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8月, 2024の投稿を表示しています

福井よりみち記2024_いろいろ

さて。福井で宿泊したのはスキージャム勝山というスキー場のホテル。小さいけど温水プールあり、ゲレンデは夏のアクティビティあり、BBQもできたり、ファミリーに嬉しいサービスがたくさんありました。恐竜博物館へのシャトルバスも出てるので駐車場待ちなどがないのありがたいです。 前回も思ったけど福井はあれもこれも恐竜推しで、タクシーにも、飛び出し坊やにも、他いろんなサインに登場します。福井駅前はオブジェに壁画にレゴブロックにステンドグラスと、媒体もさまざま。 越前鉄道は長閑なローカル線で、田園風景の中を走るのは情緒があって良かったです。カイリューとのコラボ列車も走ってたしね。単線の2両編成、ほぼ無人駅で、行きは運転士さんが、帰りの電車は女性アテンダントさんが切符売ってましたよ。 今回は恐竜博物館一直線て感じでよりみちがほぼできなかったのですが、そうするとやっぱり発見も減るんだなーというのが、今回の発見。散歩も街歩きもお店巡りもないので、若干の寂しさもありつつ、まだ次の旅の糧としたいと思います。 唯一寄れたのは福井駅前の新しい商業施設で、OUR BREWINGというブルーパブでビール飲めたくらい。めちゃ美味しかったです。 タクシーの運転手さんに延伸効果を聞いたところ最初だけだな〜とのこと。関西まで繋がって関西からのお客さんが増えたら真価を発揮するんですかね。まあ、またきたいと思います! よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

福井よりみち記2024_恐竜博物館へ

さて。福井に行ってきました。延伸した北陸新幹線に乗って。福井駅は東口も西口も恐竜三昧で楽しかったです。 お目当ては恐竜博物館。福井駅からさらに越前鉄道に乗って勝山駅へ。そこからスキージャム勝山のホテルまでバス移動。道路は恐竜博物館渋滞が凄かったぜ。 一泊した翌日に事前予約してた日時指定チケットで入館。5年振り2回目でしたが、去年のリニューアルもありより洗練された印象。化石とフィギュアを一緒に展示することでその姿をイメージしやすいのいいですね。しかし、リニューアル目玉の新館にちゃんと足を運ばなかったことが後からわかり激しく後悔。恐竜タワー観たすぎた…。調べなさ過ぎた。。 レストランもショップも大混雑でしたが、システムはしっかり整っててその辺のもやもやストレスは少なかったです。待ち時間はとんでもなかったけどね。 隣のディノパークもさらに充実したのかな? 前より恐竜の声が増えた気がしたけど気のせいかもしれません。巨大昆虫も堪能したよ。ほか、遊具でも遊びたかったんだけど、予約時は酷暑のことをまったく考えてなかったわ。夏休みの外遊びはプランから外しといたほうがいいね。 ということで今回も恐竜王国を大満喫なのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

鑑賞_生まれておいで 生きておいで

さて。東京国立博物館で開催中の内藤礼の企画展「生まれておいで 生きておいで」鑑賞してきました。とんでもなく良かったなこれは。 展示は大きくふた部屋+1。まずは平成館の展示室ですが、入った瞬間この人やっぱ天才だなと。薄暗い室内に、小さくてカラフルな毛糸玉がテグスで吊り下げられています。頭の高さの少し上くらいにランダムに並ぶそれはそれらは小惑星のようであり、生命体のようでもある。とてもささやかでシンプルなのに、おごそかで美しい。 何気なく置かれる木や石、展示ケース内に敷き詰められた白フェルトも作品だよね。 わずかにゆれる小さな風船、ガラス玉? 鏡に材質不明の板も、あ、鈴もあった。鑑賞者が行き交う姿すら取り込んで景色にしてしまう神業です。そーっと息を吹きかけると小さくさざめくのもまたよき。もしかしたらケースの向こうが死者のゾーンなのかもしれない。 それは普段からそこにあるのに見過ごしているような、まだなにかの形にもなる前の(胎児のような)、あるいは形としての役目を終えた後の、精霊のような魂のようなものに思えてきます。見えるものと見えないものの間にある、もしくはずっとそこにあるのに見過ごされてきた、なにか。お盆に見るに相応しいな。今日は終戦記念日だ。 次の展示室に移動すれば天才の偉業その2。空間との調和が半端じゃない。小さきものに目を凝らし、歩き、しゃがみ、想いを致す。木片の上の毛糸の切れ端、ケースの隅の微細な紙片、木彫の下に佇む陰影、ガラス玉の連なりを透かす光、そっと立てかけられた小枝、キャンバスの絵の具は描いたというより映し取るように。観てると思考と言葉が自然と湧き出てくるのが心地いい。物と物の距離、偶然のような必然のようなバランス、全てを包むような白いフェルト。あるものと、ないもの。 自然光を取り込んだ空間なので、あ今陰ったな、とわかる。真っ白だったキャンバスは時間と共に彩られていく。しかしそれもやがて無に帰すということ。始まりと終わりとその輪廻という永遠。光と影、生と死、黄泉のつがいよ。歩み寄らないと見えない銀のテープ。この展示室は以前は仮囲いがされ絨毯も敷かれていたそうですが、作家の意向ですべて剥がされオリジナルの空間が蘇ったそう。 この博物館には太古のアイテムが多数ある中で、内藤礼の現代美術作品がそっと溶け込む。それによって 生と死や光と陰のように対になるもの、

