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感想_映画ドラえもん のび太の小宇宙戦争2021

 

本日、東京マラソン走ってきます! 頑張れオレ!!


さて。『映画ドラえもん のび太の小宇宙戦争2021』鑑賞。のび太はある日、不思議な物体を拾う。中から現れたのは、宇宙のはるか彼方、惑星ピリカからやってきたと言うパピ。星を追われ逃げてきたという彼を助けるため、のび太たちは立ち上がる!


オリジナルも観たことあるはずですがいかんせん30年以上前のことなのですっかり忘れて初見同然で楽しみました。そして今回至極まっとうな感性を発揮したスネ夫に感情移入。パピの「恐怖をどこかに追いやって自分にできることをやる。スネ夫さんの知恵と勇気がなければこうしていられなかった」という言葉にホロリ。


しかし時節柄、パピたち自由同盟とギルモア率いる反乱軍の戦いは、ウクライナとロシアを思い起こさずにはいられません。ギルモアが敷く強権による監視社会は、まさに現代を覆う脅威であり、力による現状変更はこの一週間で起きたこととあまりにもリンクして胸が痛い。


ドラえもん一行は正義の名のもとにギルモアたちをやっつけるわけですが、戦闘行為に対して何と言っていいかわかりません。救いは、敵は無人機による攻撃が主なので、撃墜しても血は流れないことかな。やっぱりスネ夫の「戦いたくなんてない。なんで僕達が戦わなくちゃいけないんだ」が、全市民の総意でなはず。だけど令和の今はもう、地球のどこにいてもこれは対岸の火事じゃない。


戦争という装置を除けば、スネ夫やしずかちゃんの勇気、星を超えて結ばれる友情、パピが体現した嘘をつかない真っ直ぐさは、確かに胸に届きます。パピの名演説はお見事ね。最後は、スモールライトの効果切れによる巨人化という力技でいろいろ豪快に解決しますが、そこはご愛嬌。


ということで、一緒に観た長男には、戦争は絶対ダメ!と伝えたのでした。エンドロール後に、次回作は2023春公開と発表されてました。情報はそれだけだったけどアニメーションの感じだと飛行機モノになるのかな? 楽しみにしたいと思います。次男も後ろに控えてることを考えると、あと6〜7年はドラえもんを劇場で観ることになりそう。


写真は前売りのムビチケと全プレの冊子ロコロココミックです。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。

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