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近頃の名古屋ってどうなってるの?

12/10金曜日おはようございます。人間ドック行ってきました。とりあえず視力が微減してつらみ。 さて。名古屋に出張してきました。5年前にできた駅直結のでっかいタカシマヤに初めて入ったということは5年以上きてなかったってことですかね。そんなことないかな? 駅前はずいぶん変わったような気がして、東京ばかりが新陳代謝するわけじゃないんだよなぁと。 仕事を終えて、ひつまぶし食べた後、先輩に連れて行ってもらった名駅前のナチュールワインのお店vinofonicaで一杯。ワインに疎い僕ですが、出していただいた赤ワインがめちゃくちゃ美味しくて感激しました。スーパーおしゃれ空間。その前に立ち寄った、できたばかりという駅前横丁の2Fも素敵でした。 それから去年できたばかりの Hisaya-odori Parkを朝と夜におさんぽ。さすがにキレイでおしゃれ。朝ごはんを食べられるのがエロイーズカフェしかなかったのはちょっと残念だったけれど、テレビ塔もなんだかクールでした。 でも朝ごはんはそのすぐ横にあった喫茶グロリヤにしました。看板のインパクトがすごかったので。あと、名古屋にきたら喫茶店だろうと誰かが言った気がしたので。 宿泊はhotel androoms 栄に。ソラーレホテルさん系列で、初めて聞いたブランドでしたが(3年前オープン)大阪、京都、名古屋に数軒あるようで。シンプル、スタイリッシュ、リーズナブルで、大浴場もあるしまた泊まりたい感じ。 ということで、短い滞在だったわりにはいろいろ行けて楽しかったです。名古屋、また来るのが楽しみになりました。旅はいいですね(仕事だったけど)。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

アートとローカル線と、揺れるススキと。

  12/9木曜日おはようございます。仮装するくらいにはチーバくんが好きです。 さて。グランピング、ゾウ、ときたら、アートです(?)。市原にやってきた最大の目的は、ついに開催された「いちはらアート×ミックス2020+」を観るためでした。以前書いた通り、2020年3月から延期に延期を重ねての開催なのです。 まずは芸術祭のスタート地点とも言うべき、五井駅へ。パスポートを購入し、検温済み証明となるリストバンドをもらいます。そして早速アート鑑賞。ここは小湊鐵道の施設で、古い車両などが並んでいて、それを生かしたアート作品が。パンチがあって、ここならではで、いい感じです。 駅の中にも作品が。天井からロープで吊るされたピアノの自動演奏は、宇宙への旅へと誘うようであり、誰かの残存思念のようでもありました。そして、月の満ち欠けを表した作品も。そう、この駅ごとに展開する駅プロジェクトの通しテーマとして、宇宙がモチーフとなっているのです。 隣の上総村上駅には、実にアイコニックな宇宙飛行士がホームで電車を待ち続け、その隣駅では宇宙ロケットが線路脇にそびえます。さらに進んだそこには天井の大きな星がわたしたちを照らし、最後の養老渓谷駅で、再び月が出迎えてくれるのです。 冬の市原はちょっと寂しいのではないかと思っていたのですが、大きなすすきが揺れ、田んぼにも苗があったりして、小湊鐵道はやっぱりキュートで、心配ご無用の豊かな風景が広がっていました。 本当は隅々まで巡りたかったのですが幼児2人連れだとそれもかなわずではありましたが、改めて自信を持ってお勧めしたいアートイベント。千葉出身の人間としても嬉しいです。また3年ごに、戻ってこれますように。会期は12/26まで。ぜひに! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

初めて出会う、ゾウがいる。

  12/8水曜日おはようございます。年賀状でどんな絵描くか考え中の僕です。 さて。グランピングの後に向かったのは、アニマルワンダーリゾウトさん。こちら、昨年春にリニューアルした、市原ぞうの国です。今年2月のオズマガジン「かわいい動物」特集の取材で訪れて以来、ちょうど1年ぶり。 目玉は、3月にできたばかりのゾウさんが水浴びを楽しめるエレファントスプラッシュ! ゾウさんが水場でごろごろしたり、シャワーをかけてもらったり、めっちゃ楽しそう! こんな無邪気な姿、見たことないです。これは一見の価値あり。 エントランスも新しくなっていて、ロゴのイメージなども含めてゾウ使いさんの祖国・タイ色が出ています。さらにはタイ料理レストランも登場! ゾウさんのパフォーマンスは相変わらず圧巻で、サッカーで強烈なシュートを放ったり、クリスマスツリーとサンタ帽かぶったゾウの絵を見事に描きあげたり(本当にすごすぎる)。ゾウは賢いと聞きますがここまでか!と驚くばかりです。 その他の動物も相変わらず賑やかで、距離の近さも健在。楽しい休日を過ごせました。子供連れが多いのですが、動物園は大人にも楽しい場所だなあと再確認した休日でした。 よりみちしながら、いきましょう。今日もいい1日を。

