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チームラボの破壊力

おっと、コンビニセルフレジでお酒は買えないのか! まあそりゃそうですよね。

さて。お台場にあります「チームラボ ボーダレス」に行ってきました。行って気づきましたけど、この8/31で閉館するそうです(都内移転予定とのこと→8/24追記。神谷町~虎ノ門に行くみたいですね)。ビーナスフォートも閉館して、大観覧車も8/31までで、この青海駅周辺一帯は25年頃に新たな1万人規模の多目的アリーナ(BLGのアルバルク東京のホームコートとか)&商業施設になるそうな。

それはまあさておいて、チームラボです。開業直後くらいにちとお邪魔して以来、本格的に遊ぶのは初めてでしたが、安定した破壊力でした。特に子供への刺さり具合は相変わらずで(豊洲にあったやつで実証済み)、館内は家族連れが大半と、カップルが客層の中心でした。

1Fはお得意のデジタルアートがシームレスに壁面を彩るスペースが中心で、春夏秋冬をモチーフにした和テイストの動く壁画。触れることで反応することに気づいた瞬間、子供たちは狂喜乱舞です。大人も楽しめる。

2Fは「運動の森」なる起伏あるスペースを中心に、こちらはさまざまなアトラクションが登場。色を変えながら光る卵型の球体が連なるゾーンもあれば、自分で描いた生き物が床や壁を彩ったり、デジタルアートの上の滑り台に、忍者修行のようなエリアも。あと宇宙でブラックホールを生み出すトランポリンもあったな。

ただ観るだけではなく、触れることで反応も楽しめ、さらには身体も積極的に動かすことでより有機的な体験になっていく仕掛け。これが「アート」なのかは議論の分かれるところではありますが、エンターテインメントとしての威力は一度体験するとわかるのではないでしょうか。3時間が秒で過ぎていき、子供たちはまだまだ遊びたさマックス(体力の限界は超えている)。

食事を気にしなければ(再入館不可)、1日フルで遊べるのでコスパも悪くないです(事前予約の入場時間指定制)。来年には都心部に移転するらしいので、また行きたいかも。

ただ、あらゆる意味で騒がしいので、大人がじっくり鑑賞するタイプでもないし、何か問題提起するタイプの作品でもないので、好みの分かれるところではありますよね。どの施設も、同じような体験になっているのも事実だと思いますし。

でも、他に同じものがあるわけではなく、たまに行って楽しむにはとてもいいなと思うのでした。

よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。






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