スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(オズマガジン)が付いた投稿を表示しています

海と紫陽花と江ノ電と。

さて。 オズマガジン鎌倉特集 を片手に、鎌倉散歩に出掛けてきました。梅雨をかいくぐって晴れ間見え、夏の陽気で楽しかったです。 鎌倉駅でスタンプラリー台紙 を入手して、まずは江ノ電で七里ヶ浜へ。11時過ぎてたので、 トライアングル七里ガ浜 の Windera Cafeさん でオーダーしたナイアガラチーズバーガーは店員さんが目の前でとろとろチーズを注いでくれて、ウォーターフォールならぬチーズフォールが楽しめます。もちろん美味しい! そしてテラス席の目の前はオーシャンビュー、振り返れば江ノ電線路が手の届きそうな距離と、鎌倉屈指のベストロケーション! この二大コンテンツをこの至近距離で楽しめるスポットはなかった!! 次は屋上に行ってみることにしよっと。 そこから徒歩10分ほどの、 (E)2102 さんでコーヒータイム。暑い日差しを浴びた後のこの無機質空間でクールダウンが最高過ぎて。海沿い散歩のリセットタイムはぜひこちらへ。坂を登ってくる価値あります。このポストはここで下書きしましたから。ちなみにこの坂をあと一息登ると、リニューアルしたばかりのパシフィックベーカリーにつくので、足を延ばすのがオススメです。 稲村ヶ崎に戻って長谷まで江ノ電に乗って、長谷からは海沿いを歩こう…と思ったらいきなりの雷雨到来! びしょ濡れになりながら、 麻心さん に飛び込んでもうひと休み。雨の由比ガ浜を眺めること30分くらいで上がったので、そこからのんびり歩き、新しくできたスポットを横目に眺めながら鎌倉駅へ。この1年でやはりお店の新陳代謝があり、結構いろいろ変わったな〜と実感しました。 ということで4〜5時間の鎌倉散歩で集めたシールは、稲村ヶ崎、長谷、鎌倉の3枚で、オズマガジンオリジナルのウェットシートをゲットです。おみやげに、ポンポンケークスのレモンケーキとグッドグッディーズのドリップバッグも買って大満足。 わかってはいたものの、海沿い散歩&江ノ電ラリーは、予想以上に楽しくて、汗もかいたし日焼けもしたでしょうし雨にも降られましたけどその心地よい疲れもまた良い1日のスパイスでして。スタンプラリーは次回6/25、26の開催(スタンプはいつでも集められるけど)。まだまだ行きたいスポットはごまんとあるので、ラリー関係なくまた来なくては。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年7月号「鎌倉」②

ベランダで育ててるカラーがまったく花をつけず、植え替えを検討する今日この頃です。 さて。オズマガジン最新号「鎌倉の楽しみ方」のご紹介です。昨日触れた通り35周年記念号ということもあってか、原点に立ち返ったような内容です。これぞ鎌倉というべき、お寺あり、紫陽花あり、古民家あり、海沿いあり。めくるほど、鎌倉欲が高まってくる。 去年まで鎌倉特集を15年くらい作っていた身としては、鎌倉には少々詳しいわけですが、知らないお店がたくさんあって、コロナ禍にあってなお、ニューオープンがたくさんあることに驚きました。大河がやっている…のは関係ないですね。でも、GWの人ではすごかったそうで、きっと今も天気の良い週末は賑わっているのでしょうね。取り戻しつつある日常よ。 エリア別に旬な情報が載っているので、使い勝手もいいですね。後半には定番と言えるような人気店や、老舗をカタログ化しているので、お昼どうしよう?とか、一休みしたいな〜などに、うまく応えてくれると思います。 個人的に、検索はもう途方もなさすぎて、「鎌倉 ランチ」とか「長谷 カフェ」とかだと、膨大に出てくるし、どこまで信用できるかわからないので、媒体のフィルターを通して厳選してくれるって価値のあることだよなと、最近はとみに思います。情報は無料かもしれないけど、セレクトはタダでは手に入りにくいかもしれませんね。 絶対行きたい!と思ったのは、七里ヶ浜にできた複合施設の「トライアングル七里ヶ浜」ですかね。オーシャンビューに加えて、ダブルドアーズやパラディーゾの新店と、アイスクリーム屋さんがあるなんて、たまらないじゃありませんか。北鎌倉の珈琲 綴さんや、ベルグフェルドさんにロンディーノさんの新店も気になるし、誌面には載ってないけど復活したらしい鎌倉駅前のカフェロンディーノも足を運びたいぞ。 ガーデンハウスさんが作られたオーベルジュも気になるんですよねー。こりゃ泊まりで行くしかないぞ、鎌倉! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年7月号「鎌倉」①

