、こちらのヴァンジ彫刻美術館が開館20周年で、作品メンテナンスのためのクラウドファンディングのリターンでいただいた観覧チケットを握りしめて。 何回きても気持ちのいい場所で、十分なスペースと、豊かな自然、そこに溶け合いながらも異彩を放つ彫刻たち。小1長男は彫刻をひとつひとつ見ながら「面白い顔だね~」とか「やばいねー」(最近乱れがちな言葉遣い)とか「なんじゃこりゃー」とか期待した通りのリアクションで嬉しい限り。2歳児君はなかなか調子が出なかったけど後半は芝生を駆け巡り、ちょっと目を離したすきに池に足を踏み入れ(ダメです)と楽しんでもらえました。 カラダを動かして、目で見て、手で触れて、想像をしてみて。シンプルなのに案外日常の中でそれをするのが難しい今、貴重な場所だとしみじみ思います。情報は大事だけど、情報との距離感も大事ですよね。センス・オブ・ワンダー。マジでいいとこだ。 そして開館20周年展も、いろいろな作家の作品が楽しめて、いつもより少し華やかな雰囲気でした(あんまりゆっくり鑑賞できなかったけど)。年明け1月からは、いよいよクラファン資金を使っての長期休館と補修に入るとのこと。ショップやレストランも閉店ということで、どんなふうに再開されるのかはわかりませんが、その時を楽しみに待ちたいと思います。今までありがとう! もう残りわずかですが、お時間あればぜひお訪ねください。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

静岡よりみち記。2022秋その2、"住箱"に泊ったよ。

新横浜から三島までの新幹線は20分ちょっとでした。近っ! さて。そんな静岡旅、宿泊は沼津の「 泊まれる公園 INN THE PARK 」が希望でしたが探した時には満室。ほかにコテージ系ないかな~と探していて見つかったのが、 ゆとりろ熱海さんのグランピングプラン でした。温泉旅館の元テニスコートだった敷地を活用したもので、スノーピークと隈研吾さんのコラボレーションしたモバイルハウスの「 jyubako 住箱 」が6箱ほど置かれておりました。 これ、何年か前に隈さんが神楽坂に作ってたやつだよな?と思いつつ、今はいろんなところで宿泊施設として活用されているのですね。普通に販売もしている模様で、確かに車で牽引できるトレーラーハウス仕様でした。これがとても快適でした。大人2+小人2が寝るにはちょうどいいサイズ。大人3人でもいいと思います。4人だとちょっと狭いかも。でもまあいける。ほんとにシンプルな箱って感じで、グラマラスでも何でもないと思いますが、ちょっと特別な体験ではありますよね。 食事は箱の前のデッキを使ってのバーベキューで、食材はすべて用意されています。ランタンの灯りで家族団らん、いいじゃないですか。まだそこまで寒くもなく、星空もきれいでした。朝食もホットサンド系の食材が用意されていて気持ちのいい空気の中での朝ごはん。アウトドア、最高ですね。うちのようなキャンプレベルゼロ家族にはぴったりです。子供たちものびのび過ごせて楽しんでおりました。 お風呂は本館までちょろっと歩いて温泉を利用できるのも嬉しいところ。グランピング施設、あらゆるところに増殖していますが、癖になりますねこれは。子供が小さいうちはいろいろ巡って楽しみたいと思います。 しかし、三島→熱海は箱根の山越えで地図で見るより遠かったぜ。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

静岡よりみち記。2022秋その1、日本一の吊り橋へ

電車でぐずりかける次男を外国人男性があやしてくれてナイスガイすぎるよオレも見習おう。 さて。静岡県の三島に来ております。秋の行楽シーズン、旅行割もあるとなって目指しましたがご覧の通りの素晴らしい秋晴れ。新幹線も駅前のレンタカーも賑わっていて、なんだかこういうムード久しぶり。 やってきたのは三島スカイウォーク! 2015年にできた日本で一番長い吊り橋です。富士山と駿河湾をバックに、400mの空中散歩が楽しめるんですが、とんでもなく気持ちよかった。まあまあ揺れるドキドキ感(吊り橋効果アリ!)と、美しい景色は一度体感する価値あり。富士山まだ冠雪してなかった(遅いですよね?)のは残念でしたがそれはそれとして。 もう一つの目玉はジップラインで吊り橋横をビュンビュン飛び交っててオレもやりたかったなー!! ほか、森の中のアスレチックにボルダリング、恐竜迷路にセグウェイにバギーなど、アウトドアのアクティビティがひととおり。大人も子供も楽しめるコンテンツで実際老若男女が訪れてました。関西弁多く聞いたな。 この橋ができるまで物語がアニメーションで流れてましたが、この橋、地元の民間企業が発案して10年に及ぶ交渉その他紆余曲折を経て産まれたのだそう。こういう観光地もいいもんだよなと改めて再認識です。 飲食も揃っててソフトクリームが最高でした。あと、ドンブラザーズのショーもやってたよ! 雄大な自然、でっかい吊り橋、潔くていいじゃない。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年12月号「ひとり銀座・丸の内」