初めてのグランピング。

  12/7火曜日おはようございます。なんとなく電車の遅延が増えているような気がする今日この頃です。 さて。初めてのグランピングを体験したので備忘録。どこかでちょっと斜めに見ていたところもあるグランピング(その名称への気恥ずかしさかもしれません)、やってみたらとても楽しかったです。 お世話になったのは、千葉県市原市にできて間もない高滝湖グランピングリゾート。その名の通り高滝湖のほとり、閉校した小学校をリノベーションした施設なのです。校舎はフロントやバス&シャワールームに。そして校庭には一面にテント。体育館はレクリエーションの場になっていました。 グランピングというだけあって、テントは快適そのもの。ドーム型のテントの中にWベッド2台+こたつが並ぶゆとりのスペースが嬉しいうえ、隣の小屋がダイニングになっていてダッチオーブンを設置。ここで、屋根の下でバーベキュー料理が楽しめてしまうという! 夜は星空が広がり、キャンプファイヤーも開催するほか、花火OKのゾーンも。本格的なアウトドアとは比べられませんが、小さな子連れで無理が利かなかったり、いきなりの屋外に抵抗がある人にはベストアンサーかと思いました。 この優雅さを体験してしまうと、本来のキャンプがめちゃくちゃハードル上がってしまいそうな気もしますが、もはや別ベクトルとして考えたほうがよさそうです。どっちにも、それぞれの良さがありますから。 ただ、冬はやはり寒い! 虫とどっちを取るかというところはありますが、春〜秋のほうがさらに満喫できそうだなと思ったことも、付け加えておきます。こういう廃校活用はもしかしたら増えるかもしれないなーと思いましたよ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

アート、自然、建築が響き合うポーラ美術館

  12/6月曜日おはようございます。週末は結構散財した僕です。 さて、数年ぶり2度目のポーラ美術館は、やっぱり気持ちのいいスポットでした。エントランスに立つとガラスを中心とした美しい建物が目を引きます。こちらは入り口から地下3Fに広がる作りで、自然との共生をめざし、森に溶け込むデザインとしてこうなったそう。地中美術館みたいですが、こちらのほうが先にできていますね。 エスカレーターを降りてチケット売り場への導線に何やら不思議なオブジェのような誘導路が。前はなかったから、これもアート作品かな?と思ってスタッフさんに聞いてみると、これ、今年の夏から設置された、建築家によるデザインだそう。コロナによって必要になったソーシャルディスタンス確保&検温のための設備を味気ないパーテーションではなく、こんなにクールなデザインで回答したことに、美術館として、ポーラとしての矜持を感じます。 館内は自然光にあふれ、透明感があって実に気持ちがいいです。入館料1800円で、昨日ポストしたロニ・ホーンの個展のほかにも、幾何学模様がインパクト大な写真1枚目の 「中嶋 浩子 CONTINUUM|この世界を構成するもの」や、不思議な展示風景が広がる「 モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」 も見られるというお得さ。 そして美術館周辺には森の散歩道が整備されていて、これがまた素晴らしく気持ちがいいです。ゆっくり歩いて40分ほどのコースで、道中には彫刻作品が点在(ロニ・ホーンによるものも)。 来年は開館20周年を迎えるポーラ美術館。アート、建築、自然、そのすべてが溶け合うここだけの時間を、ぜひ味わってみてください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