  近所のツバメの巣を観察していたのですが、無事に巣立っていきました〜。勝手に親鳥の気持ち。 さて。オズマガジン最新号「鎌倉の楽しみ方」が発売になりました! こちらなんと創刊35周年号ということで、例年なら鎌倉特集は4月でしたが、今年はこの記念号ということもあってスライドした模様です。ちょうど紫陽花ど真ん中! 35周年を記念して、江ノ電さんとコラボしたスタンプラリーイベントも実施する模様で、今週末の6/11、12と6/25、26の4日間、鎌倉、長谷、稲村ヶ崎、江ノ島、藤沢の、江ノ電の5駅でスタンプ(実際にはシール)を3個でオリジナルウェットティッシュ(先着300名)、5個でオリジナルてぬぐい(先着100名)と交換できるそうです! ハードル低くはないですが、ぜひ参加したいところ。なお、スタンプ(シール)台紙は裏表紙または、上記の5駅でシールとあわせて台紙も設置されているようですので、ぜひ! 裏表紙がスタンプラリー台紙というのはいいですね。雑誌片手に街歩きが楽しめそうです。そして、景品交換所は江ノ電鎌倉駅構内、「OZ KIOSK」なるミニショップとして登場するそうなのでこちらもお楽しみに。効率を考えると藤沢スタートで鎌倉へ向かって集めていくのがよさそうですね。交換所は16時に閉まっちゃうそうなので、早めのスタートが必須!? もうひとつ、「鎌倉よりみちフォトコンテスト」も走るそうです。インスタでハッシュタグ #オズ鎌倉散歩 #今日も江ノ電 の2つをつけて、鎌倉で撮影した写真をポストすればOKとのこと。応募期間は7/31まで。入賞すると、江ノ電オリジナルグッズや、江ノ電1日乗車券、オズマガジンセレクトの鎌倉おみやげセットなどがもらえるそうですよ! 35周年とは決して短くはないですよね。そのうち15年くらい携わらせてもらったので、感慨深いものがあります。今こうして、離れてみるオズマガジンもまたいいもので、いち読者としてこれからも楽しみにしていきたいと思います。何はともあれ鎌倉へ! 誌面の内容は明日レビューしまーす。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年6月号「渋谷の周りへひとりさんぽ」②

  何やらパッとしない天気ですね。今年は梅雨入り早いという噂もありますが、さすがにまだですよね? さて。オズマガジン「渋谷の周りへひとりさんぽ」特集見て、早速ひとりで行ってきましたよ渋谷(優秀な読者なのです)。このGW直前に美竹のところにできたばかりのホテル「all day place shibuya」の1FにあるABOUT LIFE COFFEE BREWERS 渋谷一丁目さんへよりみち。小さい秘密基地っぽいスペースで、おしゃれでした。そしてできて間もないのに、主に女性客でほぼ満席でした。 同じフロアに、デンマーク発のクラフトビアバー、Mikkeller Kiosk/Barも併設されていて、夜はまた一味違う雰囲気になるんでしょうね。ホテルにも泊まってみたいです。というか、トランク、コエ、マスタードホテル、シークエンスと、この3〜4年で渋谷界隈はライフスタイル系ホテル、てんこ盛りですね。果たしてインバウンドが戻ってくるのはいつになるのでしょうか。 あれも行きたい、これも行きたいと、地図アプリにブックマークしまくりです。すぐに行けなくても、ちょっとした時にこれが役に立つわけで、こうやって自分の中の地図を作っていく楽しみってありますよね(その名もよりみちノート)。 ふと、2年前、緊急事態宣言下に出したオズマガジン「渋谷」特集のことを思い出しました。制作の佳境の中、あと少しだった取材を止めて、お出かけ本を出していいものなのか迷いながら、人のいないスクランブル交差点を眺めていたっけ。あっという間の2年、なんとか人が戻りつつあるのは、やっぱり嬉しいことですね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年6月号「渋谷の周りへひとりさんぽ」①

