ティラノサウルスは鈍足だったとか、今の技術で新たな恐竜の生態がわかってきてるそうで。ロマンだなぁ。
さて。東京オペラシティアートギャラリーで開催中の今井俊介「スカートと風景」を鑑賞。グラフィカルなビジュアルに期待した通りの、カラフルでポップな好みの世界が広がっていました。
鮮やかな色彩とリズミカルなパターンの絵画に加え、その模様を取り入れたパジャマやフラッグなども展開されていました。果たしてこれはどうやって描いているんだろう。全部フリーハンドなのかな。マスキングテープとか使っているのかな。絵柄はどう構成しているんだろう。単なるカラフルでかわいい以上の見応えがありました。
そして展示の終盤にその回答はすべてあって、まず画面構成はすべてコンピュータ上で行われていました。そこで決まったものをペイントしていき、マスキングテープも使用されていました。原色を多様し大胆に組み合わせる色彩感覚は作家独自のもので、実際に使用している絵の具のサンプルや、そのプロセスを収めたスナップ写真も惜しげも無く展示されていたよ。
あわせて8分ほどのインタビュー映像もあって、このスタイルに辿り着いたのは、知人の方のスカートのドレープを見て「この美しい風景を絵にしよう」と思ったんですって。すごいひらめき。そして見事に具体化され、ペインティングの枠を超えて新たにアパレルになってるのって面白いですね。
単純なのかもしれないけど独特のスタイルで魅了するナイスな展示。トートバッグやテキスタイルなどのグッズもありましたが僕はステッカーを購入。マグネットが欲しかったけどなかったから、このステッカーに磁石を貼ればいいかなと。Tシャツあったら買ったのにな〜(派手?)。
会期は6/18まで。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
コメント
コメントを投稿