先日亡くなったクワガタくんを標本にすることにしました。初体験だわ。 さて。オズマガジン最新号「ひとり銀座・丸の内」特集が発売しました〜! コロナ以降やってなかったと思うので3年ぶりですかね、秋の恒例特集。以前はインバウンドもあって、どんどん新しいものが、観光客目線で作られていた印象ですが、それも崩れた今、もう一度銀座が作り直されているような印象があります。銀座ルネサンス。 資生堂パーラーは120周年、東京會舘は100周年、銀座和光は90周年でSEIKO HOUSE GINZAにリネームと、老舗もあれば、この数年でできたニューオープンももちろんあって、銀座の懐はますます深く。個人的にはお肉で有名なマルディグラのランチコース3800円てのに惹かれましたね。めちゃくちゃ食べたい。 GINZA SIXにそういえばイータリーが入ったんだよな、てかおなじみの天井アートワークが新しくなったはずだから見に行かなくちゃ。へぇ、コリドー街にもロイヤルパークホテルのキャンバスができたんだってさ。とかなんとか、読んでたら行きたいところが次々と。あーこの感覚久しぶりかも。 雑誌見ながら、これ気になる、今度ここ行こう、さて誰を誘うか一人で行くか。そんなことを考えるのも豊かな時間ですね。実際にはなかなか時間がなかったり、誘う相手が難しかったりするとしても、それはそれとして、ですよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

弱さが僕らを救うかも

8日の夜の皆既月食を見ていたのに、子供たちに「雲に隠れちゃったね〜」とかほざいていたのは僕です。無知。 さて。マーク・グラノヴェッターというアメリカの社会学者が「弱い紐帯の強み」という説を唱えていたそうで、これは家族や友人、同僚といった濃い繋がりの人より、顔見知りくらいの弱い繋がりの人のほうが有益な情報をもたらす、というものだそう。 親しい間柄だと大体情報が共有されてるから新情報が乏しく、そうじゃないほうがいいいということで、これは実証されているそうです。言われてみればそういうものかもしれないと納得感もありますね。利害関係がないからフラットというのもありそう。 もうずいぶん前の説ですが(1970年頃)、「弱い」ってのがいいなぁと思ったのです。前に読んだ「弱いロボット」の話にもあったけど、完全なものより不完全なもののほうが愛されたり役に立ったりというのもあったっけ。 論理的には強くて正しいほうが求められそうなものだけど、実際に役に立ったり本当に必要とされるものがそういうものばかりとは限らないということは、忘れないようにしたほうがいいのかもしれません。そもそも自分自身がそんな完全体じゃないですものね。だからこそ完璧に憧れはするけど、それが全部ではないと。 話が飛躍しすぎてますが、弱さを認め合いながらどうやったら強くなっていけるかを協力して考えていくのがいいんでしょうね。それを人任せじゃなくネット頼みじゃなくて、一個ずつ積み上げていけると、それはけっこう楽しいことだろうなと思うのでした。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

学校は社会の縮図。長男6歳11ヶ月、次男2歳4ヶ月

ワールドカップ来年と勘違いしてた僕です。え、再来週? さて。子供を通して改めて小学校というものに触れている今日この頃。自分の頃とはずいぶん違うなーと思うことが多いですが、変わらないだろうことはいろんな子がいるということです。 公立の学校は同じエリアに住まいがあるという共通項だけの子供たちが集まるわけで、土地柄というのは出るのでしょうがある程度幅広い層が集うはず(でも港区とかになるとけっこう偏差がありそうなイメージだな)。 高校大学就職とだんだん似たようなクラスタが集まっていく部分はあるので多様性あるクラスメイトと机を並べるのは今の時期なんじゃないかなと思います。『ぼくはイエローでホワイトで〜』ほどではないでしょうが。 親から見えるのはもうほんの僅かですが、元気な子、のんびり屋さん、物静かな子、いろいろです。習い事を見ていてもできなくて悔しがる子、いつもニコニコマイペースさん、ほんと色とりどり。 うまく言えませんが、いろんな人がいて、いろんな背景があって、いろんな感情があることを学んでくれたらいいなと思います。まあ、自分が小中学校でそんなこと学んだのかよと言われたら、後から思えば社会の縮図だったなーと思う程度なんですけどね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 ■長男備忘録 元気に学校通えてます。ハロウィンはお友達と自宅パーティー@ミイラの仮装w 弟との小競り合いが増えてきて、自分の気持ちと兄としての折り合いを頑張ってやっててえらい。なるべくワガママ言わせてあげないとと思いつつ、どうしても目が離せない弟にいきがち。 ■次男備忘録 着替え嫌が最高潮でパジャマ登園もしばしば(クラスで流行中)。機嫌を損ねるとご飯をひっくり返し、おもちゃをぶん投げた暴君発動が最高にやっかい。叱ると不貞腐れた顔をするも反省なく、優しくしても増長するし、早くこの期間終わってくれ。