ハッピー・ウー・イヤー。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします(ウーは、兎ーです(ダジャレ))。
さて。1年の始まりなので抱負的なものを書きたいと考えていましたが、ちょうど年末に写真の本『おおきな木』を購入しました。1964年にアメリカで出版され日本でも読み継がれてきたロングセラーですが、2010年に村上春樹さんによる新訳となったそうです。
原題は『THE GIVING TREE』。与える木、ですね。そのタイトル通り、1本の木がその実を、枝を、幹を、ひとりの少年の生涯にわたって差し出すお話です。かなりほろ苦い後味ですが、示唆に富んでいるとも言えます。よろしければ手にとってみてください(作品としてはもちろん、村上さんの後書きだけでも買う価値がある、と言ったら作者に怒られてしまいそうですが)。長男にプレゼントと思っていますがどう受け止めるのか気になるところ。
きれいごとになり過ぎてしまうのですが、自分もこんなふうに与えられる人でありたいと思うのでした。これまでを振り返れば、損したくない得したい、と思って利己的に生きてきた方だと思います。損得勘定で動いたことは数知れず。でもいい歳してそういうのもあんまり品のいい話ではないよなとも(ようやく)思うわけで。
自分が主役にはなれないとしても、ならば周りの人の手助けになれるように。多少なりとも経験値があるのだとしたら、出し惜しみせず誰かに役立ててもらえるように。個人よりもチームで、組織で、幸運をつかめるように。なんとなくそんな1年にできるよう頑張ってみようと思います。
やっぱり綺麗事すぎるし、そんなにすぐには変われないと思うのですが、ひとつでもふたつでも、利他的な行動を増やすことを目標にしていきたいと思います宣言。家族にも同僚にも世の中にも。
あとは、しっかり体を動かすこと(目標は秋のNYCマラソン)、このブログは年間300ポストを目指しつつ(難しいかな?)、家族の健康管理に気を配って、楽しい毎日を過ごしたいと思います。
あいも変わらず、よりみちしながらいきましょう。今年も、いい1年を。
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