先日握力を測ったら、左右とも65kgくらいでした。本当にそんなにあるか疑わしいな。 さて。オズマガジン最新号「渋谷の周りへひとりさんぽ」特集が発売になりました〜。渋谷特集というよりは、代々木公園、表参道、明治神宮前、代官山特集といった方が良さそうかな? 広域渋谷の素敵スポットがたくさん紹介されていました。 「洗練」の一言ですね。カフェにしても、レストランにしても、雑貨店にしても、出てくるお店どれも素敵でした。誌面のデザインも相まってとてもカラフルな印象で、一昔前に渋谷でイメージするような雑多さや、若者感というのは、この中からは感じられません。もちろん、実際に街を歩けば従来のイメージも残っていると思いますが、街って光の当て方、編集の仕方でずいぶん表情を変えるんだという、ひとつの例と言えそうです。 「顔をあげて街を歩けば、小さな幸せあちこちに。」というタグラインが表紙で謳われている通り、よくよく目を凝らすと街にはいろんな楽しみの種が潜んでいますね。新しいお店もそうですし、昔からあるお店もそう、新緑や雲の流れに雨の雫だって味わい深いものです。それから道行く人の身につけているもの、街中の様々なサインやピクトグラム、はたまた渋谷というすり鉢状の地形まで。うん、街にはヒントしかないですね。ヒントの奥にどんな答えを望むかは、あなた次第ということで、正解はひとつじゃないはず。 街を歩くにはぴったりの季節です。「渋谷? 最近行ってないな〜」という人には、ぜひ手に取ってみてほしいなと思います。きっと、「なんか渋谷、楽しそうかも!」と思ってもらえる気がします。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年5月号「新しい下町さんぽ」②

たぶん生まれて初めてお弁当を作ったような気がします。長男のついでに自分のも。 さて。昨日に続いてオズマガジン最新号の話題です。巻頭は、川原崎宣喜さんによるフォトストーリーが。隅田川と、そこにかかる橋と、スカイツリーと。僕にとっては親しみある風景で、淡いブルーの色調が春っぽくて素敵でした。隅田川にかかる橋はどれもいい感じで、ぜひ一つ一つ渡って確かめてほしいなと常々思っております。推しは清州橋かな。厩橋や蔵前橋も好き。そういえば最近は、すみだリバーウォークなんてのも出現したっけ。 そう、下町と直接関係ないかもしれませんが、このエリアは水辺の町。隅田川のほかに神田川もあるし、荒川もあるし、その支流もいろいろある。大横川親水公園のようなものもある。北十間川をSUPしている人だっている。それらも、このエリアの居心地をよくしている理由のひとつだと、僕は思います。水辺はやっぱり人を優しく、穏やかにするのでしょう。散歩がはかどる。 ページをめくっていると、気になるお店がてんこもり。まずは渋谷にあったコーヒーハウスニシヤがいつの間にか閉店し、田原町にて「コーヒーカウンターニシヤ」となっていたことでしょう。これはマストゴーだと思います。あと、「シノノメ」さんがベーカリーをオープンさせてたり、「チガヤ」さんが森下に登場してたり、いまだに行けてない「スーパースペシャルドーナツ」も森下か、これははしご決定だな。などなど。 巻末にはカフェ喫茶カタログも。こうしてみると、名カフェといって差し支えないお店がたくさんあるなぁと。また行きたいあの店や、まだ行ったことのないあの店や、あらためて行きたいリストを整理しちゃいますね。楽しい作業。 昔から人情の町なんて言われたりしますが、生活と商売の距離が近いのが、下町エリアのいいところかもしれません。結果、人の顔が見えやすいのではないかと、誌面を見ながら思うのでした。よーし、明日か明後日か、どこか行ってみよっと。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年5月号「新しい下町さんぽ」①