変わり続ける僕たちと、それを写す鏡のようなものたち

12/5日曜日おはようございます。箱根が広過ぎて全貌がよくわからない僕です。 さて。そんな箱根のポーラ美術館で開催中のロ二・ホーン「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」を鑑賞。水やガラス、アイスランドなど、ひんやりしたモチーフが多く、静けさと示唆に富んだ展示でした。 最もインパクトがあったのは、淡い色の円形のパレットのようなものがいくつも並んだ部屋。水をなみなみと湛えてる、と思いきやこれはすべてガラスでできたもの。外の風景をやわらかく写し込むナチュラルな透明感を感じるも、実は人工物。ガラスだと知っても同じ印象を持つのか、否かを、問われたような気がします。同時にこれだけ精巧なものを作れる技術のチカラも。 テムズ川の水面ばかりを写した写真の展示は、よく見るとそこに小さな数字があり、それは下に書かれたキャプションの合番になっています。これまで、水や川、海は漠然とその集合体だけを認識したましたが、実は同じ流れもしぶきも煌めきも、ひとつもないということを実感。水に限らずそういう、見てるようで見てないことって多いですよね。 アイスランドの日常風景の変遷を展示室の四方に並べたものも、連続したポートレートを並べた展示も、同じに見えて実は変化し続ける私たちの本質を訴えます。これもまた、日頃の思い込みを発露させますね。万物は流転する。 自然に囲まれた美術館のロケーションと合わさって、とても穏やかで、豊かな気持ちになれる作品たちでした。どこかで告知を見て気になっていたのですが、足を伸ばして良かったです。アートはやはり、普段考えないことを教えてくれますね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。  

感想_東京リベンジャーズ1〜24巻

  12/4土曜日おはようございます。出身中学はなかなかのヤンキー学校でした。 さて。よりみちライブラリ第55回。和久井健『東京卍リベンジャーズ』1〜24巻読了。2017年よりマガジンで連載、今年はアニメ化&実写映画もあって一気に確変大ヒットしたという本作を最新刊まで一気読み。 さすが大ヒットしているだけあって、すこぶる面白く、どんどん先が気になっちゃって。不良マンガとだけ聞いていたのですが、まさかのタイムリープもの、しかもループものということで、SFだったとは。思い出したのは映画『ミッション:8ミニッツ』。デッドエンド回避のために何度もタイムリープを繰り返しては真相に迫っていくやつ。 そんな本作も『鬼滅の刃』と似たところがあって、とにかく登場人物が多く1エピソードごとにキャラが増え、その誰もにドラマが用意されて話が盛り上がっていくスタイル。アドレナリンのインフレ感もまったく同じ。で、クライマックスは喧嘩と漢気。主人公のタケミッチの打たれ強さは人外レベルで、あれはさすがに漫画だなぁという感じ。 アクションSFとしてめちゃくちゃ面白いけど、主人公周辺キャラが全員カッコ良すぎるというか、弱さが見えてこないというか、特殊過ぎて親近感ないというか。なのでヒューマンドラマとしては僕には刺さりませんでした。とか言いつつ、推しは千冬。あいつ、いい奴すぎるぜ。 画の雰囲気というか、タトゥーや衣装、ヘアスタイルは、かなり魅力的だったと思います。最終章ということですが、どう落とし前をつけるのか。完結したらまた一気読みしようかな。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

書いては消して、また書いて。

12/3金曜日おはようございます。今日はちょっと遠くまで出かけてきます。 さて。来年のカレンダーも、今年に続いてほぼ日さんのホワイトボードカレンダーを使わせていただくことにしました。以前使っていた三沢厚彦さんのやつがいいかなと思っていたのですが、長男のリクエストにより。書いて消してが楽しいようです。シールも時々貼っています。 この書いて、消せるというシンプルな機能がとてもいいですね。別にそんなに頻繁に予定が変わるわけでもないですし、別に紙だったとしてぐちゃぐちゃ〜って塗りつぶしても気にならないのですけど、この事務的なのにイラストはほっこりというバランスが絶妙ですね。ちなみに今年のイラストは100% ORANGEさん。 2021年も激動だったような気がしますが、あっという間すぎて驚くばかりです。来年は、今年以上に楽しい予定を書き込めますように。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

野球の底力、2021。

  12/2木曜日おはようございます。ノックでも受けたい気分だ。 さて。今年のプロ野球日本シリーズは盛り上がりましたね。僕も近年ではいちばんテレビを観たシリーズでした。第5、6戦で奥川、高橋の両投手を使わなかったのは驚いたな。 シーズン中も登板間隔をかなり空けてたということだけど、それって最近のNBAで取り入れられつつある「元気な方が強い!」理論ですね。限られたスターを酷使するのではなく、最後に勝ち切るために長いスパンでチーム全員をマネジメントする。 まあ、それはさておき、最終決戦でもこれまで通りを貫いたことがすごい。失敗したらと思うとなかなかチャレンジできなかったりもしますが、そうではなかった。この発想が新しいスタンダートになる可能性すら秘めています。何よりの学びはそこにあると思っていて、過去を疑い、既存の慣例に囚われない判断に唸りました。そこは見習わねば。 (リリーフ陣の負荷は高かったような気もするけど) それにしても、前にも言いましたが、野球のルールって複雑! どうしたら点が入るかひとつ説明するのも大変ですよねー。でも、るだからこそ面白い競技なんだと再確認。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

