ネクロマンサーというゲーム好きをくすぐるワードに、チートスキルがあわさった王道パターン。画の感じもいいです。物語はこれからというところですが、昨今のコミックらしくテンポよく話が進んでいきます。どうやらけっこう大きな秘密がありそうで、これからが楽しみ。
もう1作品『転生先は回復の泉の中 苦しくても死ねない地獄を乗り越えた俺は世界最強』1巻。こちらは「回復の泉」というドラクエユーザーに刺さるパワーワードが。転生して6歳になってしまった主人公エルビスが回復の泉に閉じ込められて溺れること6ヶ月の間にさまざまなチートスキルを身につけ、泉の外で冒険が始まるという物語。
少年漫画テイストの画で、こちらも王道な異世界ストーリーが展開されます。エルビスのフィアンセ、シルヴィアとは何者なのか。回復の泉にはまだ秘密があるのか。などなど、こちらも今後が気になる展開。
昔、ドラクエ2で隠しコマンドの復活の呪文を入れるといきなり主人公がLv48で始まるってのがありましたが、異世界ものの設定ってなんかそれを思い出すんですよね。雑魚キャラを一蹴しまくって終盤までザクザク進むあの爽快感が忘れられないぜ。
最近の漫画は展開が早い&異世界ものはテンプレ感がけっこう強いがゆえに、最初の5話の中に世界観のオリジナリティやこの先の広がりや深さを匂わせる布石をしっかり打てると、連載を読んでおらず単行本1冊ずつ読む人にも、続刊への期待感につながっていきそうな気がするので、そこらへんが編集の腕の見せ所かもしれません。などと言いつつ続刊も楽しみに。
よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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