  佐々木郎希投手、若干20歳で圧巻の完全試合! 13連続三振とか偉業すぎる!!! さて。興奮冷めやりませんが、オズマガジンの最新号「新しい下町さんぽ」特集が発売です。「街を歩くことを通して出会える小さな幸せをお届けする」という雑誌のコンセプト(共感しかありません!)に沿って、下町エリアを案内しています。 僕は10年近く錦糸町エリアに住んでいました。下町と呼ぶのかは微妙なところですが、東東京(イーストトーキョーとも言う)という括りには入るエリアで、すっかり人気の街となった清澄白河にも蔵前にも押上にも、自転車やランニングがてら、よく遊びに行っていました。 もう言い尽くされていますが、このあたりは渋谷や新宿などの東京の西側に比べると、ずいぶん家賃も安かったようですし、まだまだ昭和の匂いが残っていたり、ところどころ江戸の面影も残っていたりします。そういう昔ながらのものと、それに惹きつけられてきた新しい世代とがいい感じに融合したのが今ということになるでしょう。 かつての下町は、懐古主義的な部分があったように思います。が、今の下町は、やや性急すぎた都市化の反動としての文化が色濃いように感じます。丁寧さとか、人情とか、飾らなさとか、そういうものを重んじる現代のカルチャーであり、ライフスタイル。 まあ御託はおいといて、とにかく心地のいい場所が増えているということですね。明日は、もう少し中身についてご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

さあ、ひとり旅の時間だ

  ゼレンスキー大統領の演説、テキストで読みましたが、上手だたなと感じました。映像だとどんな印象だろう。 さて。オズマガジントリップ「春のひとり旅」特集が発売中。テーマは「古都」ということで、京都、名古屋の四間道(しけみち。初めて聞いた)、鎌倉、会津、宮崎の飫肥(おび。難読!)、桐生、四万十が紹介されていました。古都というだけあって古い街並みが残りつつ、新しいスポットが増えているそうで、どこも魅力的です。 そろそろね、また旅に出たい季節ですね。ひとりであれ、それ以上であれ。古都であれ、どこであれ。前にもどこかで書きましたけど、僕たちはときどき日常を離れることで、自分のことを客観的に、俯瞰的に見れたりするものですよね。旅に出ると「やっぱり我が家がいちばん」とか言ってしまうように。 日々はとめどなく流れ続けるもので、どうしても僕たちはその流れの中で生きていかなくちゃいけません。流れの中にいるということは、ある意味で前に前にと急かされることであり、留まろうと思えばしっかり足を踏ん張るなり、藁か何かを握りしめるなり、余分な力が必要で。 でも、物理的に離れてしまえば、がんばらなくても「いつもの流れ」から逃れることができて、その流れの速さとか、透明度とか、そういうものを他人事のように見ることができる。まあ、そんなものが本当に必要かどうかは、意見の分かれるところではあると思いますが、僕はそういうふうに遠くから日常を眺めてみるのがわりかし好きだということです。そういう種類のメンテナンスもある。 そんなわけで、近々、旅に出かけようと思うのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年4月号「横浜へ」③

  桜のつぼみがぐんぐん膨らんでますね。カウントダウン。 さて。オズマガジン横浜特集をもう少しご紹介します。「いま、横浜でしたいこと15」。写真のような建築散歩に野毛のサク飲みなど、ニューノーマルの中で楽しみたいコンテンツが紹介されています。 こうして並べてみると、横浜暮らしでもできたないことたくさんあるんですよね。洋館も通りかかることはあってもちゃんと中を見られてないし、野毛もしばらく行けたないし。気になるお店もたくさんあるし、あれもこれも! と、めくってるうちにワクワクが湧いてくる。 こういうのが雑誌の楽しみだよなーと改めて。顕在化された欲求への回答だけを求めるのではなく、新しい手の届くほどよい刺激をもらえること。選択肢が増えまくった時代の中で相対的に存在感は薄れてしまっているけど、雑誌の面白さが損なわれたわけではないなと思います。 グルメページも見応えありますね。ナポリタンもプリンもハンバーガーも中華街も食べに行きたいよ! てことで、春はぜひとも横浜へ。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年4月号「横浜へ」②

