さて。というわけで突然4冊の本のレビューを続けたわけですが理由がありまして、実はこの4冊全て、著者が自分の知り合いなんです。1冊目は元同僚。2、3冊目は大学の同級生。4冊目の三浦さんはお仕事でお世話になりました。なお三浦さん同い年なので、2〜4は同級生ってことか。
【知り合い著者シリーズ】
台湾エッセイ、フランチャイズ経営、デザイン思考に時間術とジャンルは違えど、みなさんそれぞれのステージで活躍し、成果を上げているからこそ、本を出すことができていると思うと、本当に素晴らしいし、こちらとしても誇らしい気持ちにもなるし、と同時に幾分の嫉妬心のようなものが芽生えていることも否定できません。くそぅ。と言うほど強いものじゃないけど、負けないように頑張らなくては。励みになりますね。
4冊ともそれぞれの目線で今いるフィールドを切りとった本ですが、どれも性格が少しずつ違うのが面白いんですよね。一人称が僕だったり私だったり、内容ともリンクしてくるわけですが、著者を知っているだけにどうしても彼らが語りかけているような気がして、そこも楽しいところ。講演を聞いている気分。そしてそこにはそれぞれの半生が透けて見え、培われた価値観がこもっていて、とても充実の内容だと思いました。
翻って自分、果たして彼らのように自分の言葉で語りうるものがあるのか。編集長というものをやらせてもらったから、媒体の人間としてお話をさせていただく機会はいくつかいただいたものの、自分個人に一冊の本としてまとめてもらえるような中身があったかは甚だ疑問で(というか、ない)もっともっと精進しなくてはいけないなと思います。
自分が見てきたもの、聞いたものを、一冊の本という形に残せるということ。これまでも漠然とは本を書いてみたいと思っていましたが、これといって自分に書けるもの書くべきものは見いだせていませんでした。でも、誰にでもできることではないからこそ、人生の目標の一つに掲げていこうと、新たな決意を抱いたのでした。
よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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