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名もなき詩は、鳴りやまない。

 

デクラークがキヤノンイーグルスに加入とか胸熱過ぎるだろ!!!(ラグビーの話です)


さて。胸熱といえばMr.Chirdren。今年デビュー30周年をむかえ、いろんなところでその名前を見かけますが、penでも特集されてましたー。今さら僕ごときに彼らを語る言葉なんてないのですが、彼らの音楽とともに青春時代を送ったひとりとして敬意を表しておこうと思います。カラオケ行くとみんなミスチルは微妙に敬遠しつつ誰かが一曲入れると一気にミスチル祭りとなるのってあるあるでしょうか?


誌面には、メンバーたちの言葉はなくて、写真家、アートディレクター、ミュージシャン、ジャーナリストたちが、彼らへの想いを語っています。ディスコグラフィとあわせて展開されるので、歴史を振り返りつつ、客観的な目線なので読者にとって近い気持ちで読めるかもしれません。ファン目線。あのジャケット好きだったな〜とか、あのMVめちゃクールだったよね〜とか。制作の裏話もあるのでファン的には嬉しいはず。本人たちの言葉は音楽雑誌に任せましょう。


ミスチルはこんなにもメジャーで大衆的なのに、先鋭的・社会的でもあって、ここまで全方位的に評価されているのは本当にすごいなと思います。僕は、とにかく桜井さんの綴る歌詞に惚れ込んでいて、言葉選びひとつから、文脈づくり、メロディとの合わせ方、ときに強引・力技で旋律に押し込んじゃう早口歌いも含めて、唯一無二というか、他の追随を許さないとはこのことか。


ラブソングは主観的であくまで私的なのに普遍性があり、メッセージソングには社会への怒りや疑問に共感性を乗せているところがすごい。この振り幅とクオリティ、ほんとまねできないし、お手本にしたいところ。ここまで社会性ある歌を連発できるアーティスト、いないですよね。好きなのは「I’ll be」と「NOT FOUND」あたり。


今は、ミスチルを日常的に聴いているわけでもないですし、最近のアルバムを聴いてもいないのですが、ときどきふと思い出してあれもこれも聴きたくなる。青春そのものだなぁと思います。DNAに染み付いているレベル。


どう言葉を紡いでも陳腐になっちゃいますね。偉大過ぎる! 50周年まで突っ走ってくれるということなので、ここからの20年、彼らは70代で僕は60代に向かって、終わりなき旅、楽しみですね!


よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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