  久しぶりにジョッキで生ビールをいただきました。最高かよ! さて。昨日に続いて、オズマガジン最新号「横浜」特集のご紹介です。巻頭はニュースなヨコハマと題して、注目トピックが並びます。昨年開業したエアキャビン(気持ちいいです)の紹介や、人気パン屋さん(美味しそう)、注目エリアのナビ(行きたい)などなど。 その中に横浜駅周辺がイタリアン激戦区というトピックがありますが、ほんとにそうで、駅から徒歩10分圏内に新旧人気店が集っています。誌面に載っていて、僕も行ったことがなかった「GastronomiaHeritage Yokohama」さん(の隣の姉妹店)で早速ランチをしてみると、確かに素敵でこれはリピートしたい一軒に(写真、いちばん下の2枚)。 コロナに苦しんだこの2年ですが、それでもたくさんのニュースがこの街にはあって、なんだかたくましさすら感じられます。そして、ここにきて気温も急上昇。去年をのぞいて10年くらい春の横浜を特集してきたオズマガジンですが、今年は例年以上に「春は横浜!」って気がしています。 ぜひ誌面から気になる一軒を探してみてくださいね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

祝・リニューアル! オズマガジン2022年4月号「横浜へ」①

東日本大震災から11年。あの日のことは忘れません。 さて。本日オズマガジンの発売日。今月はリニューアル号です! 大きく変わったところは、背表紙アリの平綴じとなり、紙を変更して手触りとボリュームを改善、それから文字を読みやすい大きさに変更しています。表紙のデザインもブラッシュアップ。 中身に関しては、大きな変更ではなく、引き続き「よりみち」をテーマにしながら街歩きによりフォーカスして、これまで以上に一冊丸ごと街を掘り下げる形を貫いています。コロナ禍を踏まえてなお、いえ、むしろこれまで以上に、顔を上げて街を歩くことの必要性を感じ、そして私たちは街と共に生活しているという確信から、この形にたどり着いたようです。 ということで、リニューアル一発目は、2年ぶりの横浜特集です。この2年、横浜もいろいろと変化があり、新しいものもたくさん生まれています。一方で、変わらずにあるものももちろんあります。そして、新旧や洋の東西が織り交ざるそれは、まさに横浜のアイデンティティそのもので、そういった意味では横浜はずっと横浜だなぁと誌面を見ながら思うのでした。 気温もずいぶん上がって、春の気配がぐっと増してきました。冬のコートももうそろそろひと休みですかね。良く晴れた暖かい日の横浜散歩は格別です。ぜひ、お手に取ってみてくださいね。 なお、発売日の今日3/11は有隣堂横浜西口店さんで、デモ販売も実施します。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年3月号「東京小さな店めぐり」②

  スキージャンプ小林陵侑選手惜しかったですねーーー! 1本目の跳躍凄かったです。跳躍というより飛翔。 さて。昨日に続いてオズマガジン最新号のご紹介。第二特集は「代々木上原」です。新宿、原宿から近くて、落ち着いた住宅街ながらセンスのいいお店が集う街。特にこの10年くらいは続々とカリスマ飲食店ができている印象。 誌面に書いてありますが、人の流れに変化が生まれたのは5〜6年前からだそうで、それは「奥渋谷」というエリア呼称が誕生した頃だそう。つまりは渋谷の奥、東急本店の先、松濤あたりから代々木八幡にかけてが賑わい出したことで、それまでは離れ小島というか独立国家的だった代々木上原が、渋谷〜奥渋谷〜代々木八幡〜代々木上原という散歩道に、線でつながった瞬間。 パッと思い浮かべるだけでハリッツ(ドーナツ)でしょ、アスタリスク(パティスリー)でしょ、カタネベーカリー(パン)でしょ、sio(フレンチ)でしょ、按田餃子(餃子)でしょ、と名店の数々が思い浮かび、それ以上に僕など外様ではカバーしきれない名店が数多あるのでしょう。PATHとか365日とかlittle nap coffee standとかもこのエリアか。 センスが無茶苦茶いいのに、住宅地ゆえの落ち着きがあって、だからこそ地に足のついた印象が強いんですよね。清澄白河なんかにも同じことを感じて、生活と地続きなんです。だから、お客さんが老若男女で家族連れもひとり客も共存していて、そういうところが親しみやすさとなってまた人を呼ぶという好循環を生んでいる気がします。 こうしてみると、2011年で価値観が大きく変わり、大資本から個人へと、お店というもののパラダイムシフトが起こった10年だったように思います。そしてそれを体現している代表格が、代々木上原という街なんでしょう。 って、住人でもないくせに偉そうに語ってしまいましたが、僕が四の五の言うまでもなくナイスな街だと思いますので、ぜひ誌面チェックがてら散歩に繰り出してみてください。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

