ときどき、ここの枕を書き忘れちゃうんですよね。最後に書こうと思って。
さて。9月1日にオープンした神奈川県立図書館に行ってまいりましたのでプチリポートです。もともとあった前川國男建築のもの(トップ写真)をリノベしたのかと思っていましたが、完全な新築でした。
旧図書館から徒歩1分のところに生まれたこちら、モダンな建物で、意匠に前川建築へのリスペクトを込めた作りです。コンパクトな4F建てで、閲覧スペースに予約不要の個人ブース、要予約の個室や会議室もあったので、勉強やリモートワークにも良さそうな感じ。もちろんキレイですし。
「価値の創造」を新たたテーマとしているそうで、本が読める、借りられるのはもちろんのこと、より町のコミュニティ作りと教育の場という側面を打ち出していく模様です。ブックディレクターの幅さんも、幹部に加わっておられました。1Fの本は今っぽいテーマ切りのセレクトになっていましたね。
先日山形で見た、ミライニも豊橋のまちなか図書館もまさに同様のコンセプトだったので、これは現在進行形の図書館の形なんでしょうね。今後これがどう発展して、根付いていくのか、横浜市民として楽しみですし、ぜひ参加していきたいものです。
蔵書はあまり多くない印象ですが、県立図書館がここと川崎と2つあることで、役割分担をしているらしい点と、書架にない場合は別の場所から探してきてくれるようなので、単純に表に出ていないだけなのかもしれません。子供と行ったのですが、子供向けの絵本や、子連れのためのスペースはなかったのでご注意ください。
1Fにはカフェとショップもあって、3、4Fにはオープンテラスも。開館後、結構な人出が続いているようなので、地元の期待値はかなり高かったと見受けられます。ただ、すぐそばに横浜市立中央図書館もあるので(行ったことないですが)、そことの住み分けはどうするんだろうという疑問は残りましたが。とりあえず今度テレワークでもしてみようかなと思います。
ちなみに旧館は、前川國男館としてリニューアルを予定しているそうなので、それはそれで楽しみにしたいと思います。遺産として残しつつ、現代的な使い勝手になるといいのですが。
よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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