さて。新聞でウォーカブルシティ増加中的な記事を読みました。全国の市街地で、より歩きやすい街づくりが志向されているようで、賑わいが生み出された成功事例も出てきているとか。大分県や東京で特に多いらしく、横浜だと、関内駅の旧市庁舎跡も、ウォーカブルにするプランがあるそう。
具体的には、歩道を広げたり、ベンチや公園を整備したり、店舗の誘致にマルシェを企画したりといったことで、確かにそういうの増えてますよね。池袋東口とか、名古屋の久屋大通とかがわかりやすい事例でしょうか。
常々、歩くこと=よりみちを推奨している当ブログとしては、とても嬉しいことだと思います。歩きやすいハードと、歩きたくなるソフト。脱炭素社会に貢献し、ヘルスケアにも好影響、にぎわいが消費を促せばそれは街を巡ってさまざまなところに還元される。
歩くスピードは僕たちがものを考えるにはちょうどよく、他者とのコミュニケーションも容易にとれる距離感です。雲の流れも、雨の匂いも、影の濃さも、歩くことでより繊細に感じ取れて、いいことづくめな気がするんですけどね。暑さや寒さは、街角のお店でのんびり回避しましょう。
日本中に、歩いて楽しい街が増えたら、観光ももっと楽しくなるでしょうね。というか、歩く楽しみを思い出すことが最初の一歩なのかもしれません。遠足が待ち遠しかった頃みたいに。歩くって苦痛や修行じゃないはず。近所は宇宙だしね。あと誰でも歩きやすいユニバーサルデザイン。
よりみちしながら、いきましょう。ウォーカブルな街に幸あれ。今日も、いい1日を。
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