1/16木曜日おはようございます。昨日はよくない知らせがひとつと、よい知らせがふたつあった僕です。山あり谷あり。
瀬戸内国際芸術祭を皆さんご存知でしょうか。足を運ばれたことはありますでしょうか。2010、2013、2016、2019年と、3年に1度開かれてきた国際芸術展で、その名の通り、瀬戸内海の島々を舞台としています。
この芸術祭の中心でもあるベネッセアートサイト直島が発行する季刊誌「Benesse Art Site Naoshima」が届きました(写真4枚目。webで無料閲読できます)。そこにベネッセホールディング名誉顧問の福武さんの2010年時点の寄稿「瀬戸内海と私 なぜ、私は直島に現代アートを持ち込んだのか」という記事がありました。
ごく一部だけ引用させていただくと「現代美術は、人々を覚醒させ、地域を変える偉大な力を持っていると信じています」とあります。これを読んでいて、「ああ、瀬戸内にまた行きたいなぁ」と思いました。
この芸術祭をきっかけにして、僕はプライベートで3回、取材で3回ほど現地に足を運び、その魅力に取り憑かれました。縁もゆかりもなかった僕と瀬戸内をつなげたのが、アートだと思うと、それだけでその効果は絶大に感じます。それ以上に地域の人を変え、文化を作っているわけですが。
そしてオズマガジンでは過去4回すべて取材をさせていただき、そのたびに表紙として使用させていただきました。理由はひとつ、ただただ多くの人に見ていただきたかったから。
写真の1枚目は虎ノ門ヒルズに置かれている作品で、瀬戸内国際芸術祭にも恒久作品を展示しているジャウメ・プレンサさんによるもの。2枚目は現在GINZA SIXに展示されているクラウス・ハーパニエミさんの作品。毎回GINZA SIXの展示は見応えあって楽しみです。
アートをきっかけに世界中に行きたい場所が増えたり、楽しみができたのは、僕がオズマガジンに携わって最も良かったことのひとつ。今年も夏にアート特集を予定しています。
唐突で脈絡ありませんが、今日はこの辺で。
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