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さあ、ひとり旅の時間だ

 


ゼレンスキー大統領の演説、テキストで読みましたが、上手だたなと感じました。映像だとどんな印象だろう。


さて。オズマガジントリップ「春のひとり旅」特集が発売中。テーマは「古都」ということで、京都、名古屋の四間道(しけみち。初めて聞いた)、鎌倉、会津、宮崎の飫肥(おび。難読!)、桐生、四万十が紹介されていました。古都というだけあって古い街並みが残りつつ、新しいスポットが増えているそうで、どこも魅力的です。


そろそろね、また旅に出たい季節ですね。ひとりであれ、それ以上であれ。古都であれ、どこであれ。前にもどこかで書きましたけど、僕たちはときどき日常を離れることで、自分のことを客観的に、俯瞰的に見れたりするものですよね。旅に出ると「やっぱり我が家がいちばん」とか言ってしまうように。


日々はとめどなく流れ続けるもので、どうしても僕たちはその流れの中で生きていかなくちゃいけません。流れの中にいるということは、ある意味で前に前にと急かされることであり、留まろうと思えばしっかり足を踏ん張るなり、藁か何かを握りしめるなり、余分な力が必要で。


でも、物理的に離れてしまえば、がんばらなくても「いつもの流れ」から逃れることができて、その流れの速さとか、透明度とか、そういうものを他人事のように見ることができる。まあ、そんなものが本当に必要かどうかは、意見の分かれるところではあると思いますが、僕はそういうふうに遠くから日常を眺めてみるのがわりかし好きだということです。そういう種類のメンテナンスもある。


そんなわけで、近々、旅に出かけようと思うのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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