4月に申し込んだマイナンバーカードを受け取ってきました。マイナポイントってなんだっけ。
さて。『Sランクパーティーを無能だと追放されたけど、鑑定と治癒魔法で成り上がり無双』コミック&小説版読了。Sランクパーティーを追放されたニグリスだが、その鑑定スキルと治癒魔法は他の追随を許さないものだった。新たな仲間とともに、成り上がり冒険譚が始まる!
漫画から読みましたが、これがとても面白かった! ニグリスがとにかく弱きを助ける仲間思いのナイスガイ! 鑑定スキルはテンプレ通りだけど、そこで見えた能力に基づいて本人の人生を助けるための助言を与えるコンサル仕様で、キャラクターと相まったナイス設定。「君の能力なら剣より槍を使ったほうがいいよ」とか、なるほどね!って感じ。
そして真骨頂は治癒魔法で、単なる回復だけではなく自らにかけることでバリアとなり、何重にもまとうとそれは攻撃力にさえなるというのも、ありそうでなかった設定か。治癒魔法という名前に騙されるチートでした。「治癒士が後衛職だとあれが決めた!」という煽り文句がぴったりハマってたわ。
作画は、ここぞというところでの大きなコマの使い方が気持ちよくて迫力あるんですよね。キメのシーンのキャラクターの抜き方も、なんか心を捉えるように感じました。治癒魔法を表現したポワンポワンもいい感じです。それこれも、実直なニグリスのキャラが好感度高いから活きてるかな。
原作小説のほうは、またまた漫画とはちょっとテイストが違っていて、ニグリスのキャラがもう少しクールな感じというか、ちょっとぶっきらぼう。漫画はあの優しさがよかったけど、小説でそれだと青臭くなりすぎる気もするので、このくらいのバランスがいいのかも。
想像でしかないですが、小説をあとからコミカライズすると、全体を俯瞰したうえでいい塩梅の脚色ができるものなのかもしれませんね。それでよりよい作品となるのなら、とてもいい関係性なのかもしれないなと思うのでした。
ということで、おすすめの1作です。よりみちしながら、いきましょう。今日も、いい1日を。
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