さて。ラグビーのパシフィックネーションズカップ準決勝、日本vsサモアを秩父宮で観てきました。環太平洋6カ国の戦い。 試合開始から日本が速い攻めを繰り出し、早々にトライを決めて主導権を握ると、これでもかとギミックの利いた速いパスから多重攻撃を繰り返す。これがエディ・ジョーンズHCの掲げる超速ラグビーか!! 確かに速い! 観てる方としてはこれはかなりテンション上がる攻め方だし、規律を守ることに長ける日本人にも合っていそう。スピード&スタミナ。アクセントにキックを。これを正確に80分やられたら守る側もたまらないのでは!? ただし、まだそこまでの完成度はなくてパスミスをインターセプトされて大ピンチ・失点というシーンも多かったので諸刃の剣とも言えそうなギャンブル戦術。超速全フリは怖さも感じるけどリスクを取ってブレずに極めてほしい。新しいスタンダードになるかも!? しかしこれ、クラブチームが時間をかけて練り上げるにはいいけど代表で浸透させるの相当むずそう。阿吽の呼吸が求められそうな中、どこまでメンバー固定し時間をかけて落とし込めるか、選手は呼ばれてすぐこのラグビーを表現できるのだろうか? という懸念を吹き飛ばすくらいに魅力的でこの日は結局6トライ奪っての快勝だから言うことなし! 秋晴れの空よろしくめちゃくちゃ気持ちのいいゲームでした。面白過ぎ! 観にきてホントよかった!! ファイナルも楽しみ!!! 超速ラグビーを超えて神速ジャパンと呼ばれる日を楽しみに代表を追いかけたいと思うのでした。兵は神速を貴ぶ、か。モタモタしてたら置いてくぜ! 今大会のメインビジュアルが参加国の海の神様がモチーフとのことで無茶苦茶かっこいいやんけ。 よりみちしながら、いきましょう。ラグビー観戦マジおもろ。今日も、いい1日を。
「よりみち」をテーマに綴ります。お出かけのような物理的なもの、心持ちのような精神的なもの、たしなみのような文化的なもの、全部ひっくるめての「よりみち」を推奨していきます。よりみちしながら、いきましょう。(ブログタイトルは『暇と退屈の倫理学』より借用。基本方針は、2022年1月1日のポストをご覧ください)