オズマガジン2022年3月号「東京小さな店めぐり」①

平野歩夢の逆転のラスト一本が録画出来てませんでした。サブチャンネルてなんだ…。 さて。今日はオズマガジンの発売日。特集は「東京小さな店めぐり」です。小さな店とは、大雑把に言えば個人経営のお店。物理的な大きさもそうですが、オーナーの意向が色濃く反映されているかどうか、その密度や濃度が高いお店といった方が正確だと思います。でもま、小さい店、くらいの方がイメージしやすいでしょうか。 そんな素敵なお店たちを、大きく3つのエリアで区切って紹介しています。1番手、馬喰町〜浅草橋。2番手、世田谷沿線。3番手、明治神宮前周辺。同じ都心でも、街のカルチャーが違うのでお店のカラーも少しずつ違う雰囲気を感じますね。馬喰町には下町っぽいのどかさがあるし、世田谷線は住宅地なので生活の色が(でもそこは世田谷なので東東京のそれとはちょっと違う)。そして原宿表参道は当然、洗練されています。 お店の数だけスタイルというものがあって、チェーンストアには雑多さや埋没できるよ居心地の良さがあると思うし、この特集に出てくるようなお店は細部にまでこだわりが感じられるので、そういうのが好きな人には合うと思います。 朗らかに出迎えてくれるお店も、とことん放っておいてくれるお店もある。そういうのを、気分に合わせて使い分けられると、東京マスター。一人になりたい時。誰かと話したい時。誰にも見つかりたくない時。かといって家でぼーっとしているのは嫌な時。おしゃれしていきたい時。なるべく適当な格好でいたい時。などなど。 個人的な感覚ですが、2011年を境にして、個人のお店はとても増えたように感じています。いろんな人が生き方を見直して、豊かさの意味について考えて、時代の変化もあっての、今だなあと思ったりします。町は世界の鏡であり、小さなお店はそんな世界を形作るものとして、そこにあります。 東京は、コロナ禍でたくさんのお店が閉まりましたが、それに劣らず新しいお店が開店しました(肌感覚なのだ正確なデータはわかりません)。お店という場が、今の僕たちに必要ということなんだと思います。そんなシーンも感じられるような気がする一冊でした。 それから「最新TOKYO BAR GUIDE」のページもありました。厳選の6軒紹介。これもまた、小き良きお店です。いやーたくさんお店巡りしたいですね、本当に。とりあえず自分の生活圏に近いところに足を運んで

なんていとしき紙ものショップ

 マクドナルドのポテト早く復活してほしいものです。 さて。オズマガジンのイベントにあわせて、どうしても行きたかったのがこちら、ラッピングペーパーの専門店「REGARO PAPIRO」さん。12月発売のオズマガジン文具特集で表紙を飾っていた一軒。 小さなお店の入口を入った瞬間、その色とりどりの紙の世界に包み込まれます。右手の壁一面を彩る紙たちは色もデザインも豊富で、恐竜の化石柄とか、息子が喜ぶだろうなぁとか、いろいろ想像が膨らみます。 反対側の壁にはレターセットや一筆箋にポチ袋など、魅惑の紙ものアイテムたちがずらり。これは物欲爆発すること確実なところ、つとめて冷静に、ポストカードとマスキングテープを購入しました。 こちらはグラフィックデザイナーのオーナーさんが福岡にオープンしたお店の2号店だそうで。紙ってシンプルで、プリミティブ。折って、書いて、包んで。ここに来るだけで想像力が自然に膨らむような、そんなお店でした。これは定期的に通いたい。 ここにきて蔵前の充実っぷりがすごいですね。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。