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ウィズコロナ3年目に思うこと


『ドライブ・マイ・カー』がいよいよいいとこまでいきそうで楽しみですね~。


さて。オミクロンが日本でも猛威を振るっています。身の回りにも感染や濃厚接触という言葉が聞こえ始めました。コロナはついこの間やってきたばかりな気がしますが(しませんか?)、もう3年目に突入です。とりあえず今思うことを備忘録として記しておくことにします。


年末の新聞で、アメリカ疾病対策センター前所長ロバート・レッドフィールドさんに取材した記事を読みました。曰く、コロナがなくなることはなく、共存のためのよりよい薬や検査などがすべて出そろうまでにあと3~5年ほどかかるだろうという意見でした。でも、オミクロンが今のところは危険性が低いのかも??という見通しもあるように、ウイルスが変異しているので、通常の風邪くらいのものにもなる可能性もあるとのこと(それを切に願う)。


必要なのはワクチンと「免疫検査」としていて、同時期にワクチンを接種しても免疫に個人差があるので、一律に一定期間間隔で接種するのではなく、免疫が落ちてきたら接種、という検査体制&サイクルが望ましいとのことでした。それができるならいちばん良さそうです。


オミクロンがやがて収まったとしても、ウイルスはまた変異をするのでしょう(次はなにクロンだ!?)。より脅威になるかもしれないし、より楽観できるものになるかもしれない。どちらにしても状況はあまり変わらないというか、あと3年くらいは第n波が繰り返されると思っておいたほうがよさそうです。今のこの行ったり来たりこそが、目下のニューノーマル。もやもやはするけれど、それが現実なんでしょう。それを抜けた先には、次のまた新しいノーマルがあるはず。


パンデミックなのか、エンデミックなのか、そのあたりの名付けは終わってからでも遅くないですね。今はもうしばらく、マスクに手洗い、ソーシャルディスタンスを、粛々と。今宵は満月です。


よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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