香川よりみち記2024_四国水族館へ

さて。直島から高松に戻りホテルユヅキさんに宿泊。市街地の端っこエリアですかね、古ビルリノベの一室で1LDK的な間取り。とても綺麗でこちらも家族4人で泊まるに十分、長期滞在にも向いてそう。で、近所の「やまもと寿し」さんがとても感じよく、そして朝もまた近所のパン屋「春風堂」さんで。地元の人が普段使いするお店にお邪魔するのは旅行の楽しさの一つですね。 この日は高松から車で1時間ほどの四国美術館館へ。宇多津というエリアで次回の瀬戸内国際芸術祭にも加わるそうですよ。要注目。 香川にありながら四国の名を冠するこちら、展示テーマは大きく3つあり、瀬戸内海、太平洋、そして四万十川を始めとする清流。うん、四国を名乗るに相応しい内容。館内はコンパクトながらそれぞれに生息する個体が展示されてて子供にも見やすい作り。屋外にもゾーンがあって瀬戸内海を借景に楽しめました。イルカのプレイングタイムも派手さはないけど良かったね。しかも飼育してるのは珍しいマダライルカ! たっぷり満喫したら近所のうどん屋さんでランチして、香川旅フィニッシュ。レンタカー屋さんに聞くところ香川もインバウンドのお客さんがかなり多いらしく、海外からの直行便を積極的に誘致してるそう。レンタカーもインバウンドの方多いそうで、高松市街地の夜ごはんは外国語が入り乱れてるそうです。 アート瀬戸内もそうだし、イサム・ノグチや名建築もあるし、四国全体に目を広げればさらに観光資源たくさんあるものね。1週間とか周遊したら楽しいだろうな。いつかはお遍路もやりたいものです。 最後にフライトまで少し時間があったので、「菓子と珈琲 暖(はる)」というお店に伺いました。ご夫婦でやられてるお店で、シュークリームとコーヒーをいただきましたが、とても素敵でしたので、高松空港利用の際にはぜひ寄り道していただきたいです。 ということで直島を中心にのんびりだけど充実の香川旅。とても良い夏の思い出になったのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。 飛行機ら富士山も見えましたー。

香川よりみち記2024_続・直島へ

さて。直島の朝ごはんはアカイトコーヒーさんへ。直島出身オーナーが始めた自家焙煎珈琲のお店で、カフェにてモーニングをいただきましたがとっても美味しかったです。古書や雑貨もあってお店の雰囲気もとてもよく。毎回朝ごはんはここに来たいですね。 午前中は島のビーチで海水浴。草間さんの黄色い南瓜作品のすぐ横なので、海からこの南瓜を愛でられます。午前はまだ空いていたものの南瓜撮影をするお客さんはひっきりなし。ビーチのほうは高松や岡山から来ている半地元の人たちが中心だったと思います。THE島の夏って感じで気持ちいい! ビーチわきのレストランで昼食を済ましたら、道すがら見つけたカフェでかき氷を。これがまたとんでもなく美味しくて、イチゴ味は凍らせたイチゴそのものを削り出すスタイル。みかんも贅沢に果実をまるっと使っていて、これ目当てにきてもいいレベルかよ。1〜2年前だかにオープンしたばかりだそうですぜ。 午後は地中美術館でアート鑑賞。子供らがモネの睡蓮やジェームズ・タレル作品を堪能していていい感じでした。 てことで駆け足でしたが直島でやるべきことをきっちりやり尽くして夕方のフェリー(最終)で高松へ。ほんとは連泊したかったのだけれども〜。 また数年後に来たいです。やることはおそらく大して変わらないだろうけど、それがいいってもんdすよね。 よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

香川よりみち記2024_直島へ

さて。香川県は瀬戸内海の島、直島に行ってきました。アートで世界的にも知られる島で、インバウンド旅行者多数でした。 高松空港でレンタカーしてそのままフェリーに乗船。満員で乗れないとかあるのかな…と怯えてましたが、午後の便てこともあってかクルマはすっかすか、乗客もさほど多くはなく、のどかそのものでした。 男木島、女木島を横目に、のんびり過ごすこと約1時間で直島に到着。出迎えてくれるのは草間彌生のアート作品の赤い巨大南瓜。中にも入れる作りなので子供達も大喜びだし、観光客はこぞって写真撮りまくり。これだけでも来たかいあります。自身も含めてみんなのテンションが上がってるのを見て、あらためて、フォトジェニックであることの強さを感じるのでした。 同じ港のすぐ横には直島パヴィリオンというアート作品も。立体蜘蛛の巣ジムといった造形で、こちらも中に入ることができる体験型。やっぱり子供たちは大喜びで、バックの海の夕暮れもいい感じ。いやー楽しいな。 本日のお宿は、クイント直島という古民家リノベ物件を部屋貸ししているところ。港からすぐ近く、事前チェックインのみで入れて2ベッド+布団2組ルーム&ダイニングという家族4人にありがたい間取りで、快適滞在でした。 晩ご飯はお店探しにやや苦戦しましたが、ものすごい大盛りメニューのお店に入れてお腹もふくれたところで、お風呂はアートな銭湯、「I 🖤 湯」へ。エキセントリックな内観にこれまた子供達歓声。ただし内湯の温度が熱すぎるとのことで湯船には浸かれなかったけれどね。 滞在数時間にして大満喫の直島の夜は更けていくのでした。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。