スロヴァキアからやってきたブルー

  12/1水曜日おはようございます。竜巻に注意って出たますけど、台風一過のような快晴です。 さて。僕とスロヴァキアという国には3つの縁があります。ひとつは、2011年に旅行したこと。ふたつめは、その数年後に東京で迷子のスロヴァキア人をホテルまで案内したこと。みっつめが、今日ご紹介する写真集です。 スロヴァキア人の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーによるこの『swimming pool』は、その名の通りプールを題材にしたもので、スロヴァキア各地に点在する10のプールで撮影したそうです(ひとつを除いて現役稼働中とか)。 共産主義国であった名残を感じさせる、無機質な機能主義の建物とインテリアは、今見るとレトロで味わいがあり、そこにマーリア独特の淡いパステル調に仕上げた色彩が加わって、なんとも言えないレトロフューチャーな世界が生まれていました。 施設内のフォントやタイル、飛び込み台やスライダーがいちいち絵になるだけでなく(表紙の滑り台かわゆ)、さりげなく存在するモデルと、かわいすぎる水着や小物のカラーリングも完璧で、僕はウェス・アンダーソンの映画を思い出しました。いや、ソフィア・コッポラの方が近いか。作り込みすぎとも言えなくはないけれど、ひとつの完成形。 プールって無条件にある種のノスタルジーがあると思っていて、子供時代の記憶と結びつく場所だと思うのです。夏の喧騒とか、塩素の臭いとか、プール上がりの気だるさとか、水の中の青さと静けさとか。そこに、東欧独特の少し乾いた空気感と、何かが失われてしまったような寂しさが入り混じっているのが、この写真集。 とにかく美しくて、ずっと観ていられるし、そっと飾っておくのも実に絵になる一冊。刊行は2018年。最近知ってネットでは全然見つからず(Amazonとメルカリではプレミア価格)、写真美術館の中のナディッフバイテンでようやく出会えたのでした。 ということで、よりみちライブラリ第54回でした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

写真とは誰かの目となる行為だ

  11/30火曜日おはようございます。オペラシティでやってる和田誠展も行きたいんですよねー。 さて。昨日の松江泰治さんの展示のほかにやっていた展示も見てきました@東京都写真美術館。 3F展示室で開催されていた「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家vol.18」では、その名の通り新しい才能5組6名にフォーカス。単純な写真を超えた作品が多く、その拡張性は現代アートそのもの。 特に心を捉えたのは、山本彩香さんの作品。さまざまな土地の少女のポートレートを収めることで、人物からその土地の風俗や空気までをも写しとることに成功しています。着ているもの、肌の色、建物の雰囲気。モデル選び、ロケーション、質感と色彩、そのすべてが調和して、あらゆる物質と非物質の記憶を凝縮したような印象でした。これからも注目したい写真家。 B1Fではプリピクテ 東京展「FIRE/火」が開催中。これはサステナビリティに関する議論や対話を引き出すことを目的とした国際写真賞だそうで、13名の作家の作品が展示されていました。日本からは川内倫子さん、横田大輔さんも選出! こちらも力強い作品が並んでいましたが、注目はちょうど東京都現代美術館でも個展をやっている(行かないと!)クリスチャン・マークレーの作品。アニメなどから「火」にまつわる写真を切り出してコラージュしているそう。 いやー、写真てつくづく面白い。自分の目では観ることのできない世界へといざなってくれるから。小説が誰かの心の中を擬似体験するとしたら、写真は誰かの目を借りる行為かもしれませんね。僕が写真の中の彼女と会うことはおそらくないけれど、写真を通してなら出会える。こんなにもたくさんの見方、見え方がある。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

