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オズマガジン2022年2月号「東京パンさんぽ」②




一回着ただけのシャツのボタンが取れててがっくりしました。前回脱いだ時にはあったはずなんだけどな。


さて。昨日に続いてオズマガジン最新号のご紹介。本日は、第2特集の「さんぽmagazine 蔵前〜浅草橋」について。この10年でがらりと雰囲気が変わったのが蔵前という街で、オズマガジンでもたくさん取材させてもらいましたが、そんな10年をダイジェストでまとめたような特集です。


日本橋と浅草の間という立地もあって、昔から職人が多く暮らしたのがこのエリアで、浅草橋には人形屋さんが多く、蔵前には玩具屋さんが多いです(バンダイも蔵前)。さらには江戸時代には米蔵があったり、昭和には蔵前国技館があったり、なかなか独特なルーツを持った街。大きな駅がないので、開発ともほどよく距離を保っていました。


そんな背景もあって、ものづくりに関わる人がポツポツとお店を開き始めたのが10年ちょっと前。家賃の安さも手伝って、東京の東側がいいらしいぞという噂も広まって、その流れは加速していきます。誌面に登場するSyuroさんはフロンティアのひとりで、2010年にオープンしたカキモリさんは今や蔵前のランドマークに。気がつけばコーヒーショップも増え、飲食店も充実し、まっこと散歩が楽しい街になったのでした。昭和レトロなビルもけっこうあったりします。


前置きが長くなりましたが、そんな変遷をまとめた特集でした。ショップヒストリーを紐解くページもあれば、街のキーパーソンによるガイドもあり。そして最新トピックスと、お店の方達のポートレートも。今のこの街の魅力がしっかり網羅されたページになっていると思います。


最後のひとつお知らせを。1/24〜30の7日間、torigoeTさんでコーヒーイベントの開催が決定しました。誌面に登場したお店のコーヒー関連商品の販売、ここだけの限定コーヒー缶の販売、そしてこの日だけの蔵前おさんぽMAPの配布も! ぜひ遊びにいらしてください。僕も顔を出したいと思います。


よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。







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