都市風景は人ほどにものを言う。

  11/29月曜日おはようございます。焼肉でも行きたいですね。 さて。東京都写真美術館で開催中の「松江泰治 マエキタCC」を鑑賞してきました。木村伊兵衛賞作家である松江さんの「CC」と「マエキタ」という2つのシリーズが同時に展示されています。 都市風景を幾何学的に切り取ったようなスタイルが大好きで、上空から街を見下ろす視点はこの世のものとは思えない異彩を放ちます。「CC」とはcity codeの略で、世界中の都市を同一のルールで撮影しています。空や地平線を入れないこと、影が入らないよう順光で撮ること、だそう。 そして「マエキタ」というのは、模型を撮影したシリーズだそうで、ちょっと見ただけではCCとの違いに気づかないほどに精巧です。よーく見て、あ、これ模型か!と気づくレベル。現実を作り物のように見せるCCと、作り物を本物の街かのように見せるマエキタ、この2つが交錯した虚々実々の世界が実にユニーク。 特にCCのほうは、街にはこんな切り取り方があったのかと驚かされるのです。普通に歩いているだけでは見られるはずもないアングルだから見たことない風景なのは当たり前なんですけど、日中なのに人がほとんど写っておらず、一つひとつの建物には個性があり生活感もあるのに、全体で見ると不思議に無機的に調和見えるという。ある意味、都市も人間も同じだな。群れると没個性になる奇妙さ。 視点を変えれば世界は変わるんだということを、見事に言い当てたシリーズで、新しいものの見方の可能性を獲得できるのが醍醐味ですね。動画作品も興味深かった! 純粋にこれはどこの国だろう?と想像するのも楽しいです(日本もあります)。そして、海外旅行に行きたくなりんですよねー。会期は来年1月23日まで。ぜひ足を運んでみてください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

感想_すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

  11/28日曜日おはようございます。日本シリーズ終わっちゃいましたね。もう一度宮城を観たかったです。 さて。よりみちシネマ第23回。『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(2021年)鑑賞。5年に一度の青くて大きな満月の夜に、まほうの国のコたちが、すみっコたちの国にやってくる。 大人も子供も大好きなすみっコぐらしの劇場版、かわいくてほっこり。「夢があるからがんばれる」という素直なメッセージがやさしく、温かく届きます。最小限のナレーションと、ささやかなユーモアで、これができるのスゴイ。 いやもう、イチにも二にもかわいいですよねー。すみっコたちは安定のかわいさで、今回はとかげにフィーチャー。そして「すみっしー」とか最高じゃん!と萌えるわけです。魔法のコたちももちろんかわいいわけで。 他愛ないといえば他愛ないですが、これをきっかけに子供たちが映画好きになったらいいなーと。僕が映画に目覚めたのは20代の後わりで、もっと早く好きになっていたら、もっともっとたくさん映画を観れていたのになと思ったりもするものですから。 たくさん観ればいいというものではないですが、映画っていう面白いものがあるよってことは、教えてあげられたらと思うのでした。そして劇場にいると観たい映画が増えるあるある。僕は『エターナルズ』と『コーダ あいのうた』で、息子は『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

いちはらアート×ミックス2020+に行こう!

  11/27土曜日おはようございます。おみくじ引いたら大吉でした! ラッキー。 さて。ついに「いちはらアート×ミックス2020+」が開幕しました。タイトルで分かる通り、本当ならば2020年の春に開催するはずだったものが、延期に延期を重ねての開幕です。これは千葉県の市原市を舞台にした芸術祭で、2014年、2017年に続いての3回目。 見所は里山の風景と、小湊鐵道というローカル線を舞台にしているところで、なおかつ都心から1時間ちょっとというアクセスのよさ。駅舎、廃校などを活かしたサイトスペシフィックな展示を見る事ができます。 目玉は駅舎プロジェクトと、月出校舎、平三小学校ですかね。どれも力作揃いで、とてもフォトジェニックです。駅舎プロジェクトは、小湊鐵道の風情と相まって、ここでしか見られない趣に仕上がっています。 菜の花にあふれる春でも、カエルの合唱がこだまする夏でも、黄金色の稲穂が揺れる秋でもないですが、きっと素晴らしい時間を過ごせると思います。あわせて、いちはらゾウの国改めて「アニマルワンダーリゾート」や、お隣木更津の「クルックフィールズ」、小さなミュージアムの「as it is」などと一緒に回るとなお楽しいと思います。 会期は12/26まで(月、火はお休み)という事で僕は来週遠征予定。行ったらまたリポートしたいと思います。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。